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Center:2010年7月ー情報収集実務も通常業務に加える準備

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
2011年3月23日 (水) 10:18時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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情報収集実務も通常業務に加える準備

―ワークスペースの取り組みを広げる 〔2010年7月〕

(1)情報入手用の基本データを整理

 先月は「創作活動を社会参加の手がかりに〔企画案〕」として、今後の不登校情報センターの取り組み方向を、特に助成申請の応募書類を説明する立場からまとめてみました。
 今月、というよりも7月に入ってから具体的に取り組んできたことは、不登校情報センターの通常業務というべき、情報入手の取り組みとその事務書類の整理でした。情報入手は、新年度に入ってからのスクール関係の情報更新が中心になります。合わせて相談室関係、就労支援団体、訪問活動、留学機関の情報更新および新規団体に情報提供の依頼をしました。  これらの依頼への回答は相当量あり、その処理作業が続いているところですが、回答は十分ではあり ません。通常の回答は依頼の2~3割程度ですから特に低いわけではなく、これまでの回答率のなかでは、むしろ高い方に入るでしょう。不登校情報センターと ホームページの信頼性はかなり高くなっていると判断できます。いずれにしても回答到着はまだ途中です。

 この作業の重要な一面は、ホームページ上で掲載する情報の背後にある情報機関の実務に入ることです。7月は事務的作業をするための基本データを抜本的に改変しました。不登校情報センターの主な役割は支援団体の情報提供です。ところが情報提供をするためには情報集め(情報収集)をしなくてはなりません。  この情報収集の元になるデータをどの程度把握しているかが、情報提供の質量をきめる基本的な能力です。これがなければ情報提供は底の浅いものになります。実に大量にあります。大量にあるとは不明瞭なもの、輪郭のはっきりしない掲載以前の確認を必要とするデータが多くあることです。その意味で大量すぎて扱いにくく、継承するのが難しいのです。それを引継ぎ可能な程度に整理を進めたものと理解してください。
 7月に取り組んだのは、この情報収集という事務的な作業をするための基本データの作り直しでした。この部分もいずれは何らかの方法で引き継げるようにしておかなくてはならないのですが、それに着手したことになります。未完成ですが相当に進みました。

 誰にどのように引き継ぐのかはまだ明確ではありません。私の希望は複数の当事者によるチームが受け入れ態勢をつくることです。それを引き継いだ後では、それに基づき系統的な情報収集と、基本データの補充と削除を事務的に行なわなくてはなりません。この点では必ずしも楽観的ではありません。当事者に引き継ぐ場合はテキストを作り実務作業のなかで修得していけるようにするつもりです。
 他方、ある個人事業者が、不登校情報セ ンター・ホームページ制作への関与と、情報収集への協力を申し出てきています。今のところ私が全体を統括し、当事者の参加を継続する条件で、この申し出に 大筋の了解をしています。この申し出の受け入れは不登校情報センターのホームページ、とりわけ支援団体の情報提供を将来的にも続けられる方向を確実にした いというのが本音です。そのなかでこれまでの引きこもり等の当事者による制作参加を最大限に確保したいと思います。しかし、当事者が中心になって、この ホームページの全体を、すなわち情報入手の実務と情報提供のホームページ制作をできるようになるのが最も望ましいのはいうまでもないことで す。
 どちらの場合であっても、必要であり、有益な情報収集のための基本データの作り直しが始まり、だいたいの方向がつかめたのが7月の結果です。

(2)スペースの業務と人を拡大

 これを「創作活動を社会参加の手がかりに〔企画案〕」との関係で言い直してみます。〔企画案〕は創作活動をする個人(例外としてチーム)とそれをバックアップする業務部門の関係を構想の中心にしています。
 今回の情報収集もできればこの業務部門(ワークスペース)を構成する当事者に受け持って欲しいと願っています。その意味で業務部門=パソコンを中心とするワークスペースの役割を広げようとする意図があります。業務部門は情報提供を継続することである程度の収入を得られる目的を持ちます。少なくともある程度の収入を得ることは可能なレベルになりました。しかし、まだ十分ではありません。3倍くらいの収入を必要としています。

 一方、業務部門を広げるにはより多くの当事者の参加を求められます。広げようとする分野と個別の支援団体(数)も増やさなくてはなりません。さらには新しいページ企画も求められるでしょう。その見通しはありますが、広げていくには逆にどれくらい制作担当者がいるのかの見当が要ります。両者のバランスを見ながら進めている面があります。
 ここをもう少し具体的にいいましょう。作業にタッチしていない人にはわかりづらいで しょうが……。現在、担当者がはっきりしていない支援団体のページがいくつかあります。①自立支援・就業支援、②外国の教育制度・海外留学、③家庭教師・ 訪問活動、④親の会ネットワーク、⑤支援者プロフィール、などです。いずれも複数の人が複数のページを担当し、保管しあえるのがいいと考えています。特に ワークスペース参加者が就職活動をする、アルバイトを始めるのを希望したら即時・最優先にしますので、複数担当制にしているのは望ましいので す。
 参加者にとって必要なのは、それができる技術・知識がある、持つ機会のあることです。とはいえハイレベルのもの ではないので、ワークスペースにおいて教え合う、ミニ教室を繰り返し開くことを考えています。8月13日に予定している「ホームページビルダーの使い方教 室」はそれです。これまでもこの手のものはしてきましたし今後も継続します。

 もう一つの考え ているのは、いくつかのページを「ウィキ」にすることです。既に「ウィキ」になっているページもありますが、既存のHTMLページを「ウィキ」に切り替え る、新しいページを「ウィキ」でつくるです。ほかにブログのページが5つほどあります。適当なテーマがあればブログによる新しいページ作成も検討していい でしょう。
 企画している新しいページのなかにはネット上のフリー百科事典「ウィキペデイア」に不登校、引きこもり関係の団体情報を系統的に掲載していく試みもあります。「ウィキペデイア」の編集方針に添って進める取り組みです。
 技術・知識の教えあい、ミニ教室的な課題には、画像関係、添付メール、グラフ作成、SNS、ハード面の理解なども場合によってはありうると思います。
 これらのミニ教室的な取り組みを、ワークスペースへの初参加の機会にするように呼びかけてみたいとも思いますし、初めて参加する人は個人対象が望ましいかもしれません。参加対象をワークスペース参加者以外の人に呼びかければ(たとえば地域の中高年、学生、主婦など)一般のパソコン教室の予行演習的なレベルになるかもしれません。それはまた別の可能性を開く取り組みです。<b

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