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「週3日の仕事が限界で、週4日は無理」の心身状態

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「週3日の仕事が限界で、週4日は無理」の心身状態

ある人から「週3日の仕事が限界で、週4日は無理」と聞きました。
実は彼が初めてではなく、これに類することはかなり多数から聞いています。
ここでいう限界とか無理というのは「自己都合」ではなくて、心身の状態として限界、無理という意味です。
「これに類すること」というのは非常に広範な状態を指します。
典型的なものとして、
(1)週3日働き、週4日休む(1日7~8時間働く)。
または「週4日働き、週3日休む」はそれに準じるものです。
「2週間で5日働く」(2週にわたり月水金火木曜日に働く)もこれに準じるものとします。
(2)週5日・1日2~3時間働く。働く時間帯が昼型と夜型に分かれます。
(3)1か月働き・1か月休む(週5日で1日7~8時間働く)。
これもいろいろなパタンがあります。
(4)登録派遣型の就労にしている人は、1か月1日働くタイプから1か月数日働くタイプの人もいます。
複数の登録派遣会社に登録し、働き先を選択しながら1か月数日働くタイプの人もいます。
なお、聞く限り残業というものはありませんが、1日2時間働くことになっている人が3時間働くのは残業に当たるのかもしれません。
これらは「週5日働き、週2日休む(1日7~8時間働く)」という、今日の就業パタンとは違う働き方を示したものです。
これらを「短期間就労タイプの諸形態」と呼ぶことにします。

私はこれを「心身の状態として限界、無理」といって紹介しています。
これを超えるとある期間の後で全く働けない状態になります。そうなっている人は少なからずいます。
ですからこれらの「短期間就労タイプの諸形態」が必要である事実を認めていただきたいのです。
「短期間就労タイプの諸形態」の人の休日の過ごし方はさまざまです。
趣味・特技に精力的に動きまわる(動きまわれる)人もいます。
完全に休息にするタイプもいます。
ある人は「ひきこもるために働く」とその状態を表わしていますし、ひきこもりというよりは“趣味こもり”という人もいます。
これら全体を否定的な心身状態、いいかえるなら障害として直す対象ではなく、正当な事実として受けとめとどうなるかを考えています。
考える材料はいくつかあります。
ときどきまとめるつもりですが、今は項目だけをあげます。

①、ある団体グループが週4日労働をアピールしています。
歴史的な推移としてはその方向だと思います(オランダでは広く普及)。
私が働き始めた50年前は週6日働き(土曜日半日)の週休1日でしたから、この流れは根拠があります。
それを意図的に選ぶのではなく、心身状態からそうなる形の先駆性はありうるのでしょうか?
②、求職が安定期になると、早期退職者が増える傾向があります。
やりたい仕事探しという潜在的な傾向が表面化するわけです。
これとの関係もありそうです。
苦痛としての労働からの解放(技術の発展などによる)の次は、個人の自己実現としての労働選択になるのかもしれません。
③、労働と趣味(遊び)の区別がなくなる時代が近づいてはいないか。
さらには「人間にとっての労働とはなにか」もテーマになるはずです。

週3日・1日5時間の就労で限界という質問もあります。

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