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Center:2011年4月ーウェブサイト制作の到達点と収入源化の可能性

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目次

ウェブサイト制作の到達点と収入源化の可能性

〔2011年4月28日記述〕

〔1〕 サイト制作の到達点

「パソコンを収入源にする」⇒「ワークスペースを収入の得られる場にする」と思い描いて、不登校情報センターを職場に準じる場にする取り組みをしています。
その条件を1ランク上に高めるために、昨年後半から二つの重要なウェブサイトの改造を進めました。
「パソコンを収入源にする」ための準備になるものです。
一つはドメインを〔futoko.co.jp〕に統合すること、もう一つは全体をWikiシステムにすることです。
この到達状況を見ます。

(1)ドメインを〔futoko.co.jp〕に統合する

ドメイン統合が必要なものは、このドメイン以外に設定しているブログページです。
主にこの1、2年の間にサイトを発展させるために周囲に設けたものです。

設けた時点では多くの面で積極的な意味と役割を持ちました。
いまの時点で似たような状況にあるのは、不登校情報センターとして使用しているツイッターとフェイスブックかもしれません。
外部ドメインのブログは、いま不登校情報センター内部の構成要素にできるものと理解すればいいでしょう。

それをドメイン〔futoko.co.jp〕に統合する企画は基本的に達成しました(ドメイン外部のページは2、3件は残りますが)。

4つのブログ「更新記事」、「センター便り」、「イベント情報」、「ひきコミWEB版」が旧ブログからこのドメイン〔futoko.co.jp〕に移行しました。

「イベント情報」は移行とするとともにイベント実施の日付順を今日から明日に向かって並べるようにし、見やすくしました。
また会場地図を表示する改善を図りました。
1日のアクセス数は通常100件以上、多いときでは140件になっています。
旧版「イベント」情報の2倍前後です。

また不登校情報センター内外の関係者にこのドメイン〔futoko.co.jp〕内にその人のブログを設定するように勧めました。
約10人が参加しています。
今後さらにブログ設定者を増やします。

(2)Wikiシステムへの移行

比較的早いスピードで作業は進行しています。
しかし大量であり、試行錯誤を重ねている面もあり、完成までにはまだ時間が必要です。 
あわせてページデザインを変えていますので一緒に状況を書いてみます。

(1)「スクールガイド」ページの関連
「学校・教育団体」ページ群は最大の「スクールガイド」の“青ページ”(都道府県単位・種類別の表紙ページ)をほぼ終了しました。
今後は学校別の情報紹介(詳細ページという)をWikiに移行させていきます。

「スクールガイド」内にあり、別のページのテーマになっているもの〔=家庭教師、就労支援などであり、フリースクールの活動の広がりとして実施しているので、スクールガイド内にもこのテーマが入っている〕を、本来の該当ページと合体させる作業が残ります。

また「スクールガイド」とは別になっている学校関係を「スクールガイド」に統合する視点からの作業が出てきます。
例えば山村留学(全寮制高校・寄宿舎のある学校)、夜間中学校などを「スクールガイド」に統合していきます。

「Q&A」「学校の案内書・パンフ」ページなど別企画として集めた学校情報なども「スクールガイド」にうまく結びつけるようにしていきます。
これは学校以外の「メンタル相談・各種療法」ページなどにも共通します。

(2)「相談・支援団体・公共機関」ページ群
このページ群のなかで最大の「メンタル相談・各種療法」をこれからWikiシステムに移行していきます。

「公共機関」としている保健所、社会福祉協議会などはリスト、所在地、電話番号などの基本情報を入力しました。
これからの中期的な課題としては保健所などでの引きこもりへの対応などを個別に情報提供するように求めていくつもりです。

