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Center:2006年3月ーホームページ制作の進行状況と今後の見込み

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目次

ホームページ制作の進行状況と今後の見込み

不登校情報セン ターのホームページ(HP)を収入につながる場にする方向が少し見えてきたように思います。
ある団体の責任ある立場の人と話していて、このHPにおくバ ナー広告的なものが年間十万円単位で可能なレベルに達していると考えられるようになったからです。
まだ道は遠いけれども、ふり返ってみればこの半年の間に大きな前進を示しています。
アクセス件数は2月(18日まで)で1日平均162件です。半年前の2倍以上になりました。
2月19日累計40,000件(2004.11.21以来)に到達、目標は1日1,000件です。
着実に少しずつ目標に近づいている気がします。
私(松田)個人の感覚でいえば、かつて定期発行雑誌で企画していったことを、今はHPを対象に両者の特性の違いを意識しながら、新たな企画実現の場が用意されている気がします。
私の企画の特色を自己判断すれば"広義の事典づくり"です。
HPづくりも「引きこもり・不登校」をテーマに同じ気持ちです。
昨年9月28日の「検索サイト制作グループ会議」準備以降、何度かにわたり、「HPを収入源にする」ために必要なことを、部分毎に文章化してきました。
今回は「検索サイト」に限定された「収入源」獲得から「HP全体として収入源にする」視点で、いま直面していることや思いついた企画などの全容を描いていきます。

新たに用意している内容を盛り込んだHPの<top>は、別表のようになります。
これを基本設計として、デザイン面、制作上の技術面を考慮し、担当者が制作します。

[Ⅰ]「情報検索のページ」サイト群

「検索ページ」の出発点となったものです。
次の10の単位サイトを予定しています。
イベント情報カレンダー、本、多チャンネル、スクール生活活動記録、引きこもり・不登校関連Q&A、支援団体の新聞紹介記事、支援者・カウンセラー養成機関、人物、調査発表ライブラリー、出版物・ミニコミ誌情報取次所
1.「イベント情報カレンダー」
全国の各団体が開く、「不登校・引きこもり関連の催し物」告知サイトです。
情報はかなり入っているようにみえますがまだまだ不十分です。
このサイトは5つの部分に分けました。
講演・講座 講演会・シンポジウム パフォーマンス ライブ・映画・演劇 学校・進路 学校説明会・進路相談会 学会 学会・研究会・学術会議 定例会 自助会・家族の会等の定例会
情報量が本格的に増えてくると、アクセスする人が探しやすくするために「地域割」が求められます。
単純に地域別ではなく「全国ネット」項目も必要になるはずです。
催し物の主催側にとっては「少なくともこのサイトには掲載しておきたい」気持ちになる、安定的で信頼できるものにすることが当面の目標になります。

2.「本」(不登校・引きこもり関連の出版物の情報)サイト
書名にあるキーワードにより「高校中退」「大検・高卒認定資格」「フリースクール・サポート校」「軽度発達障害・広汎性発達障害」「アスペルガー症候群」「高機能障害」が入っています。
このほかに、「不登校・登校拒否」「引きこもり」「ニート」「学習障害」「注意欠陥多動性障害」「いじめ」を予定しています。
さらに「保健室登校」「学校に行かない」「学校ぎらい」など出版物個々には該当するけれども、共通のキーワードにしづらい本の扱いも重要になります。
この「本」サイト制作においては、国立国会図書館蔵書からの検索と通販Amazonを結び方法を採用しています。
Amazonとはアフィリエイトの形になっていて、2月途中までで約50冊の売上げがあります(受取額は1万円未満につきまだ支払い条件を満たしていません)。
ところで不登校情報センターは「あゆみ書店」として集めた本や編集企画した出版物(約26点と定期発行誌「ひきコミ」)の在庫があります。
Amazonのルートとは別に「あゆみ書店」としての販売も必要であり、別枠で通信販売による「あゆみ書店」サイトを立ち上げました(別項)。

