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カテゴリ:周辺ニュース

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教育格差 貧困や不登校による《教育格差》が人生を縛りつける意外な理由 ライトノベルの作家志望だという内田さんの書棚には、びっしりと本が並ぶ 子どもの貧困が社会問題となるにつれ、注目が集まる『教育格差』。一般に、親の経済状況が学歴に影響して、将来の選択肢を狭めるリスクが指摘されている。 特定NPO法人『若者就職支援協会』の代表・黒沢一樹さん(38)は、進路多様校─かつて教育困難校と呼ばれた高校などでキャリア支援を行っている。 黒沢さんは、定時制高校を「日本の縮図」と話す。特に都内の定時制高校は多国籍の生徒たち、不登校やいじめ被害の経験者、発達障害の子どもたちが多い。かたや地方は、夜間定時制が中心で、県内に1校しかないことも珍しくない。 「地方は情報を得づらく、選択肢が少ない。反対に、都内は情報があふれているため、かえって選択が難しいことがあります」 都市部では、親の収入で格差も見られる。 「自然体験活動の一環として近年、山登りや川遊びをする学校は多くあります。ただ、都市部では場所がないから、例えば北海道でやろうとなる。教育現場もサービス業と同じ発想で、お金を持っている家庭の子どものために手間をかけています。お金がないと修学旅行さえ行けません」 これでは親の年収によって子どもの教育が決まってしまい、それを繰り返せば負の連鎖になりかねない。 「格差は、行動できるかどうか、に現れます。お金がないなら、せめて行動範囲を広げないといけません」 一方、不登校やいじめなどをきっかけに、教育格差が生まれることもある。 . 「どうにかなると思っていた」けれど 「いま考えれば、人生につまずいたのは10歳のときです」 関西地方に住む内田隆男さん(仮名=36)は、小学5年から中学3年まで不登校だった。その経験により、社会に対する不安や恐怖を植えつけられ、その感覚がぬぐい去れない。 学校は、学力を身につけるだけの場所ではない。問題が起きたとき、誰かに頼るべく「つながる能力」や、「解決を目指す意欲」を培い、社会性を育む場所でもある。そこでの挫折体験が尾を引いて、他人や社会との関わりを遠ざけるようになり、のちの人生に長く影響することが少なくない。内田さんもそのひとりだ。 小学4年までは「勉強ができるキャラ」で、テストは100点を取るのが当たり前。勉強が嫌いではないものの、父親に点数が悪いと怒られるため、それが嫌でテスト勉強に励んだ。父親は母方の祖父母と不仲で、怒鳴りちらしていた。 「僕が勉強を頑張れば、どうにかなると思っていた」 しかし、5年生のときにエネルギーが切れ、中3まで不登校になる。両親はケンカばかり。そんな親と一緒にいたくないため、ただ眠ることでやり過ごした。保健室登校をすることはあったが、「何もしなくていい」と言われていたのに、課題を与えられるのが嫌だった。 だが不登校でも、学習塾には通うことができた。 「やさしく、勉強もスポーツもできる塾の先生を見て、そうなりたいと思い、勉強は頑張りました」 そのかいあってか、無事、高校へ進学を果たす。 「楽しい場所という感覚はないが、1度休んだらまた通えなくなるのではないかという強迫観念もあって、高校では皆勤賞でした。勉強が嫌いではないですからね。むしろ、したかった」 中学時代とは違い、高校も大学も行き渋ることはほとんどなかった。周囲から見れば、不登校の問題から脱し、社会的な関わりができるように見えたことだろう。しかし、就職活動はほとんどせず、いまに至る。 . 事実上、ひきこもり状態に 「19歳から小説家になりたいと思っていました。賞に応募もして、一次選考は通過しました。就活では大手出版社を受験。一次面接に進んだのですが、東京までの交通費が出ないというので面接には行きませんでした。(編集者ではなく)物書きになりたいからです。でも、ネットで見ると、そんな人はいっぱいいる」 働きながら小説家を目指すこともできるはずだ。 「社会に出たり働くことへの不安は強い。(父親にされたように)怒られるんじゃないかと思ってしまいます。それなら、やりたいことを最初からやったほうがいい」 アルバイト経験はある。 「26、27歳のとき、書店でバイトをしました。文芸コーナーの担当です。しかし、賞の締め切りが近いときに休もうと思ったんですが、店長に“バイトか小説か、どっちかにして”と言われて、小説をとった。書いてさえいれば、自分のなかで(働いていないことへの)免罪符になったんです」 ただ、1年中、書くエネルギーも集中力もない。事実上、ひきこもり状態だ。両親と話すことはない。外出は、食事をコンビニで買うときの1日3回。時折、大阪へ飲みに行く。大学時代から通う精神科で精神疾患の診断をされたことにより、障害者手帳の2級を取得。それで得る障害年金の支給のみが収入だ。足りない場合、母親に要求する。 この先をどう考えているのか。 「応援してくれる人がいます。でも、(恩師である)塾の先生が去年亡くなって、ずっといてくれるわけじゃないとわかった。どうにかしなきゃ、とは思うんですが、原稿が進みません」 貧困により希望が損なわれていく 内田さんのような不登校経験者は増加傾向にある。文科省の調査('17年度)によれば、全国の小中学生で不登校を経験した児童・生徒は14万4031人と過去最高を更新、高校では4万9643人にのぼる。 内田さんの場合、不登校から社会への不安が広がり、困っているのに身動きができない。一方、「ネットで簡単に情報が得られるせいなのか、既存の情報にとらわれて、自ら動こうとしない子どもが増えています」と前出・黒沢さん。行動は、自ら考え、試行錯誤することでもある。 「困窮世帯の子どもたちは“貧乏だからやりたいことができない”と、あきらめ続けた結果“最初から考えないようにしよう、希望を持たないようにしよう”と思うに至る。部活もお金がかかるから、やりたいだなんて思わない。かつては地域でフォローできる子どもたちもいましたが、いまは社会に余裕がなく難しい」(黒沢さん、以下同) ただ、教育格差に至る原因は何であれ、行動を促すきっかけと周囲の理解があれば、それを乗り越えることも可能だ。 「協会で働く人のなかに、大学院を中退し、3年間、ひきこもっていた男性がいます。週5日も働けないし、朝は頭が痛いという。そこで、きついなら来なくてもいいと伝え、会計ソフトを教えて、自宅のパソコンで入力作業をしてもらっています。ただし、連絡をするというルールは守ってもらう。雇う側が環境を整えることで、他人や社会と関係を結び直せたのです」 格差の時代をどう生き抜けばいいのか。 「住まいと食が保障されれば、安心・安全は満たされる。教育無償化も必要。これは国や行政がやるべきです。子どもたちには、人に話をしたり聞いてもらいに行くことをすすめます。思いを言語化できるからです」 まずは失敗を恐れずに一歩を踏み出すことだ。行動範囲を広げていけば、未来を考えることもできる。 〔2019年4/13(土) (取材・文/ジャーナリスト 渋井哲也)週刊女性PRIME〕

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NPO法人「大空へ飛べ」 平和の大切さ合唱劇で「大空へ飛べ」練習開始 本番に向け合唱の練習をするメンバー=高岡市ふれあい福祉センター 子どもの学習支援や居場所づくりなどを行うNPO法人「大空へ飛べ」(谷口徹理事長)は13日、今夏に高岡、小矢部両市で開催するコンサートに向けた練習を高岡市ふれあい福祉センターで始めた。今年は平和と命の大切さを伝える合唱劇「ぞうれっしゃがやってきた」を披露する。 同団体は1986年、不登校など子どもたちが抱える問題を改善しようと、教員や保護者らが設立。昨年にNPO法人化し、これまでの活動に加え、子どもの居場所づくりや無料学習支援などにも取り組んでいる。 今回披露する「ぞうれっしゃがやってきた」は、実話を基にしたストーリー。名古屋市の動物園で戦時を生きたゾウや、ゾウに会うために運行された特別列車の話を合唱と劇で表現する。 練習会には約80人が参加。物語に理解を深め、劇中の歌や手話、踊りを交えて歌う曲を練習した。谷口理事長は「子どもからお年寄りまでが力を合わせてつくるステージを多くの人に楽しんでほしい」と話している。 コンサートは7月27日に高岡市ふれあい福祉センター、8月17日にクロスランドおやべで開き、いずれも午後2時から。北日本新聞社後援。 出演するメンバーを募集している。問い合わせは同団体事務局、電話0766(68)1755。 〔2019年4/13(土) 北日本新聞〕

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シナリオ日記 GW、3人称で書く「シナリオ日記」のすすめ 人間関係改善の効果も〈AERA〉 根本昌夫(ねもと・まさお)/1953年、福島県生まれ。元「海燕」「野性時代」編集長。島田雅彦、吉本ばなならを発掘。2002年から朝日カルチャーセンター、早稲田大学エクステンションセンター、法政大学等で小説講座を担当 改元をはさんだ今年のゴールデンウィークは破格の10連休。降ってわいた長い休みは思い切って何かを変えるチャンスだ。いつかやろうと思っていることがあるのなら、スタートを切るのは、いまだ。     *  *  * 小説を書いてみたい──。そう思う人たちが集う教室がある。 金曜の夜。若者からリタイア世代まで幅広い年齢層の受講生が三々五々集まってくる。 「今日はこの作品からやっていきましょう」 400字×25枚の短編。受講生全員が順番に感想を言い、最後に先生がコメントする。 「すごくいいですね。短編として完璧にできています」 石井遊佳さん(55)と若竹千佐子さん(65)、ふたりの芥川賞作家が輩出した根本昌夫さん(66)の小説教室。朝日カルチャーセンター新宿校の講座は、多くのキャンセル待ちがあるという。 東京都在住の51歳の女性は、医療事務の仕事のかたわら昨年7月から受講している。 「皆さん文章が好きなので、より良い作品になるにはどうすればいいかを本人のように考えて真摯な意見を聞かせてくれる。合評は毎回とても刺激的です」 当初根本さんは、小説の書き方を学びに来ることに対して懐疑的だったが、受講生の作品を読んで考えを変えた。 「無名の人の作品でもいい小説があると逆に教えられました」(根本さん) 教室には弁護士、主婦、僧侶などさまざまな人が集まる。ここではニートも医者も対等。多様な人が小説について話す。そういう場所はあまりないのではないかと根本さんは思っている。 「プロになる必要はないんです。小説を書いてみることで人生を生き直す。書くことで自分って何なのかちょっとでも知っていくというのかな」(同) 小説を書きたい人にお勧めの10連休の過ごし方がある。 「好きな作品を再読するといい。いい作品は年齢によって違ったように読める。これが小説を書く第一歩になります」(同) 憧れの俳優が自分が書いたせりふを読んでくれるかもしれない。そんな魅力的な職業が脚本家だ。内館牧子さん(70)、岡田惠和さん(60)など有名脚本家が輩出している東京・表参道のシナリオ・センター。約50人の受講生が講義に聞き入っている。 「今日は人物の描き方に入っていきます。魅力的なキャラがドラマを作るカギとなります」 講師はキャラクター作りに必要な要素を板書しながら説明していく。時折ドラマ制作の舞台裏の話に脱線すると笑いが起こる。かと思うと河竹黙阿弥の「三大深切」の説明。理論と実践が緩急をつけて語られていく。 「役者は常に代表作にめぐりあいたいと思っている。そういうものを書けるといいですね」 綺羅星のような出身ライターを見ていると、遠い将来のことではないように思えてくる。 近藤剛(たけし)さん(45)は東京都在住の映像ディレクター。撮影・監督したドキュメンタリー映画が公開中だ。映像の世界で着実にキャリアを積んできたが、もうすぐ50歳。このままだと頭打ちになるという不安感があった。 「仕事以外の何かをやることが自分に対する投資貯金みたいに思える。ドキュメンタリーとシナリオは一見正反対に思えますが、ドキュメンタリーにも構成は必要。逆転の発想でシナリオ的な考え方ができたら面白いと思って受講しました」 徳重ひとみさん(38)は千葉県在住の主婦。4年前に夫の転勤で上京するまでは、地元の鹿児島を一歩も出たことがなかった。子どもの頃から文章を書くことが好き。いまから硬い文章を書くのは大変だが、シナリオなら楽しそうだと思った。 「ここで先生方の実体験を聞き、観ていたドラマは夢じゃなくて現実だったんだと初めて思って、うわあすごい世界だなと。一瞬でも先生に面白いと思ってもらいたくて課題を頑張って書こうとか、プロになりたいと思うようになりました」 徳重さんには書きたいテーマがある。養護教諭になる勉強をしていた短大生の時、教育実習で不登校のトランスジェンダーの女子生徒と仲良くなった。なぜ学校に来ないのかを聞くと、スカートをはいてこいと先生が言うからだと言う。 「学校に来たいけど先生たちがそう言うから来られないんだよ」 養護教諭を目指していたが、正解がわからなくなった。養護教諭の道は諦め、就職。結婚した後もずっと気になっていた。 「このことをテーマに作品を書きたいです」 シナリオ・センター代表取締役社長の小林幸恵(さちえ)さん(69)は「去年あたりからグッと受講生が増えている」と言う。これまではシナリオを書きたい人が多かったが、最近は2~3割、小説やゲームを書きたいという人がいるという。ジャンルが多種多様になってきているのだ。 「褒めて育てるがモットー。創作は否定されると止まる。創作って全員違うので、どんな下手な人でも絶対に何かがある」(小林さん) 10連休でできることはあるか。 「『シナリオ日記』をお勧めします」(同) 通常日記は一人称で書くが、シナリオ形式の三人称で書く。自分の行動を客観視することができ、理解できない相手の行動も分析できる。以前丸の内で働く女性向けのシナリオ講座で、受講生にシナリオ日記を書いてもらった。この部長にはこういう言い方がいいなど、職場での人間関係の改善に大いに役立つという。もちろんキャラクターを作る上での参考にもなり、シナリオを書く訓練にもなる。 「すべては人間関係です。相手のことを考えようと簡単にいわれますが、考え方は教えてくれない。客観的に見るテクニックを誰も持っていない。台詞のやりとりだけでも書いてみるとそこが見えてきます」(同) (編集部・小柳暁子) ※AERA 2019年4月15日号より抜粋 〔2019年4/14(日) AERA dot.〕

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赤木智弘 「希望は、戦争」のロスジェネ論客がいま語る《希望は、AI》 赤木智弘さん 格差社会が時代のキーワードとなった2007年に、評論集『若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か』を著したライターの赤木智弘さん。同書のなかで最も注目されたのは「希望は、戦争」というフレーズだ。就職氷河期世代の叫びとして注目を集めた。 景気のよしあしは選べず、どのタイミングで高校や大学を卒業するのかは運まかせ。それが就職氷河期と重なった赤木さん世代は、まさに「はずれくじ」を引いた。平成が終わり令和が始まろうとするいま、あらためて、赤木さんとともに非正規の「希望」を考えてみた。 . いい大学に行ってもいい就職ができない 赤木さんは小学校のときは教師の言うことを聞かない「問題児」だったが、中学校のころは将来について特に考えることなく、レールに乗っていた。ただ、高校2年のころから不登校傾向になり、最低限の単位だけを取り卒業。 「この時点で将来は不安でしたが、勉強する気もなく、大学受験もしませんでした」 卒業後、栃木県から上京するものの、すでにバブルは崩壊。景気後退のタイミングで社会に出ることになる。 「就職は難しく、いい大学に行ったとしても、いい就職ができない。非正規の労働者として働かざるをえない人が多かった。しかし、就職氷河期から救済されるのは、そのあとに卒業する人たち。こうした状況を変えるものがあるとすれば、無秩序な破壊だと思っていました」 フリーターをしながらブログを書いていたところ、編集者の目にとまる。そして依頼された論文が雑誌『論座』に掲載されると大きな反響を呼んだ。ただ、「希望は、戦争」という言葉がひとり歩きして“赤木は戦争を望んでいる”と、批判の的にもなった。 「最初は、批判する若者としてウケたのだと思います。最近で言えば、(国会前で安保法制反対デモを行った)SEALDsのようなものです。 しかし、そうした表面的な批判には納得していませんでした。そのような読まれ方は不本意です。就職市場から排除された人は、年月がたったとしても吸収されない。ならば、流動化させる方法として戦争をあげるのは、自分としては当然の帰結でした」 戦争を願望したわけではない。仮に起きるとしても、「ここではないどこか」で起きてほしいくらいに思っていた。議論のなかで、戦争を望むのかと聞かれても、決して首を縦に振らなかった。そんなとき、'11年3月、東日本大震災が起きた。 「日本の社会体制が変わるような状態として戦争をイメージしていましたが、それに近いものが震災でした。しかし破壊的な被害があっても、社会は以前の形に戻ろうとします。震災以前から家がないホームレスには、震災後も保証はありません。流動化するには、政府が機能しない状態にならないとダメなのでしょう」 . 非正規の人は下からも突き上げをくらう 最近では、就職は売り手市場になっている。 「非正規が当たり前だった時代に比べれば、就職が楽になっています。しかし、就職氷河期の当時よりも、社会の分断が進んでいる印象です。以前は、正社員と非正規社員とが友達だったりしましたが、いまは両者がつながりを持たない。社会的立場が弱い人ほど不利です」 かつては若者として社会評論をしてきた赤木さんも40代。中年になった。 「氷河期世代はそもそもお金がないし、発言権がない。そのまま年をとっていく。そして社会保障や福祉問題の対象になっていきます。多く稼いで儲けていた人たちは、さまざまな社会保障を受けることができますが、非正規の人たちは(若者たちに分配せよ、などと)下の世代からも突き上げをくらいます」 氷河期世代を取り巻く問題は、なかなか注目されにくい。 「貧困問題の悪い癖です。非正規雇用が若者の問題として語られてきたため、氷河期世代が40代になっても、いまだに若者問題として語られています。しかし、“若い人たちを助ける”ことは、団塊ジュニアである氷河期世代を救うことになるのでしょうか。 いまのところ、中年になった非正規労働者にどうお金が回るようにするのか、というシステムはありません。“若い人たちに仕事を”と主張すると“中年になった団塊ジュニア世代”はきつい。そのことがいまいち、認識されていないのではないでしょうか」 しかも、現在の労働市場では、外国人労働者とかぶってしまうことになる。 「特に都市部では、コンビニなどでバイトをしようとすると、外国人労働者と“戦う”ことになってしまいます。専業主婦だった人たちも働き始めました。そのため時給は上がらず最低賃金に近かったりします。 個人的に頑張ることでは全体は救えません。お金が分配される仕組みにしないと。いまは“希望は、AI”です。仕事は奪われますが、人間にはお金を分配すればいい。そこへ期待したいですね」 〔2019年4/14(日)(取材・文/ジャーナリスト 渋井哲也) 週刊女性PRIME〕

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教育虐待 親の過剰な期待 子に取り返しつかない弊害もたらす 子どもに幸せな人生を歩んでほしいと願うのは、親としての当たり前の感情です。ただ、「よりよい将来のため」という意図であったとしても、過剰な教育を子どもに強いてしまうと、健やかな成長につながりません。それどころか、青年期や大人になってから不安障害やうつ病といった精神疾患を発症してしまうことすらある、と専門家たちは指摘します。

Qあなた、またはあなたの家族は子どもに対し、教育虐待をしたことがありますか? 「教育虐待」などと呼ばれ、近年、社会的に注目されるようになってきたこの問題、子育て中の親なら誰もが無関心ではいられないはず。本特集では、教育虐待の定義や、起こる理由、予防策や解決策まで、複数の専門家に幅広く取材しました。「実際に子どもに教育虐待をしてしまった」という当事者たちの声も紹介。「共働き家庭ならではのリスク」についても、深掘りしていきます。 第1回は、教育虐待がもたらす「取り返しのつかない弊害」について紹介します。 【これって教育虐待ですか!?】特集 (1)親の過剰な期待 子に取り返しつかない弊害もたらす ←今回はココ (2)「教育熱心」と「教育虐待」線引きはどこに!? (3)教育熱心な親の NGワード&NG行為 (4)当事者は語る「私はこうして抜け出しました」 (5)被害者から加害者へ「負のループ」を断ち切る

●自分ではセーフと思っていても、実は度を越している可能性も 宿題をせずに遊んでいる子どもに「ちゃんと宿題しなさいよ」と注意したり、「もっと頑張ろうね」とはっぱを掛けたり、というのは、子育て中の家庭ではよくある光景です。子どもにきちんと教育を受けさせることは親の義務。その責任を果たすために、適度な範囲で適切な声かけをすること自体は、問題はないと言えるでしょう。 ですが、人はいつも同じように子どもに接することができるわけではなく、つい厳し過ぎる言い方になってしまうことはあるはず。また、「適度」「適切」と感じる度合いは人によって異なるので、自分ではセーフと思っても、実は世間的には度を越した言動になってしまっている可能性もあります。

例えば、

・難関中学を受験させるため、小学校低学年のうちからいくつも塾や家庭教師を掛け持ちし、夜遅くまで勉強させる ・将来、偏差値の高い大学に行き、社会的地位の高い仕事に就くことを家庭内での前提にする ・「何事も一番であれ」と発破を掛ける ・きょうだいのうち、成績のいい子どもばかり大事にし、そうでない子どもと差をつける ・「一度でもレールから外れたら、転落人生を歩むことになる」などと脅す

……といった行為は、教育虐待に当たるといわれます。 スポーツや音楽といった「習い事」関連も対象外ではありません。例えば「まだ保育園児なのに、土日を習い事で埋め尽くし、自由に過ごす時間を与えない」といったことも問題行為だと専門家は見ています。 教育虐待の「定義」や、「教育熱心」との線引きについては、2回目の記事で詳しく解説しますが、まず、目を向けたいのは、その弊害。 「親の要求や期待に応え続けるということは、子どもにとって、本来の自分を否定され続けることに他なりません。そうした経験を積み重ねると、子どもは精神に変調を来しやすくなります。児童や思春期の子どもというのは、実は精神疾患を最も発症しやすい時期。すぐに異変が出なかったとしても、精神疾患を発症する下地がつくられます。すると、進学や就職など、環境が激変するタイミングなどで変化に対応できなくなり、不安障害やうつ病を発症してしまう、といったことは少なくありません」。青山学院大学教育人間科学部教授で、神経・精神疾患を専門とする小児科医の古荘純一さんはそう説明します。 たとえ親の期待通りに、偏差値がトップレベルの大学に入学できたとしても、その後すぐに授業に出られなくなったり、就職できずにそのままニート生活に入ったりしてしまう、ということは珍しくないようです。 不登校やひきこもりより心配なのは、ひたすら我慢し続ける子ども

不登校やひ引きこもり、非行といった問題につながるケースもあります。「ただし、子どもがそうした行動に出るのは、SOSのサインをしっかり出せているということなので、まだ安心です。一番怖いのは、子どもがSOSを全く出さず、ただひたすら我慢して親の要求に従い続けること。要領よく結果を出せる子ならいいですが、そうでない子どもの場合、自分の存在意義を見だせなくなり、リストカットをしたり、他人を傷つけたりしてしまう、といった事態につながることもあります」。東京成徳大学教授(心理・教育相談センター長)で、長年、小・中学校のスクールカウンセラーを務めてきた田村節子さんはこう指摘します。

そうした重大な事件にまでは至らないとしても、学校で自分より弱い友達をいじめてストレスを発散する、といった問題行動につながるケースは多々あるようです。世の中で子どものいじめ問題が根絶しないことと、決して無関係ではないでしょう。

