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Center:(9)「心を開けば引きこもりから抜け出せる」

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
2011年10月5日 (水) 21:25時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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(9)「心を開けば、引きこもりから抜け出せる」

引きこもり状態から抜け出せたある人の言葉です。
これは結果論ですが、一つの論拠です。
人はなぜ心が開けたのでしょうか。
なぜその人に対して心が開けるのでしょうか。
おそらく相手が話しやすかった、自分を受け入れてくれそうだった、だから自分の心の内をあかすことができた、そういう経過があったと推察できます。
心を打ちあけて話されたほうは、それにおおむね比例する幅の中で、また心を打ちあけて心を開いてくれるものです。
もちろん例外もあるとは思いますが、人間関係はそういうものでしょう。
そうすると一見、相手しだいで心を打ち開けられるかどうかが決まるように見えます。
心を打ち明けられるかどうかに人間同士の相互性があるという意味では、その通りです。
しかし、より本質的なのは、相手の受け入れ方によっては、自分は心を開いて話せる状態になっていることでしょう。
もう一度言い直しましょう。
相手ではなくて、自分の状態がある程度心を開ける程度にまでなっていて、相手が受け入れると思われると、それを実現しやすいのです。
相手ではなく、自分が主であると思います。
自分が心を開いて話せるような状態になっているから、相手によっては心を開いて話せるのです。
自分が心を開いて話せる状態であっても、相手によっては心を開けないとは、むしろ当然なのです。
「心を開く」と言う面から、カウンセラーの役割が出てきます。
一つは、話しやすい相手になること。
もう一つは、当事者が“相手によ
っては”心を開いて話せるようになることを支持すること。 後者が主な役割です。
それはカウンセラーが話しやすい相手になることによって、それに当事者がカウンセラー以外の人とさまざまな形で関わったり、一人でも何かに取り組んでいける機会を、協力して見つけ出すことによって、徐々に可能になるのだと思います。
そこで育つ内容は、基本的には人間への安心感、信頼、本人の自信のある程度の上昇でしょう。
言いかえれば、精神的自立が低位から上位に高まるのを支持するのがカウンセラーの役割なのだと思います。

〔3〕コミュニケーションの場
(1)「受け入れの保証を求め、確認する」
(2)「受け入れを求められたBさん」
(3)「確認を求める行動の意味」
(4)「基本的な社交性」
(5)「常識のある人との友人関係を求める」
(6)「本人のもつ力による」
(7)「何でも話し合える友達を募集」
(8)「絶対に自分を裏切らない人」
(9)「心を開けば引きこもりから抜け出せる」
(10)「引きこもりは自意識過剰なのだから」
(11)「被害者意識は自分を正当化できる」
(12)「自分を受け入れる」
(13)「いまいるところが出発点」
(14)「優柔不断であること」
(15)「迷惑をかけることになる」
(16)「断れない」
(17)「言いたいことを言えない」
(18)「相手との間に壁があると話しやすい」
(19)「親しくなるとつきあいづらい」

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