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Center:2011年10月ーごあいさつー「引きこもりから抜けだす仕事づくり」

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ごあいさつ――「引きこもりから抜けだす仕事づくり」

〔2011年10月16日の「引きこもりから抜けだす仕事づくり」発表会に配る冊子に書いたあいさつ文〕

NPO法人不登校情報センターは引きこもりの人が社会とかかわり、社会に入る取り組みを続けています。
多くの引きこもり経験者とかかわり、やがて就職し、アルバイトに就き、登録社員・派遣型社員のかたちで社会参加をしています。
しかし、そうして社会に入った人のかなりが、生きづらい社会生活になっています。
人間関係を理由として仕事をやめます。
人間関係といっても仕事の手順・失敗、仕事のスピード、共同作業など仕事に関わることが多いのです。
明日が仕事の日であると今日から体調に異変がある、それは珍しいことではありません。
このような引きこもりから社会参加をした、仕事に就いた人の状況を多く見てきました。
引きこもりから抜け出し社会につながることは必要です。
しかし、それは必ずしも就職の形ではないと思います。
就職の形ではとてもやりづらいからです。
そう考えてからかなりの時間が過ぎました。
いつの間にか社会のほうが「仕事・就職先はない」と告げられた人で満ちあふれる状況になりました。
社会に近づこうとして取り組んでいたのに、社会のほうがこちらに近づいている状況です。

こちらの不登校情報センターが取り組んでいることを説明します。
社会とつながる方法は、“自分を生かすこと”でないと、とりわけ引きこもりの経験者には苦痛です。
そこから社会参加のために方法が自然に生まれてきました。
1つ目は、不登校情報センターを仕事場にすることです。
これもまだ途中です。
パソコンを使いウェブサイトを制作していますが、収入は十分ではありません。
この作業をしている引きこもり経験者の会員には、不十分ながら作業費を支払っています。
2つ目が、個人の創作活動の支援です。
創作には、絵・マンガ・イラスト、文芸作品などに限らず,装飾品・日用品の制作などもあります。
手伝うのは、作品の展示企画と作品販売です。
まだとても低いレベルです。
多くの人が創作活動をしています。
それを受け入れられる状態にしなくてはなりません。
3つ目が、今日発表する“仕事づくり”を応援する方法です。
引きこもり経験者は、職場における上下のある・恒常的な人間関係は苦手ですが、対個人のサービス業といえるものはむしろ丁寧で、好かれています。
今日の発表は、メイク、整体師、介護士の実例です。
このほかにも編み物教師、パソコンの個人指導、家庭教師などの個人対象のサービス業種には、適性のある人が多いように思います。
それとは別に、引きこもりへの訪問サポートをしています。
社会につながることは人とつながることに慣れその延長線になるからです。
不登校情報センター・ホームページの「センター便り」に取り組み状況を書いていますので、これからも参考にしてください。

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