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国立病院機構久里浜医療センター

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2017年12月26日 (火) 14:55時点における版

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国立病院機構久里浜医療センター

所在地 〒239-0841 神奈川県横須賀市野比5-3-1
TEL 046-848-1550
FAX 046-849-7743
   

断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定...治療外来開設
アルコール依存症などを飲酒量を減らして治療する「減酒外来」を国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)が今月設置した。
従来の治療法は飲酒をやめる断酒だが、先進的な試みとして飲酒量を減らすことを主な目標とする。
軽症者を含め多くの人に治療を始めてもらいたい考えだ。
アルコール依存症は大量のお酒を連日飲むことで発症しやすい。
肝硬変や膵炎になる恐れがある。
ただ治療の断酒は少量の酒も飲めないことへの抵抗感から、推計患者100万人余のうち治療を受ける人は数%にとどまる。
減酒外来では、飲酒量のほか、家庭内暴力など生活上の課題を医師が把握。
患者の希望を聞いた上で、飲む量を減らす、飲まない休肝日を設けるといった目標を立てる。
患者は実際に飲んだ量を記録するなどして、節度を持って飲む習慣を身に付けられるようにする。
海外では飲酒量の低減で断酒と同じくらいに心身の健康を改善できるという研究成果が出ているという。
同センターは、外来で診療を重ねて、効果的な助言の方法や飲む量を減らせた際の健康や生活への影響を検証する。
〔ヨミドクター 2017.04.26〔読売新聞〕〕 

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