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Center:(4)「基本的な社交性」

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
2012年4月23日 (月) 20:46時点におけるWikifutoko-sysop (トーク | 投稿記録)による版
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(4)「基本的な社交性」

「人間関係を築こうとするには“基本的な社交性”が必要なんです」
ある話し合いの機会に、Sくんが言った言葉です。
精神的自立の程度には幅があります。
低位のレベルで精神的自立に届き、家から出られない状態から抜け出たばかりの人が一方にいます。
他方には短期のアルバイトをくり返すなど社会参加を試みる高位の精神的自立に届いた人もいます。
その精神的自立の低位と高位の間に流れる川に架かる橋、それがこの“基本的な社交性”と位置づけてみることができる気がしました。
AさんとBさんの違いは、この橋を渡る前と渡った後の違いと考えることもできるでしょう。
Sくんの発言をききながら、私が考えていたことは少し別のことでした。
Aさんはこの橋に向かっていくには何が必要なのだろうか、という点です。
技術的には、社交(対人関係)に必要なマナー、常識的なことを身につけることでしょう。
しかし本質的なことはそれとはまた違うでしょう。
人間への信頼感、安心の獲得でしょう。
もっとつきつめれば自分自身が信じられることに向かって何かを感じ、つかむことでしょう。
この道に固定的な特効薬的な方法はありません。
もしかしたら(私の勝手な推測かもしれませんが)意図的に快適さや嬉しさを表現していくことが、その方法(道)の一つかもしれません。
というのは、カウンセラー的な人、親・家族を含めて周囲の人が応援するのは、その人のよさを見つけ、可能な役割を認め、ほめていくことにあると思うからです。
本人が嬉しさを表現していけば、周囲の人は、認めやすく、ほめやすくなります。
もちろんそれで全てうまくいくとは限らず、粘り強さは欠かせませんが…。
Sくんのいう“基本的な社交性”は、当事者の会に参加しているSくんの実感から出た言葉です。
精神的自立が低位にある人とは人間関係が築きづらい、友人にはなりづらいという体験が読みとれる重みのある言葉です。

〔3〕コミュニケーションの場
(1)「受け入れの保証を求め、確認する」
(2)「受け入れを求められたBさん」
(3)「確認を求める行動の意味」
(4)「基本的な社交性」
(5)「常識のある人との友人関係を求める」
(6)「本人のもつ力による」
(7)「何でも話し合える友達を募集」
(8)「絶対に自分を裏切らない人」
(9)「心を開けば引きこもりから抜け出せる」
(10)「引きこもりは自意識過剰なのだから」
(11)「被害者意識は自分を正当化できる」
(12)「自分を受け入れる」
(13)「いまいるところが出発点」
(14)「優柔不断であること」
(15)「迷惑をかけることになる」
(16)「断れない」
(17)「言いたいことを言えない」
(18)「相手との間に壁があると話しやすい」
(19)「親しくなるとつきあいづらい」

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