●100年時代を生き抜く強さが身につかない弊害も 2011年に日本子ども虐待防止学会第17回学術集会で「教育虐待」の問題を報告し、教育虐待という言葉が社会的に大きく広まるきっかけをつくった武蔵大学教授(教育心理学)の武田信子さんは、子どもが過度の教育を強いられ、偏差値社会を勝ち抜くよう強要されることによって、「他人を蹴落としてでも上にいけばいいといった偏った価値観を植え付けられてしまう弊害もある」と指摘します。 「学びというのは、自分の生きている世界に自分なりに対応していく力を身につけることです。たとえ失敗したり痛い目にあったりしても、自分で納得できれば先に進む力になりますが、他者による理不尽な強制や比較は、傷を深くするばかりです」(武田さん) 人生100年時代を生き抜くためには、その時々の環境の変化に合わせて、一生を通じて学び直し続けていく姿勢が不可欠です。幼少期に過度な教育を強いた結果、子どもたちが、学び続ける意欲を失ってしまったら元も子もありません。 子どもの能力や感じ方は千差万別なので、同じように親が期待をかけ、教育を強要したとしても、それほどダメージを受けない子どももいるでしょう。ですが、子どもによっては、取り返しのつかない弊害をもたらし得るリスクもあるということを、ぜひ心に留めておきたいものです。 次回以降の記事で、教育虐待をしてしまう親の心理や、社会的背景、共働き家庭ならではのリスク、教育虐待につながるNGワードやNG行為、自分自身が親から教育虐待を受けてきた人向けに、虐待の連鎖を断ち切るための方法などをお伝えしていきます。 また、次のページで、教育虐待についての読者アンケートの結果をご紹介します。ぜひお読みください。

古荘純一 (ふるしょうじゅんいち) 小児科医、小児精神科医、医学博士。青山学院大学教育人間科学部教授。1984年昭和大学医学部卒業。昭和大学医学部小児科学教室講師、青山学院大学文学部教育学科助教授を経て、現在に至る。日本小児精神神経学会常務理事、日本小児科学会用語委員長、日本発達障害連盟理事、日本知的障害福祉協会専門委員などを務めながら、医療臨床現場では神経発達に問題のある子ども、不適応状態の子どもの診察を行っている。青山学院大学では、教育、心理、保育などで子どもに関わる職種を目指す学生への指導を行っている。4月に『「いい親」をやめるとラクになる』(青春新書)を出版。この他『教育虐待・教育ネグレクト』(共著)、『日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか』(共に光文社新書)、『発達障害サポート入門』(教文館)など著書多数。

田村節子(たむらせつこ) 東京成徳大学心理・教育相談センター長・教授、臨床心理士、学校心理士スーパーバイザー 筑波大学大学院出身。博士(心理学)。3人の男の子を育てながら、長年、小中学校のスクールカウンセラーとして活動。親と教師が一体となって子どもを援助する“チーム援助"を提唱している。カウンセリング活動の過程で開発した「石隈・田村式援助チームシート」は、全国の教育現場で活用されている。多くの親子の悩みに触れるうちに発見した子どもの自立を促進する・促進しにくい親と子の関わり方の法則「親と子が幸せになるXとYの法則」はテレビでも話題に。著書に『親と子が幸せになる「XとYの法則」』(ほんの森出版)など。

武田信子(たけだのぶこ) 武蔵大学人文学部教授。1962年名古屋市生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。臨床心理士。2児の母親。養育・生活環境を整える中で心の問題を予防・改善する仕事に取り組む。1999~2000年トロ ント大学大学院客員研究員として、ソーシャルワーク教育、コミュニティーワーク、子育て支援等を研究。2011年日本子ども虐待防止学会第17回学術集会で「子どもの受忍限度を超えて勉強させること」の弊害について問題を提起。「教育虐待」という言葉が社会的に大きく広まるきっかけをつくった。 今回、日経DUALが実施した「教育虐待」に関しての読者向けアンケートで、驚きの事実が判明しました。「あなた、またはあなたの家族は子どもに対し、教育虐待をしたことがありますか?」という質問に対し、小学生の子を持つ回答者の何と50%が、現在、または過去に軽度、または重度の教育虐待をしてしまった、と答えたのです。 さらに、未就学の子を持つ親でも0%ではなく、17.6%が「教育虐待をしている(した)経験あり」と答えています。これは教育虐待が決して一部の特殊な家庭で起こっているものでなく、実は非常に身近な問題である証しと言えるでしょう。

●「ぼく、じゆうな日が一日もないね…」 「その教育虐待が何について行われたものか」を尋ねた質問では、最も多かったのが「習い事」(42.9%)、次いで「中学校受験」(35.7%)でした。 教育虐待というと、無理矢理机にしばりつけて勉強させる、学力テストの成績が悪いと厳しく叱るなど、勉強面で行われるもの、という印象が強いですが、実際は「習い事」に関する教育虐待が最も多い、というのも驚きの結果と言えます。「子どもにどのような教育虐待をしてしまっている(した)のか」を聞いた質問でも、「年長から小2まで、土日に囲碁と剣道の稽古を入れ、夏休みはスイミングの集中レッスン。ある日、風呂の中で子どもから『ぼく、じゆうな日が一日もないね…』と言われ、ハッとした」「『プールお休みしちゃった』と言われるたびに、『振り替えはいつ行くの!』と詰問調で問い詰めているうちに、休んだことを隠すようになった」など、習い事に関する多くの回答をいただきました。

 王道ともいえる「勉強に関する教育虐待」についても、「残っている課題・宿題が発覚したときに、冷静になれず、激怒することが多々あった」「テストの結果が悪いと罵声を浴びせることもあります」など、数多くの赤裸々な告白が寄せられています。
 教育虐待をしてしまった結果、「かえって本人のやる気をそぐ結果になった」「テンションが常に低く、学校でもけんかが多い」「子どもが新しいことをやりたいと言わなくなってしまった」などと、さまざまな悪影響が生じていることも明らかになりました。
 ただ、1~2ページ目の記事でもご紹介したように、こうしたSOSのサインを子どもが出し、それに親も気づいているということは、取り返しのつかない事態に発展する手前で親子共に引き返せる余地があるとも言えます。
 「うちは教育虐待なんて、全く無関係」と思う方も、一度立ち止まって、専門家の警告や、当事者たちのリアルな声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。本特集が、共働き子育て中の皆さんの教育方針や考え方を点検するきっかけになれば幸いです。
Qあなた、またはあなたの家族は子どもに対し、教育虐待をしたことがありますか?

新しいことに挑戦しない、学校でけんかばかり…さまざまな弊害が明らかに

Qその教育虐待の具体的内容などについて教えてください。

・虐待という言葉は使いたくないが、小学校受験を控えており、土日に4つの塾を掛け持ちしている。平日もよく勉強時間に怒鳴ってしまう(年中=子どもの年齢や学年、以下同)

・長男が4年生になるタイミングで、本人とも話し合って中学受験のため受験塾に通い始めた。しかし、5年生に上がってカリキュラムが厳しくなり、成績もだんだん振るわなくなってきたので、「このままでは乗り切れないよ!」と、塾の宿題やテストの準備を親が率先してやらせた。それがますます本人のやる気を削ぐ結果になり、最終的には受験そのものを断念する事態に。(小5)

・中学受験専門塾に入れた。これまでは毎日、学校の宿題と公文の宿題数枚をやっていただけだったのに、今では週末もほとんど遊ぶ時間がなく、塾の宿題に追われて子どもは泣いている。年齢的なこともあると思うが、子どもはテンションが常に低く、学校でけんかも多いようだ。(小3)

・子どもの希望でサッカー、空手、バスケをやっていました。疲れたり足が痛いから行きたくない、と言うときもありましたが、夫は一度休むとさぼり癖がつくと考えていて、無理にでも行かせていました。(中略)一度やりたいと言ったらなかなかやめさせてもらえないことを子どもなりに感じたようで、新しいことをやりたいと言わなくなってしまいました。(小3、小5)

・年長から小2まで、土日に囲碁と剣道の稽古を入れ、通信教育もさせていた。夏休みはスイミングの集中レッスン。月に一度は里山探検や昆虫採集に出かけ、スケジュール管理で大変だった。ある日、風呂の中で子どもから「ぼく、じゆうな日が一日もないね…」と言われハッとした。(中略)現在は、宿題が100点でないと、父親がきついダメ出しをするのが気になっています。(小3)

・最初は子どもが希望し、習い事を始めたが、種類が増えていき、子ども自身が負担を感じてやめたがったにもかかわらず、「あなたがやりたいと言ったんでしょ」とやめさせてあげなかった。結果、腹痛など身体に症状が出てきて、カウンセリングを受けることになり、担当医の指示により本人が希望するものはすべてやめさせることになった。(小6)

・5年生の上の娘に、空手週3回、ピアノ週2回、英語隔週、といった感じで習い事をさせているが、さらに、中学受験のために週3回塾に行かせることになりました。本人はしんどがってるのですが、やめるかどうかを聞くとやめないと言います。親としてはせっかくここまでやってきたことを無駄にしたくなくて、やめてもいいと言いながらも、子どもに続けるように無言の圧力をかけているような気がします。(小5)

・中学受験のため塾に週3回、国語塾に週1回、家庭教師週3人、英語週1回。そのために子どもが好きだったエレクトーンと体操をやめさせた。家にいる時間がストレスなんだろうと思うが、親に八つ当たりをすることも増え 小学生にこんなことをさせていいのかと思いながら過ごしている。(小6)

・小学校入学直前にプレ講座に通わせました。机に座って授業を受ける訓練をさせるつもりが、「文章に句読点を打て」、といった具合に、想定以上にハードな宿題が。本人が分からないというから自宅でフォローしていたが、何度教えてもできず、あまりのひどさに「何で分からないのよー!」とキレてしまいました。泣きながら謝り続ける息子を見てハッと我に返りましたが、今思えば、年長さんで句読点を打てる必要はないし、明らかに本人の能力を超えた課題でした。当時の私は、小学校に入学したあと、ちゃんと授業についていけるかどうかと、焦っていたのではないかと思います。(中1以上) 日経DUAL が2019年3月8日~3月25日にかけて実施。94人から回答を得た。回答者の内訳は女性が88.3%、男性が11.7%。就業形態は正社員が78.7%、契約社員と経営者が各2.1%、フリーランスとパート・アルバイトが各3.2%。子どもの数は1人が40.4%、2人が45.7%、3人が9.6%、4人以上が1.1%。 取材・文/蓬莱明子 取材/武末明子、福本千秋  〔2019年4/15(月) 日経DUAL〕

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学校に来なくていい 中学校長が不登校の生徒に「学校に来なくていい」といった理由 旧来型組織の改革が進んでいくなか、なかなか変わらないと揶揄される「教育現場」。しかし、常識に捉われず改革を進めている千代田区立麹町中学校の手法は、あらゆる組織の改革にも通じると話題を集めています。本連載は、千代田区立麹町中学校長・工藤勇一氏の著書『学校の「当たり前」をやめた。』(時事通信社)から一部を抜粋し、麹町中学校の「学校改革」について紹介していきます。今回は、「不登校」について考えていきます。 . 「目的」の再確認と「手段」の再構築 私が麹町中学校で実践してきた方法は、学校に限らず、あらゆる組織で活用できます。 目的と手段が一致しないものや、手段が目的化しているものは廃止・見直しをする。その上で、本来の「目的」を再確認して、最適な「手段」を再構築する。そうしたプロセスで改善を図っていくことが大切です。 現在の学校教育を見渡すと、目的と手段の不一致はもちろんのこと、手段自体が目的化されているようなケースがたくさんあります。加えて、そうした矛盾に多くの人が気が付いていないか、あるいは「見て見ぬふり」をして、何らアクションを起こさないでいることについて、なぜなのだろうと、私はずっと考えてきました。 今こそ、目的と手段の不一致がないか、徹底的に検証していく必要があります。そのスタート地点として、「学校は何のためにあるのか」という根源的な問いに立ち返って、読者の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 . 「不登校」は責めるものではない 本書(『学校の「当たり前」をやめた。』)の「はじめに」でも書いた通り、学校は人が「社会の中でよりよく生きていける」ようになるために学ぶ場所です。そしてその結果として、学校で学んだ子どもたちが将来、「より良い社会をつくる」ことにつながっていくと考えます。 勘違いしてはいけないのは、「学校に来る」こと自体は、社会の中でよりよく生きていけるようにするための一つの「手段」にすぎないということです。たとえ、何らかの事情で学校に行けなくなったりしても、学校以外にも学びの場はありますし、社会とつながることだってできます。勉強だってできるし、もちろん立派な大人になることができます。 逆に、学校にきて学習指導要領に定められたカリキュラムをこなしても、知識を丸暗記してテストでよい点をとれるようになっても、社会でよりよく生きていけるとは限りません。この点について、私たち大人はもっと柔軟に考えられるようになっておきたいものです。 麹町中に校長として赴任した年に、不登校になっていた子どもたち全員とその保護者と平日の夜や休日を使って面談をしました。学校に来られない場合は、自宅などで面談を行いました。その中の一人に、学校に来られず、自宅に引きこもっている生徒がいました。本人と面談したときに、やや緊張した面持ちだった生徒に、私はこう話しました。 「別に学校に来なくたって大丈夫だよ。進路のことも、高校に行きたいなら、今からでも全然問題なく行けるし、心配することなんて何もない」 校長から「学校に来なくても大丈夫」と言われると思わなかったのか、少し驚いた様子でしたが、面談が終わる頃には、表情はかなり和らいでいたことを覚えています。

その後、何度か面談をするうちに、その生徒は家の外に出ることができるようになり、それまで苦手だった電車にも乗れるようになって、その後、希望する進路を自ら見つけて、学校説明会にも行き、希望する学校へ進学しました。自らの意思で、自らの進路を切り拓いたのです。受験して合格し、その後、一日も休まず、学校に行っています。 進学後まもなく、彼は私の所へやって来て、学校の様子や自分が取り組んでいることについて、いろいろと楽しそうに話してくれました。 今、不登校に苦しんでいる子どもたちや、その保護者の方々の中には、誰かを恨んでいる人がいるかもしれません。その多くは一方で、自分自身を強く責め続けてもいます。私はそうした人たちに「とにかくもう自分を責めないでほしい」「あなたは何も変わらなくてもいい」と伝えたいと思います。 不登校は社会で騒がれるような問題ではない

一般に、不登校になってしまった子どもの母親の多くは、特に苦しい思いをしています。「こうなってしまった原因は自分なのかもしれない」と責め続けます。そして苦しくなった思いは、夫や家族、他の誰かに向けられます。残念なことに、こうした母親の様子は、不登校の子どもの姿に色濃く影響を与えることとなります。子どもはさらに自分を責め、ほかの誰か、そして母親を責めることによって、ある意味、自分自身を安定させようとしているかのように見えます。 誰かを責め続けている状態の中では、人は自律のスイッチを押すことはできません。まずは、人を責め、自分を責めることをやめさせなければなりません。 学校は子どもに学びたいという気持ちをどのように持たせてあげられるか、一人ひとりの学びをいかに保障するかを徹底的に考えなくてはいけません。繰り返しになりますが、もしそれができないのであれば、別の方法で学ばせてあげればよいのです。 学校は「社会の中でよりよく生きていける」ようになるための場所です。 不登校のありようはさまざまで、必ずしも、麹町中での対応もすべてがうまく行くわけではありません。しかし、少なくとも学校が「手段」の一つにすぎないことは、教師こそが理解すべきだと考えます。それができれば、不登校は世間で騒がれているほど深刻な問題にはなりません。 むしろ、学校へ行かない子どもがいても、周囲の大人が平気な顔でいられるような社会がよいと考えます。 . 工藤 勇一 〔2019年4/16(火) 幻冬舎ゴールドオンライン〕

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世界一冷たい国 東大祝辞の核心「日本は世界一冷たい国」 平成31年度東京大学学部入学式の上野千鶴子名誉教授による祝辞全文。東京大学ウェブページより。 東京大学入学式での上野千鶴子名誉教授の祝辞が話題を呼んでいる。コミュニケーションストラテジストの岡本純子氏は「上野氏は『自分が勝ち抜くことだけを目指すな』と訴えた。多くのデータは、日本が敗者や弱者を排除する『世界一冷たい国』であることを示している。上野氏のメッセージはその危機感の表れだろう」と指摘する――。

■上野千鶴子氏のメッセージに耳を貸さない冷酷日本 4月12日に行われた東京大学の入学式での上野千鶴子名誉教授の祝辞が「刺激的」「奥深い」と話題になっている。 祝辞の全文を読み、筆者もかつて「ワセジョ」(早稲田大学の女子学生)時代、女子大との合同サークルの活動中に他大の女子ばかりをチヤホヤするワセダの男子たちに腹を立てていたことを思い出した。 女性差別についての論考については、受け取り方はさまざまあるだろうなと感じつつも、筆者の心に最もガツンときたのは、以下の部分だ。 《世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと……たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。 あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください》 日本のエリートの卵たちに投げかけられたのは、勝ち抜くことだけを目指すのではなく、恵まれない人々を助けることに目を向けろ、というメッセージだった。 「失敗する人間は徹底的にたたくべし」「何もかもが自己責任。迷惑はかけないが、かけられるのはもってのほか」「人は自分の成功や人生に責任を持てばよく、他人のことにかまう暇はない」――。 そんな声ばかりが勢いを増しているように感じるこの国で、「利己の目的ばかりを追うのではなく、ほかの誰かの幸せを考え、支えあって生きていくべきだ」という、人間としてまっとうなメッセージが、こうして声高に叫ばれ、そして、多くの共感を集めていることに少しの安堵を覚えた。

■「国は貧しい人々の面倒を見るべき」とはあまり考えない というのも、最近とみに「日本は世界一、冷たい国ではないか」と思えてならないからだ。この感覚は、筆者個人の印象ではない。海外の国々と比較したデータでも裏付けられている。 2007年のアメリカのピューリサーチセンターの調査によると「国は貧しい人々の面倒を見るべき」という考えに対し、同意すると答えた人は、イギリス91%、中国90%、韓国87%、アメリカ70%であったのに対し、日本は47カ国中、最低の59%だった(図参照)。 ■“弱者を見殺しにする日本”の冷酷すぎるデータ 「貧しい人々の面倒を見るべき」とは答えなかった4割の日本人は「そもそも、貧困とは、貧しくなる人たちのせいなのだから、国として助けるべきではない」という考えなのだろうか。 上野氏が指摘したように、「たまたま恵まれた環境と能力と運」によって、分かれ道ができただけであり、いつ自分が向こう側の人間になるかなど、わからない。離婚、不登校、引きこもり、虐待、介護、死別、病気、事故、加齢など、誰もが、あっという間に「弱者」になるのに、その痛みを分かつ「想像力」を持たない人たちが世界のどの国よりも多くいる、これは悲しい事実だ。 日本が「きわめて他人に冷たい国」であることを示すデータはまだまだある。 イギリスのチャリティー団体Charities Aid Foundation(CAF)が、人助け、寄付、ボランティアの3項目についての評価を各国別にまとめて発表する世界寄付指数(World Giving Index)。その2018年の調査では日本は144カ国中、128位だった。項目別でみると、


●Helping a stranger(他人を助けたか)が142位!! (つまり下から3番目) ●Donating money(寄付をしたか)が99位 ●Volunteering time(ボランティアをしたか)が56位


恐ろしいぐらいに他人に無関心で、冷淡な国民ということになる。 他人の失敗に対するすさまじいネット上のバッシングや渦巻く自己責任論。母親が子供を乗せたベビーカーを一人で持ち、階段を上がっているのに、手を差しのべない人々。お年寄りが目の前に立っていても、スマホに気を取られ、お構いなしに座っている人。もしくは、手を差しのべる人に対して、「余計なお世話」とキレる人……。ことほどさように、日々、ギスギスとした世知辛い話題に満ちあふれ、潤滑油が必要な古い機械のように世の中全体が悲鳴を上げている。

■なぜ善行が「カッコつけてる」と散々にたたかれるのか かといって、個々の日本人がことさら冷たく思いやりがないかというと、決してそういうことではない。ほとんどは礼儀正しく、まじめで正直、思慮深い。財布や携帯をなくしても、誰かが警察に親切に届けてくれる国などそうそうない。 しかし、他者との関係性において、「やさしさの示し方」がわからない、いや、「表立ってやさしさを示してはならん」といった変な因習に縛りつけられているかのようなところがある。「陰徳」などという言葉で代表されるように、善意は人前で見せてはならないというやつだ。 「人が誰かのために役に立ちたい」と思っても、その善意を善意として素直に受け取らず「感動ポルノ」「ブラックボランティア」と揶揄する。目立たないようにこっそりとやるのはいいが、目立ってしまえば、「カッコつけてる」とか「売名行為」「自己満足」とか言われてネット上で散々にたたかれかねない。

■おせっかいを焼く「お隣さん」的なセーフティーネットの欠如 人は誰かに善行を施すために生きるもの――。海外に行くと、こう考えている人が本当に多いことに驚かされる。 イギリスでもアメリカでも、若者からお年寄りまで、男性でも女性でも移民でも、自分の体と頭が動くうちに、その力を惜しみなく他者のために使うべきだという考えで、ボランティアや寄付、社会貢献といったものが、通勤電車に乗るように日常に組み込まれている。 その支えあいの仕組みは、宗教的価値観などから来るところもあるだろうし、国家の福祉の脆弱さを補う形で生まれてきたところもあるかもしれない。 ある意味、日本は制度的に見れば、医療、保育、教育、社会福祉、児童福祉など、どれをとっても、北欧など一部の国を除いた多くの国々より充実している。そうした施策が手厚いからこそ、国や家庭に代わる市民同士の支えあいの仕組みが育ってこなかったという側面はあるかもしれない。だから、助けの必要な人々に手を差しのべ、おせっかいを焼いてくれる非営利の市民団体などの「お隣さん」的なセーフティーネットが圧倒的に不足している。 例えば、アメリカでは離婚、DV、ホームレス、ありとあらゆる問題に対応する民間団体の動きが活発で、その数は150万にも上る。NGOは1230万人、つまり、全労働者10人中1人の雇用を生み出す一大産業でもある。そうした活動を通して、他人を支えるために、多くの市民が自分の時間や力を喜んで差し出す。そして、自分が弱者になったときには、遠慮なく支えてもらう。そういった「支えあい」の意識が根付いている。

■世の中で最も成功するのは「Giver(人に惜しみなく与える人)」 一方の日本は、税金を払っているのだから、何かあったら国が何とかしてくれるべきである、もしくは、家族に頼るという発想だが、国の借金が膨れ上がる中で、この先、どこまで面倒を見てくれるのかはわからない。単身世帯も激増している。現行の福祉制度が立ち行かなるのは火を見るより明らかだ。 ニッセイ基礎研究所の会長だった故細見卓さんはエッセイでこうつづっている。 「日本の温かさとか紐帯というものは、非常に限られたいわゆるタテ社会に存在するものであって、そこに属していない人に対しては非常に冷たいというか極端に無関心という面を持っているように思われる。(中略)色々な条件で環境に打ち勝つことができずに敗者となったものでも、何回かの再挑戦をさせる機会を与えているかいないかが温かい社会と冷たい社会を分けるのであって、その意味では日本の社会は冷たいと言わざるを得ない」

弱者を見殺しにする冷たさ、多様性を認めぬ冷たさ、敗者を排除する冷たさ。人と人とのつながりが希薄化する中で、凍り付いていく社会。今、ここで、大きく舵を切らなければ、日本は氷河期へまっしぐらだ。 アメリカのペンシルバニア大学ウォートン校のアダム・グラント教授によれば、人は3つのタイプに分かれるという。