3.「多チャンネル」
情報検索のページの出発点を受け継ぐもので、HP全体の中心を構成します。
いくつかの変更を経て現在は下表のように分類して支援団体の情報を整理しています。
変更の過程で空白部分も生まれましたし、事実上工事中のところもあります。
いずれ充実させます。
これまでは全部、団体名、所在地などの"固定的なソフト"情報でしたが、新たに「中学校卒業後の進路」という"記述的なソフト"情報も持ち込みました。
このサイトは、情報を求める人に情報を提供するサイトですから、「より利用しやすく」「必要な情報は掲載されている」レベルに充実を図りたいものです。
情報掲載先団体のHPとのリンクも徐々に増えています。
有料リンク先は46か所(2月21日現 在)、公共機関は自動的に無料リンクですが、そのリンク件数は200か所を超えています。
このサイトを生かしていく研究テーマは多くあります。
事実上すべ ての支援団体・関係団体を情報として収集するつもりで、努力しなくてはなりません。

4.「スクール生活活動記録」
フリースクール、高校、サポート校などスクール(学校)系の活動記録(短い教育実践記録)な紹介していくサイトです。
筆者名、スクール名、連絡先なども明記し、学校紹介的要素にします。
原則として掲載は有料です。

5.「引きこもり・不登校に関するQ&A」
特定の問題への質問への回答を掲載します。
回答者は立場の異なる複数の人がそれぞれ回答をしていきます。
回答者名、所属団体、連絡先を明記し、その所属団体と回答者の紹介的要素にします。
原則として回答文の掲載は有料です。

6.「新聞等での紹介記事掲載」
不登校・引きこもり等の支援団体の活動が新聞等で紹介されたとき、それを分類し、掲載していきます。
いわゆる「ベタ記事」は除きます。
原則として、新聞等の掲載は有料です。

7.「出版物・ミニコミ誌情報取次所」
8.「支援者・カウンセラー等養成機関」未着手。
9.「人物」
引きこもりと周辺事情に関わって活動している人たちの人名録です。
原則として本人の同意による紹介文の人物事典です。
10.「調査発表ライブラリー」
研究機関や支援団体が実施する引きこもり、不登校と周辺事情に関係する各種の調査を掲載、リンクするサイトです。

[Ⅱ]「創作系列」サイト群

"創作"系ということで一つにまとめるのは必ずしも適当でないかもしれません。
"一般当事者参加型"といってもいいのかもしれません。
このサイト群に予定しているものはいくつかありますが、まだいくつかの素案があるだけで全体像は見えません。
(1)「創作(文芸アート)」の単体サイトの形ができました。
小説・物語、詩、体験手記、絵画・イラスト、感想掲示版に分かれています。
(2)現在(2月21日)、HP制作とは別に「太田勝己個展」を準備中です。
将来はこの個展を生かして(仮)「太田勝己ネット美術館」的な方向を考えています。
上記(1)、(2)の2つをそれぞれ広げていくことにより、このサイト群が充実していくと思います。
(1)を広げると「創作(造形)」「格言ことわざ集」。
もっと広げると「引きこもり生活辞典」(=引きこもりに伴う生活の実感に即した、日常を事典として短く説明する。文例「床屋の利用」「テレビゲーム」等を参照)。
「新・日本語辞典」(あらゆる言葉を、引きこもりや不登校と関連させた事柄を織り込んで辞書的に定義していく)など新企画を募る。
(2)を広げると、創作活動をしている人の作品を、個人アトリエや作品世界をHPとしてつくる、またはリンクをしていく形が考えられます。
「会員の個人ページ」に既に入っている人のHPにこれに該当するものもありそうです。
(3)「心の世界を世俗にあそぶ」としてアンケートで集めたデータ(いわゆるアキバ・アンケート)を表現せていくところ(秋葉原凡脳遊園?)。
(4)WEB版『ひきコミ』もここにもってきてもいいと思います。
(5)「掲示板」内容は多様になる可能性を持っていますが、"参加型"という点からみると、この枠に収めてもいいもかもしれません。

