Switch不登校の子どもと親の会
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+ | このうち、15歳の水狐さんは独学で水引細工のアクセサリーをつくりました。<br> | ||
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+ | 支援団体「Switch」の代表を務める富山市の小沢妙子さん。<br> | ||
+ | 長男の勇文くんが不登校になったことをきっかけに団体を立ち上げ、スポーツや書道の教室、農業体験など新しい学びの場を設ける活動を行っています。<br> | ||
+ | Switch代表 小沢妙子さん「(不登校は)少数派なので、どうしてもネガティブにならざるを得ない。<br> | ||
+ | 学校に行けない、という既定路線から外れてしまうと、それだけでダメなんだと。<br> | ||
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+ | '''不登校の子どもの自由な心を映す展覧会(富山県)'''<br> | ||
+ | 県内の不登校の子どもたちが手掛けた絵画やイラスト、手芸品などを紹介する展覧会が19日から南砺市で始まりました。<br> | ||
+ | 子どもたちが表現したのは、学校とは違う場所で過ごす等身大の自分です。<br> | ||
+ | 展覧会の会場は、南砺市福光の「NOSE art garage FUKUMITSU」です。<br> | ||
+ | 富山市で活動する不登校の子どもと親の会SWITCHが企画しました。<br> | ||
+ | 展覧会のタイトルは「My canpas,freecanvas ここにある私の色」小学2年生から15歳までの11人の子どもたちとその親などの作品あわせておよそ30点が展示されています。<br> | ||
+ | ヒマワリ畑に立つ男の子。富山市の由希さん(13)の作品です。<br> | ||
+ | デジタルイラストの技術は独学で身につけました。<br> | ||
+ | 15歳の水狐さんが作ったアクセサリー。<br> | ||
+ | 1年ほど前、水引に興味を持ち、繊細で遊び心のある作品を手作りするようになりました。<br> | ||
+ | SWITCHは、自らも不登校の子を持つ富山市の小沢妙子さんが代表を務め、発達障害など様々な理由で学校に通えなくなった子どもと、その親のために居場所を作ろうと、活動しています。<br> | ||
+ | 作品は、活動をきっかけに子どもたちが描いた自分の世界です。<br> | ||
+ | SWITCH代表 小沢妙子さん<br> | ||
+ | 「不登校にネガティブなイメージ持たないで、自分の居場所でのびのびと過ごしているのを知ってほしい」<br> | ||
+ | この展覧会は今月30日まで開かれています。<br> | ||
+ | 〔2020年8/20(木) 北日本放送〕<br> | ||
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2021年4月25日 (日) 23:41時点における版
Switch不登校の子どもと親の会
所在地 | 富山県富山市 |
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TEL | |
FAX |
「ネガティブなイメージ変えたい」不登校の子どもと親の会「Switch(転換)」を設立した女性の思いとは
学校の選択肢が増える一方で、学校に行っていない子どもたちが増えています。
文部科学省の調べによると、最新の2019年度調査では、小中学校を30日以上欠席した児童・生徒は18万人を超え、過去最多を更新しました。
そんな子どもたちの学びは、どうサポートしてあげればよいのでしょうか。
「子どもの学びを止めたくない」。そんな思いから、不登校の子どもや親が集まる会を立ち上げた女性がいます。
富山県で活動する「Switch不登校の子どもと親の会」の代表、小澤妙子さんです。設立の思いや活動内容を聞きました。
■「学校はもういいから、次へ行こう」と決意
―設立のきっかけは?
現在小学校5年生の息子が、1年生の3学期から突然不登校になったことです。
当時は私もなんとか学校に行ってもらいたいと思い、先生に相談しました。
子どもは保健室登校をしたり、廊下で過ごしたり、学校に戻るためのいろんな指導を受けました。でもどうしても、教室に入れません。
そんな日々を1年ほど過ごし、「学校はもういいから、次へ行こう」と思うようになりました。
今になって思えば、息子のHSC(ひといちばい敏感な子)の特性から、学校が合わなかったんだと思います。
■1200人の不登校の子ども どこに?
―「学校に行かない」と決めた後、どうされたのでしょうか?
学校以外の学びの場を求めて、いろいろな相談窓口、支援機関を訪ねましたが、県内に、学校以外で公的支援を受けて学べる場はほとんどありませんでした。
そこで県外に目を向けたんです。
すると学校以外にもさまざまな学びの場があり、子ども本人の興味や好きなことから、学びの範囲を広げるという学び方があることも知り、学校教育は多様な学びの一つなんだと思うようになりました。
一方、同時に疑問や怒りも感じるようになりました。
なぜ義務教育なのに、学校を離れた途端にお金がかかるんだろう?
