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ARCH(アーチ)

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'''ホームレス 夜は2.5倍 20年五輪へ支援を提言 市民団体 都の昼調査と比較'''<br>
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ホームレス問題を研究している市民団体「ARCH(アーチ)」は二日、東京のJR山手線沿いを中心とした都心十一区の夜間のホームレスの人数は、都が調査している昼の人数に比べ二・五倍だったとの調査結果を公表した。<br>
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海外では五輪を機にホームレス政策が進んだ例があるとして、都も二〇二〇年大会に向け、本気で住居や仕事の提供などの支援に取り組むべきだと提言している。<br>
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東京工業大の学生らが一五年に設立したアーチは一六年から終電後に調査を続けてきた。<br>
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三月は、千四百十二人いたことが判明。<br>
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都は昼に年二回の調査をしているが、同じ十一区で昨年八月は五百六十二人だった。<br>
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都は目標として「二四年度までに全てのホームレスが地域生活へ移行」を掲げるが、アーチは「二〇年大会に向けた目標がない」と指摘。<br>
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一二年ロンドン大会では市や国、市民団体などが連携し、政策の抜本的な見直しを行ったという。<br>
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共同代表の河西奈緒さん(32)と北畠拓也さん(27)は「路上で寝ている人を皆が気にかけ、支え合おうとする優しい都市を目指したい」と話した。<br>
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〔◆平成29(2017)年5月3日 東京新聞 朝刊〕 <br>
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'''くらしナビ・ライフスタイル:ホームレス支援へ実態調査'''<br>
 
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東京五輪・パラリンピックを前に、路上で暮らす人たちの実態を把握し、ホームレス状態の解決を目指そうと、研究者や支援団体メンバーらがこの夏、深夜に路上生活者の人数を数えた。<br>
 
東京五輪・パラリンピックを前に、路上で暮らす人たちの実態を把握し、ホームレス状態の解決を目指そうと、研究者や支援団体メンバーらがこの夏、深夜に路上生活者の人数を数えた。<br>
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2017年5月17日 (水) 20:28時点における版

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ARCH(アーチ)

ホームレス 夜は2.5倍 20年五輪へ支援を提言 市民団体 都の昼調査と比較
ホームレス問題を研究している市民団体「ARCH(アーチ)」は二日、東京のJR山手線沿いを中心とした都心十一区の夜間のホームレスの人数は、都が調査している昼の人数に比べ二・五倍だったとの調査結果を公表した。
海外では五輪を機にホームレス政策が進んだ例があるとして、都も二〇二〇年大会に向け、本気で住居や仕事の提供などの支援に取り組むべきだと提言している。
東京工業大の学生らが一五年に設立したアーチは一六年から終電後に調査を続けてきた。
三月は、千四百十二人いたことが判明。
都は昼に年二回の調査をしているが、同じ十一区で昨年八月は五百六十二人だった。
都は目標として「二四年度までに全てのホームレスが地域生活へ移行」を掲げるが、アーチは「二〇年大会に向けた目標がない」と指摘。
一二年ロンドン大会では市や国、市民団体などが連携し、政策の抜本的な見直しを行ったという。
共同代表の河西奈緒さん(32)と北畠拓也さん(27)は「路上で寝ている人を皆が気にかけ、支え合おうとする優しい都市を目指したい」と話した。
〔◆平成29(2017)年5月3日 東京新聞 朝刊〕 

くらしナビ・ライフスタイル:ホームレス支援へ実態調査
東京五輪・パラリンピックを前に、路上で暮らす人たちの実態を把握し、ホームレス状態の解決を目指そうと、研究者や支援団体メンバーらがこの夏、深夜に路上生活者の人数を数えた。
東京都台東区、墨田区、渋谷区、新宿区、豊島区で、昨年同時期の都の調査の2・65倍にあたる計1135人(速報値)を確認した。
○五輪前、脱却目指し
「2016夏・夜間東京ストリートカウント」と題し市民参加型の夜間路上ホームレス人口調査を実施したのは、研究者やホームレス支援に取り組むNPOメンバー、ボランティアらでつくる「ARCH(アーチ)」。
東京工業大に事務局を置き、「路上で寝ている人がいても皆が見て見ぬふりをして素通りしていく社会ではなく、皆がその人のことを気にかけ、支え合おうとする社会」を実現しようと、調査・研究や政策提言を続けている。
これまでの五輪開催都市の中には、見栄えをよくすることを目的に、ホームレスの人々を路上から排除したり、五輪期間中に路上生活者をシェルターに隔離したりする「追い出し政策」を実行するケースがあった。
一方、2012年のロンドン五輪の際には、「12年までにラフスリーピング(野宿)を終わらせる」という目標を4年前に打ちだし、英国政府やロンドン市、民間の支援団体が一体となって行動。
官民が共通のオンラインデータベースを使うことで野宿者1人ずつの情報を共有し、それぞれの生活実態に即した形で路上生活からの脱却支援を効果的に進めた。
○都の結果と差異
東京五輪まで残り4年。東京都は長期ビジョンで「24年度までに全てのホームレスを地域生活に移行する」と目標を掲げている。
都は夏と冬の年2回、「ホームレスの実態に関する概数調査」を実施し、日中に公園、道路、河川、駅などで路上生活者を目視で数えている。
しかし、昼間は仕事をしていたり、人目を避けて図書館やコンビニエンスストアで過ごしたりする人も多い。
支援の現場では、都の概数調査の結果は実際の人数とはかけ離れていると指摘されていた。
このためARCHは、ある日の終電後に支援団体や市民ボランティアとともに路上生活者をカウントして実数を把握することを企画した。
今年1月に渋谷区、新宿区、豊島区で1回目のカウントを実施したところ、都調査の239人に対し、2・8倍の671人が確認された。
2回目の今回は範囲を拡大し、8月3日未明に墨田区と台東区で、翌4日未明に豊島区、新宿区、渋谷区で、前回より60人多いボランティア計171人が参加した。
○夜間の様子把握を
記者はJR南千住駅前を3日午前1時に出発し、徒歩で隅田川沿いと隅田公園を約2時間半歩きながら、5人チームでカウントした。
路上で寝ている人や段ボール、大きな荷物を持って寝場所を探して歩いている人を見かけたら、性別や地点、時刻、服装、特徴、野宿の状態、常設か仮設かを記録する。
この日は雨が降っており、多くの人が橋のたもとやアーケードの下で雨露をしのいでいた。段ボールを敷いたり、囲いを作ったりして、すすけた服で体を丸めるように寝ている人が大半だった。
住む家がない「ホームレス状態」と、「路上生活者」とは厳密には異なる。
ホームレス状態には、ネットカフェや終夜営業の喫茶店で夜を明かし、昼間に路上に出てくる人々も含まれる。
日中に姿が見える人だけを数えて支援策を立案するのでは、「全てのホームレスを地域生活に移行する」ことは困難だ。
ARCHの河西奈緒共同代表は「五輪開催という機会に、路上で生活している人を地域で見守る社会を目指したい」と話しており、今後も定期的に調査を続ける方針という。
〔◆平成28(2016)年8月30日 毎日新聞 東京朝刊〕

  

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