カスタム検索(不登校情報センターの全サイト内から検索)

 
Clip to Evernote  Twitterボタン  AtomFeed  このエントリーをはてなブックマークに追加  


高校生が希望する職業

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
移動: 案内, 検索

高校生が希望する職業

高校2年生と保護者が希望する職業は「安定」の公務員や医療関連
全国の公立高校2年生とその保護者を対象とした調査結果により、安定した職業として公務員や医師、看護師などの職を希望する高校生や保護者が多いことが分かった。
■高校2年生と保護者を対象に調査
2日、リクルートマーケティングパートナーズと全国高等学校PTA連合会は、共同で調査を行った「高校生と保護者の進路に関する意識調査2017」の結果を発表した。
これは高校生と保護者を対象として、進路への考え方やコミュニケーションの実態を調べたもので、今回が8回目。全国11都道府県における公立高校27校の2年生1,987人と、その保護者1,722人から得られた回答を集計している。
なお生徒の性別は男子が53.5%、女子が44.8%。回答した保護者は母親が84.1%、父親が12.8%となっている(どちらも不明や無回答がある)。
■親が希望する職業は公務員、医師、看護師
保護者に対して、子供に就いて欲しい職業を尋ねたところ、最も多かったのは公務員(32.0%)だ。
以下、看護師(12.0%)、医療事務・医療関連(9.5%)、医師・歯科医師・獣医(8.7%)、教師(5.8%)、薬剤師(5.8%)と続き、その後に製造業(3.7%)、技術者・研究者(3.7%)となっている。
子供の性別で分けると、男子を持つ保護者は、公務員(44.2%)が圧倒的に多く、以下は医師・歯科医師・獣医(11.6%)、医療事務・医療関連(8.5%)となる。
女子を子供に持つ保護者では、看護師(24.5%)、公務員(17.3%)、医療事務・医療関連(10.0%)など。
■子供が付きたい職業は教師、公務員、看護師
高校生に就きたい職業を尋ねたところ、僅差ながらも最も多かったのが教師(10.5%)で、以下は公務員(10.2%)、看護師(7.9%)、製造業(7.0%)、医師・歯科医師・獣医(5.6%)、保育士・幼稚園教諭・幼児保育関連(5.3%)、薬剤師(4.3%)、技術者・研究者(3.3%)、建築士・建築関連となり、10位に美容師・理容師・ヘアメイクアーティスト・エステティシャン・美容関連(3.1%)となる。
男女別では、男子生徒が公務員(16.0%)、製造業(14.0%)、教師(12.1%)となり、女子生徒が看護師(13.7%)、教師(9.0%)、保育士・幼稚園教諭・幼児保育関連(9.0%)、公務員(5.2%)となっている。
保護者からは就かせたい、高校生からは就きたい具体的な理由を尋ねて、得られた回答も紹介している。そこで目立つ言葉は「安定」だ。
公務員だけでなく、教師や看護師でも「安定」を理由とした回答があった。
■保護者の7割が「難しい」アドバイス
保護者に対して進路のアドバイスについて尋ねたところ、子供にアドバイスをするのが「非情に難しい」と答えた人が19.6%、「やや難しい」と答えた人は51.0%で、全体の約7割がアドバイスの難しさを感じていた。
これは前回(2015年)の70.8%、前々回(2013年)の72.2%と大きく変わっていない。
難しいと感じる理由では、「進路情報を知らない」(45.5%)、「社会の予測がつかない」(43.7%)、「経済的な理由で子供の進路を狭めざるを得ない」(24.5%)、「自分の考え方に自信がない」(22.2%)、などが上位に来ており、具体的な回答として、「情報収集が不十分」「制度が複雑すぎてよく理解できない」とともに、「一般論でしかアドバイスできない」「先入観を持たせたくない」も紹介している。
■進路で重視する情報は「進学費用」が再びトップに
保護者に進路で重視する情報を尋ねたところ、最も多かったのは「進学費用」(55.3%)だった。
以下、「入試制度」(50.3%)、「職業との関係」(43.8%)、「学部・学科の内容」(40.4%)、「就職の状況」(36.4%)と続いている。
前回調査では、「入試制度」(57.0%)と答えた人が、僅差で「進学費用」(56.6%)を上回っていた。
ただし前々回調査では、「進学費用」(53.0%)、「入試制度」(51.7%)の順だ。
調査時期と制度変更などのタイミングもありそうだが、保護者の悩ましい状況が伺える。
■未来は好ましい?AIの影響は?
「これからの社会は好ましいか」と尋ねたところ、「好ましい」と答えた保護者は34%(好ましくない:47.8%)、高校生は52%(好ましくない:44.8%)だった。
前回、前々回と比較して「好ましい」と答えた保護者と高校生は増える傾向にある。
また「AI(人工知能)の発達の将来への影響」では、「影響がある」と答えた保護者は38.7%(ない:3.8%、わからない:52.0%)、高校生は52.0%(ない:8.5%、わからない:37.8%)だった。
両方について具体的な回答も紹介している。目についたものをあげてみよう。
【これからの社会は好ましい・保護者】
女性が出産しても働き続けることができる社会の雰囲気・環境が少しずつ整ってきているから。
オリンピックを控え、少しずつ景気が良くなりそうだから。
【これからの社会は好ましい・高校生】
オリンピックも近いので、雇用や経済はゆたかになると思うから。
男女の格差がなくなってきているから。
【これからの社会は好ましくない・保護者】
社会情勢が不安定なため
オリンピックが終わってから就職活動をしなければいけないので、求人が減ってしまいそうだから
【これからの社会は好ましくない・高校生】
少子高齢化が進み、自分たち若い世代の負担が重くなるから。
“ブラック企業などで残業時間が大幅に増えたため過労死してしまった”というニュースをよく聞くようになったから。
【AI(人工知能)の発達の将来への影響がある・保護者】
人間でしかできないことが重視されてくる。
雇用が少なくなるように思う。
【AI(人工知能)の発達の将来への影響がある・高校生】
なくなる仕事や新しく必要になる仕事が出てくる。
どんどん生活が便利になると思った。
【AI(人工知能)の発達の将来への影響がない・保護者】
AIが発達しても将来はその時に自分でそれに合わせればよいと思う。
影響しない生き方を選択することも可能。
【AI(人工知能)の発達の将来への影響がない・高校生】
AIが発達してもそれを制御するのは人間でないといけないから。
人と人とのコミュニケーションが大切な職に就くつもり。
〔2018年2月7日 財経新聞(県田勢)〕

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
地域
不登校情報センター
イベント情報
学校・教育団体
相談・支援・公共機関
学校・支援団体の解説
情報・広告の掲載
体験者・当事者
ショップ
タグの索引
仕事ガイド
ページの説明と構造
ツールボックス