5月のコミティアへの作品出展とお店番を募ります

31.03.14 / コミティア, 創作活動 / Author: / Comments: (0)

コミティア108(5月5日、東京ビッグサイトで実施)への出展許可の書類をようやく確かめることができました。受け取って1週間近くたっています。
出展数は5000近いです。ビッグサイトの大きなホール3つ分ですから端から端まで100メートルはあるでしょう。
サークル名「製本教室はじっこ」で出展します。場所は中間の第5ホールの出入り口近くです。はじっこではなく場所は真ん中になります。
新作の出展作品は『不条理ものまんが集―太田勝己の作品』と小説『異物』の2点が確定しています。できればもう1作品が欲しいところ。少なくとも前回出した作品をあわせて10作以上になります。
参加者が多く見込まれること、出展場所をみていると販売目標を30冊としましたが、さらに欲張りたい気分です。ま、最善を尽くして天命を待つ、というところでしょうか。
出展の同行者を募ります。出展の場所は机半分で、椅子は2脚しかありません。サークル通行証は3枚です。開始前の準備には3名なのでしょうが、開始後であれば交代で“お店番”をし販売します。そうしながらいろいろな様子を見るわけです。
お店づくりも考えないと…。2月のときの見聞体験を生かそうというわけです。作品を並べる敷物と看板になるものが特に重要。通行する人に手渡しする簡単でしっかりした「製本教室はじっこ」案内書を作りたいです。

小説『異物』の原稿を読み感動しました

29.03.14 / あゆみ書店の本, 創作活動 / Author: / Comments: (0)

小説『異物』の原稿をうけとり、編集作業をほぼ終えました。
A5版90ページの本になります。版下づくり、印刷、製本はこの後になります。表紙に迷っていますが5月のコミティアに出展するには十分に時間がありそうです。400円+税に送料ですから、「送料込み500円」で予約販売にしましょう。
私が文学作品の評論めいたものを書くのは素人として僭越なので本のなかには何も書かないことにしました。
しかし、引きこもりと周辺事情に関わる者としてみるならば、この作品の意味は大きいと思います。
虐待を受け、対人恐怖があり、仕事に就けないまま家族を失っていく人のりアリティと不安感がこれほど鮮明に描かれたことは特筆に値します。とくに女性がホームレスになる危険性を描く方法はこうでもするしかないのかもしれません。虚構ではありますが、このような現実があると考えなくてはならないでしょう。幻想的なことばでうまく表現したつもりのものを木っ端微塵にしてくれます。そうでありながらグロテスクではなく、どの場面にも不自然さは感じられません。感動しました。
読みながら苦しくなりますが、止めることができずに最後までたどり着きます。そこに救いを見出します。救いということばで表すにはあまりにも悲しいものかもしれませんが…。作者は続編に当たる作品を書くつもりのようです。

自主制作本の候補、小説『遺物』の原稿が届く

28.03.14 / あゆみ書店の本, 創作活動 / Author: / Comments: (0)

コミティアに出展するあゆみ書店発行の自主制作本の候補として小説『遺物』の原稿が送られてきました。作者名はただいまペンネームを検討中です。予測では、A5版70ページを超える単行本になります。
あゆみ書店に2冊『こどもトンネル、おとなみち』と『不条理ものまんが集』の表紙を載せました。

アンデパンダン展に行き美術の力とは何かを質問

27.03.14 / 創作活動 / Author: / Comments: (0)