なぜ不登校の子どもの学びを支える公的制度がないのだろう?
県内で1200人以上もいる不登校の小中学生たちは、どこで学んでいるんだろう?と。
富山は特に「不登校」はネガティブに捉えられ、隠してしまう傾向があり、家族だけで悩みを抱え込み負のスパイラルに陥ってしまう可能性があります。
それならまず自分からオープンにして声を上げよう、息子の学びの場を作ろう、そうすれば仲間が集まり、不登校のネガティブなイメージが払拭できるのではないかと考えたんです。
■強制しない 学びの場を提供
―そして2019年5月に、Switchを立ち上げられたんですね。現在はどのような活動をしていますか?
親同士で悩みや不安を語り合う「親の会」や、不登校支援者や関心のある方を交えた「不登校を考える会」のほか、子どもたちには居場所や学びの場を提供しています。
書道やスポーツ、農業、美術など、さまざまなプロジェクトがあります。
どの場でも子どもたちに何かをするよう強制はしないので、家から持ってきたゲームをする子たちもいます。
そして興味が湧いて、学びたくなったら参加しています。ここでは、子どもたちの学ぶ意欲を伸ばすことを心掛けています。
―活動をする中で、よかったなと思うことは?
あるお母さんは、子どもに「お母さん変わったね」と言われたそうです。
学校に行っていないことをネガティブに捉えていると、家の中はぎすぎすしてしまします。
多分、会に参加することで、考え方が変わってきたのだと思います。
会の名前「Switch(転換)」には、親の気持ちをSwitchする場、不登校の子どもに合わせた新しい学びスタイルにSwitchする場、子どもたちが気分をSwitchする場、など会の願いを込めています。
そんな場を目指して、今後も活動していきたいと思っています。
〔2021年2/27(土) まいどなニュース/北日本新聞〕
子どもにあった学びのスタイルを
個性に富んだ絵画や工作。
南砺市福光のギャラリーで19日から開かれている作品展は、不登校の親子を支援する団体、「Switch」が主催しています。
さまざまな理由から学校へ通えなくなった小学2年生から15歳までの子供たちやその親などが制作した絵画や書、工作などおよそ30点が展示されています。
このうち、15歳の水狐さんは独学で水引細工のアクセサリーをつくりました。
自分で染めた糸も使い、繊細でオリジナリティあふれる作品に仕上げています。
Switch代表 小沢妙子さん「自由に表現することを大切にしているので、自信を持ってやってほしい」
支援団体「Switch」の代表を務める富山市の小沢妙子さん。
長男の勇文くんが不登校になったことをきっかけに団体を立ち上げ、スポーツや書道の教室、農業体験など新しい学びの場を設ける活動を行っています。
Switch代表 小沢妙子さん「(不登校は)少数派なので、どうしてもネガティブにならざるを得ない。
学校に行けない、という既定路線から外れてしまうと、それだけでダメなんだと。
ではなくて、その子たちに合った学びの場所、選択の自由がたくさん与えられて選べるという社会がくることを目指して活動している」
この作品展は、今月30日まで開かれています。
〔2020年8/24(月) 富山テレビ〕
My canpas,freecanvas ここにある私の色
不登校の子どもの自由な心を映す展覧会(富山県)
県内の不登校の子どもたちが手掛けた絵画やイラスト、手芸品などを紹介する展覧会が19日から南砺市で始まりました。
子どもたちが表現したのは、学校とは違う場所で過ごす等身大の自分です。
展覧会の会場は、南砺市福光の「NOSE art garage FUKUMITSU」です。
富山市で活動する不登校の子どもと親の会SWITCHが企画しました。
展覧会のタイトルは「My canpas,freecanvas ここにある私の色」小学2年生から15歳までの11人の子どもたちとその親などの作品あわせておよそ30点が展示されています。
ヒマワリ畑に立つ男の子。富山市の由希さん(13)の作品です。
デジタルイラストの技術は独学で身につけました。
15歳の水狐さんが作ったアクセサリー。
1年ほど前、水引に興味を持ち、繊細で遊び心のある作品を手作りするようになりました。
SWITCHは、自らも不登校の子を持つ富山市の小沢妙子さんが代表を務め、発達障害など様々な理由で学校に通えなくなった子どもと、その親のために居場所を作ろうと、活動しています。
作品は、活動をきっかけに子どもたちが描いた自分の世界です。
SWITCH代表 小沢妙子さん
「不登校にネガティブなイメージ持たないで、自分の居場所でのびのびと過ごしているのを知ってほしい」
この展覧会は今月30日まで開かれています。
〔2020年8/20(木) 北日本放送〕