「Giver(人に惜しみなく与える人)」 「Taker(真っ先に自分の利益を優先させる人)」 「Matcher(損得のバランスを考える人)」


このうち、最も成功を収めるのはほかならぬGiverなのだそうだ。日本に足りないのはこの「Give」の発想なのかもしれない。多くの人が持っている、人の役に立ちたいという「Give」の思いが行き場を失っている。閉じ込められた思いを解き放ち、生かし、活力に変える教育や仕組みづくりを急ぐべきではないだろうか。 . コミュニケーション・ストラテジスト 岡本 純子 写真=iStock.com 〔2019年4/16(火) プレジデントオンライン〕

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八尾市小6いじめ不登校 「訴えても何も変わらない」 大阪・八尾のいじめ問題で両親会見 大阪府八尾市立小学校6年の女子児童(11)が同級生からいじめを受け不登校になった問題で、女児の両親が17日、大阪市内で記者会見し、女児へのいじめや学校の対応などについて語った。女児の父親(38)は「いじめが始まってから2年近くが経過したが、娘の不登校は続いており、学校や行政などに訴えても、何一つ現状が変わっていない」と話した。 八尾市教育委員会は、両親からの訴えを受け、いじめ防止対策推進法上の「重大事態」と認定し、昨年7月に弁護士らでつくる第三者委員会を設置。いじめの実態や学校の対応が適切だったか調べている。 両親などによると、女児は小学4年生だった平成30年2月、八尾市内の公園で同級生の男子児童から暴力をふるわれて左手小指を骨折するなどした。5年生になると学校を休みがちになり、再び同級生にからかわれるなどし、昨年10月から不登校になっている。 女児は「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と診断され、「もう死にたい」と自殺をほのめかすような言動も複数回あったという。両親は「学校や市教委は第三者委による調査を待つのではなく、早急に被害に合わせた対応をしてほしい」と訴えた。 〔2019年4/17(水) 産経新聞〕

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保護者が部員に体罰 朝来市の中学女子バスケ部 保護者の男性が部員に暴行/兵庫県 兵庫県朝来市の市立中学校の女子バスケットボール部で2018年、保護者の男性が部員4人を殴る暴行を行いましたが、顧問の教諭は学校に報告せず黙認していたことが分かりました。 . 朝来市立梁瀬中学校 朝来市の教育委員会によりますと、2018年8月、朝来市立梁瀬中学校の女子バスケットボール部の練習中、見学していた保護者の男性が「もっと真剣にやれや」などと怒鳴りながら、自分の子どもを含む当時3年生の部員4人の側頭部を1回ずつ平手打ちしたということです。 その場にいた顧問の教諭やコーチは制止することなく、さらに学校にも報告を行っていませんでした。 その後も男性が見学に来ることに対し、恐怖心を持った別の部員が2018年11月ごろから不登校になったことで暴行が発覚したということです。 男性は生徒らに謝罪して、顧問の教諭は4月から別の学校に異動しているということです。 〔2019年4/17(水) サンテレビ〕

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教諭わいせつで不登校で心的外傷後ストレス障害(PTSD) 教諭わいせつで不登校 被告側争う構え 千葉地裁 千葉県内に住む少女が小学5年生だった平成30年2月ごろ、30代の男性教諭からわいせつ行為を受けて心的外傷後ストレス障害(PTSD)になり登校できなくなったとして、教諭や県などに計約1千万円の損害賠償を求めた裁判の第1回口頭弁論が17日、千葉地裁(高取真理子裁判長)で開かれ、被告側は争う姿勢を示した。 少女の父親は「中学生になった娘は、今も学校に通えていない。県の教育機関の的外れな対応にあきれている」と意見陳述した。 訴状によると、小学5年だった29年9月ごろから、廊下などで脇をくすぐられたほか、30年2月以降、女子トイレに1人でいた際に服の中に手を入れられ、胸を触られることが複数回あったとしている。 教諭は「(少女を)励ますつもりだった」と少女の肩や頭を触ったことは認めているが、胸を触ったことは否認している。 〔2019年4/17(水) 産経新聞〕

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保護者が部員に体罰 体罰を見た女子バスケ部員が恐怖心から不登校に 兵庫・朝来市 兵庫県朝来市の市立中学校で、女子バスケットボール部の保護者が部員に体罰を加え、その様子を見た別の部員が恐怖心から不登校になっていることがわかりました。 去年8月、朝来市の市立梁瀬中学校で、女子バスケットボール部の練習を見学していた保護者の男性が自分の子どもを含む、当時3年生の部員4人に「もっと真剣にやれや」とどなり、頭を平手打ちしました。バスケ部の顧問やコーチもその様子を見ていましたが、男性を止めることはなく、部員に「もっと気を引き締めろ」と声をかけたということです。部員4人にけがはありませんでしたが、その様子を見ていた別の当時2年生の部員が恐怖心を覚え、11月下旬から学校に来られなくなりました。不登校になった部員側が訴えるまで、顧問らは学校に事態を報告していなかったということです。市の教育委員会などによりますと、顧問らは、当初「体罰ではなく叱咤激励だった」と説明していましたが、現在は「怖いという気持ちに気づけず、申し訳ない」と話しているということです。梁瀬中学校の女子バスケットボール部は去年、全国大会で3位になった強豪チームです。 〔2019年4/17(水) ABCテレビ〕

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八尾市小6いじめ不登校 小6女児いじめで全治4か月の重傷…不登校に 両親が会見 大阪・八尾市 MBSニュース 大阪府八尾市の小学6年の女子児童が「同級生からのいじめでけがをし、現在も学校に通えていない」と両親が会見を開いて、市教委や学校の対応を批判しました。 両親によりますと、八尾市内の小学6年の女子児童は4年生のころから同級生の男児らに暴言をはかれるようになり、去年2月には手に全治4か月の重傷を負う暴行を受けたということです。男子児童らの暴言はその後も続き、去年12月にPTSDと診断され、現在も不登校だということです。 「学校や行政がこの事案に対してもっと早期に適切な対応をしてくれていれば、未然に防げたと思っています。(学校や行政などは)娘の命より保身の方が大事なのかと」(女子児童の父親) 市は去年7月に第三者委員会を設置し、経緯を調査しています。 〔2019年4/17(水)MBSニュース〕

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八尾市小6いじめ不登校 「きちんと対応していれば…」八尾市の児童いじめで両親が学校側を批判 ABCテレビ 11歳の女子児童がいじめを受け、不登校になっているとして両親が学校側の対応を批判しました。 八尾市立小学校に通う女子児童(11)の両親が17日、会見を開きました。両親によりますと、女子児童は小学4年だった去年2月、同級生の男子児童から悪口を言われた他、暴行を受けて指の骨を折るけがをしてPTSD=心的外傷後ストレス障害になり、現在は不登校の状態です。両親は、学校側の対応は遅く、不十分だったと批判しました。女子児童の母親は「担任の方には相談もしていましたので、その時点で解決に向けてきちんと対応してくださっていれば、こんなことにはなっていなかったのではないか」と話しました。八尾市教育委員会は「これまでも児童が通常の学校生活を送れるよう、保護者と協議を重ねてきた」としています。 〔2019年4/17(水) ABCテレビ〕

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保護者が部員に体罰 中学女子バスケ部で保護者が体罰 兵庫・朝来、目撃部員が不登校に 兵庫県朝来市立梁瀬中で昨年8月、女子バスケットボール部の練習中、見学していた保護者の40代男性が部員4人をたたく体罰をしていたことが17日、市教育委員会への取材で分かった。 市教委によると昨年8月、体育館で練習中に女子部員14人が顧問の男性教諭の近くに集合。ふがいないプレーに怒ったとみられる男性が近づき、自分の子どもを含む当時3年の4人に「外で話し合ってこい」などと言いながら側頭部を平手打ちした。顧問は止めず、学校に報告もしなかった。 居合わせた当時2年の女子部員1人が11月下旬から恐怖のため不登校になり、この部員の父親が市教委に相談して明らかになった。 〔2019年4/17(水) 共同通信〕

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八尾市小6いじめ不登校 八尾市立の小学校で「いじめ」 児童の両親が会見「法律に基づく有効な対策求める」 大阪府八尾市立の小学校で不登校になった女子児童がいじめが原因だと訴え、調査委員会が立ち上げられた問題で17日、両親が記者会見を開きました。  【女子児童の父親】

「娘の意志は学校に行くことを望んでいますただ、怖くて行けないと今朝も言っていました」

八尾市立の小学校で不登校になった女子児童の両親によると、娘が4年生だったおととし5月に、複数の男子児童から悪口を言われるなどのいじめが始まりました。 本人や両親が学校に相談した後もいじめは続き、去年2月の放課後に、公園で男子児童から暴力を受け女子児童は指を骨折するなどのけがを負いました。

【女子児童の母親】
「このままだったら娘は怖くて、夢にも暴力シーンが毎日出てくるし、起きててもやっぱりそのことが頭から離れなくて怖いって言っている」

八尾市教育委員会は去年7月、この事案をいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」だとして調査委員会を立ち上げました。 相手の児童とクラスを分けるなどの対策で女子児童は一時は学校に通えていましたが、相手の姿を見ることなどで状態が悪化し、去年10月以降は通学できない状態だということです。 両親は、女子児童が早く学校に通えるよう、学校側に法律に基づいた有効な対策をとるよう求めています。 〔2019年4/17(水) 関西テレビ〕

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茨城・取手市長選両者の主張 茨城・取手市長選 元市議と現職の主張と横顔 任期満了に伴い、統一地方選後半戦で実施される茨城県取手市長選(21日投開票)には、新人で元市議の竹原大蔵(だいぞう)氏(42)と、4選を目指す現職の藤井信吾氏(59)=公明支持=の無所属2人が立候補している。両者の主張や横顔を紹介する。(海老原由紀)

■竹原大蔵氏 市立中3年の女子生徒=当時(15)=がいじめを苦に自殺した問題で、現市政が取った当初の対応を看過することができなかった。加えて「未来への創造力や前向きな姿勢が感じられない」と苦言を呈す。「一人一人の命、存在を守る」を政治信念とする自分が新しい風を吹き込み、市政を変える-。そんな思いを胸に立候補した。 スクールカウンセラーの拡充などでいじめを早期発見し、子供が相談しやすい環境の整備を提唱。市民らのアイデアを活用した政策立案、県や企業などと連携したトップセールスによる販路拡大、訪日外国人客向けの日帰り観光の仕組みづくりも公約に掲げる。 不登校など自らの体験から社会を動かす政治に関心を持ち、23歳のころ衆院議員の事務所の門をたたいた。議員秘書や市議の経験を生かし、市民目線の市政を実現する考えだ。妻、長女、長男の4人家族。

■藤井信吾氏 市が取り組む定住化促進の施策が、JR上野東京ラインの増便と相まって、平成30年に転入者の数が転出者を上回った。行財政改革や市民の健康づくり、駅前開発など3期12年の実績も強調する。 それでも、現状を楽観視しない。街の未来を見据え、若い世代が夢や楽しさを感じられる新たな「都市空間」の必要性を訴える。JR取手駅西口と桑原地区の基幹インフラ整備を4期目の大きな柱に据え、実現に情熱を傾ける。 駅西口には複合施設を整備し、多世代が集う空間をつくり出す。桑原地区は市街化区域に編入し、大型商業施設を誘致する。地権者の合意、事業の採算性、国や県との調整などのハードルを乗り越える必要があるが、「未来をひらく上でなくてはならない事業だ。令和3(2021)年5月までに事業認可の枠組みまで持っていく」と息巻く。妻、長女の3人家族。 〔2019年4/17(水) 産経新聞〕

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LINEで自殺相談 東京都がLINEで自殺相談 異例のメッセージも 新学期が始まり、ツイッター上には「学校に行きたくない」といった書き込みが目立ち始めた。若年層の自殺が多い東京。都は今月から、若者がLINEで気軽に悩みを相談できるよう「相談ほっとLINE@東京」を開設した。都教育委員会も学校でのいじめや自殺の増加を食い止めようと、子どもたちに向けて「一人で悩みを抱えないように」と呼びかける異例のメッセージを出した。 「高校生になって1日目、既に学校行きたくない」「友達一人もできない」――。入学式や始業式を終えたころから、ネット上では児童や生徒のものとみられるツイッターの書き込みが目立つようになった。 こうした状況を踏まえ、都教委は、都立高校の生徒たちに学校を通じて<自分たちでは解決できないと思った時には、まず保護者や先生など身近な大人に相談してみましょう>などとするメッセージを出した。さらに、都福祉保健局が開設している「相談ほっとLINE@東京」などの利用を促している。 都によると、2017年の都内の自殺者のうち、30歳代以下が占める割合は31.2%。全国平均の25.9%と比べ高かった。 都は昨年3月19~31日の午後5~10時、LINEを通じた自殺相談を実施。600件の相談に応じた。最も多かったのは「自殺を図った・自殺を望んでいる」と「抑うつ・焦燥感・イライラなど」で、各61件。家族に関することや、いじめ・不登校など学校生活に関する相談も多かった。 この結果を受けて開設された「相談ほっとLINE」では、カウンセラーが1対1で相談に応じている。利用者は二次元コードから友だち登録をして(1)ネット・スマホで困ったら……(2)生きるのがつらいと感じたら……(3)中高生限定 教育相談――の中から選んで相談できる。 都は「ひとりで悩まず、声をきかせてほしい」と呼びかけている。【市川明代】

◇いじめなどの相談窓口 ・24時間子供SOSダイヤル=0120・0・78310(なやみ言おう)、年中無休、24時間 ・児童相談所全国共通ダイヤル=189(いち早く)、年中無休、24時間 ・子どもの人権110番=0120・007・110、平日午前8時半~午後5時15分 ・チャイルドライン=0120・99・7777、毎日午後4~9時(18歳まで) 〔2019年4/17(水) 毎日新聞〕

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川口市の夜間中学 【報ステ】変わる夜間中学 22年ぶりに開校 All Nippon NewsNetwork(ANN) 埼玉県川口市で16日、夜間中学が開校した。公立中学として開校するのは22年ぶりとなる。生徒は10~80代、国籍も多様だ。新入生の堀川しず子さん(86)は戦後、中学校に進むことはできず、働き通しの人生だったという。去年9月に公民館でチラシを見つけたという堀川さんは「何度読み返しても夜間中学の案内で、すぐに電話した」と話す。夜間中学は、戦後の混乱期に義務教育を受けられなかった人たちが多くいたことから作られた。その後、不登校を経験した人や日本で暮らす外国人などが増えたことで、教室の顔ぶれも様変わりした。川口市の夜間中学には10カ国以上の外国人が通う。日本で働く母親を追って1カ月前に中国から来日したばかりの男性(17)は「まず、日本語をわかるようになりたい。そして、アルバイトして友達を作りたい」と話す。現在、公立の夜間中学の生徒の約8割は外国人。政府は3年前に法律を作り、年齢や国籍などに関係なく学びの機会を提供するため、各都道府県に1校以上の夜間中学を設置することを目指すとしている。 〔2019年4/17(水) テレ朝 news〕

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八尾市小6いじめ不登校  大阪・八尾の小6女児いじめ 加害男児を児相に通告 大阪府八尾市立小学校6年の女子児童(11)が同級生の男子児童から暴力をふるわれて骨折するなどし、不登校になっている問題で、大阪府警八尾署が傷害の非行内容で、男児を児童相談所に通告していたことが17日、同署への取材で分かった。女児の両親は同日、大阪市内で記者会見し、女児が現在も後遺症や「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」に悩まされていると明らかにした。 両親や同署などによると、女児は小学4年だった平成30年2月、公園で暴力をふるわれ、左手小指を骨折するなどした。両親は同年6月、同署に被害を申告。同署は女児から当時の状況を聞き取るなどし、8月に男児を児童相談所に通告したという。 女児は不登校になり、PTSDと診断された。八尾市教育委員会は、いじめ防止対策推進法上の「重大事態」と認定。第三者委員会を設置して、いじめの実態などを調査している。 記者会見で母親(39)は「いじめが悪化した4年生の9月ごろに、学校側が適切な対応をしていれば、こんなことにはならなかったと思う」と述べた。 父親(38)は女児の現状について「骨折で指が曲がりにくくなり、通院中だがまだ痛みがある。PTSDの症状で不眠や幻覚などにも苦しめられている」と説明。いじめで容姿をけなされたことから、マスクを外せなくなるなど精神的に不安定な状態が続いており、自殺をほのめかすような言動もあるという。 〔2019年4/18(木) 産経新聞〕

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スマホ持ち込み許可へ? 学校へのスマホ持ち込み許可へ? 「ネット依存」になる子とならない子の違いとは 今年2月、文部科学省が、小中学校への携帯電話やスマホの持ち込み禁止を見直す方向で検討すると発表し、大阪府は先行して、公立小中学校内への携帯電話やスマホの持ち込みを認める際のガイドラインを、府内の市町村教委に通知しました。そうした中で懸念されるのが、SNSやスマホゲームなどをやめられなくなる「ネット依存」の拡大です。学校内への持ち込みに反対する意見でも、ネット依存拡大への懸念がありました。 一方で、全くネット依存にならず、ほどよい距離感を保って使いこなしている子どももいます。ネット依存になる子とならない子は、何が違うのでしょうか。青少年のインターネット利用などに詳しい、作家・ジャーナリストの石川結貴さんが解説します。 . 中高生のネット依存は2倍に増加 一般的に使われている「ネット依存」とは、「ネットをやめたくてもやめられない(制御不能)」「ネットから離れることに不安や恐怖を感じる(禁断症状)」「ネットを使いすぎて実生活に多大な影響が出たり、心身の健康状態が悪化したりしている(実生活のトラブル)」「現実逃避や不快感から逃れる目的でネットを使う(現実逃避)」などの問題が複数生じている状態を指します。 過度なネット利用で、昼夜逆転や睡眠障害、暴力や暴言、不登校といった問題が起きている状態を「ネット依存」と考えると分かりやすいでしょう。多くの子どもは「いや、自分はそこまでひどくないよ」「まだ全然大丈夫」などと思っているかもしれません。しかし、実際にはネット依存は身近な問題になりつつあります。 厚生労働省研究班の調査(2018年8月公表)では、「病的なインターネット利用が疑われる」中高校生は全国で93万人、7人に1人と推計されています。同様の調査は5年前にも行われましたが、このときは推計51万人でした。たった5年でネット依存が疑われる子どもが2倍近くにも増えているわけです。 この問題の背景はいくつか考えられますが、そのうちの一つが「スマホの普及」でしょう。「いつでもどこでも使える」「無料のアプリやコンテンツがたくさんある」「楽しく刺激的」「簡単で便利」、こうした特性を持っているスマホは「使い始めたらやめられない」という状況を作りやすく、自分ではあまり意識していなくても、「楽しくて便利でタダなんだから、使って当然」という心理になっていきます。 「当然」のものがないとき、私たちはどんな気持ちになるでしょうか。例えば、「あって当然」の電気が停電で使えなかったら、不安になり、怖くなり、一刻も早く使いたい、と焦りますよね。これをネットやスマホに置き換えると、「ネットから離れることが不安」「スマホがないと怖い」という意識になります。こうした不安感が高じると、「やめたくてもやめられない」という依存状態になる可能性があります。 「自信」「自尊感情」「充実感」「生活目標」が関係 ネット依存になりやすい人には、いくつかの特徴があるといわれています。例えば、孤独や孤立への不安が強いこと。一見楽しそうにしていても、子ども社会は「同調意識」が強いものです。「ぼっち(一人ぼっち)になったら終わり」といった空気感が強く、「みんなと同じようにしていなくては」「浮いたらダメ」、こんな意識がまん延しています。こうした背景から、SNSでいつも誰かとつながっていないと不安、仲間とのSNSをやめられないという「きずな依存(つながり依存)」になりやすいといわれています。 また、自己否定感や現実生活への不全感がある場合、「本当の自分はこんなはずじゃない」という気持ちが強くなりがちです。その気持ち自体は自然なものですが、現実逃避のためにネットゲーム(オンラインゲーム)にのめり込むと、「ゲーム依存」になる可能性があります。ゲームでは興奮や達成感、仲間からの称賛などが得られますが、「何が何でもランキングを上げたい」「みんなに勝つまでは絶対にやめられない」などと自分を追い詰めてしまうと、抜け出す機会を失ってしまいがちです。 依存の本質は、「欲しい」と感じる強い欲求、激しい欲求が起こり、それを自分ではコントロールできなくなる状態を指します。逆にいうと、自分で自分をコントロールできるような心の強さ、自信や自尊感情、充実感や生活目標、こういう土台のある子どもは依存に陥りにくいといえます。「実生活で信頼できる友達がいる」「自分の価値を見いだす場所がある」「多様な経験を積んだり発散できたりする機会がある」、ネット依存にならない子どもにはこうした共通項があります。 また、そもそもネットに使う「時間」がなければ、過度にのめり込むことができません。「今は受験勉強を頑張らなくては」「部活動や趣味に忙しい」「家の手伝いやバイトがある」など、「ネット以外のことに時間を使う」子どもの場合、必然的にネットからは遠ざかります。そう考えると、実生活の充実や生活目標というのも大きなポイントになるでしょう。 学校への持ち込みで依存拡大の可能性? 学校へのスマホ持ち込みに、個人的には大きな危惧を感じています。ネット依存が拡大するかどうか、はっきりとしたことは言えませんが、「可能性」としては大きいと思います。スマホは「使い始めたらやめられない」「使えないと不安」という状況を作りやすいです。持ち込みが許可されれば、通学の途中など「利用時間」も増えるでしょう。つまり、心理的にも物理的にも、いっそうスマホから離れることが難しくなってしまいます。 さらに、子ども社会の「同調意識」という点から考えても、みんなが使っている(持ってきている)となれば、ますますプレッシャーが大きくなります。スマホ持ち込み禁止の今でさえ、例えば、出会い系などの危険なアプリを使いたくない子どもが、周囲の友達から「家に帰ったらやりなよ」と勧められて断れないという声を聞きます。これが今度は学校帰りに、その場で「やりなよ」と半強制的に勧められるかもしれません。 校内へのスマホ持ち込みを許可する方針の大阪府では、利用ガイダンスの素案として「学校にいる間は児童生徒が管理」としています。子ども自身が机やカバンの中にしまっておくという方針のようですが、休み時間など先生の目の届かないところでの利用が完全に防げるでしょうか。スマホの校内持ち込みが禁止されている学校でも、こっそり持っていく子どもが少なくありません。 「授業中でも隠れてゲームをやっている」「校内のトイレに入ってSNSをチェックしている」などと話す子どもがいる状況を考えると、今後、ネット依存が拡大する可能性は高いように感じます。 また、私が気になるのは「校内へのスマホ持ち込み」という方針について、当の子どもの意見はどれくらい反映されているのかという点です。子どもたちを取材していると、「スマホ疲れ」を訴える中高校生が結構います。「スマホがなかったら楽なのに」「スマホ(SNSなど)に縛られて苦しい」「スマホをやめて携帯に変えたい」などと言うのです。 実際に「持ち込む」ことになる子ども本人の意思はどうなのか、仮に持ち込むとなったら、子ども自身はどんなふうに管理したいのか、彼らの考えをきちんと把握できているのでしょうか。保護者の意見や学校の方針も大事ですが、やはり当事者である子どもの気持ちをしっかりと反映させ、大人と子どもで話し合っていくことが必要だと思います。 保護者が「ネット依存」を知る必要性 ルールを作る、危険性を周知する、といったことは何年も前から言われていて、それらはとても大切だと思います。ただ、私は現状のネット教育、特に家庭や保護者のネット教育には不足している点がたくさんあると感じます。 例えば、「ネットの危険性」を教えるといっても保護者自身、何がどう危なくて、仮に危ない場面になったらどうすればいいのか、具体的なことをあまり理解していないのではないでしょうか。一方的に「危ないからダメ」と言っても、子どもは「何が、なぜ、どんなふうに危ない」のか分からない。だから、保護者が言う「危険性」に説得力がないんですね。 子どもをネット依存にさせたくないのなら、まずは「ネット依存」がどういうものか、保護者が情報収集をしてほしいと思います。できれば、お子さんと一緒に情報収集をして、「こんなふうになるんだって」「もしこうなったらどうする」などと会話してください。 そうした会話の過程で、子どもがネットにハマっている理由や、やめられない事情を話してくれたら「チャンス」です。例えば、「LINEは疲れる」などと言われたら、そこから、子どもの友達関係の悩みが聞き出せるかもしれません。 現実生活でコミュニケーションを取る、子どもの気持ちや現状に寄り添う、子どもと一緒に考えたり意見交換したりする。先ほどの「校内持ち込み」と同様ですが、要は、子どもの声を反映しつつ、一緒に考えるというスタンスが大切です。 また、子どもに「ネット利用記録」をつけさせるのもよいでしょう。例えば、1カ月間、毎日のネット利用時間を記録してみます。1日に3時間使っていたら、1カ月で90時間、1年で1080時間になります。これを日数に換算すると、1年で45日。「夏休みより長い期間、1年で45日間もネットに費やしているけど、これで本当に大丈夫?」と子どもに問いかけてみてください。 私が取材先の子どもにこの方法を取ると、たいてい「やばいー!」「こんなに使ってると思わなかった」などの声が上がります。こんなふうに、子ども自身が考えるための「材料」を与える、子どもが主体的に自分の利用状況をコントロールできるように導く、それがネット依存の防止には大切なのです。 〔2019年4/18(木) オトナンサー〕

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給食の完食指導 「給食を残す=悪」なのか? 小学校の「完食指導」で登校拒否も 「残さず食べよ」と学校給食で教えられたことが、今、子供たちを苦しめている。教師からの圧力、クラスメートからのいじめ……楽しいはずの「給食」の世界が地獄に変わる瞬間とは?

