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| − | '''給付型奨学金：恵まれない子供の進学支援、18歳以上に支給 千葉市と財団法人協定／千葉'''<br>
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| − | 虐待や経済的な理由で親と暮らせず、児童養護施設や里親の元で育った子供たちの進学を支援するため、千葉市は、公益財団法人「新日育英奨学会」（千葉市美浜区、金綱一男理事長）と協定を締結した。<br>
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| − | 市が推薦する18歳以上の若者に奨学会が給付型奨学金を支給する仕組みで、全国的にも珍しい取り組みという。<br>
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| − | 児童養護施設や里親家庭で暮らしている18歳以下の子どもたちは昨年３月末時点で、市内に約170人いる。<br>
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| − | 施設にいられるのは18歳までで、施設を出た後、経済的理由から進学を諦めるケースも少なくない。<br>
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| − | こうした現状を踏まえ、市が財団に協力を求めて１月26日に協定を結んた。<br>
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| − | 推薦の対象になるのは大学や短大、専門学校に進学を希望している18歳以上。<br>
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| − | 在学中、毎月５万円が支給される。今年４月に入学予定の２人が既に奨学金を希望している。<br>
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| − | また、市でも学業や人間関係など学生生活の悩み相談に乗ることで進学後も学生たちをサポートしていくという。<br>
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| − | '''◇「貧困の連鎖断ち希望を」'''<br>
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| − | 市の担当者は「施設などにいた子供たちはこれまで進学しても経済的に苦しい立場にあった。貧困の連鎖を断ち、進学できるという希望を持ってほしい」と話している。<br>
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| − | 〔◆平成29（2017）年3月29日 毎日新聞 地方版〕 <br>
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| − | '''千葉市＋民間団体 連携 施設の子に給付型奨学金'''<br>
| + | [[Category:学習支援|しんにちいくえいしょうがくかい]] |
| − | 虐待や経済的な理由などで親と暮らせず、児童養護施設や里親のもとで生活する子どもたちの進学を支援しようと、千葉市は二十六日、公益財団法人・新日育英奨学会（千葉市美浜区）と協定を結んだ。<br>
| + | [[Category:児童養護施設|しんにちいくえいしょうがくかい]] |
| − | 市が推薦した子どもに、奨学会が月五万円の給付型奨学金を給付する。<br>
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| − | 市によると、こうした取り組みで自治体と民間団体が連携するのは全国で初めてという。<br>
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| − | 施設で生活できるのは原則として十八歳までで、多くの子どもたちが高校卒業後に退所する。<br>
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| − | 経済的理由から大学などへの進学をあきらめる子どもも多い。<br>
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| − | 新設される奨学金は、市の児童相談所の委託や仲介で、施設や里親のもとなどで暮らし、大学や短大、専門学校への進学を希望する十八歳以上が対象となる。<br>
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| − | 今年四月の入学予定者から適用される。<br>
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| − | 新日育英奨学会の奨学金は、理事長を務める市内の建設会社の会長の私財で賄われており、二〇一二年から経済的に恵まれない大学生に奨学金を給付している。<br>
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| − | 市が昨春、今回の取り組みを打診した。<br>
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| − | 定員は設けず、卒業までの間、月五万円を受けられる。<br>
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| − | 既に二人の希望者がいるという。<br>
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| − | 市はこの他、子どもたちが自立して生活できるよう、炊事や洗濯など家事のやり方を教えたり、児童相談所のケースワーカーらが相談に応じたりして、卒業まで支援する。<br>
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| − | 〔◆平成29（2017）年1月27日 東京新聞 朝刊〕 <br>
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| − | [[Category:奨学金のニュース|しんにちいくえいしょうがくかい]]
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