[Ⅲ]「相談室・スクール・支援団体との協力」サイト群

すでに[Ⅰ]「情報検索のページ」の各単位サイトで紹介したように、多くの支援団体とその取り組みを紹介していく機会を設けていきます。
それらに加えて、いわば連携するネットワーク的なものを設定するのが、ここのサイト群です。
月島相談室、不登校情報センター名古屋支部、杉並区社教センター意見交換会。
申し込み中、支援団体との協力方法、 支援団体直結ホームページ
(1)「月島相談室」
「小坂クリニックあすなろの木」のスペースを有効に活用していこうと考えて、東京都東部地域のいくつかの支援団体に呼びかけています。
参加団体のHPとのリンクもその一つ。
(2)「不登校情報センター名古屋支部」
木村登校拒否相談室との協力関係を形にしていく場です。
(3)(仮)「杉並区社会教育センター・支援団体意見交換会」
HPサイトの設立を提案しているところです。
約十団体(相談室とフリースクー)が参加。
正式には杉並区社会教育センター側の何らかの了解を得てから始めていきます。
(4)「支援団体との協力方法」
これまで不登校情報センターが主にフリースクールや相談室に呼びかけてきたいろいろな支援方法(主に生徒募集やクライアント募集)を集大成するものです。
HPとしては舞台裏・楽屋を見せる部分ともいえます。
次の構成になります。
各地の支援団体との協力の目的と方法。配布可能なスクール・相談室案内書リスト、スクール・相談室案内書の発送サービス案内、イベント情報カレンダー(HP)に催し物掲載、多チャンネル(HP)掲載と相互リンク、フリースクール・相談室の活動報告と発表の場、情報出版本への掲載広告募集、このうち配布可能なスクール・相談室案内書リストは、冊子を作成し、相談会参加者、HP経由での注文書に配布しています(「学校案内書の展示・配布コーナー保管団体一覧表」という)。
(5)「支援団体直結ホームページ」
あゆみ仕事企画が直接に支援団体の要請により、制作、更新、管理するHPであり〈http://www.futoko.co.jp/~  〉に置きます。

[Ⅳ]「あゆみ書店」と「Amazon」

不登校・引きこもり関連の出版物の情報提供は、このHPの重要な役割の1つです。
またそれを販売=購入の形でアクセス者が入手できることも有益な役割です。
  「本」 のサイトを充実させることにより役割を高めることができます。
「Amazon」とのアフィリエイトにより出版物の購入手段ができました。
それに加えて、「あゆみ書店」の開設により不登校情報センターの持つ在庫本を販売できるルートを開くことができます。
市販本ではない『ひきコミ』も限定的ですが、市販に道を開くことになりました。
あゆみ書店は出版物の販売を行うサイトです。
将来的には、創作品(手芸・工芸品)など可能な物品販売のサイトを設けていくつもりで、研究・検討をつづけることになります。

 [Ⅴ]不登校情報センター「News,Office」

不登校情報センター内部の取り組みをここにまとめます(①~⑧)。
「Office」は、所在地、TEL、FAX、略歴と新聞記事、NPO法人の定款など。
「相談室」「フリースペース(当事者の会)」「親の会(新小岩親の会)」「あゆみ仕事企画」「助け合い てのひら」「訪問サポート・トカネット」「あゆみ書店」[Ⅳ]項の「あゆみ書店」と重複しますが、2つならべなくてはならない事情もあります。部分的な調整を要します。
「NEWS」は、HP中央のもっとも目立つところにあります。
不登校情報センターが直接に関わる事柄を"NEWS・お知らせ"として載せます。
「更新記録」2月から設けました。

 [Ⅵ]広告スペース

〈top〉ページをはじめ、各所にさまざまな方法による広告スペースを置きます。
現在は広告代理店経由の所(十か所余り)、Amazonのアフィリエイトに関連するものが入っています。
アクセス件数が増え、またHPランクが上位になるにつれて、より収益が上がるような広告案内(営業)を求められます。