脈々と続く“昭和の美徳”は過去の遺物に 一昨年9月、岐阜市内の小学校教諭が担任するクラスで給食を残さず食べるよう指導し、児童5人が嘔吐していた問題が起きた。また、ツイッター上には「#給食」と並んで「#完食指導」という言葉も躍り、教師の行きすぎた指導が各地で後を絶たない。昭和にあった「残さずきれいに食べましょう」の美徳文化が時代を超え、陰湿さを増して今なお残っている。子供たちが楽しく給食を食べられる空間は、大きく歪められようとしている。 この春から都内で新3年生になったAくん(8歳)は、元来、明るく闊達な子だった。幼稚園から1年生にかけてこれといった問題はなく、毎日の学校生活を楽しんでいた。Aくんに異変が起きたのは昨年の春だ。 「2年生に進級してすぐ、『担任の先生が給食を残さず食べた子の名前を言って褒めてた。残した子の名前も言われた』とクラスの様子を話してくれたのが始まりでした」とAくんの母親は振り返る。 新しい担任教諭は、給食を残さず食べる指導に強いこだわりがあった。保護者面談のときに理由を尋ねたが、明確な回答は得られなかった。 早生まれで小柄なAくんは、食べる量が多くない。個人差を無視し画一的に完食を推奨する給食の時間は、Aくんから次第に笑顔を奪っていく。 給食の時間を極度に嫌がるようになったAくんは、5月になると登校を渋るようになった。「イヤだ、学校に行きたくない」と泣き叫ぶAくんを父親が肩に担いで登校班の集合場所まで連れていったこともあった。 Aくんの父親は「給食の時間が苦しかったなんて、自分の経験からは想像できなかった。何が嫌なのかを聞いてあげればよかった」と後悔の念を滲ませた。小学校低学年の語彙力では「給食を食べられない」という生理的なニュアンスは「好き」「きらい」「イヤだ」など、大きな言葉に括られて埋もれてしまう。親であっても心の機微を把握するのは難しく、子供にとっても言語化するのは簡単ではない問題だ。 Aくんは毎日泣きながら「給食完食主義」と闘っていたのだ。 “担任王国”の権力者による人権侵害 小学校で23年の教員キャリアを持つ教育評論家の親野智可等(おやのちから)氏は「Aくんのケースこそ閉ざされた密室で行われた“担任王国の権力者”による人権侵害、これは暴力です」と指摘する。 Aくんの母親は連絡ノートを使って、我が子の苦しみを担任に訴えた。「給食を残した子の名前を呼ばれるのが嫌だと言っています」と伝えたとき、驚いたことに担任の教諭は「残した子の名前は言っていません」と抗弁したという。 教員としての評価が欲しかったのだろうか、近所に住むクラスメートのBさんも「給食の時間内に食べないと、居残りになるから怖かった」と怯えながら給食の時間を過ごしていたことを教えてくれた。 「食べる食べないは本人の意思。楽しくおいしくが優先されない給食の時間は悲しい。残すのは絶対不可。こんなことが数十年来続いているんです」と親野氏は嘆く。 「食べ終わるまで席を立たせない」という指導は昭和の時代そのもので、食が細い児童は給食の時間が終わった昼休みの時間まで残されたこともあるというから驚きだ。 ここには学校教育の問題点が見え隠れする。教員の多くは「自分自身が家庭で受けた食事教育」「自分が小学生のときに受けた給食指導」を自身の指導に反映しがちだという専門家の調査研究論文が出ている。しかしながら、教員を志す大学生に「食育の授業」を施している大学は全国で4分の1程度。その矛盾が大きなひずみを生み出しているという。 「教師の多くは、始業の時間は厳しく守るくせに、終業の時間は守らないのが“教育界の不思議”です。1分の超過が“熱心な指導”と評価される風潮がある。給食完食指導もその一環と捉えられます。私の教員時代は平均20分の給食の時間を、25分は取るよう工夫をしていました。 給食の前の4時間目が体育や図工だと着替えや片付けがあって給食の時間に食い込んでしまいがちなので、授業の終了を早め、着替えや片付けを含めて時間内に終わる努力をして、給食の時間は確保するようにしたものでしたが」と、親野氏は、今の教師の、評価第一主義による、余裕のなさがこうした事態を生むひとつの原因と分析する。 登校拒否や拒食症、うつ気味で体重も減少 Aくんは2学期になると、周囲からの助言などもあって多少の変化は見られたものの、担任教諭の「完食主義」は続いた。クラスメートの母親は「ウチの場合は2つ上のお兄ちゃんの2年前の担任だったので、給食を残さず食べさせる先生の指導法は想定済み。でも、事前の情報がないと、特に低学年の子は戸惑いますよね」と何年も前から問題の火種となっていたことを打ち明けてくれた。 給食の時間を恐れるようになってしまったAくんは、学校を休みがちになり、さらには拒食気味→うつ症状→体重減の悪循環に陥った。体重20kgだったAくんは、短期間で3kgも痩せた。成長過程の小学生には酷すぎる話だ。我慢の限界を超えたAくんの両親に対し当該教師は「そんな指導はしていません」とシラを切り続けたというから驚きだ。 「担任に訴えて解決に至らない場合は、問題意識を持っている学年主任の先生に相談するのがベストです。校長や教頭などの管理職は出世に絡む“事なかれ主義”で、児童を思いやる教員は少ないというのが正直な実感です」(親野氏) 思い切って、Aくんの両親は養護教諭に相談し、改善の兆しが見えた。母親は胸をなでおろす。 「保健室の先生に相談して担任の視線が届かない別の空間(保健室やフリー教室)で一緒に給食を食べてもらいました。安心して食べられる環境を整えてもらうことで、Aの出席率は大きく回復しました」 学校では、全学年の給食を調理する「給食室」が、ある一定期間、クラスごとの給食の残飯量をチェックして「すっからかん賞」「もうひといきで賞」という表彰をしているという。「代々伝わる小学校の伝統」で、明確に完食を推奨しているものではないようだが、こうした「賞」の存在が担任にプレッシャーをかけたとも考えられる。 3学期になると、養護教諭や学年主任の指摘が効いたのか、担任の対応には改善が見られたという。穏やかに給食を食べられるようになったことはAくんやクラスメートにとって吉報だったが、担任の態度が改善したあとも、給食を残した児童に対して「早く食べろよー」「ちぇっ、残してんなよ!」とクラスメートが舌打ちするなど、今度はいじめが始まったのだ。 「完食主義」の価値観を刷り込まれた子供たちは、「給食を残す=悪」という思考に陥り、教師ではなく生徒が「相互監視」をするような状態になっていったという。 親野氏はこう指摘する。 「“密室の子供の中に大人がひとり”という圧倒的な権力で学級王国が築けてしまう体制こそが最大の問題点です。私は教育予算を増やし、教員数を増やすことを提唱し続けていますが、それは学力差に加え、個人差にも対応できるからです。欧米では担任に加えてアシスタント教師がいる複数担任制が一般的。どんな会社でも組織の弱みには予算を割き強化します。『しっかり教えろ』という抽象的な精神論ではなく、教育予算を増やし教師の数を増やせば、Aくんのような苦しみはなくなるはずです」 ’17年5月~’18年9月、この問題に取り組む支援団体には、小中学校で教員に給食の完食を指導されたせいで不登校や体調不良になったとの相談が延べ1000人以上から寄せられた。完食指導が訴訟に発展した例もあり、事態はより深刻化の一途を辿っている。

<取材・文/小島克典(スポーツカルチャーラボ)> ※週刊SPA!4月16日発売号「恐怖の食ハラ[給食完食]主義」特集より 〔2019年4/18(木) 週刊SPA!〕

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徳井義実 チュート徳井、登校拒否児だった過去「これ、行かれへんな、って…」 「チュートリアル」の徳井義実 お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(43)が17日放送の日本テレビ「衝撃のアノ人に会ってみた!」(後7・00)に出演。登校拒否児だったという小学生時代のエピソードを語った。 番組では、小学3年生の時にいじめが原因で不登校になった少女の半生を紹介。その際、徳井が自身も小学5年生の時に登校拒否児だったと明かし「友達とのトラブル。無視されたりして、“これ、(学校に)行かれへんな”ってなって。小5の後半は一切行ってなかった」と続けた。 当時、家ではラジコンばかり作る日々で「ラジコンの腕だけは異常に上がっていった」と今では笑顔で回顧。家族も理解があり「日ごろは、鬼みたいに厳しい親父だったんですけど、その時だけは『無理せんでええ』と言ってくれた」という。 それでも、小学6年の春「ここままでは、あかんわ」と思い、始業式に行って不登校から脱出。同局・桝太一アナウンサーから「それが、テレビに出てここまで人を笑顔をする仕事をしているわけですから」と感嘆されると、徳井も照れくさそうにしながらも「こんな風になれるよ」と呼び掛けた。 〔2019年4/18(木) スポニチアネックス〕

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松戸市立第一中学校みらい分校 学びなおしを支援 松戸市に公立の夜間中学校開校 不登校の若者らの学びなおしを支援する公立の夜間中学が松戸市に開校し、16日、入学式が行われました。千葉県内で公立の夜間中学校が開校するのは、おととしの教育機会確保法の施行以来初めてとなります。松戸市古ケ崎の松戸市立第一中学校みらい分校の入学式には、新入生22人のうち外国人や若者、高齢者など18人が出席しました。 松戸市の本郷谷健次市長は「この学校で多くの事を学んで自分の夢に向かって頑張ってください」と祝辞を述べました。 これに対し新入生を代表して日系ブラジル人の西チヨカさんが「今度こそこの学び舎で多くのことを吸収して人生の新たな1ページを築いていきたい」と決意を示しました。 松戸市教育委員会によりますと授業は週5日で午後5時25分から8時40分まで行われ、指導歴が長いベテラン教員や日本語を指導する職員も配置して様々な学びなおしのニーズに対応するとしています。新入生の1人は「英語の基礎や数学を勉強したい。年齢は関係ないと思う。今やりたいと思った時が学ぶときだと思う」と抱負を述べました。 〔2019年4/18(木) チバテレ〕

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保護者が部員に体罰 保護者「気合足りてない」女子中学生4人に体罰 兵庫・朝来市にある公立中学校の女子バスケットボール部で、保護者が部員に体罰を加え、その場にいた別の部員が不登校になっていることがわかった。 保護者による体罰が発覚したのは、朝来市立梁瀬中学校の女子バスケットボール部。 市の教育委員会によると、2018年8月の練習中、見学をしていた保護者の男性が、自分の子どもを含む3年生4人に対して、「気合が足りていない」などと言って頭をたたいたという。 その光景を見ていた当時2年生の部員は恐怖心から不登校になり、現在も学校に通えていない。 不登校になった部員の父親が学校に報告したことで事態が発覚し、当時の顧問は学校からの聞き取りに対し、「体罰という認識はなかった」と話したという。 教育委員会は体罰防止に向け、今後も繰り返し指導していきたいとしている。 〔2019年4/18(木) FNN.jpプライムオンライン〕

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川口市立芝西中学校陽春分校の『夜間中学』 22年ぶり公立“夜間中学”開校・・・夜間生徒の8割が外国人 言葉の壁に通訳配置も FNN PRIME 22年ぶりに公立の夜間中学が開校 日本語だけでなく、外国語も飛び交う教室。こちらは、川口市立 芝西中学校 陽春分校の『夜間中学』。 4月16日、公立としては実に22年ぶりに開校した。 . 生徒の多くは外国人 星野泰久教頭は、「最初のほうは日本人が多かったが、だんだんと説明会をするうちに外国人の方が増えてきた」と 話す。 実は、この『夜間中学』に通う生徒の多くが外国人。午後5時を過ぎると、生徒たちが続々と登校してくる。 芝西中学校陽春分校は、埼玉県では初となる公立の夜間中学だ。 文部科学省によると、現在、夜間中学があるのは、9都府県に33校。 夜間中学に通う全生徒1687人のうち、実に8割の1356人が外国人だという。 . 外国人が夜間中学に通う理由とは? 彼らはなぜ、夜間中学で学ぼうと思ったのか? 3年前に来日した中国出身男性(16): それは…試験に失敗したからですね。勉強がだめで、高校に行けなくて。 日本語を学びたいです。高校に行きたいと思う。 7年前に来日したタイ出身女性(44): 日本に来てから、ずっと勉強し直したいと思いましたね。タイに住んでいる中学校の頃の成績がなかなかよくなかったので。 77人の新入生のうち、半数以上の4人が外国人。国籍は中国、ミャンマー、アフガニスタンなど実に13の国・地域に 及ぶ。 . 夜間中学での授業・費用は? そもそも「夜間中学」とは、家庭の事情や、不登校などの理由で、義務教育を十分に受けられなかった人のための学校だ。 授業は週5日、午後5時30分から8時45分までの4時間制。 国語や数学、美術、体育など、昼間の公立中学と同じ教科を学ぶ。 公立のため、もちろん授業料はかからない。 川口市の夜間中学の場合、必要なのは、教材費や校外学習費など、卒業までの3年間で約3万6000円だという。 夜間中学では、自分の国で義務教育を受けられなかった外国人も受け入れている。 入学のための試験はない。 川口市では、埼玉県内に住む16才以上で、在留資格があれば、日本語がまったく出来なくても入学が可能だ。 夜間中学の外国人 将来は? 将来の夢について聞いてみると・・・

4年前に来日したアフガニスタン出身女性(26): 夢は、日本語が上手になって、自分の仕事で生かしたいです。レストランを開きたい。 卒業すれば、中学校卒業の資格が得られ、高校への進学や、職業訓練校に入り、就職に役立つ技術や知識を学ぶことも可能だ。 . “言葉の壁”に通訳の配置も 一方、外国からの生徒に授業を行う上で問題となるのが、やはり言葉の壁だという。 星野泰久教頭は「外国人でまだ日本語が十分に習得できていない生徒については、日本語を中心に勉強して日本のマナーやモラルまで学んでもらおうと思っている」と話す。 生徒それぞれの日本語の習熟度によって授業のクラス分けを行ったり、教師とは別に通訳を配置するなど、外国人の生徒への配慮が多くなされている。 . 夜間中学の外国人・・・行政の課題は? 夜間中学に詳しい専門家の京都教育大学・岡田敏之教授は「夜間中学というのは、時代の状況を映す鏡だとも言われている」と指摘する。 そして、「外国籍の方が増えてきているので、やはり日本語指導の在り方、教職員の体制をどうしていくかというのが 行政の課題ではないかと思う」と話した。 . (「めざましテレビ」) 〔2019年4/18(木) FNN.jpプライムオンライン〕

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宇部市の中学1年いじめ不登校 いじめで市が再調査実施へ 去年宇部市の中学1年(当時)の女子生徒が同級生からのいじめを訴え不登校になり、その後別の中学校に転校しました。生徒側の訴えを受け宇部市教育委員会の第三者委員会が去年9月から調査を始め、今年2月に「明確ないじめの事実は確認できなかった」と結論づけています。しかし調査方法が国が定めるガイドラインに違反しているなどとして、おととい生徒側が市に再調査を求めました。ガイドラインでは生徒や保護者に対し「事前に調査の内容や目的、手法などを説明すること」が定められています。市教委は違反を認め生徒側に謝罪しています。市は、国のガイドラインに違反していたことに加え、第三者委員会では重要な事実に対して十分な調査が尽くされていないなどとして、再調査を行うことを決めました。新たな検証委員会は5月から開催される見通しで、改めていじめの有無などが調査されます。 . 最終更新:4/18(木) 19:10 〔2019年4/18(木) yab山口朝日放送〕

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神戸の中3女子いじめ自殺 神戸の中3女子いじめ自殺、市教委「証拠」隠蔽工作はあまりにも情けない 2016年に神戸市立中学3年の女子生徒(当時14)が自殺した問題を巡り、市の再調査委員会は16日、いじめが自殺の原因だったとする報告書を久元喜造市長に提出した。市教育委員会が設置した第三者委員会は「いじめと自殺との因果関係は不明」としていたが、再調査委は「中1から中3までのいじめが大きく寄与」と明白に因果関係を認め、さらに市教委幹部らによるメモの隠ぺい工作についても「遺族や周囲の心ある生徒たちの思いが非常に軽く扱われた」と厳しく指弾した。(事件ジャーナリスト 戸田一法)

●同級生らのメモ存在を隠ぺい 女子生徒は16年10月6日、同市垂水区の深さ1~2センチの川で倒れているのが見つかった。高さ5メートルにある橋の欄干に切れたロープがあり、橋に置かれていたリックサックに遺書が残されていた。 再調査委の報告書などによると、いじめは女子生徒が1年のときにはじまり、インターネット投稿した動画を「盗作」と中傷されたことなどが始まりとされる。さらに2年では同級生から陰口や無視、からかうなどの行為があり、クラスで孤立した。 3年では廊下で足を引っ掛けられたり、わざとぶつかられたり、体育関連行事で大縄跳びの練習を休んだことで非難されたりもしたという。 こうした同級生らの行為をいじめと認定し「学校内で完全に孤立し、中3では居場所がなくなったと感じ、自傷行為もするようになった」「誰に相談しても無意味という絶望感を抱いていた」として、自殺に至ったと結論付けた。 ほかにも報告書は「教師は誰もいじめと認識せず、人間関係のトラブルととらえた」「女子生徒の異変に気付いた生徒もいたが教師に相談しなかった」「メモの隠ぺいについて女子生徒の遺族や同級生ら、保護者は(教育委員会に)強い不信感を持った」と指摘した。 . この問題を巡っては女子生徒が自殺した5日後の11日、学校が同級生らに聞き取り調査を、20日には市教委が設置した第三者委員会も調査を開始した。 一方で女子生徒の遺族は17年2月16日、神戸地裁に証拠保全を申請。女子生徒が通っていた当時の校長は市教委首席指導主事から「事務処理が煩雑になる」「腹をくくってください」などと隠ぺいを指示されており、3月6日、遺族に「メモは残していない」と虚偽の説明をしていた。 市教委が設置した第三者委にもメモは提示されず、第三者委は8月8日、独自に実施したアンケートを基にいじめを認定したものの、自殺の原因については「特定できない」とする報告書をまとめていた。 しかし同月下旬に後任の校長が「メモが存在する」と市教委に報告。しかし市教委は「メモの内容はアンケの内容とほぼ一致」として十分な調査をしなかった。 この校長は18年3月、遺族が「調査は不十分」と再調査を求めたことを受け、再度、市教委へメモがあることを報告。市教委は4月22日、「破棄されたとしていたメモは存在していた」と隠ぺいがあった旨の発表をしていた。 これを受けて久元市長は同26日、遺族に面会し「これまでの対応は不適切だった」と謝罪、メンバーを一新した再調査委員会を設置する方針を示した。そして、再調査が進められていた6月3日、当時の校長と市教委首席指導主事が虚偽の説明で隠ぺい工作をしていたことが発表された。

●母親の無念な思い 再調査委の報告を受け、女子生徒の母親が娘の描いた自画像を携えて記者会見し「いじめとの因果関係を認めていただき(再調査委に)感謝している」と語った。次のようなコメントも発表した(一部抜粋)。 「娘が亡くなってから今日まで、どうしてこんなことになってしまったのか訳が分からず、私は娘の死と向き合うことができずに、学校で何があったのか、なぜ娘は亡くならなければならなかったのか、いじめの事実を追求することだけをしてきました。 ただ、教育委員会が設置した第三者委員会の調査結果を待っていただけだったら、おそらくいじめがあったことも認められることはなかったのではないかと思います。 また、生徒たちの証言内容は変わっていないはずなのに、調査する人が変われば報告書の内容が違ってくるのはなぜなのでしょうか。 最初の教育委員会が設置した第三者委員会のときに、再調査委員会のようなしっかりとした調査が事件直後から行われていたら、2年半もかかることもなかったし、もっと事実が判明したかもしれないし、それを踏まえた加害生徒への指導もできたのではないのでしょうか。 今後、もう二度とこのような悲しい出来事が起こってほしくはありません。学校、教育委員会は再調査委員会の提言をしっかりと受け止めて反省をしてほしいと思います。 そして今回の報告書が今後のいじめ対策に具体的に生かされることを願っております」 文面は穏やかながら、学校と教育委員会に対する強烈な不信感がうかがえる。 この問題を巡り今年1月11日、市教委の首席指導主事が停職3ヵ月など、5人が懲戒処分を受けた。遅すぎるぐらいの処分だが、首席指導主事は「校長と協議の結果であり、一方的な指示ではない」と主張しつつ、上司に「メモは存在しない」と虚偽の報告をした点についても否定、というやや矛盾した主張で人事委員会に処分取り消しなどを申し立てたことが明らかになっている。 残念ながら、この問題をこじれさせた首席指導主事は女子生徒の母親が望む「反省」よりも、わが身かわいさの「保身」が大事なのかもしれない。ただ、周囲の冷たい視線に気付かないのは少し気の毒な気もする。 実は、こうしたいじめや自殺を巡って教育委員会が設置した第三者委員会の調査結果に、関係者が不信感を募らせるケースが後を絶たない。 「大津市中2いじめ自殺」をきっかけに制定され13年9月に施行された「いじめ防止対策推進法」で、自殺や不登校など重大事態が確認されれば、第三者委員会などによる調査が義務付けられた。しかし、調査委の判断を不服として遺族らが再調査を求め、結論が覆るケースは珍しくない。 今年3月27日、14年8月に鹿児島県立高校1年の男子生徒(当時15)が自殺した問題で、県教委の調査委員会が「いじめを裏付けることはできなかった」と結論付けていたが、県の再調査委はいじめを明確に認定した。 同3月20日には、15年11月に茨城県取手市立中3年の女子生徒(当時15)が自殺した問題で、県教委はいじめとの因果関係を認定したうえで「担任教諭の指導が(いじめを)助長させた」と指摘、さらに市教委が法に基づく調査委の設置を怠った対応を「違法」と認定した。 ほかにも市教委はいじめがあったと認識していたのに、教育委員に都合の悪い情報を提供せず「ミスリードするような姿勢があった」と批判した。 いじめは今に始まったことではなく、昔からあった。昨今、表面化するのは大津いじめ自殺をきっかけとした法の施行で、握りつぶせなくなったためなのは言うまでもない。しかし、そもそもいじめと隠ぺいは現場の教員だけの責任ではない。 長く教員を務め、管理職も経験した友人に聞いたことがある。 「いじめは、なくならない。大人の世界でも存在するし、人間の本能のようなもの」 「いじめがないように指導する立場の大人、教育関係者が隠そうとする。根絶できるわけがない」 今回のような教育行政に携わる大人による「隠ぺい」は、子どもたちにとって最悪かつ、もっとも卑怯(ひきょう)な反面教師だろう。 こうした一握りの教育行政幹部により、現場の教員が不信感を持たれてしまう。部活などで長時間労働に向き合い「ブラック職場」と化していながら、懸命に教育・指導に向き合っている教員らが気の毒で仕方がない。 . 〔2019年4/19(金) 戸田一法 ダイヤモンド・オンライン〕

