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フリースペース・ゆるきち

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フリースペース・ゆるきち

所在地 北海道札幌市東区
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新学校生活 子供に負担感 感染予防で会話制限/学習の遅れに焦り
1日から道内全市町村の小中高校が再開され、2週間程度の分散登校を経て、通常授業が行われている。
各校は新型コロナウイルスの感染予防と同時に、3カ月間の臨時休校に伴う学習の遅れを取り戻すことが求められ、児童生徒の中からは、新たな学校生活にストレスを感じ「制約が多く心身ともに疲れる」と訴える声も上がる。
教員は感染予防など新たな業務に追われ、子どもの心の変化に目が行き届きづらくなっており、不登校やいじめが増えることも懸念されている。
「先生から『休み時間や給食中はできる限り話さないで』と指導されている。私のような転校生は、おしゃべりができないと友達がつくれないのに」。
認定NPO法人カコタムが運営する中高生向けフリースペース「ゆるきち」(札幌市東区)を利用する中学2年の女子生徒は不安げに話す。
「体ついていかない」
中学1年のとき、友人とのもめ事をきっかけにうつ病のような症状が出て不登校になった。
両親が離婚し、この4月に転校した。「新しい友達がつくれる」と期待していた最中に感染が拡大。
休校期間中に生活リズムが崩れ、朝方まで寝付けなくなった。
学校は今月1日から再開されたが、生徒が蛇口に触れないで済むよう、休み時間に水が出しっぱなしになっている手洗い場は「異様な光景」に映る。
「先生は『体調が心配だったら休んでいいよ』と声を掛けてくれるけど、授業が進んでしまうのが心配で休めない。体が全然ついていかない」と表情を曇らせる。
札幌市内の高校1年の男子生徒は「自分のように新型コロナを恐れている人にとって、学校再開はストレスだ」と訴える。
学校で検温は行わず、「(すでに感染して)熱がある人がいるのではないか」と不安が募る。
休み時間に同級生が集まって「カラオケに行こう」と話したり、他のクラスの友達に会いに行ったりする姿を見ると「気が緩んでいる」と感じる。
「そのうち自粛派と自粛しない派で生徒間の対立が起きるのではないか」と気をもむ。
いじめ、不登校危惧
全国的に、夏休みなどの長期休み明けは学校生活に悩む子どもたちの不安が強まり、不登校や自殺が増える傾向にある。
札幌市内の中学校で3年生を受け持つ50代女性教員は「心のケアの重要性は理解しているが、感染予防と受験対策をいかに両立させるかで頭がいっぱい」と打ち明ける。
学校再開後、生徒から「休校中に会員制交流サイト(SNS)で悪口を書き込まれた」と相談を受けた。
「部活の大会や学校行事が中止になったことでもストレスがたまっており、いじめや不登校につながらないか心配だ」と危惧する。
〔2020年6/22(月) 北海道新聞〕

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