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Center:第4回「片隅にいる私たちの想造展」

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第4回「片隅にいる私たちの想造展」

不登校情報センターの第4回創作展示会。 
2006年2月の太田勝己作品展を継続し、創作活動をする人たちの作品発表の機会を求めていました。
前回に引き続き東京聖栄大学の教室を会場にお願いしました。
日時=2010年5月2日・3日。
会場=東京聖栄大学。
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第4回想造展が無事終了

〔2010年5月5日〕
第4回想造展が終わりました。
総括文とこれからの方向を考えてみたのですが、まとめた報告書としては未完成です。
そこで、出展者、出展作品、それへの感想文を先に載せてみます。

(2-2)出展者と出展作品のリストと感想

*太田勝己……rain=額に整理した6点(一部はがれている)、その他いろいろな作品を展示しました。
作品には未完成、制作途中のもの、作品名がないものがあり、整理する方式が必要です。
⇒繰り返しの繰り返しの繰り返しの青。

*諸星ノア①アクリル絵18点(カッパ号、ウルトラマンA、緑の大樹・三沢光晴、しとしと嫉妬、太陽にほえろ! カキ氷食べタイ、待ち合わせ、アトランジャー、あやうし!ライオン仮面、ウルトラ銀河伝説、スペクトルマン、ロボ力車、太陽のトンネル、必殺仕置人、クッキンアイドル、玉乗り命がけ、鬼太郎親子、大ちゃん踊りだす)。
「ゲゲゲの女房」がはじまり、おどろきばかりです。まんがを見ては思わなかった作者の人物像が見えてきました。やさしい鬼太郎ですね。 絵の具のぬりがきれいだと思いました。でもフォトショップで描かれた“スペクトマン”もかわいい。絵もひとつひとつおもしろくて、絵本もすごくよかったです。ポストカードに向いています! 展示のしかたやマンガなどサービス精神あるなと思いました。
昭和30年代生まれなので、色調がレトロでなつかしさを感じました。絵本もとても楽しく読ませてもらいました。
しとしと嫉妬=おもろい。

*諸星ノア②フィギュア8点(プロレスラー・ジャイアント馬場、プロレスラー・タイガー・ジェット・シン、プロレスラー・ミスター・ポーゴ、プロレスラー・武藤敬司、子役・福原遥、ジュニアアイドル・西永彩奈、AV女優・七海なな、ジュニアアイドル・相川聖奈)。

*諸星ノア③『矢追純一―UFOスペシャル!』
仕掛け絵本が大好きなので楽しく頁をめくらせて頂きました。色使いも懐かしく、昔の印刷みたいで好きです。手作りの仕掛け絵本は味があってとても素敵です。
話の構成も無駄がなくて、プロの作品だなー! と感激しました。イラストや漫画、いろいろな才能が素晴らしくて、良い作品を見せて頂けて嬉しかったです。個人的にはまた仕掛け絵本の作品を見せて頂きたいです☆
思わず「♪チャララ-ン」に笑ってしまいました(TV番組は見たことないけど)。量産できないのが残念。でも楽しませていただきました。ノアさん史上最高傑作! と私は思います。

*諸星ノア④『美少女合唱戦士ハモルマン-諸星ノア創作短編漫画集』
とても読みやすいです。(大人になってから…)漫画はときどき読み進めていくときにスムーズにいかない感じを受けるのですが、(絵とストーリーが)とても入ってきて腕の良い作家さんだなーと、読んでで最初に感じました。お話もシンプルでかわいいかんじです。好きです。
こちらも楽しい! ちょっとお下品なところもあるけど。発想のユニークさ。丁寧な製本ですね。

*スピカ…合計16点の毛糸作品(ジャケット、ブラウス(2点)、ショルダーバッグ、ハンドバッグ、トートバッグ、帽子、レース編みセット、レース編みドイリー(2点)、ポケットティッシュ(ピンク、白の2点)、ミニバッグ(白、黄の2点)、ストラップ、セーター)。
親の会で何回かお目にかかっています。セーターとてもすてきでした。ちょっと高かったので買えませんでしたが…。レース編みとミニバッグを買いました。大切に使います。

*アオカナブン……人物画4点。
顔を両手だおさえた(?)女の人の絵…かっこよかったです。男女の絵とてもかっこよかったけど、このハがちらばってて、線がつよくて、好きです。とてもオシャレ。顔がかげに隠れている絵も、オシャレのような、こわいような感じでかっこいい。
顔を両手で押さえた人の絵の、パッと強い感じいいなと思いました。
→ど迫力。

*碌……重ね切り絵6点(届かぬ扉、My home on The melt down I scream、別っ世界、KAGUYA、“ステンドグラス”、追加作品無題)。
切り絵の額と絵が調和していてとてもすてきだと思いました。額の細い作業(デザインと切ること)はとても時間のかかることですが、すばらしいです。絵はピンクと黒の色調が気持ちよくて、あたたかい気持ちになりました。
My home on The melt down I screamは、かわいいようでどろどろしていて、おもしろいなと思いました。バイオみたいな、顕微鏡でのぞいたような図柄も。ステンドグラスはほんとにすごい。すごくすてきです。
届かぬ扉=桃幻想、タコ的。

*上塔絶人……異常快楽俳句群3点+『闇の御伽箱』
俳句でスプラッター的視点はユニーク。あえて不快感をかきたてる表現もありでしょう。
一見、刺激的だったり、過激に見える句も、すごくすっと真ん中についていて、強い句だなと思いました。ただ刺激的なだけじゃなく、かっこいいなと思いました。自分は個人的に「散る桜ヘドロを友に川の上」と「土筆野にカメラ目線の変死体」が好きです。
⇒げに恐ろしい人間の性「真実」「現実」。

