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子どもホッ！とステーション未来塾
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2017年11月15日 (水) 14:26時点における版
子どもホッ！とステーション未来塾
| 所在地 | 沖縄県石垣市 |
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| FAX |
［未来支える］子の夢実現へ学習支援 石垣に塾 軽食も提供 困窮・ひとり親世帯 対象
【石垣】学習意欲がありながらも経済的な理由などで塾に通えない子どもたちを支援する「子どもホッ！とステーション未来塾」が13日、市登野城の健康福祉センター内の子どもセンターに開所した。
対象は主に中学生で、専従支援員が進路実現に向けた学習支援や生活指導を行う。
放課後、家庭へとつなぐ子どもの居場所として、夕食まで学習に集中できるよう軽食も提供し、夢の実現をサポートする。
国の事業を活用した市子どもの貧困緊急対策モデル事業の一環。
市内では昨年度も市大川に同ステーションを開設した。
今回の未来塾では学習支援に重きを置く。
受託・運営するのは子ども・若者支援やひとり親世帯の生活支援などを担う一般社団法人サポートセンターＨＯＰＥ（山里世紀子代表）。
教職経験者や塾講師らが学習支援員として主要５教科を教える。
山里代表は「小、中、高と途切れのない支援ができるのが児童館。その機能もある支援の場の役割を担えて胸がいっぱい。『経済的負担をかけたくない』と親に遠慮して夢や希望を言えない子どもたちがいる。関わりの中で一緒に夢を見つけて応援したい」と抱負を語った。
開所式には関係者ら約20人が参加。
中山義隆市長は「児童生徒が学習に自信をつけ、円滑に学校や家庭生活が送れるよう、寄り添い型支援を行う。子どもたちが安心し、夢と希望を大きく育む場所になってほしい」と期待した。
利用できるのは困窮世帯やひとり親世帯などで定員は１日20人。
開館は火・水・木曜の午後６～９時。利用は無料だが申請が必要。
問い合わせは市児童家庭課、電話0980（82）1704。
〔◆平成29（2017）年6月16日 沖縄タイムス 朝刊〕
