泉大津市子ども食堂
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調印式に臨んだダイエーの寺嶋晋・近畿事業本部長は「量はさほど多くはないが、市に有効活用してもらうことで廃棄コストも減らせる。双方にメリットがある。こうした取り組みを広げていきたい」と話した。<br> | 調印式に臨んだダイエーの寺嶋晋・近畿事業本部長は「量はさほど多くはないが、市に有効活用してもらうことで廃棄コストも減らせる。双方にメリットがある。こうした取り組みを広げていきたい」と話した。<br> | ||
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2016年11月10日 (木) 19:16時点における版
泉大津市子ども食堂
所在地 | 大阪府泉大津市 |
TEL | FAX |
捨てられる食品、集めて支援 泉大津市、ダイエーなどと協定 /大阪府
賞味期限が迫ったり外箱が破損したりしてこれまで処分してきた食品を自治体に寄贈し、自治体が困っている人に提供する――。
そんな協定を泉大津市がスーパーと結び始めた。
食品ロスを減らして困っている人を支援する取り組みは珍しく、伊藤晴彦市長は「子ども食堂などにも活用したい」と話している。
スーパーから市に提供された食品は、例えばDV(家庭内暴力)の被害から逃れて避難する女性や子ども、生活保護は受けてはいないが食事に困っている人らの食糧支援に使う。
需要が生じるたびに市がスーパー側に提供を要請する。
市は市内のスーパーに協力を打診し、7月28日に南海泉大津駅前に店舗があるダイエー(本社・東京)と協定を結んだ。
今月8日には、大阪いずみ市民生活協同組合(堺市)と同様の協定を結ぶ予定だ。
食品ロスを提供して要援護者の支援に回す取り組みは、ダイエーとしても初めて。
調印式に臨んだダイエーの寺嶋晋・近畿事業本部長は「量はさほど多くはないが、市に有効活用してもらうことで廃棄コストも減らせる。双方にメリットがある。こうした取り組みを広げていきたい」と話した。
〔◆平成28(2016)年8月8日 朝日新聞 大阪地方版朝刊〕