カスタム検索(不登校情報センターの全サイト内から検索)

 
Clip to Evernote  Twitterボタン  AtomFeed  このエントリーをはてなブックマークに追加  


お答え:高額支援は短期に成果を出そうとするので心配ー松田武己

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
移動: 案内, 検索
Icon-path.jpg メインページ >> 不登校・引きこもり質問コーナー > 不登校の質問 > お答え:高額支援は短期に成果を出そうとするので心配ー松田武己

高額支援は短期に成果を出そうとするので心配

〔質問082〕家族療法を含め短期で対処するという
中学1年生の父。
2か月前から子どもは学校に行かなくなりました。
ある相談所に行ったら、学校の先生と連絡をとりながら3月までに学校にいけるようにし、
その後も必要な対処をするという話です。
家族療法も兼ねるので、経費は年間200万円近くかかる、といわれています。
どう思われますか。

〔お答え082〕高額支援は短期に成果を出そうとするので心配
子どもの状態はいろいろ考えられます。
まだ不登校が始まり2か月なので子どもには必要な休息で、
まだ自分のペースをつかめない状態が続いているのかもしれません。
逆にいま対応すればそのまま学校に行けるかもしれません。
その判断はすぐにはできません。
一般的には子どもの状態を少し離れて見るのがいいと思います。
もうひとつは経費がとても高い点です。
経費が高いと「再登校」という成果を見せなくてはならなくなります。
その対応で子どもが一時的に登校を始めても、自分のペースをつくれないままであれば、将来の再発が心配になります。
そういう長期の視野で対応するから経費を要することになるともいえます。
セカンドオピニオンとしてほかの相談室で意見をきく方法があります。
次つぎと相談先をわたり歩く形は勧めませんが、
いくつかの相談先にいき子どもの様子、見方を学んでから中心の相談先を決めてもいいのではないでしょうか。
3月末までに何とかしなくてはならないことに縛られるのでなく、親として長い眼でみていける機会にしてほしいです。
〔2010年1月〕

回答者と所属団体
松田武己不登校情報センター相談室

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
地域
不登校情報センター
イベント情報
学校・教育団体
相談・支援・公共機関
学校・支援団体の解説
情報・広告の掲載
体験者・当事者
ショップ
タグの索引
仕事ガイド
ページの説明と構造
ツールボックス