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Center:人生の展望が開けない叫び

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人生の展望が開けない叫び

〔2010年07月14日〕
6月26日に3件のコメントがあります。
いろいろ書いていますが焦点が定まったものとは思えず、
コメントに答えるにもどの部分に答えるべきなのか困ってしまいます。

Tさん、ここは気分を悪くしないで読んでいただきたい。
私は6月26日の3件のコメントをくり返し読みました。

あなたはこれからの人生の展望を切り開きたいと切実に求めています(いまさら何を言うか?)。
それにはフリースペースだの、ワークスペースだの、創作活動だのはっきりしないことではなく、
社会でちゃんと仕事ができる力をつけるようにしたらそれでいいんだ! と叫んでいるのです(初めからそういっているじゃないか!)。
それなのに松田はこれまでいちばんそれに近いと思う人材養成バンクは放棄している、
相変わらず対人関係が大事といいつつフリースペースやワークスペースや創作活動がどうのこうの……。
あなたの気持ちはこの辺にあるとして、3つのコメントを読み返しました。

たぶん引きこもり経験者であり(齋藤万比古さんのいう中間的・過渡的な状態。6月29日を参照)、
30代になってこれから就職、人生の展望が見えない人に、どのような道を開くことができるのか、どんなことが可能なのか、いつになったらできるのか。
そういう人生の展望が開けない、追い込まれている自分をみつめ、絶望し、苦痛し、葛藤している状況を物語っています。

この苦痛・葛藤をどこの誰に向けていけばいいのか――親か、教師か、学校時代の同窓生か、社会か、自分自身か……
それぞれ向けたいものはあるけれども、ここは支援者と称し、支援活動を自称している松田が格好の標的にできるのではないか。
そういう脈絡でこのコメントをみれば、かなり了解できることがわかりました。
論理だったことではなく、頭に浮かんできたことを文字にしていった、ややパニックになっていると理解できます。

そういう視点で6月26日のコメントに答えようと考えているところです。
Tさんにかぎらず、最近は親の相談はもとより当事者の相談にも、30歳をすぎて社会の壁を越えられない、
どういう展望が開かれるかを考える機会は増えています。
そういうものもあわせてコメントへの回答として加えていくつもりです。
まだ回答の下書きはありませんが、数回になりそうです。

〔追記〕
最近のいくつかの周辺事情から話しましょう。
要するにそういう事情を知らないままでは、事態を相対化して理解できないと思うからです。
言い換えますと手っ取り早い自立の道はないのです。
事態は重大であり「ポイントだけ教えてくれればいい、後はいらない」といわれても私にはそんな手品はできません。

(1) いくつかの相談事例(プライベートな事情は語れません)。
(2) 東京都発達障害者支援センターの講座「発達障害と精神疾患」
(3) 新小岩親の会7月例会の関連事項(7月11日)。
(4) 杉並区社会教育センター「不登校・引きこもり等相談支援団体意見交換会」

この4つの点から私の問題意識、これからの方向を考えようとするのです。
Tさんは想定していないところも多いと思いますが、着実に総合的に進めるには(少なくとも現在できる範囲で)必要な周辺情報です。

Tさんのコメント自体は、この答え個所に順次掲載していきます。

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