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貧血病

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貧血病

テストステロン値是正で高齢男性の貧血改善
テストステロン低値の高齢男性に対するテストステロン療法により貧血が改善することを示す結果が、米・Johns Hopkins UniversityなどのグループによりJAMA Intern Med(2017; 177: 480-490)に発表された。
高齢男性の貧血の3分の1は原因不明とされている。
同グループは、テストステロン低値で原因不明の貧血を呈する65歳以上の男性へのテストステロン療法により、ヘモグロビン(Hb)値が上昇するかどうかを検討した。
対象は、平均テストステロン値が275ng/dL未満の788例(平均年齢74.8歳、平均BMI 30.7)。
126例が貧血(Hb値12.7g/dL以下)で、うち62例は原因不明の貧血だった。
若年男性の正常テストステロン値を維持できるように用量を調整したテストステロン群と、プラセボ群にランダムに割り付けて1年間使用した。
主要評価項目は、Hb値が1.0g/dL以上上昇した原因不明の貧血患者の割合とした。
その結果、1年後にHb値が1.0g/dL以上上昇した原因不明の貧血患者の割合はプラセボ群の15%に対し、テストステロン群では54%と有意に高かった〔補正オッズ比(aOR)31.5、95%CI 3.7~277.8、P=0.002〕。
同様に、1年後に原因不明の貧血が解消された割合はそれぞれ22.2%、58.3%であった(同17.0、2.8~104.0、P=0.002)。
また、原因が明らかな貧血患者においても、1年後にHb値が1.0g/dL以上上昇した割合はテストステロン群が有意に高かった(52%対19%、aOR 8.2、95%CI 2.1~31.9、P=0.003)。
一方、テストステロン群で登録時に貧血がなかった男性のうち、6例でHb値17.5g/dL超に達する上昇が認められた。
〔メディカルトリビューンウェブ 2017.05.03〕 
  

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