アンデパンダン展に行きました。3人の予定でしたが結局Uさんと2人でした。
創作活動をその性格から分けて考える機会にすることでした。コミティアは商品化し販売目的になる創作活動の場にします。
商品化するものではない創作活動はどうなのか。それをアンデパンダン展に参加してヒントを探そうとしたのです。
今日は大野恵子さん、山下二美子さん2人の公開研究会がありました。作品を前に作者を中心に各1時間ほどの意見交流になりました。これがよかったと思います。詳しい内容は省きます。
このような芸術作品は、作者の生き方そのものが入らなくては干乾びてしまいます。芸術は情動の動きそのものの表現です。ポップなものもあり、それは商品化につなげることができるでしょう。そうでないものは、芸術の表現に向かえばいいのです。
とりわけ芸術性の強さを感じ、説明でも創作の技術的な面を通してそれを話していた
山下二美子さんに、私は素人らしい質問をしました。「音楽の力というのは、説明できないけれどもわかる気がするのです。では美術の力というのは何でしょうか?」
山下さんは「難しいですね」と前置きして、実際に絵を描いてみるなかにその力あるのではないか、という趣旨の答えであったように思います。ピンと来ないのですが、歌はからだがそこにあれば歌えるけれども、絵は紙と色鉛筆ぐらいの何かが要るというのがこの違いにあると思いました。もちろんそれは全体の説明にはなってはいないのですが…。

コミティアに関連する3題など

15.03.14 / コミティア, 創作活動, 製本教室 / Author: / Comments: (0)

(1)COMITIA実行委員会から連絡がありました。
5月5日の「COMITIA108」の参加申込は「全ての方にスペースをご用意する事ができました」ということです。サークル「製本教室はじっこ」の出展が確認できました。

(2)3月9日、横浜の「青少年支援セミナー」の出席したSくんは『ひきこもり国語辞典』を5冊持っていきました。4、50人の参加者であったそうですが全部売れたそうです。珍しかったのかもしれないという感想です。引きこもりの当事者以外の人(家族や支援者を含みます)に引きこもりを理解してもらう初歩的な参考書にしてもらえればいいと思います。また、「出来ることから何かをする」一つの実例になればいいとも思います。コミティアでは10冊ぐらい売りたいです。

(3)太田勝己くんのまんが集を作る準備を時間の合間を縫って進めています。いずれも短編ですが6本あります。50ページ以上の作品集として1冊にまとめます。製本教室を3月22日(土)に予定しているので、そのときに見本本にこぎつけるのが目標です。コミティアに出展する新作になります。これも10冊は売りたいです。

*作品を募集しています。製作途中の作品がありましたらもってきませんか。条件は作者が引きこもり経験者ないしは何らかの訳あり体験者とします。できるだけあゆみ書店発行によるISBNコードを入れたものにしたいです。

アンデパンダン展に行く人はいませんか

12.03.14 / 創作活動 / Author: / Comments: (0)

3月27日(木)のアンデパンダン展への参加者は私を含めて3名になりました。
参加する人は、会場の国立新美術館前に午後1時に集まってください。事前に可能な人には招待券を差し上げます。残り2、3枚ですが、1枚の招待券で2名は入れますので、事前に連絡をしていただき、当日玄関に来ていただければ一緒に入館できます。
アンデパンダン展は3月19日から31日まで開いています(私の連絡先メール:open@futoko.info、FAX03-5875-3731 まで)。
27日は午後2時から公開創作研究会があります。私は出展をしていませんが、出展の様子を知るために参加します。作品を商品化せず販売目的にならない創作活動をするときの参考にするためです。この合評会に参加せず展示会場を見て回る方法もいいでしょう。
国立新美術館の最寄り駅は、千代田線乃木坂、大江戸線六本木、日比谷線六本木です。各駅から数分のところです。

太田勝己さんの不条理系まんが集『眠りイヌ』を発行します

04.03.14 / あゆみ書店の本, 創作活動, 製本教室 / Author: / Comments: (0)

コミティア(5月5日)への出展にむけて太田勝己さんのまんが作品の総点検をしました。不登校情報センターは太田さんのいろいろな作品をまとめて保管しています。それを作品集にまとめる予定です。
いずれも短編ですが5作品あります。合計すれば50ページを超えるものになります。
太田さんは『Comicガム』(ワニブックス)に投稿したことがあります。そして同誌1998年12月号の「同人漫画王国」で“異色の不条理もの”と紹介されていました。
作品集の名前を『眠りイヌー太田勝己の不条理系まんが集』にしようか考えています。3月中に編集・印刷・製本にまで持って行きたい所です。3月の製本教室は3月22日を予定しています。

