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Center:2006年10月ー栄養療法と精神科医療ーある人への手紙

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栄養療法と精神科医療――ある人への手紙

あるクリニックの受診に関してお手紙をいただきました。
私の意図することやクリニックに関することで誤解があると思っていましたので、それへの返事とさせていただきます。

精神科医療で使う薬の作用――それを主作用というか副作用というのかは、人間が勝手にそう呼んでいるのであって、薬になっている化学物質自体は、そんな区別はなく物質として反応しているだけのこと――について、これまで体験的なことをいろいろきいてきました。
薬の役割をすべて否定的に考えているわけではありません。
有効性を認めていますし、投薬中心の医療機関であってもある人には受診するように勧めることもあります。
私が関わる中心の人は、いわゆる引きこもり系なのですが、ある人は精神科系の医療機関にかかっていますし、服薬している人も相当に多いと思います。

それでも私は、精神疾患、引きこもりを含む精神的状態に対しては、薬以外の対処方法、医療機関の対応方法を多様に広げ、個人がより自分に合った方法を探し出せるようにできる条件をつくる必要があると感じています。
カウンセリングなどの各種の心理療法や作業療法はそういうものだと思います。

家族関係の改善や対人関係(とくに同世代人間関係)づくりは重要な方法だと思います。
ある人は、アルバイトで仕事に就いていると気持ちが少し楽になり、薬の量を減らせるという実感を話していました。
仕事にも(もしそれが可能なレベルならば)そういう要素はあるのでしょう。
散歩、音楽、物語りづくり、ぬり絵、ボクササイズ、・・・いろいろなことがその人の好みや条件によってできるのかがいいと思います。
あることは趣味になるでしょうし、あることは作業になり、あることは治療にもなる・・・・・・いずれもストレスの軽減を促したり、精神的作用を好転させるものでしょう。

そういうなかに、精神科医療があります。
ある人は家族から精神科の受診を禁止させられています。
この偏見はまずいと思いますが、不信にはそれなりの根拠もありますから、個別のものとして見ていく必要があります。
精神科(神経科・心療内科)では多くが投薬中心です。
入院、作業療法、デイケア、カウンセリング・・・など多様なようですが、全体としては投薬中心であることには変わりないでしょう。
受診する側もそれに頼っている。もしかしたら、それを見限っている感じの人もいます。
「○○の薬が欲しい」というのが 先にあって、「~~といえばあの薬を出してもらえる」という対処をしている人も実際にいます。
私はこういう人も精神科医療を見限っている人だと思います。
それは受診していながらの不信なのです。
○○クリニックに関しては、これらの弱点を完全に乗り越えているなんていう気はありません。
あることは医師または医療スタッフの判断や選択です。
より基本的なことは、国民(受診する側)がそれをそのようにし、医療制度の枠組みをつくっています。
一つの医療機関がそれから大幅にはみ出すことは容易なことではないからです。
○○クリニックに関しては、投薬に代わる現実的な栄養療法というものを提示しています。
これを絶対視することはできませんが、少なくともセカンドオピニオンにはなります。
私はそのうえで、栄養療法しての医療の向上と、成功を期待しています。

私は、投薬が治療の圧倒的な状況になっている精神科医療において、このような栄養療法に注目しています。
カウンセリング等の精神療法などにも注目しています。
それらが全体としてより研究され、成果をあげることを期待しているからです。
お返事がおそくなりました。回答するのに必要な時間でした。
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