[Ⅶ]HP制作の収入と分配の基準

(1)2005年9月末に「検索サイト制作グループ会議」を始めて5か月過ぎました。
さしたる収入の見込みがないない中で10月27日には「検索サイト制作の収入分配の基準(第1次案)」を提出しました。
「未払いの可能性の対処」を考えた支払いのなかで、この検索サイト部分をHP全体から独立した収支(とくに支払項目)扱いにしました。
今回の「進行状況の報告を今後の見込み」の発表においては、「検索サイトに限定された収入源獲得らかHP全体として収入源にする視点」が必要になったと判断しています。
それはアクセス件数や検索エンジン上のページランクがHP全体評価によって確定されるからです。
HPを通しての収入もまた同じです。
そこで「検索サイト」収入の分配をHP制作とは別にしていた方法を廃止する必要があります。
両者を同一基準にします。
もう1つ。「検索サイト」の収入評価は現状をより適切に判断するために、複雑なやり方をしていました。
このために支払額の算定が困難となっている面もあります。
各人の労働生産性の違いは、実態としてはかなり差があります。
しかし、いずれにしても、少なくとも当面は低 支払額のレベルを超えることはありませんので、この労働生産性の差は実態ほどに大きく表れないと思われます。
善し悪しの判断は別にして、これを1つの根拠をして次月(3月)からは、作業時間数による支払(分配)方法を提示いたします。

収入項目
「収入になる生産財」にHPが少し近づきました。
しかしまだ実現しているわけではありません。
HPを中心にそれに関係する収入項目を列挙します。
相互リンク――「多チャンネル」において事業所系HPとのリンク。
情報掲載の登録料――「イベント情報カレンダー」の情報掲載において、事業所系団体を登録制にする。
アフィリエイト――「本」サイトにおいて、Amazonと接続し本と部品販売に関わる。
あゆみ書店――不登校情報センターの在庫本を販売する。
バナー広告――広告代理店「A8」経由のバナー広告を設定する。
バナー(又はスポンサー)広告――事業所団体と直接交渉により広告を掲載する。
HP制作――小規模な学習塾・相談室等のHPづくりと管理・更新を担当する(「支援団体直結ホームページ」として実施)。
学校案内書等の保管・配布と発送――HPを充実させ、不登校情報センターの情報提供機能が高い評価を受けることにより参加団体を増大させることができる。
現在、稼動しているなかで「収入になる」最も重要な項目。
スクール生活活動記録の掲載料。引きこもり・不登校関連Q&Aの掲載料。
このほかにも「収入項目」になる方法および新しいサイトを設立することによるその可能性を考えてみてください。

[Ⅷ]新サイトの企画

新しいサイト企画する重要な2点
  新サイトを立ち上げるときの視点は次の2点です。
不登校、引きこもりと周辺事情をテーマにし、この2つの視点を念頭に実現の可能性を思い浮かべてみてください。
社会的にみて有用・有益な役割をもつ。
公共的・公益的であることがすぐにわかるものではなくても、社会とのつながりが限られている引きこもりの人の数少ない社会との接点になりうるという条件を生かすことができれば、それが遊びや個人的趣味の範囲にあると思えても「社会的な役割がある」と考えてもいいでしょう。
もう1点は、作業量に比べて、その作業結果によりアクセス件数が相当程度に増えることができることも重要です。
これは"経済性の視点"とも考えられます。
新サイト担当者を求む HPのそれぞれのサイトは「管理責任者/不登校情報センター理事長松田武己、担当者・運営者/□○△」の形にします。
各サイトの担当者は、それぞれの創意と工夫で充実させてください。
管理責任者は、必要な情報を提供するとともに、運営等に関して意見をいうことがあります。
HP全体の様子をみながら整合性を図ることもあります。
それらを織り込んで担当者・運営者は作業を進めてほしいものです。
個人HPを開いている人は、そこを生かす形で考えていただいてもいいでしょう。
提案を待っています。

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