カスタム検索(不登校情報センターの全サイト内から検索)

 
Clip to Evernote  Twitterボタン  AtomFeed  このエントリーをはてなブックマークに追加  


霧の中の生活を続けていた ⁉

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
2022年7月20日 (水) 23:17時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索
Icon-path.jpg メインページ > ひきこもり百景 > 霧の中の生活を続けていた ⁉

霧の中の生活を続けていた ⁉

小学生になるまでの子ども時代をよく思い出します。
周りのことをほとんど気にせず思うままにふるまっていたいろいろなことです。
友達をたたいたり、たたかれたりしたことも生きいきとしていて、今になっても実感がよみがえることがあります。
いつのころからか、そういう行動が途切れました。
記憶にぼんやりと出てくる小学生高学年あたりからの記憶は変わっています。
記憶が薄れています。
いつも人の影に隠れ、家でもひっそりとしていたのです。
授業中もぼんやりとしていたのでしょうか。
ふと気づくと私の周りには誰もいません。
親からは罵声と無視が続いていたことがときどき、でも強烈によみがえることがあります。
しばらく前からひきこもり経験者の集まる居場所に来て少し顔見知りになった人がいます。
その人に誘われて勉強会に参加しました。
人間関係づくりがテーマでした。
人のよさを認めるとか、あいさつは大事とか、本当に初歩的なことを話しています。
初めのうちは子どもっぽい、ばかげていると思っていたのですが、私の方を向いて「あなたはできていますか?」と笑顔で問われてウっと声が詰まりました。
そんなことは気にしたことはなかったのですが、そんな初歩的なことさえ自分にはできないからです。
自分はそういうことをしていない、できる気がしないのです。
なぜそうなったのか? 
思い出すことの多い子ども時代につづくのは、自分がどこにいるのかつかめないまま霧の中の生活をしていたのです。
周りからの罵声をさけようとしていたはずなのに、いつの間にか人の声から離れて生活するようになってきたのです。
それがわかりました。

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
地域
不登校情報センター
イベント情報
学校・教育団体
相談・支援・公共機関
学校・支援団体の解説
情報・広告の掲載
体験者・当事者
ショップ
タグの索引
仕事ガイド
ページの説明と構造
ツールボックス