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ティーンズプレイス 不登校は甘え?「『弱さ』が許せない人」との接し方 ネットの居場所づくり注意点は…… 10代のコミュニティサイト「ティーンズプレイス」の初代管理人たかれんさん 【#withyou ~きみとともに~】 学校に行けなかったり、いじめられていたりする人にとって、ネットは大事な逃げ場所になります。一方で、「不登校は甘えだ」といった心ない反応が来ることも。「弱いことが許せない人」には、どのように接したらいいのでしょうか? 10代が集まるコミュニティサイト「ティーンズプレイス」を立ち上げた女性にネットの居場所の作り方を聞きました。(withnews編集部・河原夏季) . 10代が悩みを打ち明ける場 「友達いないよね、ぼっちだよねなどの言葉を数人に言われました」 「中学は今まで無遅刻、無欠席で、なんとかやってきたけれどそろそろ限界。勉強が手つかずで最近はうつ状態??かも知れません」 「毎日が辛いです」 「私は自分の全てを母に否定されます。何を努力しても認めてもらえない」 いじめ、不登校、家族……。10代向けコミュニティサイト「ティーンズプレイス」の掲示板には、たくさんの悩みが並んでいます。これまでに立てられたトピックは600以上。悩みには同じ10代が耳を傾け、コメントを残します。利用は匿名で、インターネット上だけのつながりです。 . 居場所がなかった中学時代 2015年にサイトを作った初代管理人のたかれんさん(22・神奈川県在住)は、「人とのつながりが怖いこともあるけど、仲良くするのは楽しい。話せる相手がほしいときにインターネットはすごく有効な手段です」 と話します。 たかれんさんは中学1年生のとき、いじめがきっかけで不登校になりました。 学級委員になったことから、授業中に騒いでいる生徒を注意したり、掃除を真面目にやっていない人がいたら声をかけたりしていました。そのことがクラスメイトから疎まれ、悪口を言われるようになったそうです。 「よかれと思ってやっていたことが、クラスの人から受け入れてもらえませんでした。最終的にはクラス全体に無視されたり、陰口を言われたり、ものを隠されたり。『私は何のためにやってきたんだろう』と思いました。学校に、私の居場所はありませんでした」

不登校打ち明けたブログに共感 「ティーンズプレイス」は、学校に居場所がなかった経験が基になっています。たかれんさん自身、中学生のころ、不登校の経験や悩みを打ち明けているブログを見て励まされました。 「中学校は皆勤賞で称賛される子がたくさんいました。不登校は私だけ。その子たちと自分を比較して苦しくなっていました。だから、ブログで同じ経験をした人がいると知って嬉しかったんです。匿名とはいえ、打ち明けるのは勇気がいります。打ち明けてくれてありがとうございます、とコメントしました」 一方で、ネット掲示板では「学校に行きたくないのは甘えだ」「親に育ててもらっているだけ感謝しろよ」という意見もたくさん目にしました。「学校に行かない=悪い」と考えてしまうこともあったといいます。 「ネットに助けを求めた人に、『学校に行きたくないって思うのは悪いことじゃない』『学校に行かなくても別の居場所を見つけることができるよ』とちゃんと伝えたい」。高校入学後、相談サイトの相談員になりました。 . ネット利用の注意点は? 相談員の経験や「ティーンズプレイス」の管理を通して、利用するときの注意点も見えてきました。一つは、「運営元の確認」です。 「運営元がはっきりしていないサイトは利用しないでほしいです。特に掲示板など不特定多数の人が出入りするようなサービスは注意した方がいいと思います。運営元がしっかりとしていれば、通報システムがあったり、削除依頼に対応してくれたりします」 自分の考えを否定されたり、心ない言葉を見かけたりしても、直接反論はしない方がいいと話します。反論したところで出口が見えず、気持ちが晴れることはないからです。トラブルにつながることもあるかもしれません。 「反論せずに運営者や周りの大人に報告してください。少しでもつらいと思ったらネットと距離を置く。私も最初は反論していましたが、弱い人を許せない人は、自分が弱ることを許されなかったんだろうなと思えてきました」

スマートフォンやパソコンで何げなく見ているサイトの書き込みも、「画面の向こう側」には必ず人がいることを忘れないでほしいと、たかれんさんは話します。 「ネットが怖いのは、相手が見えないからだと思います。でも、わたしを含め、ネット上で活動している人たちが、自分のバックグラウンドを明かしたり声をあげたりすることで、少しずつ『ネットの先』が見えてくるのではないでしょうか。そうすれば、ネットは『得体の知らない怖いもの』でなく『すてきな人とつながれるツール』になると思います」

インターネット=広い世界 20歳になって、「ティーンズプレイス」の管理人を10代の知り合いに引き継ぎました。自身が中学生のころは大人への恐怖心があり、サイトを始めたときから10代だけで運営しようと思っていたそうです。 管理人は卒業しましたが、いまでもLINEや別サイトで悩み相談に乗るなど、生きづらさを抱える10代をサポートしています。 「学校や家で苦しい思いを抱えていたとしても、それよりずっとずっと広い世界がネットです。そこには、あなたのように苦しんだ人や、あなたのような人を助けたいと思っている人がたくさんいます。この人とは合わないと思ったら、関係を断ち切ることも簡単です」 「ネットは怖い面ももちろんあるけれど、使い方を誤らなければ絶対にあなたの人生を色鮮やかにしてくれるはず。だからどうか、ネットの先にいる人を、わたしたちを、少しでいいから頼ってみてください」         ◇ ◇ ◇ 【#withyou ~きみとともに~】 withnewsでは、生きづらさを抱える10代に向けた企画「#withyou」を続けています。いろんな生き方、いろんな相談先があります。「#きみとともに」もつけてツイッター(@withnewsjp)などで発信しているので、みなさんの生きづらさも聞かせてください。 . 【お知らせ】「#withyou」が本になりました 2018年4月からwithnewsで連載している、生きづらさを抱える10代への企画「#withyou」が本になりました。1512円(税込み)で、4月19日発売です。 書名は『生きづらさを抱えるきみへ: 逃げ道はいくらでもある-#with you-』(withnews編集部著・KKベストセラーズ刊)。全国の書店などで購入出来ます。 学校や普段の生活に生きづらさを感じていた人が、どうやって逃げたか、どうしたら逃げられるのか、その方法を集めました。色んな逃げ方を知ることで、自分なりの逃げ方を探し出すきっかけが見つかるはずです。一緒に「正しい逃げ方」を見つけにいきましょう。 〔2019年4/19(金) withnews〕

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静岡市駿河区のコミュニティパークみずほ 静岡・駿河区に介護複合施設 20日まで内覧会 見学者でにぎわった内覧会=静岡市駿河区のコミュニティパークみずほ 社会福祉法人の静和会は18日、5月1日に静岡市駿河区みずほに開所する介護福祉の複合施設「コミュニティパークみずほ」の内覧会を開いた。20日まで実施し、午前10時~午後3時半に予約不要で見学できる。 施設は鉄骨3階建て。同会が運営する小規模多機能ホーム「丸子の里和(わ)はは」の他、長田地域包括支援センターや訪問看護ステーション、ケアマネジメントステーションなどが入る。通所と訪問看護、宿泊を自由に組み合わせて利用できる「和はは」は1日7人まで宿泊が可能。3階にはフリースペースを設け、認知症予防や、健康増進に役立つヨガやフラワーアレンジメント教室などを毎月開く予定だ。 同会常務理事の岩崎稔さん(46)は近隣にデイサービスもあることから、「1カ所に介護福祉施設がここまで集約された例は県内でも珍しい。地域包括ケアシステム構築の拠点機能に加え、不登校の児童生徒の居場所づくりなど地域の課題解消にも貢献したい」と話す。問い合わせは同会の繁田さん<電054(204)0882>へ。 . 静岡新聞社 〔2019年4/19(金) @S[アットエス] by 静岡新聞SBS〕

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8050問題 「私が生きているうちに…」ひきこもりの中年息子、惑う79歳母 ひきこもりが長期化し、50歳近くになった息子の将来を案じる女性=5日、福岡市 真新しいスーツに身を包む新入社員が、はつらつと行き交う春のオフィス街。家族に知られないようにと取材場所に指定された福岡市中心部のビルの一室で、白髪交じりの女性(79)はため息をついた。 「私が生きているうち、何とか息子を社会につなげないと…」 女性は自宅で、50歳近くになった息子と暮らしている。息子は定職に就いておらず、生活の頼りは両親の年金だ。 息子は幼少時から引っ込み思案で、人付き合いが苦手だった。学校で孤立し、いじめられることもあった。高校で不登校になり、受験に失敗してからは家族との会話も減った。浪人して私立大に進学した後も、サークル活動やアルバイトはせず、キャンパスと自宅を往復するばかりだった。 . 「息子が1人で生きられるようにするのが、親の最後の責任」 卒業当時は、平成初期のバブル崩壊を機に始まった就職氷河期の真っただ中。息子は気後れして、企業の説明会に行くこともできなかった。 弟が先に就職した春。家族が喜んでいると、家中に「ガー」とうめき声が響いた。2階の部屋で布団にうずくまり、震える息子が叫んでいた。父や他の兄弟は有名国立大出身で、プレッシャーや負い目があったのかもしれない。「気持ちを分かってあげられず、ごめんね」。女性は息子に寄り添い、涙ながらに謝った。 それから20年ほどの間、息子は仕事に就かず「ひきこもり」となった。知人のつてで携わった事務の仕事は、人間関係をこじらせて1年余りで辞めた。近所に買い物で外出しても、家族以外との交流はほとんどない。 . 「兄弟には迷惑をかけられない。息子が1人で生きられるようにするのが、親の最後の責任です」。女性は支援団体に通い、相談を続けている。 平成の終わり、ひきこもりの中高年化が叫ばれるようになった。80代の親がひきこもりの50代の子を養う状況も増え、「8050問題」と呼ばれる。 内閣府は3月末、初めて40~64歳を対象にしたひきこもりに関する調査結果を公表。ひきこもり状態にある中高年の人が全国で61万3千人いると推計した。 専門家は言う。「実際には、200万人を超えている可能性がある」-。 「最悪の事態が相次ぎかねない」 学校や仕事に行かず、家にこもって過ごす人を指して「ひきこもり」という言葉が使われ始めたのは、平成が始まって間もない1990年代初頭のこと。98年に精神科医の斎藤環さんの著書「社会的ひきこもり 終わらない思春期」がベストセラーとなり、一般的に知られるようになった。 不登校とも結びつけ、若者特有の問題ととらえられる中、年月は過ぎ、ひきこもり状態から脱することができない人の中高年化は確実に進んだ。 「このままでは、親の死後に残された子どもが困窮して孤独死したり、老衰した親が一家心中を図ったりと、最悪の事態が相次ぎかねない」 ひきこもり当事者の社会復帰支援を続けるNPO法人「青少年サポートセンターひまわりの会」(福岡市博多区)の村上友利代表(74)は心配している。 少年や若者の場合、職探しもしやすいし、転校、進学など社会につながり直すきっかけをつかみやすい。 . 中高年となると、ハードルは高くなる。「働いていなかった人が50代から急に職に就いても、続けるのは難しい」と村上さん。ひきこもり期間が長期化するほど、社会に出る恐怖心は強くなる。社会復帰には、ひきこもった歳月の倍以上の期間をかけ、ボランティア活動から仕事経験へと段階的に支援していくことが不可欠という。 サポートする親も高齢化する。最近は、継続的に相談に訪れていた親自身が介護の必要な体調になり、解決しないまま退会したケースもある。村上さんは「いずれ、90歳の親が60歳の子を養う『9060』も現実になる」と話す。 . ひきこもりの平均年齢、高年齢化進む 行政の支援はどうか。 政府は2009年度以降、「ひきこもり地域支援センター」を都道府県や政令市ごとに整備した。全国75カ所(昨年4月現在)に上り、相談員として精神保健福祉士などを配置する。既存の精神保健福祉センターに窓口を置き、そのスタッフが業務を兼任するケースも多い。 「現状の限られた人員で、どこまで丁寧に対応できるだろうか」。KHJ全国ひきこもり家族会連合会の伊藤正俊共同代表(66)は首をかしげる。 KHJが実施した家族調査では、ひきこもり当事者の平均年齢は02年度に26・6歳だったが、18年度には35・2歳と高年齢化。ひきこもりの平均期間も7・5年(02年度)から12・2年(18年度)に伸びている。 厚生労働省の集計によると、センターの継続的な利用者は約7500人(昨年3月時点)。支援を受ける期間をみると、約4千人は「1年未満」、約2千人が「1~3年未満」にとどまる。継続的な支援ができているとは言い難い。 ひきこもりの子を隠そうとする親も バブル崩壊を経て「失われた20年」と呼ばれる経済低迷が続いた平成の時代。日本社会がなお経済成長を追い求める陰で、ひきこもりという問題は令和へと持ち越されようとしている。 世間体を気にし、ひきこもりの子を隠そうとする親もおり、実態は見えない。「自治体の調査を踏まえると、実際には200万人を超えている可能性もある」。精神科医の斎藤環さんはそう指摘し、行政の支援充実を訴えている。 「昭和から引きずる価値観を問い直す時期に来ている」。そう指摘するのは、福岡県立大の四戸智昭准教授(嗜癖(しへき)行動学)。「学歴や年収を重視する世間のレールに乗れず、企業の就労に合わない人がひきこもりになる。現実には終身雇用は既に崩れ、働き方、生き方も多様化しつつある。強引に社会に引き戻すのではなく、地域貢献活動など、ひきこもりの人の居場所を見つける必要があるのでは」と話した。 .       ◇    ◇ 平成が間もなく、終わろうとしている。「内外、天地とも平和が達成される」という願いが込められた時代は、東西冷戦の終結、バブル崩壊に始まる政治経済の混迷、相次ぐ大災害、少子高齢化に伴う人口減少、価値観の多様化に直面した30年余だった。近代では唯一、戦争のない時代でもあった。 天皇陛下の退位に伴い、いよいよ5月1日から令和が始まる。平成に起きた出来事、残された課題を振り返りながら、次代への道筋を探る。

【ワードBOX】ひきこもり調査 内閣府は「ひきこもり」について、就学や就労、家庭外での交遊などの社会的参加が半年以上なく、趣味の用事や近所のコンビニに行くほかに自宅から出ない人と定義する。2009年度、15年度は15~39歳の若年層を対象に調査し、それぞれ全国で69・6万人、54・1万人と推計した。初めて40~64歳を対象にした18年度調査の61・3万人と合わせ、「全体で100万人以上がひきこもり状態にある」という分析もある。ひきこもり状態になったきっかけ(複数回答)は「退職」「人間関係がうまくいかなかった」「病気」などの回答が上位を占めた。 . 〔2019年4/19(金) 西日本新聞〕


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発達障害 発達障害の子の母が思う「普通」とは ~不登校姉妹と普通が普通じゃない日々~
自閉症、発達障害、アスペルガー、ADHD……。脳のメカニズムが大多数とは違う人たちは、その特性から様々な“診断”が下され、その診断名から、時には理解が得られたり、またレッテルを貼られたりする事があります。そんな、昔は広く一括りにされていた“自閉症”の中でも、広汎性発達障害(ASD)と注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断された子を持つ母親の視点で、「うちの子の場合」を書いてみたいと思います。
■自閉症→発達障害→??? 「自閉症」という言葉が出てきたのは昭和の頃。まだその深いところまでは研究がなされていなかった時代です。そして平成に入り、「自閉症スペクトラム障害」という、“一般的な脳の働きとは異なる性質を持つ”人たちが、その性質によって、“アスペルガー”“学習障害”“ADHD”などのさらに込み入った診断名を総称した概念に一括りに語られたり、それぞれの診断名で語られたりするようになりました。
さて、筆者の娘たちの話に入ります。長女は8歳の時に、発達障害(アスペルガー症候群)と診断されました。が、本質はアスペルガーの傾向がある、さまざまな自閉症的傾向が入り乱れた状態である事が、成長とともに顕著になってきました。発達障害と診断されると、まずその特性ゆえに社会生活がし辛い状態に対し、特性ゆえの衝動性や感覚過敏などをやわらげる様な薬を処方されます。しかし、数種類ある薬は、長女には効果がなく、結局は副作用しか出ない状態だったので、服薬を始めて、薬も変えつつも2年程で薬をあきらめる事となりました。
長女と2歳違いの次女も、同じく8歳の時にADHDと診断されました。不注意優勢型で、小学校に入って初めて、机の中のものが異様に整頓できない、プリント類を机の中にため込んでしまうなどの状態から診断されました。次女も、実はADHDと言われたものの、ほかの自閉症スペクトラムに当てはまる特性を持っています。そして、長女と同じく、薬を試しても効果がなかったために、今では投薬せずに様子を見ています。
■「保育園の頃は何も言われなかったのに……」母の戸惑い
人生で初めての他者との集団生活になる、保育園という環境。その環境では二人とも特に何も言われる事はありませんでした。集団行動もでき、他の園児と遊んだり、友達関係を築いたり、先生の言う指示に従えてお遊戯の振り付けもばっちり。園のお遊戯会では、明らかに他の子と違った行動をしている子が目立っていた中で、二人の娘はそんな事もなく、行事ごとのダンスを楽しく踊ったり、運動会でも問題なく競技ができていました。
しかし、小学校生活に入って、それぞれの隠れていたと思われる特性が出始めてきました。長女は、強い衝動性がでたり、気持ちのコントロールが難しくなったり。次女は、プリントをため込むばかりかランドセルに翌日使う教科書を入れる事すら上手くできなかったり。母である私は混乱しました。小学校って、そんなに難しい事だったっけ???当時はフルタイムで働いていたので、二人とも学童保育のお世話になっていました。保護者が主体となって運営する学童保育で、ベテランの指導員は子どもの心を良くつかみ、長女は学童での活動も活発にできていました。しかし、だんだんと長女の様子がおかしくなっていきます。1年の3学期、「長女ちゃん、学童への集団下校の時に列から離れて一人で興味があるほうにいってしまうみたい」という、学童仲間のママさんからの言葉に、最初は理解が追い付きませんでした。当時通わせていた学童保育は、6年生までが通えるところだったので、集団下校時に高学年が低学年と学童へ行く時に、長女の行動に手を焼いているという話でした。公園で遊んでいる時は、遊具の順番を守りつつも興味のあるほうに積極的に近づいたりしていたので、特別変に思う事もなかったのです。
そして次女が学童に同じく通う頃には、自分の「嫌」という気持ちを上手く表現できずにその場で固まってしまい、何時間もその「嫌」にこだわり続けるという状態にもなってしまいました。本人にとって、なぜ「嫌」なのか、自分でも表現ができずに、どうしていいか分からなかった結果、何時間も固まるという事に繋がっていったのでしょう。そんな頃、学校と同じく学童に通っていた2学年上の男児にターゲットにされ、いじめられるという事態に。その男児も、衝動性が高く、自分が気に入らない事について片っ端から暴力という手段で気持ちを表す子どもだったようです。小学校でもたびたび他の児童に暴力を繰り返していたその男児は、保健室でしばしば気持ちを落ち着けるために休みに来ていた長女との衝突が他の児童に比べて、明らかに多かったようです。物理的な暴力とともに、呼び捨てで、「死ね、アホ」などの暴言も繰り返されてきました。結局、学童保育の指導員も親身になってくれたにもかかわらず、学童保育に行く事が怖くなってしまい、やめざるを得ない状態に追いやられたのです。
■鬱を発症した母が起こした事件、そして不登校
そして、それまで集団登校できていた学校にも登校できない状態になりました。しばらくは、私がつきっきりで学校へ行ったのですが、このいじめの一件の後、それまでできていた学校生活が全くできない状態になってしまっていました。授業参観で積極的に手を挙げて発言していた長女の姿はそこになく、ただ教室ですわっているだけ。班行動にも加わろうとせず、ただそこに存在するだけでした。その変わりようを、私がどうやって受け入れたのか、実はこの頃以降の記憶があいまいになっています。
覚えているのは、発達障害と診断されていた事で、情緒支援級がある学校に転校する手続きを取った事、転校当初は大暴れして先生に咬みつく行動もあった事、支援級の先生が長女の特性をよくみて、長女の分かりやすい方法で情緒の支援、学習の支援をしてくれた事。おかげで、長女は無事に支援級から普通級の子たちになじむ事ができ、修学旅行にも行け、卒業式にも出る事ができました。
しかし……中学へ進学して1か月。何度も中学に上がる前に普通学級で進学するために中学とも面談を重ねてきたのですが、馴染む事ができなかったのか、不登校に。その頃、私は元夫が娘たちに対してあまりにも理解がなく、発達障害について何も知ろうとしなかった事を皮切りに、これまで溜まりに溜まっていた不満が爆発。別居から離婚へと動いていました。別居により長女と同じ小学校に転校となった次女を、同じく発達障害として情緒学級に入れるかどうか迷ったのですが、今まで普通級で特に大きな問題がないという事で、普通級に転入となりました。
普通級に転入したものの、なかなか上手く馴染む事ができず、5年の野外学習は3日目のもうみんな揃って帰る、という数時間前に動けなくなり、私が高速道路を飛ばして迎えにいったりしました。その後も、時々学校に行っては行かなくなるの繰り返し。そして、6年に上がった5月、ある事件が起こりました。当時住んでいた場所は学校の目の前。登校できずにベッドから降りてこない次女を、男性教諭が迎えに行き、さらに次女をベッドから引きずり出したのです。この頃の私は、一人で発達障害の不登校、離婚問題と抱え込んでおり、近隣にもなかなかSOSが出せない状態。2年前にうつ病と診断されて抗うつ剤を飲みながら何とか仕事を探してやっとの思いで生活してました。不登校についても、どうしていいのか、何がベストなのか、自分では分からない状態。この一件が、次女の男性恐怖と人間不信の大きな一つの原因になってしまったのでした。私があの時先生を止めていたら、自宅に訪問しないで。っていえていれば……たらればを言っても遅いのですが、二人も不登校になって、自分自身が精神弱り切った状態で、正常な判断はできなくなっていました。
そして私は、事件を起こしました。学校に行こうとしない長女と口論になり、暴言と暴力で対抗された私は、あろうことか、子どもに刃物を渡し「消えて欲しいというならあんたが私を消しなさい」と。私は子どもが通報した警察に、子どもたちとともに移送され、精神科に「措置入院」となる入院になりました。そして二人の娘は、児童相談所の保護施設へ。この騒ぎのあと、実母が300kmの距離を駆けつけて、私が借りている部屋にしばらくいてくれる事に。保護施設へ実母が手続きに行った後、長女は施設内で大暴れしたそうです。「何でうちに帰してくれないの」。これが切っ掛けとなって、長女は児童精神科のある病院に、ながらく入院する事となりました。実母は次女を預かり、私が入院中もなにくれと世話をしてくれました。
約1か月の入院期間を経て、私は退院しました。反抗期に入った次女は実の祖母にも素直になれない態度を取り続け、相変わらず登校できない日々を送っていたので、必死に優良患者として早く帰れるよう努力したのです。
■「普通ってなんだろうね。うちって普通なんていないじゃん?」
今でも、二人とも不登校。次女は6年という最後の最後まで、登校できないままでした。修学旅行はもちろん無理、卒業式にも出られなかったので、応接室で一人、校長先生から卒業証書を渡されたのでした。その間には、市が運営しているフリースクールも、自分で頑張ってみたいと始めた運動の習い事も、頑張れるだけ頑張っていました。しかし、タコの糸がプツンと切れるように通えなくなりました。頑張るだけ頑張ったけど、無理なものは無理。ここまで来て、やっと私はその事を受け入れる事ができるようになったように思います。そんな次女がこの前発した言葉。「普通ってなんだろうね。うちって普通なんていないじゃん?」
その言葉は、私がいつも考えていた事でした。不登校で、退院した後も主治医から「学校に行くのは無理でしょう」とお墨付き(?)をもらって、自主的に児童精神科のデイケアに、通いたい時に通う、フリーランスな状態の長女、そして、中学校に通う事を決意したものの、先行きは全く予測できない次女。この人たちに当てはまる「普通」なんて、この集団になじめと暗黙の了解で圧を掛けられているようなところにはないと思うのです。
集団が怖いから、ただ、教室に一人の状態で置いて欲しい次女と、入院中に自分の特性について理解ができるようになり、とりあえず外には出かけられるようになった長女。学校の制服を殆ど着ない状態で、登校しないまま卒業になるであろう長女と、いつまで制服に袖を通せるか分からない次女。高いお金出して制服を買った以上は学校に行ってよね、というものの、果たしてその「普通」が正しいのか、ぶっちゃけ、中学に最初から通わせなくてもいいんじゃないか。やっぱり正解は見当たらないので、娘たちには誰かの手を上手に借りる事ができるようになって、母がいなくなっても生活できるようになってくれる事を祈るのみです。
〔2019/4/2(梓川みいな)おたくま経済新聞〕