5月のコミティアに参加するので制作に参加しませんか

21.02.14 / コミティア, 創作活動 / Author: / Comments: (0)

コミティア108(東京ビッグサイト、2014年5月5日)にサークル参加の申し込みをしました。サークル名は「製本教室はじっこ」です。
(1)当日までに新作品を募集します。事前に製作準備状況を知らせてください。製作の途中で見せていただくのもいいと思います。
(2)既存の作品を増刷するための製本教室を考えます。3月と4月の2回を考えますが、日程は未定です。
(3)太田勝巳のマンガを出展するために編集教室も開きます。もしかしたら製本教室を同じときになるかもしれません。編集に関心ある方を募集していますが、まだいません。
(4)市販本も出展できるようです。不登校情報センターの関係本からいくつかを選んで持っていくかもしれません。
(5)前回2月よりも参加サークルも一般参加者も多いように思います。年4回のうち春と秋がメインなんでしょうか。販売目標を前回の2倍の30冊をめざします。

アンデパンダン展に行きますが一緒にいく人はいませんか

12.02.14 / 創作活動 / Author: / Comments: (0)

清水亨桐くんから「第67回日本アンデパンダン展」の招待券を送っていただきました。
期間は3月19日から31日までの10日あまりです。その期間に交流会や合評会のようないくつかの企画があります。それらを参考に、できればウィークデイに希望者数人で見学に行きたいと思います。場所は国立新美術館(六本木近く)です。
創作活動をする人のうち、作品の商品化や販売を考えない人の出展機会にできるかもしれません。「自由出展非審査」のなのですが、出展料金がかかると思います。
関心のある方は連絡をいただければ…。招待券はさらに入手できると思います。
詳しくは主催者の日本美術会のHP(http://www.nihonbijyutukai.­com)を見てください。

創作活動に取り組む人へ―コミティア参加の報告と今後(10)

05.02.14 / コミティア, 創作活動 / Author: / Comments: (0)

2月2日、東京ビッグサイトで開かれているコミティアという創作品の発表・展示・即売会に参加しました。
出展者は3000以上の個人や小さなサークルです。不登校情報センターはこれまで重ねてきた創作活動の成果である15点の作品を出展し7種類15冊が売れました。収支はまだ赤字ですが、この意味は大きなものがあります。次回5月にも参加します。創作活動をしている人に参加の準備を呼びかけします。

コミティアに参加して考えたこと、報告をしたいことは多くあります。不登校情報センター・HPの中に「あゆみ書店と製本教室はじっこ」という新しいブログを立ち上げました。参考にしてください。

次回5月5日のコミテイアに参加します。創作活動をする人にはコミティアは参加する意味があります。その活用の意味も限界も考えた末での結論です。創作品は商品化し出品しなければ、コミティア参加は関心を持つ購買者以上にすすめません。商品化は創作とは別の発想がいるかもしれませんが、そこは協力します。もちろん何でもできるわけではありませんが、可能な道はあります。

文芸系(小説・エッセイ)、美術系(マンガ・ポストカード)、音楽系(CDにする)、手芸系(衣類・小物など)、その他いろんなものが出展されていました。
「製本教室はじっこ」というメンバー不定の集まりが不登校情報センター内にできつつあります。そこで作品集などのまとめをします。それ以前に各自が作品作りに取り組む、それをどうするのかを考えるところが相談になります。

コミティアでは、卒業論文『少女まんがに描かれた母親像』も売れました! 会場で「沖縄生物見聞録」という研究であり事典になっている冊子を入手しました(B6版30ページ、100円)。ジャンルは広がります。個人で取り組むと壁は高いですが、作者がふえ作品が多くなると壁は低くなります。

私の手元には太田勝己くんの遺作が大量にあります。次回までにこれを出展できる形にしようと考えています。マンガ集とRainを中心とする絵画作品集です。
不登校情報センターの創作展に出展した人、創作活動をしている人からの連絡を待っています。一緒に参加しませんか。移転しましたので新しい事務所に連絡をください。
(まつだたけみ)