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家族の危機

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家族の危機

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誰一人取り残されない学びの保障
令和5年3月、文部科学省が発表した「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」をご存じだろうか。
小・中・高等学校の不登校児童生徒が約30万人となり、文部科学大臣が「その背景に、長引く新型コロナウイルスの影響などが指摘されますが、より根底には、子どもたち一人一人の人格の完成や社会的自立を目指すための学校や学びの在り方が問われているのだと考えます」と発表したのだ。
実はこれは画期的で、原因を「子どもや家庭」にもってきてしまいがちな考え方ではなく、「学校や学びの在り方」を持ち出したところがすごいのだ。
ようやく課題を直視してくれる時代が来たと感じている。
よくある事例を一つ。
学校でいじめられた子は怖くて誰にも言えず我慢していたが、体調不良となり不登校になった。
いじめられる子にも原因があると言われ、何とか学校に行かせなければならない葛藤の日々。
しばらく休ませたら行けるだろうと子どものことを考えて決心した欠席連絡なのに、親自身が責められているように感じる。
夫は「なぜ学校に行けない」の一点張りで、板挟みになり、鬱になった。
いつも思うのだが、人生で学校に行かなければならない期間は短いのに、なぜ学校にこだわるのか。
自身の選択肢が学校しかないから?世間体?
不登校になると「家庭の問題」が原因で起こると一緒くたに考えられていた“常識という大人のものさし”があり、親はその評価のもとにあった。
現在ではフリースクール、ホームエデュケーション、ホームスクーリング、塾、BBS連盟、民間の居場所、習い事、サークル、コミュニティ、バイト、就労支援、NPOやボランティア、通信制の学校、オンラインコミュニティなど、選択肢はたくさんある。
どんな人でも自分が安心できる居心地のいい居場所が必要で、不登校を選択した子どもたちは自分の意思表示ができる力を持っていると考え、学校は「学校や学びの在り方」を、子どもたちはアドボカシーのもとに子どもを真ん中にした「誰一人取り残されない学びの保障」が進んでいきますように。
▽村中智恵(むらなかさとえ)
看護師として10年の勤務後、専業主婦となる。
4人の子育て中に出会った母親たちから聞こえてくる苦しみは、まさに「家族の危機」が多く、水面下の現実を知る。
その後、母親たちを支援することにより、子どもの健全育成を図ることができるのではないかと考え、地域協働の子育てを実現させようと活動を始める。
現在、民生委員・児童委員として活動している。
〔広報つばた 2023年5月号〕

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