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静岡県社会福祉協議会

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静岡県社会福祉協議会

所在地 静岡県
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子ども食堂 交流の場に 「貧困」の枠越え 幅広い世代集う-県内 2年で倍増
地域の子どもたちに温かい食事や居場所を提供する「子ども食堂」。
静岡県内でも新たな施設の開設が相次いでいる。
県社会福祉協議会の7月の調査によると、継続的に運営している施設は2016年の29カ所から63カ所に倍増した。
子どもの貧困への関心や子ども食堂の認知度の高まりが背景にあるとみられる。
最近は子どもだけでなく、地域の多様な世代が交流する場としての活用が進んでいる。
「ここに来ると友達が増える」。
藤枝市の「かいらハウス」で月に1度行われる「おい・わか・こども食堂」を手伝いに来た小学生スタッフの女子児童(10)は笑顔をみせた。
食卓にはカレーライスやサラダ、デザートが並び、子どもたちのにぎやかな笑い声に包まれた。
食堂のコンセプトは「食を通して世代間の交流を図る場」。
子どもだけでなく、高齢者も集う新たな「居場所」だ。
運営スタッフの野村美成さん(72)がギターを弾き始めると自然に輪ができ、歌声が広がる。
女子児童(11)は「お年寄りが優しく話してくれたり、知らない歌を教えてくれたりする。家でできない体験がたくさんできる」と話す。
7月に県と県社協が主催した子どもの居場所を考えるセミナーでは、子ども食堂について運営者から「貧困というイメージが強く、行きにくい子もいる」などの意見が相次いだ。
現在は十分な食事を取ることができない幼児や児童、生徒だけでなく、「おい・わか・こども食堂」のように家庭の経済事情に関係なく、幅広い世代の地域住民が集う居場所を目指すケースが増えてきている。
県こども家庭課の担当者は「各地でモデルとなる先駆者の活動事例が増えてきて、横のつながりもできている。やりたい人が参入しやすい環境がある」と急増の背景を分析する。
県社協の高橋邦典事務局長は「食事は社会的な交流を生む場。支え手と受け手の垣根を取り払うような居場所作りを推進していきたい」と話した。
□国も役割に注目 「思いあれば始められる貢献」 支援発信のNPO理事長
「子ども食堂は思いがあれば、誰でも始められる社会貢献」-。
そう語るのは2013年に東京都豊島区でこども食堂を開設し、先駆的な支援の在り方を全国に発信してきたNPO法人「子どもWAKUWAKUネットワーク」理事長の栗林知絵子さん。
「この3年ほどで、子どもの貧困が問題として認知され、何とかしなければという思いがある方がとても増えてきている」と説明する。
県社会福祉協議会によると、県内での実施主体は「任意団体・個人」が47・6%と約半数を占め、「NPO法人」39・7%、「社会福祉施設」12・7%と続く。
国も子ども食堂の役割に注目し、取り組みの活性化を促している。
6月28日には厚生労働省が都道府県知事や政令市市長などに宛て、子ども食堂の活動推進に関する文書を通達。
食育や居場所づくりに加え、高齢者や障害者ら地域住民の交流拠点としての機能にも期待を示した。
〔◆平成30(2018)年8月14日 静岡新聞 朝刊(垣内健吾/清水支局)〕

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