Center:首都圏・親と教師の教育フォーラム(仮称)
首都圏・親と教師の教育フォーラム(仮称)
〔2011年11月4日〕
不登校、高校中退者を積極的に受け入れている高校の教育活動を広げるために「全国合同学校説明相談会」というのを名古屋の木村登校拒否相談室を中心に展開してきました。
東京を中心とした首都圏においてこの取り組みを定着・継続する方法を考え次のように提案します。首都圏での活動には、その条件に即した独自の方式が求められと思えるからです。
(1)趣旨=首都圏において、不登校生の父母に継続的にアピールを行なう5、6校の受入れ校によるグループをつくります。教育フォーラムにはグループ以外に賛同する学校も特別参加できます。
(2)グループへの参加を呼びかける学校案=日々輝学園高校、自由の森学園高校、代々木高校、WSOセンター(高校留学)、わせがく高校、…….
◎不登校情報センター・ウェブサイトのデータは、全寮制の高校、通信制高校、高校留学が不登校生・中退生の大きな受入れ先になっていることをうかがわせます。
(3)教育フォーラムは、父母も教師も参加しやすいテーマとします。不登校生の体験発表会、不登校生の受入れと成長を図る教育活動の発表、父母が取り組む相談・フリースクールとの協力などの活動発表を重要項目に入れます。
◎参加した父母が発言や発表をしやすくするパネルディスカッション、グループ討論(座談会形式)、心理相談員などのゲスト参加などの工夫をします。
◎フォーラムの場を個別相談ができる機会にします。不登校生の進路、生活、家族関係などの相談の場にします。
◎親の会、中学校、適応指導教室、教育相談室、フリースクールなどとの協力関係を築きます。
(4)教育フォーラムは、3学期の新年度前(入学・再入学の前)、1学期末(転編入が多い時期)、2学期(進路探しの時期)にあわせて、首都圏1都3県ごと開催をめざす。教育フォーラムは年間合計10回以上の開催をめざします。
(5)教育フォーラムの必要経費はグループ校間で平準化し、特別参加校には応分の負担をお願いします。
(6)教育フォーラムの告知・広報は各校の工夫を生かし、事務局・調整役の不登校情報センターは、特段の手段を設定します。
◎親の相談者等とメールで個別につながり、情報提供する「OYA・OYAネット」を立ち上げました。
◎「イベント情報」ページを活用し、ツイッターなどのSNSを積極的に活用していきます。
◎新聞広告は行いませんが、新聞社への働きかけは多様に行います。
(7)NPO法人不登校情報センターは、グループ参加校の協力を得て企画・調整役をし、特に広報の中心役になります。
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