カスタム検索(不登校情報センターの全サイト内から検索)

 
Clip to Evernote  Twitterボタン  AtomFeed  このエントリーをはてなブックマークに追加  


指宿市地域福祉課障害福祉係

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
移動: 案内, 検索
Icon-path.jpg メインページ > 鹿児島県 > 指宿市 > 指宿市地域福祉課障害福祉係

指宿市地域福祉課障害福祉係

種類・内容
所在地 〒 鹿児島県指宿市
連絡先 【内線】275

周りの理解と支援が大切です 大人の発達障害ってなんだろう?
「発達障害」と聞くと、どちらかといえば、子どもを連想する場合が多いと思いますが、近年では、大人になってから発達障害の診断を受ける人も増えてきています。
発達障害が広く認知されることで「もしかして、私も?」と気になりながら生活している人もいるのではないでしょうか。
幼少期や学校生活では「変わった子」と思われていただけの特性が、社会に出てから複雑な人間関係や社会生活の中でうまくいかずに悩み、発達障害の二次障害であるうつ病などの病を発症してしまうケースがあります。
障害の特性は一人ひとり異なります。周りの人から理解を得られず困っていたり、一人で悩んでいたりする人もいます。
今回の特集で、大人の発達障害について知り、考えてみませんか。
【このようなことで困っていることはありませんか?】
・悪気はないのに、自分の発言で雰囲気が壊れてしまったことがある
・音や照明に過剰に敏感だったり、逆に鈍かったりする
・目から入ってくる情報をうまく処理できず、図形や似たような文字を理解しづらい
・興味を持ったことや好きなことには積極的に取り組むことができるが、集中し過ぎてしまう
・約束や時間を守ることが苦手
・気が散りやすく、一つの物事に集中することが苦手
・たとえ話やあいまいな表現、冗談などの理解が難しい
【それぞれの障害の特性】
◆注意欠陥多動性障害(ADHD)
次々と周囲の物に関心を持ち、周囲のペースよりもエネルギッシュにさまざまなことに取り組むことが多い。
◆自閉症、アスペルガー症候群を含む広汎性発達障害
相手の態度などよりも、文字や図形、物の方に関心が強い。
見通しの立たない状況では不安が強いが、見通しが立つ時はきっちりしている。
大勢の人がいる所や気温の変化などの感覚刺激への敏感さで苦労しているが、それが芸術的な才能につながることもある。
◆学習障害(LD)
「話す」「理解」は普通にできるのに、「読む」「書く」「計算する」ことが、努力しているのに苦手
※厚生労働省ホームページ精神・発達障害者しごとサポーター養成講座発達障害の特性(代表例)を参考に記載
【私、こういうことに困っていました。】
相談や治療などをしていくことで新たな生活や日常生活を送れるようになった方からお話を伺いました。
◆高校卒業後、周りの友人と同じように就職をしました。
しかし、仕事で複数の指示があると固まってしまい、人との共同作業にストレスを感じ始めましたが、それがどこから来るものなのか分かりませんでした。
また、子どもが生まれてからは、子育ての大変さでうつ状態になりました。
保健師さんの支援も受けながら、精神科病院を受診すると、発達障害であることがわかりました。
受診を機に、感じていた生きづらさは自分の特性からきていると分かったことで、自分の気持ちも把握しやすくなりました。
その後、なんさつ障害者就業・生活支援センターの支援のもと、企業見学などを行い、無事に就職することができました。
今後は家族や支援してくださる方に協力をもらいながら頑張りたいと思います。
◆私は仕事が大好きで職場での信頼も厚く、バリバリ働いていました。
一方、家では家族のために料理を作ろうとしても、時間がかかり過ぎてしまうのです。
主婦なら冷蔵庫にある物で献立を決め、限られた時間で料理ができないといけないのに…。
だんだん料理をする意欲が出てこなくなりました。
「なぜ、他の人ができることができないんだろう」「家族に迷惑をかけているかも」と悩み、眠れなくなった私は、病院を受診しました。
病院で子どもの頃からの話をしていくうちに、料理がうまくできないのは怠けているからではなく、複数の作業を同時に行うことが極端に苦手だという、発達障害の特性の影響であることが分かりました。
「主婦は料理ができて当然」と言っていた家族も、私の特性を理解し、サポートしてくれるようになりました。
今ではゆっくり眠れ、穏やかな生活を送れています。
【あれ?もしかしてと思ったら】
発達障害は、「先天性の脳の認知機能のアンバランスさ」「発達のでこぼこ」といわれており、その違いは外から見ることはできないため、周りの人も自分自身も認知しないまま過ごしているかもしれません。「あれ?もしかして」と思ったら、周りの人も自分自身も悩みを抱え込まないようにしましょう。
◆発達障害の人への配慮のポイント
▽注意欠陥多動性障害(ADHD)
・短く、はっきりとした言い方で伝える
・気の散りにくい座席の配置の工夫、分かりやすいルール掲示などの配慮をする
▽自閉症、アスペルガー症候群を含む広汎性発達障害
・肯定的、具体的、視覚的に伝えるよう工夫する(「○○しましょう」といったシンプルな伝え方、その人の興味関心に沿った内容や図・イラストなどを使って説明するなど)
・目標を細分化し、簡単なものから始める(スモールステップ)支援を行う(手順を示す、モデルを見せる、体験練習をする、新しく挑戦する部分は少しずつにするなど)
▽学習障害(LD)
・得意な部分を積極的に使って情報を理解し、表現できるようにする
・タブレット・パソコンなどの通信機器やインターネットなどの通信技術(ICT)を活用する際は、文字を大きくしたり行間を空けたりするなど、読みやすくなるように工夫する
【各機関の相談窓口】
◆県の相談窓口
鹿児島県発達障害者支援センター【電話】099-264-3720
指宿保健所【電話】22-2170
◆障害者就労相談機関
なんさつ障害者就業・生活支援センター【電話】0993-58-7020
・障害のある人の一般就労に関する相談
・障害のある人の雇用に関する企業などの相談
◆市の相談窓口
地域福祉課障害福祉係【電話】22-2111【内線】274・275
健康増進課健康指導係【電話】22-2111【内線】281・282
◆相談支援事業所
ともいき【電話】35-2135
指宿ライフサポート【電話】24-5055
市社会福祉協議会【電話】22-1124
ハイビスカス【電話】27-9110
◆医療機関
赤崎病院【電話】32-2011
指宿竹元病院【電話】23-2311
西田病院【電話】22-3352
〔広報いぶすき 2023年2月号〕

9月は発達障害福祉月間
発達障害への関心と正しい理解を深めるため、毎年9月を発達障害福祉月間と定めて全国的な広報活動を実施しています。
障害があっても、一人ひとりが「自分らしく」生きていけるよう、市民の皆さんの障害へのご理解とご協力をお願いします。
問合せ:地域福祉課障害福祉係【内線】275
〔広報いぶすき 2022年9月号〕

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
地域
不登校情報センター
イベント情報
学校・教育団体
相談・支援・公共機関
学校・支援団体の解説
情報・広告の掲載
体験者・当事者
ショップ
タグの索引
仕事ガイド
ページの説明と構造
ツールボックス