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| <table class="wikitable shousai-table"> | | <table class="wikitable shousai-table"> |
| <tr> | | <tr> |
− | <th>所在地</th> | + | <th>NPO法人 学習塾HOPE</th> |
− | <td>〒370-0076 群馬県高崎市下小塙町1387−7</td> | + | <td>代表者:高橋寛</td> |
| </tr> | | </tr> |
| <tr> | | <tr> |
− | <th>TEL</th> | + | <th>住所</th> |
− | <td>027-333-4928 | + | <td>〒370-0076 高崎市下小塙町1387-7</td> |
− | </td> | + | |
| </tr> | | </tr> |
| <tr> | | <tr> |
− | <th>FAX</th> | + | <th>TEL</th> |
− | <td><tr> | + | <td>027-333-4928</td> |
| </tr> | | </tr> |
| + | <tr> |
| + | <th>FAX</th> |
| + | <td>● </td> |
| + | </tr> |
| + | <tr> |
| + | <th>メール・URL</th> |
| + | <td>6323h-t-takasaki-inter-gun@jcom.zaq.ne.jp |
| + | http://hope2012.com</td> |
| + | </tr> |
| + | <tr> |
| + | <th>SNS</th> |
| + | <td>Facebook: https://www.facebook.com/Npo%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%AD%A6%E7%BF%92%E5%A1%BEHOPE-1518230541613469/</td> |
| + | </tr> |
| </table> | | </table> |
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− | '''全ての子に元気を 無料塾・子ども食堂が連携「安心できる場に」高崎/群馬県'''<br>
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− | 様々な理由で家庭での学習が難しい子どもたちに、ボランティアで勉強を教え、学習後は夕食を提供する。<br>
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− | こんな取り組みを高崎市のNPO法人の無料学習塾と、子ども食堂の運営団体が連携して進めている。<br>
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− | 県もそうした活動を支援しようと、ボランティアの人材バンクを今年度から始める。<br>
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− | 学びと食事を提供し、子どもたちが安心していられる居場所づくりだ。<br>
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− | 「これ、試験に出るからしっかり覚えてね」<br>
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− | 問題集を広げる中学2年の女子に高崎経済大学の女子学生が声をかけた。高崎市下小塙町の「学習塾HOPE」高崎本校で週3回ある無料学習塾。<br>
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− | 午後6時半、10人ほどの小中学生の横にボランティアの学生や主婦らが一人ひとり座って教えていた。<br>
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− | HOPEは2012年、元高校教諭だった高橋寛さん(67)らが使わなくなった実家で始めた。<br>
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− | 現在は無料で借りられる公民館などを各地で探し、計8カ所で学生ら約30人の協力を得て運営している。<br>
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− | 午後8時半すぎ、ボランティア団体「高崎子ども食堂」のスタッフの女性が、子どもたちの夕食用に炊飯器やおかずなどが入った保温バッグを持って教室にやってきた。<br>
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− | 子どもらは勉強を終えると、食事の支度をして一緒に食べる。<br>
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− | 午後9時ごろにはほとんどの子どもは帰宅するが、なかには家庭の事情から自宅では勉強できないため、残って自習をする子どももいる。<br>
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− | HOPEと高崎子ども食堂が協力するようになったのは、昨春、カフェを運営していた矢沼裕子さん(53)らが「学び終えた子どもに夕食を提供したい」と教室の高橋さんを訪れ、声をかけたことがきっかけだった。<br>
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− | その後も何度か子どもの支援について話し合っていた。矢沼さんは仲間約20人と昨年8月、HOPE本校前の施設を借りて子ども食堂を始めた。<br>
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− | 経済的に困窮する親子らに家庭状況に応じた価格で夕食を提供しながら、HOPEで学ぶ子らに食事を出している。<br>
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− | 「経済的に恵まれなくても学ぼうとする子どもたちにしっかり食べてもらって体をつくってほしい。そのためにも学習面と食事面でうまく連携していきたい」<br>
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− | 県子育て・青少年課によると、3月末現在、県内にある経済的困窮者向けの民間の無料学習塾は26団体、子ども食堂は民間5団体のほか太田市、大泉町が実施している。<br>
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− | 県は、こうした団体のボランティア不足を補うための人材バンクを今年度から始める。<br>
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− | 協力したい人を募り、条件に合った団体を紹介する。<br>
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− | また新規に活動組織を立ち上げたり、事業を拡大したりする団体への補助制度も設けた。<br>
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− | HOPEと高崎子ども食堂のように団体の連携を促し、子どもの居場所を増やしたいという。<br>
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− | 高橋さんは「学びと、食事を別々の支援ではなく協力して支えたい。居場所ができれば子どもはより安心しながら成長できる。そんな環境づくりを手伝いたい」と話す。<br>
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− | 〔◆平成29(2017)年4月21日 朝日新聞 東京朝刊地方版〕 <br>
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− | '''無料学習塾:広がる ボランティアが支え 講師不足や資金難に直面 /群馬'''<br>
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− | 家庭の経済状況などさまざまな事情で、学習したくても塾に通えない子どもを対象にした無料学習塾が県内で広がっている。<br>
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− | 「子どもの貧困」への社会的関心の高まりが背景にある。<br>
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− | しかし、多くはボランティアによって支えられており、講師不足や資金難に直面している。<br>
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− | 「残り8分。やりたい勉強ある?」「漢字。もうすぐテストだから」 9月のある平日の夜、高崎市内の公民館。<br>
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− | ボランティア講師の女子大学生が尋ねると、中学1年の男子生徒(13)は即答した。<br>
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− | 午後6時から2時間半、女子大学生の指導で英語と数学の復習、予習を終えた後で、今度は漢字の練習を始めた。<br>
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− | 県内の無料学習塾の先駆け的存在のNPO法人「学習塾HOPE」(高崎市下小塙町)が平日の夜に開いている塾の一コマだ。<br>
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− | ソーシャルワーカーの紹介などで、主に生活保護世帯の子どもが利用している。<br>
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− | HOPEは現在、高崎市、安中市、玉村町の計5カ所で無料学習塾を開いている。<br>
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− | しかし、課題もある。県の事業は新規開設の教室が対象のため、以前から活動してきた団体には補助金が支給されない。<br>
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− | 「HOPE」もその一つだ。5カ所で教えている小中学生や高校生は計約20人。基本は「一対一」。<br>
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− | 講師は大学生も含め26人いるが、いずれもボランティアだ。<br>
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− | 主宰する元教員の高橋寛さん(67)は「もっと受け入れたいが、これ以上は無理」と訴える。<br>
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− | 太田市で活動するおおた女性ネットの宗像さゆりさんは「塾を長い間続けていると、小学生で初めて来た子が高校生になっても来てくれる。<br>
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− | でも、そうすると、学習内容のレベルも高くなるので、ボランティア頼みでは限界がある」と指摘する。<br>
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− | '''◇県がNPOなどに委託して今年度始める10教室の設置自治体'''<br>
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− | 吉岡町、榛東村、玉村町、東吾妻地区(東吾妻町、中之条町、高山村)、<br>
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− | 西吾妻地区(草津町、長野原町、嬬恋村)、利根郡、東邑楽地区(板倉町、明和町、千代田町)、大泉町、邑楽町、甘楽町<br>
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− | 〔◆平成28(2016)年9月8日 毎日新聞 地方版〕 <br>
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