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志成館高等学院

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志成館高等学院

所在地 熊本県熊本市
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【令和に咲く】「本音」語れば何かが… 不登校経て活動(熊本市)・成毛侑瑠樺さん
教師と生徒が向き合う「対話プロジェクト」に取り組む成毛侑瑠樺さん
夏休みや冬休みの終わりが近づくと、成毛侑瑠樺[うるか]さん(19)=熊本市北区=の心はざわつく。
「不登校の子どもが死を選ぶかも…」。不登校だった時、死を考えたことがある。
「軽い気持ちで『死なないで』とは言えない。不登校でもいいんだと伝えたい」-。
3月まで高校生だった成毛さん。現在は大学進学を目指す一方、「公教育を変えたい」と奮闘している。 高校時代から取り組むのが、教師と生徒が向き合う「対話プロジェクト」。
知り合いの教師に声を掛け、熊本市内の中学校などで4回開催した。
生徒からの学校批判に、教師からは「私たちも頑張っている。学校がなくてもいいの」と本音が飛び出した。
教師たちの悩みを知った。
小学3年の頃。「私ブスだから」という友人の言葉に「そうだね」と応じたら、教師に怒られた。
「相手の意見を尊重したのに、なぜ怒られたか分からなかった」。
女子グループにうまくとけ込めず、不登校になった。
よく木々を写生していたという八景水谷公園で笑顔を見せる成毛侑瑠樺さん=熊本市北区 中学は別室登校。
教室に一時戻ったが、修学旅行先の沖縄の戦争資料館で、「キモイ」を連発する同級生の姿にショックを受けた。
「ここだけ見てレポートを書けばいい」と言う教師にも失望した。
「先生は、どうせ生徒は興味がないと思っている」。別室登校に戻った。
別室の教師は、意見を聞いた上で時間割を作った。
「不登校の生徒を見る目ではなく、『成毛侑瑠樺』を見てくれた。自分を肯定できるようになった」。
教師批判の気持ちが薄らぐのが分かった。
「公教育を変える」と始めた対話プロジェクトはまだ緒に就いたばかり。
今後の展開も見えない。けれども、本音で語り合えば何か見えてくるものがある。
それが分かったのは大きな収穫だった。
不登校の時、熊本市北区の八景水谷公園と坪井川遊水地で友人と写生をした。
たくさん木を描いた。
「木には『いい生き方をしてるね』と言ってくれた別室の先生のような包容力を感じる。私もそんな大人になりたい」。
今の目標は、大学で教育哲学を学ぶことだ。(文・熊川果穂=25歳、写真・西國祥太=29歳)
◇なるげ・うるか 2000(平成12)年生まれ。3月に通信制の志成館高等学院を卒業。
生徒と教師の「対話プロジェクト」開催には、若者の社会起業家を支援する東京の非営利団体から、10万円の資金援助を受けた。
よく木々を写生していたという八景水谷公園で笑顔を見せる成毛侑瑠樺さん=熊本市北区
●教育現場変える人かも 昨年8月、高校生だった成毛さん主催のイベント「#不登校は不幸じゃない」を取材したのが初対面。
学校に抱く疑問などで意気投合し、何時間も話し込んだ。
SNSでいろんな人とつながって、イベント開催につなげる積極性に驚いた。
教師の長時間労働など、深刻な問題がある教育現場。
成毛さんは自分の経験を生かして、何かを変えることができる人かもしれない。当たってほしい予感だ。 
〔2019年6/7(金) 熊本日日新聞(熊川果穂)〕

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