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岡崎武志による読書日記 激動の時代を生きぬいた者としてのさまざまな提言―安野光雅『安野光雅 自分の眼で見て、考える』、とみさわ昭仁『レコード越しの戦後史』ほか―岡崎 武志による読書日記

安野光雅 自分の眼で見て、考える
◆『安野光雅 自分の眼で見て、考える』安野光雅・著(平凡社/1200円)税別 著名人が自身の人生を語り下ろす、この「のこす言葉」シリーズはいい。第3弾は『安野光雅 自分の眼で見て、考える』。絵本作家、エッセイストでも知られる画家は、今年93歳だという。
1926年、島根県津和野生まれ。小学生の頃「不登校児」というのが意外。ただ、「絵描きになりたい」とずっと思っていて、その「一本の線を、くねくねと軌道修正しながら辿ってきて今がある」と語り口はユニークでユーモアがある。戦後、玉川学園園長・小原と運命の出会いをして、道が開けた。
激動の時代を生きぬいた者としてのさまざまな提言もある。日本の教育は、何でも数字や順位で評価する。「自分の頭で考えることが大事です」と言う。『旅の絵本』シリーズが下描きなし、というのは驚いた。旅をして、実物を見た自信が独自の風景画を生んだ。
モットーにする言葉が「雲中一雁」。雁(がん)は群れて飛ぶが、離れて一羽でも飛ぶ。「しょせん一人」という覚悟が著者を支えた。
◆『レコード越しの戦後史 歌謡曲でたどる戦後日本の精神史』とみさわ昭仁・著(Pヴァイン/税別1800円)
改元でますます遠ざかる「昭和」の切り口は幾つもあるが、終戦後から変容する社会を映し出したのはレコードではないか。とみさわ昭仁『レコード越しの戦後史』は、それを証明して見せる。 戦後復興、高度成長、ヒーローや花粉症と、事件や流行の陰に、つねに歌謡曲が流れていた。戦後復興を象徴する「東京タワー」が完成した昭和33年、「東京333米」が出た。数字は高さ。歌うはミラクル・ヴォイス。
著者は珍レコードコレクターとしても知られるが、その強みが随所で生きている。昭和47年に帰還した日本兵・横井庄一さん。「お帰りなさい横井さん」というレコードが出ていた。中国残留孤児の歌も多数紹介され、著者は背景にある日中国交問題をちゃんと押さえている。戦後史と向き合う姿勢は真摯(しんし)で、貫く骨は太い。
歌謡曲の時代が終わって、この本で連打されるような歌と時代が添い寝する関係も消えた。そのことを寂しがる私は時代おくれか。
◆『イレナの子供たち』ティラー・J・マッツェオ/著(東京創元社/税別2800円)
ナチス占領下、多くのユダヤ人を救ったシンドラーは、映画にもなって有名。ティラー・J・マッツェオ『イレナの子供たち』(羽田詩津子訳)は、その女性版だ。福祉局勤務のポーランド人女性・イレナは、 ワルシャワのゲットーから、2500人ものユダヤ人の子供たちを救い出した。トラックの積み荷に隠し、あるいは下水道を使い、幼い命が生き延びた。彼女の勇気と行動力に感心するが、同時に、この計画に加わった多くの無名同志の存在も、本書では描かれる。瞠目(どうもく)のノンフィクション。
◆『鉄条網の世界史』石弘之・石紀美子/著(角川ソフィア文庫/税別960円)
石弘之・石紀美子『鉄条網の世界史』が面白い。居留地、収容所、戦地の前線と、外敵排除と暴力に加担する鉄条網。その歴史と使う人間の心理を、世界中を取材し明らかにした異色の世界史だ。フランスとアメリカでほぼ同時期に発明され、きわめてローテク、安価な商品として、またたくまに広がった。当初、開拓時代に家畜などを囲うため使われた。しかし、同時に先住民を締め出す暴力性を発揮し始める。分断が加速されていく世界の底に人類の冷酷さが潜むことを、鉄条網が教える。
◆『ある若き死刑囚の生涯』加賀乙彦・著(ちくまプリマー新書/税別840円)
加賀乙彦『ある若き死刑囚の生涯』は、1968年、横須賀線爆破事件で死刑囚となった青年の話。医師でもある著者は、東京拘置所医務技官を務め、犯人と接見している。彼の生い立ちから書き起こし、事件に至る過酷な人生を描き出す。彼は獄中で、純多摩(すみたま)良樹のペンネームで多数の短歌を詠み、日記をつづり、信仰を持った。死と向き合う穏やかな日々。「鉄扉ひらく音に心のさわだちぬ処刑の部屋につづく朝露」は彼の歌。75年12月死刑執行。懸命な短い人生は我々に何を教えるのか。
[書き手] 岡崎 武志 1957年大阪生まれ。書評家・古本ライター。
立命館大学卒業後、高校の国語講師を経て上京。出版社勤務の後、フリーライターとなる。書評を中心に各紙誌に執筆。「文庫王」「均一小僧」「神保町系ライター」などの異名でも知られ、近年の古本ファン層拡大に大きな役割を果たしている。著書に『ご家庭にあった本』『昭和三十年代の匂い』『女子の古本屋』『古本病のかかり方』(以上、筑摩書房)、『蔵書の苦しみ』『読書の腕前』(光文社新書)、『上京する文學』(新日本出版社)、『古本道入門』(中公新書ラクレ)、『古本道場』(角田光代氏と共著、ポプラ文庫)、『新・文學入門』(工作舎)など、本にまつわる著作多数。
〔2019年4/8(月) 岡崎 武志 サンデー毎日 2019年4月7日増大号掲載 ALL REVIEWS〕

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ゲーム実況の王“もこう” ファンから“ゲーム実況の王”と呼ばれる人気実況主、NHKに生出演 番組でも“王”と紹介される
もこう/編集部が撮影
「ニコニコ動画」のポケモン実況でブレイクした人気配信者のもこうさんがNHKのEテレ「沼にハマってきいてみた」に出演。
NHKの、それも生放送への初出演を果たしたことでファンを大いに沸かせた。
「ゲーム実況の王」もこう、NHKに殴り込み
かつてファンから「ニコ動の王」と呼ばれ、その後YouTubeを主な活動の場所に移してからは「ポケモン実況界の王」「ゲーム実況の王」とも呼ばれるもこうさん。 「ポケモン」以外にも「シャドウバース」や「マリオカート」「スプラトゥーン」さらに「ぷよぷよ」など様々なゲームをプレイ、現在も第一線で活躍している。 癖の強い煽り口調や歯に衣着せぬ言動こそがその人気の秘訣だと言えるが、一方でネタ的な扱いをされることが多かった。
しかし、2018年にはその功績が認められ、一般社団法人日本eスポーツ連合が認定する「ぷよぷよ」シリーズ初のプロライセンス選手11名のうちの1人に選ばれて多くのファンを驚かせた。
現在のチャンネル登録者数は63万人を超え、押しも押されもせぬ人気配信者となっている。
KAI-YOUではニコニコ時代から数えて過去に4度インタビューを行なっており、その時々の彼の活動を追いかけてきた。
もこうさんが出演したのは、毎週月曜から水曜まで、様々な趣味やカルチャーといった“沼”にハマった人たちに焦点を当てた人気番組「沼にハマってきいてみた」。 もこうさんが自身のYouTube事前の告知動画で「テレビに出ることが価値とは思ってない」としながらも、きちんと「ぷよぷよ」自体を取り上げたいという番組の姿勢に共感して出演を決めたと語っている。
NHKが「ぷよぷよを始めたきっかけは?」というアンケートを取ったところ、半数以上がもこうさんの動画をあげたことから出演オファーがかかったという。
もこう、NHKに「王」と認められる
もこうさんは「ぷよぷよ」には思い入れが強く、「はじめてお父さんに買ってもらったゲームは『ぷよぷよ通』」「不登校だったとき『ぷよぷよ』に救ってもらった」と過去にも語ってきた。
サバンナの高橋茂雄さんとモデルの桜井日奈子さんをMCに、女優の松井玲奈さん、プロゲーマーのあめみやたいようさんや全国で屈指の実力を誇るmomokenさんらと共演。
番組は生放送で、「プロプレイヤー、ゲーム実況者」として紹介。「ぷよぷよ界の配信王」という肩書きまで添えられ、放送ではあめみやたいようさんと熱戦を繰り広げた。
なお、冒頭の自己紹介ではしっかりと噛み噛みだったことはお伝えしておこう。
そして、番組内ではパズルゲーム「ぷよぷよ」の醍醐味である連鎖に桜井日奈子さんが挑戦。その指導役をもこうさんがつとめた。
もこうさんの真剣な指導もあったが、番組内では達成ならず。しかし、番組終了後に再挑戦、見事リベンジを果たした様子が公式動画でも公開されている。やり遂げた際の本気の感動が伝わってくる。
放送を見逃した方は、再放送を心待ちにしよう。ワイプでのもこうさんの変顔もちゃんと収められているので注目してみてほしい。
なお、放送後にはもこうさんはYouTube配信を行い、出演を振り返っている。生放送当日の興奮が伝わるはず。
ゲームのことや出演者のことをきっちりと調べて入念な準備をしている点や桜井日奈子さんがちゃんと練習を重ねて本番に臨んだ点など、初めて出演した身として「本当に良い番組」と語っている。
〔2019年4/9(火) KAI-YOU.net〕

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いじめ防止条例 郡仙台市長 校長会でいじめ防止条例を説明 4月から施行された仙台市のいじめ防止条例についてです。郡市長が合同校長会に出席し、学校現場での適切な対応を求めました。 郡市長「本市において痛ましい事案が続いたことは、本市の教育行政にとどまらず、市政全体に対する信頼を大きく損なわせたわけであります」 今年度初めてとなる仙台市の合同校長会には、小中学校や高校の校長など合わせて約190人が出席しました。 冒頭、郡市長が自ら4月から施行されたいじめ防止条例の理念や趣旨を説明し、条例を踏まえた学校現場での対応を求めました。 郡市長「学校でできること、家庭でできること、地域でできること。そして、相互に連携してこれらのことを取り組んでいく」そのうえで、児童や生徒の健全育成に努めるよう呼びかけました。 郡市長「大人があなた方の悩みをしっかり聞き、きちんと向き合って、ちゃんと守ってゆきます。そうした本気度120%のメッセージを子どもたちの胸に届けてまいりましょう」 合同校長会ではこのほか、例年、大型連休明けに多くなる不登校に対する対応や教職員の適正な休日の取得など、働き方改革について配慮するよう教育委員会から注意喚起がありました。 〔2019年4/10(水) KHB東日本放送〕


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前川喜平 【悩み相談】出席日数不足が高校入試で響く…前川喜平が進路アドバイス〈週刊朝日〉 前川喜平さん。本連載では読者からの前川さんへの質問や相談を受け付けています。テーマは自由で年齢、性別などは問いません。気軽にご相談ください。 文部科学省で事務次官を務めた前川喜平氏が、読者からの質問に答える連載「“針路”相談室」。今回は、不登校児が出席日数不足から高校入学に苦戦しているという相談です。         *  *  * Q:友人の子ども(中学生)が不登校になりました。「高校からやり直せるように自宅で学習を」とアドバイスしたのですが、不登校の子が多く存在する現在、欠席がいくら多くても卒業はさせてくれるのに、出席日数に縛られ高校にはなかなか入れないと聞きます。結局、学校に行けない子どもはだめだと決められているように感じてしまうのですが。

A:出席日数を理由に入れてくれない高校など選ばなきゃいいと思います。大事なことは、その子に合った高校選びをすること。心配なら、出席日数で合否を判断するかどうか、高校に聞いてみたらいい。 なぜなら、入試方法というのはある意味、「私たちは、こういう子を求めている」という学校側のメッセージでもあります。今はいろんな高校があるし、いろんな学び方がある。言われたことをただ学ぶのではなく、主体的な学習ができる子に入ってほしいという高校もあるし、中学の出席日数を考慮していない学校だってあります。中学は不登校でも、高校では休まずに登校する子が多いということは、高校側も経験として分かっているはずですから。 日本では「皆勤賞」という全く無意味なものがあります。休まないと偉いという考えで、場合によっては確かに入試に有利になることもあるでしょう。しかし私は「皆勤賞」なんて意味がないし、なくしていいと思う。不登校であっても、そんなに気にすることはありません。もしご友人のお子さんが通っているのが公立中学だとすれば、ほぼ確実に卒業できるし、高校入試も受けられます。 かつて高校入試は、必ず学力検査と内申書の両方を評価しなければならないものとされていました。ですが受験競争の過熱化が問題になった時期、入試の制度は見直

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され、学校によっては学力検査を実施せず、内申書だけで合否を決めることも可能になりました。しかし内申書の評価がダイレクトに入試に響くことになると、中学3年間、とにかく“いい子”でいることを強いられるという弊害も生まれた。そこで次に、学力検査のみで合否を決める学校もあっていいということになった。今は、学力検査と内申書のどちらも使わず面接、小論文、実技などによって評価する入試も可能になっています。入試の方法の多様性が広がり、個性を認めてくれる学校も増えています。 〔2019年4/11(木) AERA dot.〕

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安齋肇 「ダメな人にも『出番の枠』がある」新年度につまづいた学生にこそ読んでほしい安齋肇の教え 今週は多くの学校で始業式が行なわれました。学生にとって新年度のスタートです。 いろんな期待や希望を胸にする日でもありますが、憂うつな気持ちの人もいます。 新年度の初日は、クラス替え、席替え、担任の変更などがあります。転校生ならなおのことですが、ふつうの生徒にとっても変化が多い時期です。 いわゆるクラスカーストに変動が起きるため、「いじられ役にならないよう自己紹介は気をつかった」という生徒の声を聞いたこともあります。 内閣府の調査によれば、18歳以下の自殺者数が多くなるのは、夏休み明けの9月1日と、新年度が開始される4月上旬から中旬にかけてでした。 断定することはできませんが、おそらく、また学校へ行くよりも、いま死んでしまった方が楽だと追い詰められた人が多いのではないかと思います。 そこで、今日は新年度に好スタートが切れた人ではなく、「失敗してしまった」と新しいスタートに落胆した人に読んでほしいインタビューを掲載します。 取材者は私と10代から20代の不登校経験者。お話を聞いたのは、イラストレーターの安斎肇さんです。 「誰にでも『出番の枠』がある」 僕は不登校ではなかったけれど、学校の勉強が苦手でね。授業がわからないから、先生に指されるのがイヤでたまらなかった。いざ指されると、恥ずかしさと緊張で顔が真っ赤になっちゃうんだ。タコみたいに赤面してるからって「タコザイ」っていうあだ名までついちゃった(笑)。 高校に入ってからは、家でラジオばかり聞いてた。1階からは母親と妹の楽しそうな会話が聞こえてくるのに、自分はひとりラジオばかり聞いて一日が終わっていく。「あぁ、ぼくはこのまんま年取って死んでいくんだろうな~」って、すごい孤独感を感じてた。 だから「なにかしなきゃいけない」って思ってさ。好きだった女の子に手紙を書いたんだ。ラブレターだよね。便せんで50枚くらい(笑)。さすがにそれだけ枚数があると封筒に入りきらないから前編と後編にわけて送ったんだ。 自分ではナイスアイディアだと思ったんだけど、数日してから料金不足で前編が戻ってきちゃったんだよね。「あぁ、明日になれば後編も戻ってくるんだ~」と思ったら恥ずかしくてしかたなかったなぁ。 でも、その後も、コレといってとくにやりたいことはみつからなかった。高校は卒業したけど、あてにしていた美大は受験で落ちちゃった。一浪しているあいだはフラフラして、専門学校へ入って卒業して、またフラフラして。たまたまデザイン会社に入れて、なんとかなったんだよね。 そう言うと、やりようない気もするかもしれないけど、「世の中も自分も、そんなもんだ」って、ぼくは思うようにしてる。テレビの番組では、いろんなタイプの人が出るでしょ。いわゆる「おねぇ系」と言われてる人もたくさん出てる。そういう出演者の「枠」が番組のなかであるように、僕のようにいわゆる"フツー”じゃないと言われる人を受けいれる枠組みっていうのが、社会にもあると思うんだ。 大切なことは、「きらいなことはしない」ということ。仕事や勉強も「それほどきらいじゃないからやってみようかな」というぐらいの思いでいい気がする。なにかを続けていれば、それを見てくれる人がいるし、いろんな人たちとつながっていける。 それは、好きなことの数だけ可能性がふくらんでいくっていうことなんだ。学校でもアルバイトでも、好きかきらいかの判断ができるのは本人だけだから、その取捨選択は生きていくうえですごく大切なことだと思う。 もしも、学校でうまくいかなかったり、不登校になったり、休んだりしたとき、周りからは「損をしている」と言われるかもしれない。 でも、僕は大丈夫だと思う。だって、イヤならば行かなくていいんだ。 タモリさんが幼稚園に行かなかったって話、聞いたことある? 幼稚園をちょっとのぞいてみたら、園児たちがギンギンギラギラって踊ってるんだって。「こんなところ、恥ずかしくてぜったい通えない」って思ったみたい(笑)。 「学校へ行かない」って判断できるのはすごいと思うんだ。それができるってことは「学校へ行く」っていう判断もできるんだから。そこをはっきりすることのほうが、よっぽど大切な勉強だと思う。無理に学校へ行こうと努力する必要はないし、同じ時間を使うなら興味あることに費やしたほうがいいよ。 これからは自分が好きなことをとことん突き詰められる、そんな人が必要なんじゃないかな。 (『不登校新聞』2010年11月15日号より再編集)

石井志昂 『不登校新聞』編集長、不登校経験者 1982年東京都生まれ。中学校受験を機に学校生活が徐々にあわなくなり、教員、校則、いじめなどにより、中学2年生から不登校。同年、フリースクール「東京シューレ」へ入会。19歳からは創刊号から関わってきた『不登校新聞』のスタッフ。2006年から『不登校新聞』編集長。これまで、不登校の子どもや若者、親など300名以上に取材を行なってきた。また、女優・樹木希林氏や社会学者・小熊英二氏など幅広いジャンルの識者に不登校をテーマに取材を重ねてきた。 〔2019年4/11(木) 石井志昂 『不登校新聞』編集長、不登校経験者〕


