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奥越ライフサポート

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奥越ライフサポート

種類・内容
所在地 〒 福井県勝山市
運営者・代表
TEL・FAX

今月の特集では、障がいがあっても地域の中で自分らしく活躍できる地域社会を創るために活動する方々をご紹介します。
障がいへの理解を深め、すべての人が安心して暮らせる地域社会について考えてみませんか。
■社会の中で働く 就労に向けた支援
市内には、一般企業への就労が難しい方を支援する障害者就労継続支援事業の事業所(A型・B型)があります。
今回、ご紹介する奥越ライフサポート(株)は、市内に3つあるA型事業所のうちの1つであり、身体や知的、精神(発達障害含む)などに障がいのある方が加工品の製造や清掃、草刈りなど様々な業務にあたっています。
◇社会の一翼を担う企業として
「地元の企業として利益を出し納税する。
利用者の方も、賃金をもらい、納税する。そして行政サービスを受ける。
一般の企業や社会人と同じように社会に参画・貢献していきたいと思っています」と社会の中での自分たちの役割を大切にしていると話す代表の宇野さん。
奥越ライフサポート(株)は、今年で9年目を迎えます。
人手不足などで悩む企業を支えるという社会の役割を見出し、障がいがあるから仕方がないではなく、ここなら任せられると認められる企業として、社会の一翼を担ってこられました。
◇企業と連携し、一般就労への高いハードルを乗り越える
奥越ライフサポート(株)の利用者の方は、普段、週5日、4時間から6時間業務にあたるほか、一部の方は一般企業へ短時間働きに出たりしながら一般就労を目指されています。
「仕事やコミュニケーションの取り方などの経験を積みながら一般就労を目指しています」と話す利用者の方。
支援なしでは高いハードルとなる一般企業への就労も、地域の企業と連携することで、利用者の方は、少しずつ仕事に対して自信を持ち、一般就労への歩みを進めています。
そんな奥越ライフサポート(株)の利用者からは、年に1〜2人が一般企業に就職しています。
■(インタビュー)寄り添いながら一緒に一般就労を目指す
◆奥越ライフサポート(株)サービス管理責任者 冨田恵子(とみたけいこ)さん
利用者の方は、最初はできなくても、こちらのちょっとした支援や工夫できちんと仕事をこなせるようになります。
障がいは様々ですが、一人ひとりに適切な支援をするためにも、仕事のことだけではなく、普段の生活のことなども聞きながら、それぞれの個性を理解するよう心がけています。
利用者の方には、様々な業務を経験してもらい、また、挨拶や言葉遣い、社会のマナーなどを意識してもらいながら、一般就労を一緒に目指しています。
◆(連携企業にインタビュー)(株)中吉商店常務取締役 中村泰啓(なかむらよしひろ)さん
◇ビジネスパートナーとして
会社の社員一人ひとりの生産性を高めるため、業務の一部を任せられる企業はないかと探っていた時、奥越ライフサポート(株)さんと連携することになりました。
企業活動は、社会福祉への貢献だけでは続けることはできません。
奥越ライフサポート(株)の皆さんは、頼れる仲間であり、ビジネスパートナーだからこそ、これまで連携を続けられています。
■生活しづらいと感じた方の最初の相談窓口「勝山市障害者生活支援センター」
障がいや就労、人間関係など様々な悩みを持つ方の相談を受ける「勝山市障害者生活支援センター」(すこやか内)
センターでは、3人の相談員が相談者から受けた悩みを、病院や関係機関、企業などと協力しながら少しでも良い方向に向かうよう支援しています。
◇早めの相談を
近年、親が高齢になり、障がいのある子を援助できなくなり、困惑するケースが増えています。
将来に不安を感じている方は、できるだけ早めにご相談ください。
◇コミュニケーションで地域とのつながりを
職場やご近所に障がいのある方がおられたら、あいさつなど気軽にコミュニケーションをとってみてください。
そのことが社会との繋がりになります。
障害者手帳を持っている、持っていないなどは気にせず、生活しづらさを感じている方は気軽にご相談ください。
【電話】87-0666
■子どもたちに伝える「共に生きる」ということ
勝山市社会福祉協議会と各地区社会福祉協議が協力して取り組む「福祉教育」をご紹介します。
各小学校では、車椅子体験や手話体験など障がいを身近に感じる体験学習のほか、車椅子アスリートの方の話や赤ちゃんのお世話体験、高齢者の認知症についての学習など多様なテーマで福祉教育が行われています。
そこでは、様々な人が暮らす地域で「一緒に生きていくことの大切さ」や「命の大切さ」が伝えられています。
◇体験だけで終わらせない年間を通した福祉教育
「子どもたちには「障がいがあると大変だ。年を取ることは嫌なことだ」といった自分本意な感想で終わってほしくない」と話す社会福祉協議会の久永さん。
各学校の先生方と連携しながら、年間を通して「地域の方々とともに生きる」とはどういうことかについて時間をかけて伝えることで、子どもたちは、誰をも排除しない、誰もが暮らしやすい社会について理解を深めています。
「人間は生まれてから一生を終えるまでに、不自由なく暮らせることは少なく、交通事故、認知症、老化、耳が遠くなるなど、様々なことが起こります。
どんな人でも一緒に生きていくために、様々な観点から相手のことを考え、支え合う事を学んでほしい」との思いで、活動を続けられています。
■誰もが暮らしやすい社会を目指すため 各機関の取り組み
市内で活動する「奥越地区障害者自立支援協議会」と「勝山市身体障害者福祉連合会」の会長さんに話を伺いました。
◆(インタビュー)奥越地区障害者自立支援協議会会長 長谷川美貴(はせがわみき)さん
自信を持ってすごせる場づくりを
障がいのある方々を支援する31機関からなる協議会では、障がいのある方々が自信を持ってすごせる社会を目指し、情報共有や課題解決に向けた研修などを行っています。
障がいがあることは特別なことではありません。
障がいのある方から学ぶこともたくさんあります。
より多くの方が、共に生活を愉しめる社会を目指し、今後も各機関と連携しながら活動を続けていきたいと思います。
◆(インタビュー)勝山市身体障害者福祉連合会会長 幅田郁子(はばたいくこ)さん
お互いに話し合うことで誰もがすごしやすい社会に
連合会では、障がいのある方たちが自立して社会に貢献することを目指し、障がい者スポーツへの参加、福祉大会や研修会などを開催しています。
障がいがあっても特別な人間ではありません。
障がいを理解する、障がいを理解してもらうためには、お互いに会話をすることが大切だと思います。
また、障がい者だから声をかけるのではなく、何か困っている人がいると思って気軽に声かけをお願いします。
〔広報かつやま 令和3年11月号〕

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