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少年サポートセンターせんだい

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2018年10月7日 (日) 12:29時点における版

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少年サポートセンターせんだい

<仙台七夕>少年の立ち直り支援 飾り作り 心豊かに
大学生ボランティア(右)と完成した七夕飾りの出来栄えを確認する子どもたち=仙台市青葉区の少年サポートセンターせんだい
仙台七夕まつり(6~8日)に向け、非行少年の立ち直りを支援する宮城県警の少年サポートセンターせんだい(仙台市青葉区)に通う子どもたちが、七夕飾りの制作に取り組んだ。
細かい手作業は心を落ち着かせる効果があり、他の子どもやボランティアらと触れ合う場にもなっている。
制作は3年目で、6~7月に計5回開催。不登校や引きこもりの若者を支援する市子供相談支援センター(同)に通う子どもも含め、延べ計約40人がサポートセンターに集まり、少年補導員に教わりながら和紙で花飾りを作ったり、折り紙を折ったりした。
先月18日にあった最後の制作会では「看護師さんになれますように」「たくさん勉強したい」といった願いをつづった短冊を吹き流しに張り、長さ2.5メートルの飾り3基を完成させた。子どもたちは、大学生ボランティア団体「ポラリス宮城」のメンバーと写真撮影して感想を語り合った。
毎回参加した仙台市の女子中学生(14)は「七夕飾りを作ったのは初めて。きれいにできたので、たくさんの人に見てもらいたい」とほほ笑んだ。
付き添った母親(32)は「家で娘に折り紙を教えてもらい、親子で大切な時間を過ごすことができた」と話した。
センターの少年補導員は「普段は心を閉ざしてしまいがちな子どもも夢中になって取り組み、笑顔が生まれた」と振り返る。
センターは立ち直り支援として畑作業や寺での座禅も取り入れており、今後も子どもの個性に合わせた支援活動を続けるという。
子どもたちの七夕飾りは8日まで、青葉区の一番町四丁目商店街のボウルサンシャイン仙台前に展示されている。
〔2018年8/5(日)河北新報〕

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