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中高年のひきこもりと「8050問題」 ひきこもる就職氷河期世代。ひきこもり100万人時代、中心は40代。家族が苦悩する「お金問題」 ひきこもりの中心層は就職氷河期世代。中高年のひきこもりは若者より多くなっている。 中高年のひきこもりは、若者より多い ―。 内閣府が3月29日に発表したひきこもりの高齢化に関する実態調査で、40~64歳までのひきこもり当事者の推計人数が約61万人と、40歳未満の約54万人を上回った。不登校と同様、若年層のイメージが強い「ひきこもり」だが、むしろ中高年の問題だという事実が浮き彫りになった。 . 100万人の中心層は就職氷河期世代 なかでも中高年当事者の4分の1を占める一大勢力が、40~44歳の「ポスト団塊ジュニア」だ。彼らは「就職氷河期」の2000年前後に大学を卒業し、就活の失敗などを機にひきこもり状態となった人が多い。 だが、自治体のひきこもり支援策の対象者は、多くが「39歳未満」。40代の当事者が支援を受けられないままに年を重ねれば、親が死去したり要介護状態になったりした時、共倒れしてしまいかねない。 内閣府の調査によると、40歳~64歳のひきこもり当事者の推計数は、部屋から出られない人から、趣味に関する用事の時だけ外出できる人までを含めた「広義のひきこもり」で推計61万3000人。2015年度にほぼ同じ条件で出した15~39歳の推計値は54万1000人で、合わせて100万人を超える当事者がいる計算だ。 中高年の当事者のうち25.5%が40~44歳だ。このうち33.3%が大学卒業と就職が重なる20代前半に、初めてひきこもりとなった。 ひきこもり問題に詳しい境泉洋宮崎大准教授は「ひきこもりの中心層は就職氷河期世代。彼らは10年後に50代となり、80代の親を抱えることになる」と指摘する。 すでに今も50代のひきこもり当事者と、80代の親の苦境が「8050問題」として社会的に注目されるようになっている。子どもが親の年金や収入に頼って暮らしていると、親が死亡したとたんに、家計が行き詰まるためだ。 . 「8050問題とはお金の問題」 神奈川県などで2018年以降、親の死後、遺体を放置したとして、同居する40代~60代の無職の子どもが死体遺棄の疑いで逮捕される事件が相次いだ。報道によると、遺体が生前から寝ていたとみられる布団の中で発見されたケースも複数あった。 「親の年金がなくなる」という当事者の危機感が、事件の背景にはある。支援者によると、対人恐怖や精神疾患などを抱えて、誰にも相談することができず、結果的に遺体を放置してしまう当事者も少なくないという。 都内に住むエディトリアルデザイナー、間野成さん(51)には、故郷の新潟県長岡市に88歳の母親と、30年以上ひきこもっている兄(60)がいる。兄は20代の終わりに地元の工場を退職してから職が見つからず、自室にこもった。 間野さんは長いあいだ、兄を重荷に感じていたが、2017年に父親の死をきっかけに、約30年ぶりに会話ができるようになった。「兄のひきこもりの原因」だと思い込んでいた父親と、死の直前に和解したことも転機となり、兄を受け入れられるようになったという。 ただ最近は母親の衰えが進み、身の回りのことができなくなりつつある。1日前に電話で話した内容も覚えていないなど、物忘れも激しくなった。今はデイサービスを週1回利用しているが、ホームヘルパーも使わざるを得なくなり、介護費用もかさみそうだ。 生活は教員だった父親の遺族年金で賄われているため、母親が死去したら年金支給も止まる。間野さんは、兄に障害年金を受給させるための手続きを始めた。 「社会復帰の望みを完全にあきらめてしまうのか、という思いから申請をためらっていましたが、今後を見据えて手続きだけはしておこうと考えました」 継続的にサポートを受けているひきこもり相談所の料金も、1時間半ごとに9800円かかる。間野さんは「8050問題とは、突き詰めればお金の問題とも言えます」としみじみと話した。兄は簡単な炊事はするものの、ケアマネージャーとのやり取りや介護に関する判断ができる状態ではない。間野さんが忙しい仕事の合間を縫い、帰省しながらこなしている。

息子にお金残したいと介護サービスも拒否 ひきこもりの当事者・家族が作る「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」(東京)が3月21日、都内で開催したシンポジウムでも、支援者から「中高年ひきこもり」の深刻な事例報告が相次いだ。 岩手県洋野町の保健師で、ひきこもり支援を担うNPO法人「エンパワメント輝き」理事長の大光テイ子さんが関わったのは、70代の高齢者夫婦と40代の無職の息子の家庭だ。家を訪ねてみると、「部屋には座る隙間がないほどごみが散乱し、屋根は雨漏りし、台所の床は家族が転ぶほど傾いていました」(大光さん) 父親は要介護状態の妻にも介護サービスを利用させず、自身も認知症を患っていた。「ひきこもりの息子にお金を残してやりたい」と、家の修理も介護サービスの利用も断っていたのだ。大光さんは、「息子さんも私たちが面倒見ますから」と父親を説得して介護サービスを利用してもらい、自宅を改修し、息子には精神科を受診させた。3年がかりで生活を立て直したという。 千葉県市川市で24時間、生活困窮者らの支援に当たる「生活サポートセンターそら」の主任相談支援員、朝比奈ミカ氏は、70代男性からの「住宅ローンを滞納し、自宅を差し押さえられた」という相談を紹介した。「男性が家を失った原因は、自立できずにいる子どもに1銭でも多く残そうと、投資に手を出したからでした」と説明する。 . 「39歳の壁」が支援につながらず 東京でひきこもりの相談支援に当たるNPO法人「楽の会リーラ」の市川乙允事務局長は、「多くの相談者から真っ先に『年齢制限はありますか』と聞かれる」と話した。 行政のひきこもり支援の窓口は、多くの場合青少年担当の部署だ。東京都など複数の自治体が、年齢を問わず支援するようにはなってきたが、まだ多くの自治体がひきこもり相談会などの対象年齢を「39歳まで」としている。 4月上旬、ある当事者の会に参加した40代女性は、会場で配られた就労支援プログラムのチラシを手にして「これも39歳まで!」と肩を落とした。 「相談があれば、年齢を問わず支援する」としている自治体もあるが、チラシやパンフレットに対象年齢が記されていたり、「青少年」センターが窓口だったりした場合、中高年の当事者は「SOS」を出すことをためらってしまう。やる気を振り絞っても支援につながれない。その落胆が、当事者の社会に出る気力を摘んでいく。 「兄に話し相手がいる」環境を作る 朝比奈氏は、少子化や非婚化、日本型雇用の崩壊などによって「今後は身寄りがなく家族を頼れない人や、中高年の子どもを養う余裕のない親が増える」と話す。40代前半の当事者が50代を迎える10年後、問題はさらに深刻化しかねない。 だが、ひきこもり期間の長い中高年当事者が、仕事を得て自立するのは容易ではない。当事者には発達障害や軽度の知的障がい、精神疾患を抱える人も含まれる。親の残した資産を活用する、生活保護や障害年金を受給するといった、就労以外の選択肢を増やした方が、本人が社会に出てきやすくなる面もある。 ひきこもりの兄を持つ間野さんの目標は「僕が先に死んだとしても、兄に話し相手がいる、という環境を作ること」だという。昔はなるべく、近所の人と顔を合わせないようにしていたが、今は母親の通うデイサービスのスタッフや隣人に、兄の事をまめに話すようにしている。いつか兄が、彼らと直接話せるようになればいいと願う。 当事者と家族を最も苦しめるのは、社会から孤立し、困った時に誰にも頼れなくなることだ。宮崎大の境准教授は「支援者の見守りや自助グループの集まりなどによって、当事者らが社会との『弱いつながり』を確保することが重要だ」と話している。 〔2019年4/11(木) (文・有馬知子)BUSINESS INSIDER JAPAN〕


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和歌山県新宮市放課後デイサービス  商店街に放課後デイサービス 困難抱えた中高生にITスキル 和歌山県新宮市の仲之町商店街にある空き店舗を活用し、発達障害などで困っている中高生を対象とした放課後等デイサービス「くまのチャレンジスクール」が開校した。カリキュラムがしっかりとした「塾型」で、ITスキルの習得に力を入れるのが特徴。パソコン学習や社会人スキル学習などを通じ、働きたいという意欲を育むことを目指す。 放課後等デイサービスは児童福祉法に基づく取り組み。運営するNPO「ぷろぼのくまの」(柴田哲弥理事長)では「東牟婁では発達障害児や不登校への支援が不足している」などとして、3月に県から事業の認可を受け、4月から正式に開校した。 対象は発達障害や不登校、ひきこもりなどで困っている中高生で、居住地は問わない。時間は月曜~金曜の午後3時~6時(長期休暇時は午前11時~午後5時)でパソコン学習や社会人スキル学習、運動、学習支援、創作活動に取り組む。週1回でも利用可。利用料金は、障害福祉サービスの利用申請をした場合は居住する市町村の決定金額(世帯収入による)で、申請しない利用も相談に応じるという。 15歳以上で高校に在学していない人も市町村の判断で利用できるほか、今後、小学生を受け入れることや社会人向けの自立訓練「くまのジョブトレスクール」の開校も計画している。 問い合わせはNPOぷろぼのくまの(0735・29・2707)へ。 〔2019年4/11(木) 紀伊民報〕

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有村藍里 有村藍里、決めるのは自分「整形した方がいい」とは言えない 「整形」をカミングアウトした有村藍里 日本の芸能界ではいまだタブー視されている「整形」。だからこそ、彼女の告白に日本中が驚きを隠せない。だが、「整形」について語る彼女の表情には一切の悲壮感などない。彼女が手にしたのは美しさだけではなかった──。 . 「本当に整形してよかったと思っています。1ミリの後悔もありません。人生が楽しくなりました」 . きっぱりと言い切り、晴れやかな笑顔を浮かべるのは有村藍里(28才)だ。“国民的女優・有村架純の姉”として認知している読者も多いだろう。 . 3月3日、そんな彼女がブログで美容整形を告白。同日に放送された、手術に密着したドキュメント番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)は高視聴率を叩き出すなど、大きな反響を呼んだ。 . 有村が整形を決断したのは1年前。迷いはなかったという。 . 「自分ひとりで決断しました。親には“整形する“とだけ報告はしましたが、私の性格をわかっているので、止めることはしませんでした」 . 幼い頃から人見知りで、中学時代はほぼ不登校。そんな引っ込み思案な性格を直したいと、16才の時に芸能界に足を踏み入れた。「新井ゆうこ」の芸名でグラビアモデルとして出身地である関西を中心に活動していた有村だが、ある報道を機に一躍注目を浴びることとなる。2015年にスポーツ紙で「有村架純の姉」と突然報じられたのだ。紙面に掲載された写真は瞬く間にネット上に拡散され、「妹に全然似ていない」「ブス」「売名」といった心ない言葉が並んだ。 . 「隅から隅まで読みましたよ。もちろん傷つくことも多いんですけど、ハッと気づかされることもありました。もともと報道される前から自分の顔にコンプレックスを持っていました。鏡を見るたびに“なんかブスやなぁ~”って…。でも、どこがダメなのかがわかっていなかった。そんな時に“口元が残念“というコメントが目に留まって。“そうか! 口か!”って」 . 以来、メイクや歯並びの矯正など、自分なりにコンプレックス解消法を模索した有村。だが、いずれも理想にはほど遠く、苦悩する日々を送る。そんななか相談に行ったクリニックで決定的な一言を告げられる。 「骨の問題だから整形するしかない」 . この一言で手術を受けることを決断した有村。だが、手術直前にはもちろん不安もあったという。 . 「自分のなりたい顔になれなかったらどうしよう…と心配になり、涙に暮れたこともありました。でも、“手術をしない“という選択肢はなかった。あの時やればよかった…と後悔するのは絶対に嫌だったんです」 . 数か月に及ぶダウンタイムを経て、初めて鏡を見たときには思わず笑みがこぼれた。 . 「100%、理想の顔に! とまではいきませんが、やっとなりたい私になれました。家族や友人も“かわいくなった”と言ってくれて、気持ちがすごく前向きになれたんです。 . これまではうまく塗れないし、塗っても悪い部分が余計に目立つ気がして、口紅があまり好きではありませんでした。今は口紅をひくのがすごい楽しい。春だから淡いピンクかなとか考えるだけでウキウキするんです」 . こうして生まれ変わった有村の元には「大ファンになりました」「勇気をもらいました」といった言葉が届くようになり、インスタグラムのフォロワー数も一気に5万人も増えた。 . 「整形には賛否あるけれど、決めるのは自分自身だと思うんです。悩んでいる人に整形をした方がいいと私は言えない。ただ私は整形してよかったと思うし、そう思えるのは応援してくれる人たちがいるから。今はそんなかたがたに恩返しができたらと強く思っています」 . 自分自身との闘いに勝ち、自信を得た有村。4月末には本名で活動し始めてから初めての舞台出演、さらに秋には主演舞台が控える。“有村架純の姉”ではなく“有村藍里“として羽ばたくための大きな一歩を踏み出した。 . 〔2019年4/12(金) ※女性セブン2019年4月25日号 NEWS ポストセブン〕

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佐賀県中2男子自殺 佐賀の中2自殺、いじめの可能性 私立校、第三者委設置
佐賀県基山町の私立東明館中の男子生徒自殺について記者会見する慈道裕治校長(右)と運営する学校法人の前田秀敏事務局長=6日午後、佐賀県基山町
佐賀県基山町の私立東明館中学・高校は6日、記者会見を開き、3月に中2の男子生徒(14)が自殺していたことを明らかにした。学校側はいじめの可能性があるとみて、有識者による第三者委員会を設けて経緯を調べる方針。在校生とその保護者にも同日、集会で報告した。
学校側によると、生徒は3月23日午後に亡くなった。前日の終業式には出席しており、普段と変わった様子はなかった。不登校をはじめとする異変も、これまでに見受けられなかったという。遺族から今月1日に生徒の死を伝えられた学校側は、翌日、県へ連絡した。
〔2019年4/6(土) 共同通信〕

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佐賀県中2男子自殺 佐賀 東明館中学2年生が自殺 いじめの可能性で第三者委設置へ
佐賀県基山(きやま)町の私立東明館(とうめいかん)中学・高校を運営する学校法人東明館学園は6日、3月に中学2年の男子生徒(当時14歳)が自殺していたと明らかにした。学園はいじめが原因だった可能性があるとして、外部の有識者らでつくる第三者委員会を設置して経緯を調べる。
学園によると、生徒は終業式翌日の3月23日午後に自殺し、4月1日に生徒の保護者が学校側に伝えた。生徒は不登校はなく、終業式にも出席していたという。
記者会見した前田秀敏事務局長は「いじめが疑われる根拠があった」と述べたが、具体的な説明は避けた。生徒の保護者からは「自殺の経緯を調査してほしい」との要望があったとした。第三者委が今後、いじめの有無や自殺との因果関係、学校側の対応を調べる。
〔2019年4/6(土) 毎日新聞【池田美欧】〕

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佐賀県中2男子自殺 春休み初日、中2男子が自殺…いじめの可能性も
今年3月、佐賀県内の私立中学2年の男子生徒(当時14歳)が自殺していたことがわかった。学校側は6日、記者会見で明らかにし、いじめによる自殺の可能性もあり、いじめ防止対策推進法に規定する「重大事態」として、第三者委員会を設け、月内にも調査を始めると発表した。
学校側によると、生徒の保護者が1日、学校を訪れ、生徒が春休み初日の3月23日午後に自殺したことを伝え、自殺の原因に関する調査を求めたという。県によると、保護者はこの日、私立学校を管轄する県法務私学課でも同様の説明をしたという。
学校側は、重大事態として、県に報告書を提出するとともに、弁護士や臨床心理士らによる第三者委の設置を決めた。いじめ防止対策推進法は、いじめが原因で生命や心身、財産に大きな被害が生じた場合、または長期間の不登校になった場合を重大事態とし、教育委員会や学校に調査組織の設置を義務付けている。
会見で、重大事態の根拠を問われた学校側は「いじめがあった疑いを持っている」と答える一方、生徒が自殺した場所や遺書の有無などについては、「遺族の意向で言えない」とした。
自殺した生徒は校内の部活動にも所属し、不登校などの異変も感じられなかったという。3月22日の終業式にも出席していた。
学校では年3回、学期終盤をめどに、いじめに関するアンケートを実施。直近は2月だったが、生徒の回答内容は、第三者委の調査を理由に明かさなかった。
学校側は、6日の始業式前に緊急保護者会を開くとともに、式でも在校生に対し、生徒の自殺や第三者委設置について説明した。
〔2019年4/6(土) 読売新聞〕


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子どもの自立のために 優しいママは注意! 子どもには「痛い目にあう経験」が必要
「痛い目にあう経験」を、子どもから奪っていませんか?
目先のかわいそうよりも、将来的なかわいそうに目を向けて
子どもが大切にしていたぬいぐるみがいつもの置き場にないとします。「お母さん、ぬいぐるみ知らない?」とお母さんに聞いてきました。実はお母さんは、朝のそうじの時に子ども部屋の机の下に転がっていたのを知っています。こういう時、あなたならどうするでしょうか。
2020年から実施される『新学習指導要領』のポイントである「生きる力を育む」ことを目指すならば、「ぬいぐるみ? うーん。今日は見ていないなあ」と、知っていてもあえて知らないふりをすることをおすすめします。
「机の下にあったよ」や「ほらここにあるじゃないの。だからちゃんとお片づけしなさいっていってるでしょ」などはいわない。
なぜかというと、お母さんがすぐに正解をいってしまうと、ものがなくなった際、自分で一生懸命探す前にすぐに親に頼る子になりやすいからです。
大好きなぬいぐるみをなくしてしまった時に苦労しながら探してやっと見つかり、「二度とこんな思いをしたくないから置き場所を決めよう」と子ども自ら考えたり、どうしても見つからなくて困る経験をしたほうが、子どもの問題解決能力は培われます。
どうしても「一緒に探して」とお願いをしてきたら、お母さんは探すふりをするだけ。お母さんは気づかないふりをしつつ、「お母さんはリビングを見てあげるからあなたは自分の部屋を見てごらん」と誘導するにとどめましょう。すると発見するという経験を積ませることにもつながります。
大切にしているものがなくなって悲しんでいる子どもを見ると、親としてかわいそうだと感じるのはよくわかります。いますぐに「ここにあるよ」と教えてあげたり、なくしたものを新しく購入してやりたいものです。
しかしながら、この目先のかわいそうを優先してしまうと、ものをなくさないための術を自分なりに見つけたり、どうすれば探しものが見つかるかということを学べません。
目先のかわいそうを優先しすぎるあまりに、将来的にもっとかわいそうな状況をつくりだしているともいえるのです。
子どもを自立に導くために せっかくなのでもうひとつ例をあげてみましょう。
家庭内のルールで、「ゲームは一日一時間まで。それを破ったらペナルティで翌日はゲーム禁止」というのがあるとします。子どもがルールを破ってしまい、親は子にペナルティを科すことになりました。
しかし、翌日、子どもは涙ながらにお母さんに「お願い! どうしてもゲームがしたい!」とお願いをしてきました。皆さんはどうすれば子どもの自立につながると考えますか。
私は、子どもが何をいってきても最初に決めたルール通りペナルティを科し、子どもに「ルールを守らないとつまらない。目先の欲に流されたら損をする」という不利益をこうむらせ、痛い目にあう体験をさせるほうがよいと考えています。
子どもが大きくなり、社会に出れば自分で自分を律する力が求められます。
「ゲームができずに泣いているのはかわいそう」ではなく、「ここでルールをないがしろにして、ガマンを経験できないことのほうがかわいそう」という、将来的なかわいそうを考えられる親御さんなら、子どもを自立に導いていけることでしょう。
出典:『子どもには、どんどん失敗させなさい』
【著者紹介】水野達朗(みずの・たつろう)
家庭教育支援センター・ペアレンツキャンプ代表理事。
家庭教育・子育て支援の専門家として、子育てで悩みを抱える多くの親や、今よりももっと子育てを楽しみたいという親の思いに寄り添いながら支援をしている。また、不登校の復学支援カウンセラーとしても、見守るだけの支援とは一線を画する積極的に関わる手法で多くの不登校の子どもたちを学校復帰へと導いている。水野式の家庭教育支援メソッドである「PCM(= Parents Counseling Mind)」を構築し、全国の親と子をサポートしつつ、講演会も精力的に行っている。現在はペアレンツキャンプの代表理事を務めるともに文部科学省の家庭教育支援手法等に関する検討委員会や大東市教育委員会教育委員を歴任し、個々の家庭にとどまらず、国や地域の子育て支援にも注力している。
〔2019年3/28(木) PHPファミリー〕

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子どもへの虐待の可能性 虐待の恐れある子、2656人 心愛さん事件受け調査
児童虐待の防止策を検討する厚生労働省と文部科学省の合同プロジェクトチームの会合であいさつする大口善徳厚労副大臣(右)ら=28日、厚労省、西村圭史撮影
政府は28日、学校を長期欠席している子どもが虐待を受けていないか、緊急調査をした結果を公表した。教員らが面会をしたうえで、「虐待の恐れがある」と判断し、児童相談所(児相)や警察と情報共有をした子どもが2656人、面会ができず、「虐待の可能性が否定できない」として情報を共有した子どもが9889人に上った。今後は児相などがリスクを判断して、必要な場合は一時保護や施設入所につなげるという。
緊急調査は、千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が今年1月に死亡した事件を受けた対応の一環として行われた。28日に開かれた、厚生労働省や文部科学省などによる合同プロジェクトチームで大口善徳厚労副大臣は「関係機関が連携し、最後のひとりまでしっかりと安全確認を行っていただきたい」と述べた。
調査では2月1~14日に一度も登校していない18万7462人の安全確認を行った。面会ができた16万7156人のうち、過去に児相によって一時保護されていたなどの理由で「虐待の恐れがある」と判断されたのは2656人だった。内訳は小学校が797人と最も多く、中学校722人、保育所683人と続いた。
面会ができなかった2万306人のうち、受験や不登校、海外渡航中など「合理的な理由」が認められたのは1万417人で、これを除く9889人について情報共有した。内訳は中学校が5145人、小学校1974人、保育所1012人、高校952人などだった。
〔2019年3/28(木) 朝日新聞デジタル〕

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対人関係ゲームによる学級の人間関係づくり いじめ・不登校の解決 長野市で懇談会 4月14日
信州教育再興ネットワークは14日、長野市のノルテながの(吉田公民館)で、「対人関係ゲームによる学級の人間関係づくり」と題し、第10回教育懇談会(産経新聞長野支局など後援)を開く。
講師には、松本大学の岸田幸弘・教育学部学校教育学科長を招き、不登校やいじめ問題の解決に向けた取り組み事例などが紹介される。生徒・児童間の円滑な対人関係の構築に役立ちそうだ。
午後1時半開演。会費は500円。参加申し込みは、10日までに同ネットワークの鳥羽正博理事長(電)090・1858・3303。FAX026・285・5459。
岸田氏は、長野県教育カウンセラー協会代表も務めている。
〔2019年3/28(木) 産経新聞〕

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子どもへの虐待の可能性 子どもの「虐待疑い」1.2万人 厚労・文科PT緊急調査 学校、児相の対応求める
千葉県野田市で小学4年、栗原心愛(みあ)さん(当時10歳)が虐待され死亡した事件を受け設置された厚生労働省と文部科学省の合同プロジェクトチーム(PT)は28日、学校を長期欠席している子どもの緊急点検結果を公表した。面会を試みたうえで、学校が虐待が疑われるとして児童相談所(児相)などと情報共有した子どもは1万2545人に上った。こうした案件について、PTは学校や児相に改めて関係機関と連携して対応するよう求めた。
調査は国公私立の幼稚園や小中高校などを対象に実施。教職員や教育委員会の職員らが2月1~14日に一度も登校せず長期欠席状態の子どもに面会を試み、学校が児相や警察と情報共有できているかを確認した。
長期欠席の子どもは18万7462人で、内訳は幼稚園821人▽小学校1万7292人▽中学校4万7968人▽高校11万1046人――など。高校3年生は大学受験や就職活動などによる欠席者が多く、ほとんどは虐待とは無関係だった。
長期欠席の16万7156人と面会でき、2万306人とは面会できなかった。
面会できた子どものうち2656人について、「虐待の恐れがある」として学校は児相や警察などと情報共有したか、既に共有済みだった。面会できなかった子どもの半数以上は電話連絡などで受験や不登校といった事情が把握できたが、9889人は事情が把握できず「虐待が否定できない」として情報を共有した。情報共有は計1万2545人に上った。
PTは「長期欠席は虐待のリスク情報として重要だ。面会できなかった子どもについては、定期的に家庭訪問するなど状況の把握に努めてほしい」とした。
一方、教育委員会が保護が必要な児童の保護者らから不当な要求を受けたケースは2018年度に44件あった。保護者から一時保護を解除するよう高圧的な口調で迫られたり、虐待通告に腹を立てて激しく罵倒されたりした例があったという。
【伊澤拓也】 〔2019年3/28(木) 毎日新聞〕

