福山市青少年修学応援奨学金
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2016年11月16日 (水) 08:16時点における最新版
福山市青少年修学応援奨学金
奨学金制度 受験や入学準備費用貸与
「市青少年修学応援奨学金」制度は、大学や短大などへの進学希望者(25歳以下)が対象。
進学後に支給する従来の市奨学金と異なり、受験や入学準備費用として貸与する。
保護者または本人(独立生計者の場合)の住所が市内にある▽生活保護世帯、非課税世帯、児童扶養手当受給世帯のいずれかに該当する▽出身高校の学校長が推薦する―などの条件を満たしていることが必要。
日本学生支援機構など、他の奨学金との併用も可能。
8月前半に申請を受け付け、審議会で奨学生10人程度を決定。
16年秋以降、受験料や交通・宿泊費などの受験資金に20万円、合格決定後には入学金や引っ越し費用などに80万円(いずれも上限)を貸与する。
受験資金の貸与は、合否を問わないが、受験後に領収書を提出する必要がある。
実費が貸与額を下回った場合は差額を返還する。
入学準備金は進学先を卒業した場合、返還が免除される。
15年4月に市内の男性が寄付した3億円を基金として活用。
市教委学事課は「学びたいという意欲を持ち、努力をしながらも進学が難しかった人たちが道を切り開く足掛かりにしてほしい」としている。
8月下旬に予定する審議会の委員を若干名募っている。
市内在住者が対象。4月28日までに申し込む。
問い合わせは学事課(084‐928‐1169)。
〔◆平成28(2016)年4月16日 山陽新聞 朝刊〕