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無表情、言葉を発しない、強いおびえを示すとき

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無表情、言葉を発しない、強いおびえを示すとき

テレビニュースでを「感情を殺す」というのを聞きました。
戦争状態ともいえる無差別攻撃の中で傷ついた人を援護する医療者が口にした言葉です。
被害者の状態がひどくて、しかもその数も非常に多い。
一人ひとりの状態を見てひどいと思ったり、悲しんでいたり、攻撃している人への怒りを表わしている時間さえない状態で発した言葉です。
感情を殺すとは、その状況でするべきことを優先しなくてはならない。
助かる人がいるかもしれないから急いで探さなくてはならない。
ひどいとか悲しいとか怒りをぶつけることは後回しにしなければならない。
そのとき「感情を殺す」となったのです。
実務的にてきぱきと判断し、助かる人を一人でも多く見つける。
時間とともに進む死の可能性を低める。
それには「感情を殺す」ことが必要になったのでしょう。

このことは個人的な場合でも生まれます。
同時に多くのことよりも、攻撃がひどくて死ぬんじゃないかと思った、継続して攻撃にさらされている、そういう経験は「感情を殺す」ことで対処するしかない時があります。
これを一時的な「感情を殺す」ことで切り抜けられるならば成功かもしれません。
しかし、後遺症状になることもあります。
トラウマになる、日常的に無感情・無表情になる、より深刻な精神症状を招く人もいます。
私が人の話を聞くなかで、無感情・無表情でいる、あるいは言葉を発しなくなった、強いおびえを示すなどが語られるとき、このような背景がある可能性を考えます。
ただ自動的に判断するのはまずくて当人の感受性、それは先天的な要素にも関係しますから、そのあたりを深く見通してから判断すべきものと認識しています。
どういう場合でも、安心感を得られる環境と癒しの対処は必要です。



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