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教師が語る「集金」「ブラック部活」の現実 給食費を払わずに高価なブランド服を着させて… 教師が語る「集金」「ブラック部活」の現実〈dot.〉
教育学部の志願者数は約10年前と比べると減っている(c)朝日新聞社 
AERA dot.が9日に配信した「教育学部の志願者数が約10年で激減」の記事にもあるが、都市部の大学を中心に、教育学部の志願者数が大きく減少している。長時間労働でブラックだと言われている教員だが、実情はどうか。また、モンスターペアレント、モンスターチルドレンの出現で、教育現場にはどのような苦労があるのか。ここでは特に苦労が多いと言われる小学校教員らの声をお伝えする。
【大学一覧】国公立大教育・教員養成学部の志願者数推移はこちら! 激減している大学は…

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「教職をブラック企業だと呼ぶのは風評被害。意欲と熱意ある教員は多い」
地方都市の小学校に勤務する50代の男性教員Aさんが、そう憤る。長時間勤務であることは否定しない。だが、ブラック勤務といわれる超過勤務に関わる内容は“自主的にやるもの”と、“命令でやらされているもの”の二つがあるのだという。
「私をはじめ、熱意を持って教員になった人たちは、教育の専門家なのだから、授業の準備や教材研究などのために時間を使うのは、まったく苦じゃないんです。時間をかけて準備することによって、授業がうまくいくとうれしいし、やりがいがあります。うまくいかなかったときには、より子どもたちが理解できるよう、改善を加えます」
Aさんが言葉を強めた「教育の専門家」という意味。実は、教員を教育労働者としてとらえる日本教職員組合(日教組)と異なり、全日本教職員連盟(全日教連)は、「教員は教育労働者であるとともに、教育の専門家」と位置付けている。Aさんは全日教連に所属し、“教育の専門家”と自負している。
■給食費払わずに、ブランド服を…
だが、命令でやらされているだけで、本音では「やりたくない」と思っているのが、教育とは直接の関係がない集金業務などの雑務だ。新卒採用になった約35年前には、給食費や教材費の集金業務は事務員がやっていたが、20年ぐらい前からその雑務が教員の仕事になったという。
「実際に給食費を払えない家庭はそう多くはありません。払う気がないのです。そういう家庭からはクレームも多いのですが、時間をかけてようやく信頼関係を築き始めた時に、『給食費を払ってください』の一言で、また元の関係に戻ってしまいました。教員じゃなくてもできることは、事務員さんにお願いするなどして、集金業務をなんとかしてほしい。給食費を払わないまま卒業したとき、管理職の先生が自腹を切って支払った学校もあると聞いたことがあります」(Aさん)
50代の小学校の女性教員Bさんも、給食費の督促業務には苦労している。
「いくら言っても給食費を払ってくれない保護者がいて、精神的に疲れます。そのご家庭の児童が、『先生、昨日、この服買ってもらったんよ』と嬉しそうに言うので、「よかったね」と声をかけますが、それがブランドの高価な服だと、正直、複雑な気持ちになりますね」
■教師を襲う「ブラック部活」
“ブラック部活”の問題も避けては通れない。多くは生徒の視点で部活の厳しさが問題視されるが、顧問を務める教師にとっても朝夕の時間が拘束され、しんどい生活を余儀なくする。ただでさえ山積する仕事をこなすだけでも大変なだけに、部活は教師にとって頭痛のタネになりかねない。
前出のAさんは、部活の顧問は、自分がやっていた部活なら楽しく指導することができ、あまり苦にならないことが多いが、まったく興味も知識もない部活の担当になったときには苦痛だと言う。
「私は中学から大学まで吹奏楽部でトランペットを吹いていて、小学校の金管バンド部の顧問をしています。放課後の練習だけではなく、土曜にも演奏会やコンテストなどがありますが、部活動は子どもにとって価値のあるもので、練習を通じて音楽面だけでなく精神的にも成長していきます。その様子を目の当たりにし、私も自信を持って取り組んでいます。部活動のために使う時間は苦ではないどころか楽しいため、部活動の顧問がブラックだと感じたことはありません。しかし、中学の先生でまったく興味がない部活の顧問になった場合には、『やらされている感』が強く、ブラックだと感じる先生は少なくないと思います」(Aさん)
休日に部活動で出かけた場合、自治体によって「部活動手当」が出る学校と出ない学校とがある。全国一律ではない不公平感も、精神的に追い打ちをかける。

■“自宅で丸付け”姿に子どもたちは…
Aさんが勤務する小学校では、2017年の6月からICカードを導入し、教員の勤務時間の調査と管理を始めた。
「定時の勤務では仕事が終わりません。先ほどもお話しましたが、教育のために使う残業時間は苦ではありません。教育とは関係がない雑務を以前のように事務員さんや他の担当の方がやってくれると、長時間勤務を少しは改善できます。また、単に時間の問題だけではなく、保護者対応などで苦悩する教員の精神的なフォローも大切だと思います」(Aさん) だが、教員の仕事をするのは学校だけではない。県の郡部にある小学校に勤めるベテランの教員Cさんはこう話す。
「自宅にプリントを持ち帰り、自宅でも丸付けをしています。そんな父親の姿を見ていたからか、3人の子どもたちは全員、教育学部に進学しませんでした」
学校によっては、個人情報保護のために、自宅にプリント類を持ち帰ることを禁じている。このため、宿題の量を減らす教員もいるという。
■親の"罵り"を、子どもが真似
首都圏で幼児教室の先生をしている女性は、幼児や小中学生に勉強を教えているため、小学校の情報も自然と入ってくる。そんな中、最近の小学生で気になっているのは、生活態度の異変だ。
「驚いたのは、『学校の先生の教え方が悪いから、成績が伸びない』という小1がいたこと。保護者が子どもの前で、『あの先生は教え方が悪い。ハズレだ。だから、あなたの成績が伸びない』などと言うため、子どもが真似しているのだと思います」
小1だけではない。高学年の児童からは、耳を疑いたくなるこんな言葉も。
「昔は、高学年の児童が先生の悪口を言うときには、『教え方が下手』『わかりにくい』など、授業に関するものでしたが、ここ数年は、教員の容姿に対する悪口を言う児童が増えました。特に、『あの先生、キモい』『ネクタイのセンスが悪い』などとボロクソに言う小6の女の子もいます。先生が馬鹿にされたり、悪口を言われたりしているのを見ている今の子どもたちは、『将来、教員になりたい』とはなかなか思わないでしょう」
ちなみに、2019年入試の教育学部志願者数は、リーマン・ショックの影響を受けて公務員や教員の人気が高まった2010年と比べると、埼玉大(-844人)、東京学芸大(-963人)、横浜国立大(-1145人)、大阪教育大(-1285人)、福岡教育大(-1362人)などと、都市部で“大幅減”が目立つのはAERAdot.で既報のとおりだ。
「教育学部の志願者が減り、教員採用試験の倍率も下がっているため、以前なら不合格になっていた人たちも合格しているのでしょう。正直に言って、ここ数年、言動が少し変な人も教員になっているようにも思えます。教員全員がフォロー、カバーしながら指導し、一人で何かさせないように気をつけています」(Aさん)
言動がおかしい先生のせいで、児童が不登校になるケースもあるという。教師不足解消のために合格者を増やしたとしても、児童たちに悪い影響が及んでしまっては、まるで意味がない。また、教員がうつ病になって休職したり、長時間勤務やモンスターペアレントの対応に嫌気がさして、新卒採用の若い教員が退職したりするケースも以前より増えているという。
■学園ドラマは「3年B組」から「A組」へ…
前出のCさんは、教育学部の志願者数が減っているのは、魅力的な教師が主人公として活躍するテレビドラマが減った影響もあるのではないかと考える。Cさんが学生の頃には、学園ドラマの金字塔ともいうべき「3年B組金八先生」が人気を集めていた。
「熱血漢の金八先生に憧れて、教師になった人も少なくないと思います。ほかにも『熱中時代』や『教師びんびん物語』『GTO』などたくさんの学園ドラマがありましたが、最近のテレビドラマで主役になる職業といえば、医師、弁護士、刑事が多い。熱血教師や理想の教師が出てくるドラマが少なくなったのが残念ですね」 最近で人気の学園ドラマといえば、俳優・菅田将暉が演じた「3年A組-今から皆さんは、人質です」。時代が変わったと言えばそれまでだが、教員を見る目も変化しているのか。
〔2019年3/29(金)(文/庄村敦子) AERA dot.〕

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Musical Education(ミュージカル・エデュケーション) 寿君「焦らず自分の道を見つけて」不登校に悩む中高生50人に音楽でエール
寿君が3月某日、東京・立川市にあるサポートスクールGRESで、不登校に悩む生徒含めた中高生50人を前にGRESスペシャル授業ライブ&トーク「Musical Education(ミュージカル・エデュケーション)」をおこなった。18日に配信リリースする新曲「大どんでん返し」など7曲を歌い、生徒たちに音楽で声援を送った。MusicVoiceは、東京テレビの音楽番組『流派-R since 2001』で22日に放送されるこの特別授業の模様を取材。寿君は「焦らず自分の道を見つけてください」と生徒たちに自身の体験を語りながら呼びかけた。
■自身も不登校の経験
「Musical Education」はなんらかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により登校しないもしくはしたくてもできない状況にあるため、病気や経済的な理由を除いて年間30日以上の欠席した、いわゆる不登校の子どもたちに向けた特別授業。不登校者は、2012年頃から毎年増加傾向にあり社会問題になっている。そして立川サポートスクールGRESのような不登校だった生徒を受け入れる教育機関も増加している。そんな心理的不安を持つ中高生を含めた50人に向けて寿君が「不登校の子どもたちへ音楽(レゲエ)からアプローチ」を試みた。
特別授業がおこなわれたサポートスクールGRESは、学校法人都築学園・第一薬科大学付属高等学校提携サポート校。不登校、ひきこもり経験があり勉強に自信がない、もしくは全くできない、仕事をしていても高校も卒業したい、芸能活動がしたいため髪型など自由なところが良い、通信制高校に行きたいけど学費が高い、大人数が苦手、何か夢中になれることを探したいなど、多くの人の高校卒業資格取得を応援、サポートする。GRES代表の菅原崇史氏によると、立川市だけでも現在、不登校の子どもは160人を超えると言う。
寿君は、元ZOOのSATSUKと宮城県にある彼女のダンススクールの生徒と一緒に「あー夏休み」「Choo Choo TRAIN」を一緒にパフォーマンスしたり、今年1月に兵庫・西宮市立名塩小学校で卒業生向けの講演をおこなうなど、子どもたちへのサポートに力を入れている。
先日、MusicVoiceがおこなったインタビューの中で寿君は「やっぱり子供の時に聴いた曲って忘れないじゃないですか。僕も小学校1、2年生の時にお遊戯でやった曲とか今でも覚えていますよ。そういう曲が僕の作った歌だったら、その子の人生のなかで役に立てているのかなと思ったりもします。そういう機会を増やしていきたい」とその想いを語っている。
特別授業は普段生徒たちが実際に授業を受ける教室でおこなわれた。50人の中高生は普段からの知り合いもいた様子でリラックスした雰囲気が見て取れた。そんな中、寿君は青いロング丈のニット地トップスに黒いズボン姿で生徒たちの前に登場。大きな歓声と拍手に迎えられた。
中高生を前に、寿君は自身が小学校の高学年の時から不登校気味になっていたことを明かす。
学生時代はバスケットボール・クラブのキャプテンも務めるスポーツマンだったというが、寿君は「全然モテなかったしあんま自信は無かったです」と繊細な一面も。今はいろんな人に出会って感謝していると話し、その想いを「SPECIAL THANX」の歌唱に乗せた。
■「大どんでん返し」に込めた想い
レゲエを好きになったきっかけについて、同じ地元のDOZAN11(元・三木道三)の影響が大きいという寿君。「小学生の時に近所の川でザリガニ釣ってたら、『お前なにしてんねん?』って声かけてくるような人で。関西弁で歌っていたので、関西弁でレゲエ歌ってもいいんだと思って聴いていました」とエピソードを語った。
また、よく遊んでいた3歳年上の兄がバンドを始めて、小学校6年生の時にドラマーとしてデビューした寿君は常に音楽をやりたいと思っていたそう。とび職の職人として働きながら歌手を目指していた彼は、職場でそのことを明かすと「お前なんかなれるわけないやん」と笑われたと言い、その悔しさをバネに仕事の合間に曲を書いていたと当時を振り返る。
そして、「焦らず自分の道を見つけてください」と呼びかけ「ミチニイキル」を披露。生徒たちも手を上げ、身体を揺らしながら彼の音楽に聴き入っていた。
寿君は「世の中って思うようにいくことの方が少ない。それでも今までやってきたことが無駄やとは思いたくなくて。何かに迷ってたりして道が逸れて、そこで出会ったことが大事になったりするんで、今がふがいなく感じていても絶対に出来るからという想いを込めた」と18日に配信リリースする「大どんでん返し」を歌唱。前向きなメッセージをポップなメロディに乗せて、生徒たちにエールを送った。
さらに「何かをしようかなと思ったら、またライブに来て『こんなことしようと思ってる』と報告しあいながら持ちつ持たれつの関係でいましょう」と生徒たちに呼びかけた。
菅原氏は「寿君の歌を聴いて明日また頑張ろうと思えるようにメッセージを受け取って欲しい。こうやってストレートなメッセージを投げかけてくれるアーティストなのでとても好きです」と寿君について語る。
特別授業を終えた後、寿君は生徒たちと握手、写真撮影に応じた。気さくに関西弁で話し掛けながら笑顔で2ショット撮影に応じる彼の姿が印象的だった。
なお、このトーク&ライブの模様は22日に東京テレビ『流派-R since 2001』で放送される予定。【取材・撮影=松尾模糊】 ■セットリスト
M1 オレガヤレバ
M2 SPECIAL THANX
M3 一人じゃない
M4 ミチニイキル
M5 Believe in myself
M6 大どんでん返し
M7 ONE LIFE
〔2019年3/21(木) MusicVoice〕


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離婚してもいいですか? NGワードを連発する夫にイライラ!『離婚してもいいですか?』の夫に突っ込み入れてみた
モラハラ気味な夫と、おとなしくて不満を飲み込む妻。
読むたびにギュッとした気持ちになる、野原広子さんのコミックエッセイ『離婚してもいいですか? 翔子の場合』を読みました。
前川さんも思わずイライラした『離婚してもいいですか?』の第1話を読む
不登校児になった娘と母との葛藤を描いた『娘が学校に行きません』、ママ友との関係が次第にゆがんでいく『ママ友がこわい』、そして本作。
野原広子さんの漫画は、とても愛らしい絵柄ながらかなりココロをえぐってくる内容の作品が多く…。
『離婚してもいいですか』は2児の母で専業主婦である「翔子」とその「夫」との関係に生じたズレが少しずつ広がっていき、だんだんと距離が離れていくのですが……
この「翔子の夫」が! 必死で家事と育児に奮闘している翔子に向かって心ない「言ってはいけないワード」を連発する!
例えばコレ!
「オレのパンツどこ?」子どもか!
あと「お前毎日家にいて何してんの?」
「オレ働いてんだよ?」
家で働いてるしィ!!
第三者である読者目線では「そんなヤツ、さっさと離婚しちゃえー!」って思うけど、実際はそんな簡単じゃないですよね。
ただ「翔子の夫」の言いたいことも分からないではないんです。
実際仕事で疲れているんだろうし、クタクタで帰ってきて妻がテンパってたらため息も出るだろうし、夫側もいろいろガマンもしてるんでしょう。
でもね、そういう時こそお互いいたわり合えるのが夫婦ではないですか。
(だから翔子も夫の顔色を伺うだけで思いやれていないところがあるかもしれない)
そんな中救いになっているのが、翔子の子ども達のかわいさ。
小さいながら翔子を思いやってくれるのがわかります。
それがわが子と重なってまた泣けるんだ。
私は実家が自営業だし自分が結婚してからも夫婦ともに自宅仕事でいつも家で一日中いっしょに過ごすので「パパが毎日勤めに出ていていない」という状況が実はあまりイメージできなかったりします。
とはいえ、夫にサポートしてもらいながらでも小さい子供のお世話をしながらの生活は本当に本当に大変だったので日中ひとりで全部をこなしているママさんはこんなふうに追い込まれてしまうのかも…。
翔子と子ども達、できれば翔子の夫もみんなの笑顔が守られる結末になりますように、と願いながら読み進めるのでした。
〔2019年3/21(木) 作=前川さなえ レタスクラブニュース〕

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児童相談所で包丁を持っていた疑い/神奈川県
横須賀署は6日、横須賀市の自称介護職員の女(47)を銃刀法違反(刃物の携帯)の疑いで現行犯逮捕した。
署によると、女は6日午後2時55分ごろ、横須賀市児童相談所(同市小川町)で包丁を持っていた疑いがある。
署や児相によると、児相は女の小学校低学年の息子にネグレクト(育児放棄)の疑いがあることから、息子を同日昼過ぎに保護。
児相が養育の相談で女を呼び出したところ、「子どもをかえせ」と、持っていた包丁を自分の腹部に向けたという。
女は「自分が子どもをどれだけ大切に思っているか、分かってもらいたかった」と供述しているという。
〔 ◆平成31(2019)年3月8日 朝日新聞 東京朝刊地方版〕

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ページ名[[]]、静岡県静岡市(児童相談所のニュース)
一時保護されていた交際相手の女子高生 児相侵入容疑で少年逮捕 一時保護の女子高生連れ出す=静岡
児童相談所に侵入し、一時保護されていた交際相手の女子高生(16)を連れ出したとして、静岡県警静岡中央署が5日、静岡市清水区の少年(19)を建造物侵入容疑で逮捕していたことが、複数の関係者への取材で分かった。
関係者によると、少年は3日午後10時頃、静岡市葵区の市児童相談所に無断で侵入した疑い。
容疑を認めている。正面玄関などにはカギが掛けられているが、外から少年に声を掛けられた女子高生が建物の中から窓を開け、一緒に逃げたとみられる。
通報を受けた静岡中央署が防犯カメラの映像などから少年を特定、行方を追っていた。
5日に神奈川県内に2人でいるところを、同県警の警察官が発見したという。
児相では夜間は2人以上の職員が常駐している。
犯行当時は警報機が鳴り、職員が2人を追いかけたが、間に合わなかったという。
児相は「個別の事案には回答できない」としている。
女子高生は深夜に徘徊はいかいを繰り返していたとして警察に補導され、2月下旬から児相に一時保護されていた。
事件について、静岡県立大短期大学部社会福祉学科の佐々木隆志教授は「安全に子どもの命を預かる場所として、児相は警備を厳重にする必要がある」と指摘している。
〔◆平成31(2019)年3月7日 読売新聞 東京朝刊 〕

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子どもが幸せになることば もうすぐ小学生になるのにまだ「しっかりできない」子どもへかけてあげたい言葉
新生活に不安を感じるのは、大人も子どもも同じ。
お世話になった幼稚園や保育園を卒園し、いよいよもうすぐ小学校の入学式。
これから集団生活が始まるのに、まだ片づけやあいさつができなかったりすると、親としては不安になりますよね。
本記事では、子育て中の親の悩みが幸せに変わる「29の言葉」を紹介し、発売直後に重版が決まるなど注目を集める新刊『子どもが幸せになることば』の著者であり、4人の子を持つ医師・臨床心理士の田中茂樹氏が、もうすぐ小学生になる子どもが、指をしゃぶったり、爪を噛んだりと「幼児帰り」と思えるような行動をとったときに、親がかけてあげたい言葉を紹介します。
 (構成:編集部/今野良介) ●もう、小学生になるのに……
幼稚園年長のBくんの母親が、相談に来ました。
4月に小学校入学をひかえ、ここ1ヵ月ほどの間に、指しゃぶりをするようになったそうです。
両親は「注意するとかえってよくない」と思って見守っていましたが、なかなかなおらない。母親は、Bくんと歩いているときに指を口に持っていきそうだと感じたら手をつなぐなど、Bくんに指しゃぶりをさせないようにしていると言いました。
両親ともに、「もうすぐ小学生になるのに、こんなことで大丈夫だろうか」と、心配していました。
この相談を受けたのは、2月ごろのことでした。
母親によると、幼稚園でも先生から「もうすぐ小学生になるのだから、きちんとあいさつしましょう」とか「片づけましょう」などと、何かにつけて「しっかり」するよう言われているようでした。
Bくんは、家の中でもランドセルを背負ってみたり、鉛筆を削ったりとうれしそうにしていたようですが、いろいろと緊張もしていたのでしょう。
私はこの話を聞いて、Bくんは、小学生になることへの不安を、「指をしゃぶる」という方法で乗り切ろうとしているのだろう、と思いました。
そこで、ご両親には、まず表面的な仕草にとらわれるよりも「自分でなんとかしようとがんばっているんだな」と理解して見守ってあげることをすすめました。そして家庭では「もうすぐ小学生になるのだから」などの言葉は控えましょう、とアドバイスしました。
親から注意されなくても、幼稚園の先生や友だちの話から、Bくんは十分すぎるほど、新しい生活への覚悟を決めなければと感じているはずです。
だとすれば、親のすべきことは、Bくんのプレッシャーを減らしてあげることです。頼りなく、のん気に見えるかもしれませんが、子どもたちはみな、新しい生活のことを彼らなりに強く意識しているのです。
入学前になって、指をしゃぶったり、爪を噛んだりしている子どもを見ると「もう小学生になるんだから、そういうのはやめとこうね。」などと言いたくなるかもしれません。
でも、もし私なら、プレッシャーを感じている子どもの気持ちを意識しながら、「小学校、楽しいといいねぇ」など、不安に寄り添うような言葉をかけたいと思います。
その後、Bくんの「問題」は解決しました。
Bくんが指しゃぶりをやめられたからではなく、両親がBくんを受け入れられるようになったことによるようでした。
この面接のしばらくあと、わが家の4人兄弟の末っ子が小学1年生になって、初めての授業参観に行ったときのことです。
子どもたちは、後ろに並んでいる親たちのほうをうれしそうに振り返ったり手を振ったりしていましたが、先生が話を始めると、みんな静かになって真剣な表情になりました。
そして、私はあることに気がつきました。なんと学級の半分以上にあたる15人が、親指をくわえたり、手で口を触ったりしていたのです。
私は、幼い彼らの真摯な姿勢に感動しました。そしておそらく今ごろ、どこかの小学校の授業参観でがんばっているであろうBくんのことを思いました。
かつて、私はあるカウンセラー養成の大学院で教員をしていました。そこで臨床心理学者の駒米勝利さんという先生と出会いました。
この先生はいつも「症状はその人にとって大切なものです。簡単にとってしまってよいはずがありません」と言っておられました。
その言葉は、医師である私にとっては、とても意外でした。「症状をとってほしいから患者さんは診察に来られているのでは?」と不思議に思っていましたが、カウンセリングを学ぶうちに、先生の言葉の意味が少しずつわかってきました。
目に見える「子どもの問題」を、すぐに取り去らないといけないやっかいなものと思わないこと。その代わりに、この「問題」はこの子が一所懸命あみだした大切な対処法なのかもしれないと思って向き合うこと。
たとえば、だらけているだけ、さぼっているだけに見えたとしても、そのような方法で「NO」を伝えようとしているのかもしれません。
私は、子どもの「問題行動」をすべて受け入れなさいと言っているわけではないのです。「この行動は、この子にとって何か意味があるのかもしれない」と、いつも心のどこかで思っておいたほうがいい、と言いたいのです。
それは、子どもの大切なSOSかもしれないからです。
田中茂樹(たなか・しげき)
〔2019年3/26(火) 田中茂樹 ダイヤモンド・オンライン〕



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