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夜間中学校と教育を語る会

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2018年10月1日 (月) 22:01時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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夜間中学校と教育を語る会

<「こんばんは2」>映画で公立夜間中学増やそう 募金を
森監督が撮影した松戸自主夜間中学(千葉県松戸市)の授業風景=森康行監督提供
さまざまな事情で義務教育を終えられなかった人が通う「夜間中学」を知ってもらいたいと教員や卒業生、支援者らが、各地の夜間中学を取り上げた映画「こんばんは2」の製作を進めている。
15年前に完成した森康行監督(68)のドキュメンタリー映画「こんばんは」(92分)の特別版。
公立の夜間中学は現在、8都府県に31校しかないが、各地で新設が検討されている。
支援者は「公立夜間中学を全国に増やす力にしたい」と意気込んでいる。
夜間中学は戦後の混乱で昼間に働かざるを得ない子どもたちのために生まれ、現在は不登校経験者や外国人も学ぶ場として多様化している。
公立夜間中学のない地域などで、ボランティアが自主夜間中学を運営している。
2003年に完成した「こんばんは」は、森監督が東京都墨田区立文花中の夜間学級を1年半かけて撮影し、多様な年齢や国籍の生徒たちが互いに助け合いながら学ぶ姿を描いた。
03年度キネマ旬報文化映画1位など多数の賞を受賞し、劇場や自主上映会などでこれまで約1500回上映された。
17年2月に「教育機会確保法」が施行され、義務教育未修了者が希望すれば地方公共団体はできる限り夜間中学などに入学できるようにしなければならないと義務付けられた。
文部科学省は各都道府県に少なくとも1校は設置する目標を掲げ、来春には埼玉県川口市と千葉県松戸市で公立夜間中学が開校する。
文科省が昨年11月に公表した実態調査によると、6都道府県と74市町村が夜間中学の新設に向けた検討や準備を進めている。
こうした動きを後押しし、必要な人に夜間中学を知ってもらいたいと、卒業生や教員らでつくる市民団体「夜間中学校と教育を語る会」が、「こんばんは」の30分程度の特別版を作ってほしいと森監督に依頼し、快諾された。
今春から製作が始まった「こんばんは2」は、千葉県内の自主夜間中学のほか、神戸市や大阪府の公立夜間中学やその卒業生を撮影し、11月の完成を目指す。
森監督は「学びを求める人が全国にいることを紹介することで、学びとは何かを多くの人に考えてもらえる映像にしたい。夜間中学の増設につなげてほしい」と話す。
語る会のメンバーで、東京都足立区立第四中夜間学級の須田登美雄教諭は「必要とする人に夜間中学のことをより知ってもらいたい。映画を活用し、ニーズの掘り起こしを全国で進めたい」と話す。
中国残留孤児3世で、15歳で中国から帰国し、都内の夜間中学に通った清水幸子さん(23)は「夜間中学では同級生と助け合いながら楽しく進歩できた。新しい映画ができたら、安心して学ぶことができて、将来につながる場所があることを分かりやすく紹介できる」と期待している。
語る会は製作費の募金への協力を呼びかけている。
1口1万円で、協力した人には完成した際にDVDを贈呈する。
問い合わせは語る会の庄司匠さんのメールアドレス(ongid@live.jp)。
  〔2018年9/24(月)毎日新聞【高木香奈】〕

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