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学習支援施設ミライ

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学習支援施設ミライ

所在地 静岡県菊川市
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日本語学習、コロナが奪う 外国人労働者派遣切り、通学できず NPO支援訴え
ミライの教室でポルトガル語の勉強をする子どもたち(1歳~6歳未満)=静岡県菊川市で2020年10月19日、古川幸奈撮影
新型コロナウイルスの流行で外国人労働者の派遣切りが相次ぎ、その子どもの教育の機会が失われている。
静岡県菊川市のブラジル人託児所・学習支援施設「ミライ」は保護者の失業により、月謝が払えないとして生徒数が激減した。
ミライは日本の公立校への進学を目指す子どもが日本語を学ぶ貴重な場。
運営するNPO法人は子どもが施設に復帰できるようにクラウドファンディング(CF)で月謝の寄付を募り始めた。
  「これは小さいかな、大きいかな」「ちいさーい!」。
10月中旬、小さな液体のりを持った先生が尋ねると、子どもたちの元気な声が室内に響いた。
菊川市の閑静な住宅街にある民家がミライの教室だ。
ミライは日系2世の黄地潔理事長(57)が私財を投じ、2017年に設立。
ポルトガル語(母語)や日本語を学ぶ託児所(1歳~6歳未満)の運営▽日本の公立校に適応するための日本語や文化の教育(6~12歳)――などを行い、これまでに300人以上が希望する日本の公立校へ進学した。
託児所は朝昼の食事も提供する。
施設に通う子どもの保護者の9割以上は工場などで働く派遣社員。
新型コロナが生活に及ぼした影響は大きかった。3月下旬ごろから「解雇されたので明日から子どもを通わせられない」という連絡が相次ぎ、在籍する子どもの6割にあたる50人が「休学」となった。
広報担当のヴィアナ沙織さんは「学びが止まると言語の習得が遅くなる。
日本の学校になじめず、入学しても不登校になってしまう可能性がある」と苦しい胸の内を明かす。
秋になり、雇用は少しずつ回復がみられるが、20人の子どもが教室に戻らないまま。
保護者の失業により、通いたくても通えない子どもの学習の機会を確保しようと、ミライはCFに望みを託すことにした。
目標の金額は、20人の1カ月の学費に相当する116万円。
資金が集まれば、無償で施設に通える。
黄地理事長は「社会から孤立する外国人の子どもを減らしたいと施設をつくった。協力をお願いしたい」と呼びかけている。
一方、ミライも月謝に頼る運営で、生徒数の減少によって、借金が1600万円に膨らんだ。ただし、公的な支援もなく、経営は楽観できない状況だ。
5歳の次女を通わせている市内のウメザキ・ケリーさんは「自動車部品工場で働いている。もしも、ミライがなくなれば仕事に行けなくなる」と訴えた。
寄付は「READY FOR」の専用ページ(https://readyfor.jp/projects/crechemirai)からできる。
締め切りは23日午後11時。
〔2020年11/10(火) 毎日新聞【古川幸奈】〕 

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