二宮町パートナーシップ宣誓制度
「パートナーシップ宣誓制度」を開始しました
悩みや生きづらさを抱えているLGBTQの方をはじめ、事実婚の方、同性・異性を問わず互いを「人生のパートナー」であることを宣誓したお二人に、町が「宣誓書受領証カード」などを交付する制度を4月から開始しました。
宣誓された方々の自分らしい生活を応援するとともに、多様性への理解が広がり、「誰もが自分らしい生き方ができる社会」の実現を目指しています。
※宣誓要件や必要書類など、詳細は町ホームページをご確認ください。
問合せ：地域政策課地域支援班
【電話】71-3313
〔広報にのみや 令和4年6月号〕
誰もが生きやすい社会に向けて～ あなたも「ALLY(アライ)」になろう!
社会には、多様な考え方、多様な人生、多様な家族のカタチがあるように「多様な性」もあります。
LGBTなどのセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の方たちには、生活のさまざまな場面で困りごとがあり、ありのままの自分を表現することが難しいのが現状です。
■セクシュアル・マイノリティの方が困っていること
・異性愛者のふりをしなければならない
・自分が思っている性別のトイレに入ることができない
・「ホモ」「オカマ」「レズ」という言葉に傷ついている
・周りから偏見の目でみられることがある
◎見た目や性別での決めつけや、あなたの何気ない「彼氏、彼女はいるの?」「結婚しないの?」というような言葉で傷つけてしまうことがあります。
■ALLY(アライ)とは
同盟や支援を意味する英語が語源です。
セクシュアル・マイノリティを理解し支援するという考え方やその考えを持つ人のことをいいます。
■あなたがカミングアウトされたら?
カミングアウトとは、秘密にしていた自分のセクシュアリティ(性のあり方)を打ち明けることです。
カミングアウトは本人にとって、とても勇気が必要なことで、あなたを信頼して話しています。
セクシュアリティは、重大な個人情報のひとつで、本人の了解(同意)なく誰かに伝えること「アウティング」は、決してしてはいけないことです。
■セクシュアル・マイノリティについて理解しよう
セクシュアル・マイノリティに該当する人「LGBTQ+層」は、11人に約1人(8.9%)という調査結果があります。
あなたの周りに「いない」のではなく、あなたに「カミングアウトしていない」だけかもしれません。
(電通ダイバーシティ・ラボ「LGBTQ+調査2020」)
セクシュアル・マイノリティについての正しい知識と理解を深め、日ごろから「ちょっとした言動を意識する」「からかいや差別的な言動には同調しない」など、誰もが生きやすい社会を作っていくため、ぜひ一緒にALLYになりましょう。
■自治体が導入している「パートナーシップ宣誓制度」って?
セクシュアル・マイノリティや事実婚カップルなどに対して、お互いを人生のパートナーとして、日常の生活において相互に協力し合うことを約束した関係であることを自治体が証明する制度です。
全国で導入が広がり、県内でも14自治体(9/1時点)が導入しています。
当事者の方たちの悩みや生きづらさ、そして自分らしい生き方に寄り添えるよう、二宮町でも導入に向けた検討をしています。
■映画「カランコエの花」上映and講演会「ありのままの、あなたで～LGBTを知る～」
日時：11/27(土)14：00～16：00(入場13：40から)
場所：町民センター ホール
内容：
〈第1部〉映画「カランコエの花」上映(39分・2016年制作)
国内映画祭グランプリ6冠受賞作品(キャスト：今田美桜など)
〈第2部〉講演会
講師：よだかれんさん(新宿区議会議員)
定員：100名(先着順)
※参加費無料
申込：10/1(金)～11/10(水)に電話またはメールで申し込み
【メール】kyodou@town.ninomiya.kanagawa.jp
その他：手話通訳あり
※新型コロナウイルス感染拡大の状況によりオンライン上映会となる場合があります。(第2部中止)
▽映画「カランコエの花」
とある高校2年生のクラス。ある日唐突に「LGBTについて」の授業が行われた。
しかし他のクラスではその授業は行われておらず、生徒たちに疑念が生じる。
「うちのクラスにLGBTの人がいるんじゃないか?」生徒らの日常に波紋が広がっていき…思春期ならではの心の葛藤が起こした行動とは…?
問合せ：地域政策課地域支援班【電話】71-3313
〔広報にのみや 令和3年10月号〕