(3)ネクストページ群
ネクストページ群とは、表紙構造がトップページと同一デザインの「学校・教育団体」、「相談・支援団体・公共機関」、「AboutUs/不登校情報センター」、「体験者」、「支援者」の5つの表紙ページを指します。
またWikiのトップページ「WikiFutoko」も同じ役割を持つと思います。
これらのネクストページ群は、広告などの掲載ページとして運用を考えます。
現状は以前の状態を引き継いだところです。
その面ではまだ何も始まっていません。

「不登校情報センター・AboutUs」ページは、これまでバラバラになっていたページを集約するものです。
そのなかで「個人情報・著作権」「問い合わせ」をトップページにも表示しました。

「体験者」ページ群には、「体験者ブログ集」を設けるレベルになりました。

「支援者」ページ群は「支援者プロフィール」をWikiシステムに移行する作業を始めました。
他のページはなお〔保存版=Wiki移行以前のシステム〕と同じですが、将来的にはWikiに移行します。

トップページ項目には表示されていない「支援団体の解説」ページがあります。
表示方法はネクストページと同じなのですが、トップページに掲載場所がなく「学校・教育団体」、「相談・支援団体・公共機関」、「支援者」の3つのネクストページ群からつながる形にしています。
これがいいような悪いような判断保留の形です。

(4)他のトップページ表示項目
ネクストページ群とは別に「イベント情報」、「トカネット」、「ネットショップ」、「支援者探しSOS」、「新着・更新」、「情報・広告の掲載」、「相談室」、「ツイッター」、「個人情報・著作権」、「問い合わせ」をトップページ、ネクストページ上部に共通の横長表示にしています。
ウェブサイトを見るときの、見やすさ、取り組みの重要項目・アピールする点などを考慮したものです。

同じくトップページ、ネクストページに共通して、検索やアクセスが多いと思えるページ項目をページ左側に縦長の「よく見るページ」に設定しています。
これもウェブサイトの見やすさ・探しやすさを考慮したものです。
アクセス数はある程度多くなっていることが確認できます。
しかし、トップページでの表示が重複するなど不完全さも出ています。
取り組みの方向を考えながら徐々に改善を図ります。

(5)いくつかの個別ページと全体的評価
「相談室」ページは、まとまったページの新規設定で、具体的な相談事例などを書きやすくなりました。
「情報・広告の掲載」も、そのつどの企画を書き込めるようになりました。
情報提供(対象者は支援者・支援団体)というより半分は記録メモになります。

Wikiページは記事数1230、総ページ数1628に達しました(4月28日現在)。
不登校情報センター・ウェブサイトの全体はWikiページ以外を含めてもう少し多くなります。

これらは自画自賛的に改善されてきたという評価です。
しかし、膨大な情報ページを収めるなかで、求める情報、求めるページに最短でアクセスするには、さらに工夫の余地があります。
Wikiへの移行作業は状況をみながら試行錯誤をしながら進行することになります。

(3)基本条件の整備は前進

(1)このドメイン〔futoko.co.jp〕統合とWikiシステムへの移行およびデザインの改善により、不登校情報センターのウェブサイトの情報量を大幅に増やしました。
Googleのページランク(10ランク)が3から4に上がりました。

しかし、検索では必ずしも上昇していません。
「不登校」検索では10位くらいで、情報量のわりにはそれ以上になりません。
推測ですが、自己流に進めてきた事情が関係するかもしれません。
GoogleやYahooのオーソドックスな制作基準とはかなり違う気がしています。

(2)無料借入のブログページに掲載されていた他社広告を取り除く状態になりました。
不登校情報センターの判断と選択できる状態です。
現在は基本的に無料借入のブログページはなく、選択した以外の他社広告はありません。

これらにより不登校情報センターのウェブサイトを「収入源にする条件」が整いつつあります。

〔2〕 収入源企画と取り組み

(2)アフィリエイト

アフィリエイトを試みています。
Amazon、楽天というオーソドックスなところのアフィリエイトをしています。
いずれにしてもアクセス数がいまのレベルではあまり多くを期待できません。
それを前提にしての試みです。

