カスタム検索(不登校情報センターの全サイト内から検索)

 
Clip to Evernote  Twitterボタン  AtomFeed  このエントリーをはてなブックマークに追加  


子どもの遊び

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
移動: 案内, 検索

子どもの遊び

勉強が好きになる子どもの育て方
小学校高学年になると、学校の勉強をスムーズに理解できる子とそうでない子の開きが出てくる。
この差は小学校中学年までにどれだけ遊びに熱中した経験があるかによって生まれてくる。
そして、ここで開いた差は中学・高校と進むにつれてますます大きな差となってくるだろう。
今回は勉強が好きになる子どもに育てるため、小学校までにできる取り組みについて解説していこう。
■遊びに熱中した経験が学力の差を生む
子どもの頃、誰しもが何かに熱中した経験があるのではないだろうか。
乗り物や恐竜、戦隊ヒーローなど子どもが何かに夢中になっている様子は簡単に想像ができる。
幼少期に何かに夢中になり好奇心の赴くまま遊びに熱中した経験があるほど、学校での勉強に意欲的になることが分かっている。
子どもにとって遊びと勉強はその境目が薄く、勉強は遊びの延長線上にある。
子どもは遊びながら生活に必要なことを自然と学んでいく。
この学びを得るまでのプロセスの土台は、遊びの中から得ていくものなので、十分に遊んだ経験はその後の学びをスムーズにしてくれる。
■子どもの熱中を妨げない
子どもは「これは何?」「どうして?」と身の回りのものに自然と興味を持つようになるだろう。
将来勉強好きに育てたいのであれば、親はこの好奇心を無視したり妨げたりしてはいけない。
言葉足らずな問いかけだったとしても親身になって疑問に答えてあげるようにしよう。
子どもの問いかけの中には時に難解な答えを要するものもあるだろう。
そんな時でも「まだ知るのは早い」「それはまだ難しい」と曖昧にせずなるべく易しい言葉で答えてあげるようにしよう。
たとえその時は理解できなかったとしても、もっと知りたいという気持ちは残り、勉強に意欲を持ってくれるはずだ。
■遊びから学びにつなげる接し方
子どもは放っておいても自ら好奇心を持って学びに行くが、親がそれに無関心でいてはいけない。
図書館へ行ったり本屋へ行ったりすることによって、学びがさらに広がることを教えてあげよう。
まだ字が読めない子どもであれば一緒に読んであげることで、子どもの学びを何歩も前に進めてあげられる。
親のできることは子どもにあらゆるチャンスや選択肢を与えてあげることだ。
子どもは時に親の理解を超えるものを好きになることがあるだろう。
それでも子どもの夢中になった遊びには最大限に敬意を払って理解に努めてあげてほしい。
よく知らないものであれば一緒になって勉強するくらいであれば尚良い。
親の協力や理解は子どもに安心や信頼をもたらしてくれるものだからだ。
(記事:双風サキ・記事一覧を見る)
〔2021年8月16日 財経新聞〕

小学校入学前に楽しみながら学力を伸ばせる子供の遊び
小学校で扱う数や基本的な形の概念は、小さい時からの遊びによって身につけることができる。
子供にとっては遊びと学びの境目はなく、夢中で遊んでいたことが知らず知らずのうちに数や形の力を伸ばしているのだ。
では、どのような遊びが子供の学力を伸ばすのか。
それは、身近な玩具や本の使い方を工夫することによって、大きな効果を生み出すことができる。
【こちらも】子供にも五分の理を認めよ 子供を叱責せず、成長を見守る教育
■迷路は脱線してこそ本領を発揮する
迷路はスタートからゴールに辿り着くことだけが遊びの方法ではない。子供の好奇心や想像力を掻き立ててくれる迷路を最大限に利用してみよう。
まずはスタートに指を当てて少しずつ前に進みながら「こんなところにリンゴの木があるよ!」などと話をしてみる。
そして分岐点に差し掛かったら、「どっちに進もうかな?」と散歩のように迷路を楽しんでみよう。
すると子供は「ここでジャンプ!」などとオリジナル要素を盛り込んでくるかもしれない。
そしたら「どこまで飛べるの?」と脱線を一緒に楽しんで、子供の想像力がどこまで伸びるか試してみよう。
■積み木の使い方は無限大
幼稚園などによく置かれている知育玩具の代表格とも言えるのが積み木だ。誰でも子供の時に遊んだことがあるだろう。
しかし大人になってみたら、積み木にどんな効果があるのかや、どうやって遊んだら良いのか分からないという人も多いのではないだろうか。
積み木は積み上げるだけではなく、床に並べていくだけでも立派な遊びになる。
例えば「この絵本は積み木いくつ分の大きさかな?」と聞いてみよう。並べてみると「積み木3つ分!」と分かるだろう。
「じゃあリビングの端から端は何個分かな?」と広げていくと、単位の概念が身についてくる。
そして積み上げていくことによって高さの感覚も身についてくる。
それだけではなく、倒れないように積み上げようとすることによって集中力もついてくる。
それでも倒れてしまった時には「どうしたらもっと高く積み上げられるだろう?」と子供と一緒に考えてみよう。
こうしたトライアンドエラーは物事に根気よく取り組む姿勢も育てることができるだろう。
■はさみで掛け算の仕組みを感じ取る
1枚の折り紙を半分に切ってみると2つの折り紙になる。そしてその2つの折り紙を重ねて切ってみたら4枚になる。
子供にとってはこんな当たり前のことでも面白くてたまらない。
「もう1回切ってみたら何枚になるかな?」と聞いてみると、自信満々で「6枚!」と答えるかもしれない。
そうすると何回数えても8枚になる折り紙が不思議で仕方なくなるだろう。
このように切るたびに増えていく折り紙の数の仕組みを考えていくうちに、自然と倍の概念が身についていくのだ。
(記事:双風サキ・記事一覧を見る)
〔2021年8月31日 財経新聞〕

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
地域
不登校情報センター
イベント情報
学校・教育団体
相談・支援・公共機関
学校・支援団体の解説
情報・広告の掲載
体験者・当事者
ショップ
タグの索引
仕事ガイド
ページの説明と構造
ツールボックス