*M……オリジナル(クロッキー)
たくましさを求めているのかな。元気でやっているように思えます。会ってみたいですね。

*けい……絵手紙(りんご)、風景写真2点
山里の風景の写真が、印象に残りました。
光を感じとても気持ちがいいです。写真がこんな風に映せるといいですね。
けいさん。創造展来られなくて残念でしたね。写真と絵はがき展示してあるの拝見しました。色がきれいな感じがしました。
⇒センサイな多様性。

*tana-p……写真「写都市2010」6点(アンモナイト1、アンモナイト2、鳥籠の花、碧空、波紋、シルエット)。
アンモナイト2=個人的に、この中からのぞきこんだ感じと、穴から外をのぞく感じが好きです。ほんとにアンモナイトとか貝みたい。
シルエット=暗くなってきて、ライトが光りはじめた時間の、夕焼けとくらやみと、テールランプが一つに入っていて、良いなと思いました。

*YURI. D……絵画5点(ディスポーザー、一体どこから? 花と重なる、 年賀状集)。 ⇒イマジネーション、不思議。 ディスポーザー=色彩が豊かですね。ビビッドのような淡いような、ちょっと日本人ばなれした表現です。バランスが絶妙ですね。
YURI.D さんの絵で光るのは色づかいの彩やかさ、細部にまで行き届いた画と線の追求、それらが全体の構成のなかでおかれているバランスのように思います。美は乱調 にある、ときいたことがあります。YURI.Dさんの絵には乱調らしい乱調がない(目立たない)気がします。乱調を取り入れられる構造があれば、さらにい いのではないかと(色彩のびっくりを含めて)、さらによくなるのではないかと、勝手に思いました。
一体どこから?=緑のシャツの色、柄(デザイン)が、きれいだと思いました。右下の鳥(ハト?)の絵が、躍動感があり、生きいきしていて、ハトの色のぬり方が微妙ないろあいがきれいで、目を引きました。

*みおこ……手芸作品9点(鍋焼き3点セット、バスマット小、ブレスレット2点、ブレスレット&指輪、コサージュ、ネックレス+ブレスレット+指輪、髪飾り、コサージュ)。

*千年彗星……組み絵5点(天界の気持ち) 幸せ届けますはセット(?)をふくめて絵の雰囲気を広げていて、良いなと思いました。個人的には「お気に入りの場所」の絵が好きです。 作品名の雄大さに比して絵のかわいらしさが、ある種のショックです。絵を描く技術に到達したうえで、崩してシンプルにして欲しいのですが、これは文句のいいようがない?

*さめ……アクリル画新作5点(アスモデ、ネコの絵、自分絵コラージュ)。
アスモデ=目がいっぱいある人(?)の絵。こくて、よく見ると空間が不思議で気になりました。はくさいと砂ばくと足と女性と怪物の絵(?)。はんがみたいに見えてかっこいい。
ネコの絵=きれいです。

*satoko……絵5点(アツンメトリー、ふくすけの春、月夜のレクイエム、バラ、花)。
「ふ くすけ」シリーズ-シリーズにしているのがユニークデいいです。シリーズをつづけてください。販売する・販売しない、ネットショップに載せる・載せないが わかれていますが、イミは? 気に入りのものは「売らない」「載せない」になっているのでしょうか? 月夜のレクイエムのネコの後ろ姿も「ふくすけ」シ リーズの“キャラクター”につづく、キャラクターになるかも…。
女の人がかっこいいと思いました。ドレスの線が絵の具なのでしょうか、上半身の線が好きです。色もきれいです。

*七篠風太郎……3DGからの立体出力作品・ミニストラップ3種。

*ちゃれんじキャロット……ペーパービーズ。
きれいです。つくりたい。

*yukimi……絵はがき集「心のかけら…」。
⇒センサイな心情。

*発行済みの冊子等…諸星ノア『カットワークス(1)』『カットワークス(2)』、零夢(JEROMU)『カットワークス』、makiko『カットワークス』『TEARS』、お惚け者『世間は虚仮なのよ』。
*新作の冊子等…斯波盤宝『しあわせ村によく来たね』、寺田敦夫『シュンジ号壊れる』、中崎シホ『狂詩曲』。
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想造展に新たな目標さがし

〔2010年5月7日〕
  想造展の総括を巡り、今日も2、3人と話しました。
今後のことを考えたとき、目的・目標をどのように設定するのか考えることが多いからです。
今度の第4回は、(1)出展者を20名以上に、(2)参加者を200名以上に、(3)参加者からの感想を多く聞けるように、(4)ネットショップの開設、の4点です。
このうち(1)と(4)は到達しましたが、(2)の参加者ははるかに届きませんでした。
それが関係して(3)の感想文はある程度は集まりましたが十分ではありませんでした。

(2)の参加者数は新聞掲載に左右されます。自分の意思や力ではどうしようもないものに頼るわけです。
広報・宣伝面はいくらかカバーはしてきましたが、新聞の影響を越えることはできません。
自力以外の要素に頼ることを目標にするのはいいこととは思えません(目標から外すのではなく目標の1項目におく)。

そこで仮に新聞掲載がなく、参加者が少なくても、創造展開催が充実する、意味を持つものにすることが、新たな目標に取り入れられないのかを考えました。
今回に例では、実演会があります。
一時は止めようとしていたのですがある人の「いつ始まるのですか」の声に助けられて実現しました。
もう一つは出展者同士、参加者を交えての直接の意見交流、作品つくり交流会です。
参加者が多くなれば、自然と自分の作品を語る機会も多くなると思います。
それとは別に参加者が少ない時にも企画していく手があるのかもしれません。
この2つが新たに次回の目標に何らかの形で取り入れられないかを考えています。

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