通信制高校などの学校案内書をネット上の注文により配布しているウェブ事業体がいくつかあります。
不登校情報センターにもその団体のホームページにアフィリエイトタイプのバナーを設定するように案内が来ています。
これは研究対象になるでしょうが、効果が期待できない・マイナス面の作用があるかもしれません。
それについては別企画を考えています。
そのうえで対等性を図りつつ試行していきます。

最近「高卒認定試験対策協会」と正式にアフィリエイト契約をしました。

(3)広告募集企画

不登校情報センターのウェブサイトへの広告は次のようになります。

(1)トップページへのバナー広告。掲載料は年間30万円です。
(2)「Wiki Futoko」(Wikiページのトップページ)へのバナー広告は年間3万円。
(3)「イベント情報」このブログへのスポンサー広告は年間5万円。
他のページにもバナー広告または、名称とURL表示の広告掲載を検討しています。

(4)詳細情報の掲載とリンキングおよび実務作業

通常の情報提供において、学校や支援団体の詳細な情報提供を廉価有料にし、また相手先のホームページへのリンキングを廉価有料にしています(ただし当事者の会や公共機関はすべて無料です)。

リンキングの継続がやや減少傾向であり(あえてリンキングするほどのこともないと判断されている?)、これをカバーする対策を考えなくてはなりません。

これらの収入先になる団体リスト(団体別記録台帳)を昨年秋の実務教室を開いた機会に整備しました。
これを系統的に活用すれば、相当に回復できると期待しています。
新たに掲載およびリンキングを希望してくる学校や団体は続いていますので、この部分の絶対数が急激に減少するようには思えません。

サイト設立したあと2005年に「収入源構想」を考えて以来「詳細情報の掲載」と「リンキング」の2項目実現を追求してきました。
その実現にまだ遠い2009年ごろから事実上“どちらか一方だけでも”に変更しています。
「詳細情報」をフォーマット用紙に書いて提供するのがやりにくいと思う学校・団体もあるようです。

いまは2項目を追求しなくてもいいと判断しています。
しかし2項目のうちどちらの項目もないところは徐々に外していき、実質的な活動をしているところを残すようになってきました。
ここも試行錯誤が続き、それには団体別記録台帳が役立っています。

(5)情報提供の発展企画

これは「広告募集企画」と「詳細情報とリンキング」の中間形態のものです。

実際の情報提供の依頼を受け、その表示の仕方が従来の枠では扱いにくい、その件を表示するのにはどうすればいいのかと考えたものです。
またネット上の情報表示や広告などを見て思いついた部分もあります。
いずれもまだこれから企画・表示方法を考えていくページです。

(1)「イベント情報」ページ内の「受講生募集」。
(2)「求人コーナー」内の案内を有料化しようとする企画。
(3)「支援者プロフィール」を有料化していく算段。
(4)「学校の案内書・パンフ」ページを、案内書配布の窓口にする方法。

〔3〕一般広告の提示企画

4月24日、1通のメールが届きました。

「テキスト広告掲載のお願い(有償・月間固定額の年間契約)」とする、不動産会社からの案内です。
不登校情報センターのサイトに有料のテキスト広告を掲載したいというものです。

金額はたぶん掲載の場所や方法によるのでしょう、書いてありません。
「弊社からは、毎月一定額を月間固定の掲載料として支払い…契約内容は、12か月契約…、リンク設置確認後の翌月末に、代金を一括支払い」とあります。

(1)これの意味するところは、不登校情報センターのウェブサイトは、“不登校と周辺事情の業界”の枠を超えるものになったことです
。 新聞に例えるなら業界紙ではあるが、読者がある程度いるのでその多様な関心とニーズに応えられると判断されたところです。

(2)これに応えるのは自然だと思います。
相手側からの未提示の問題は料金ですが、こちら側はそれ以外に
「この広報サービスを利用する支援団体の行為に、不法な事態が生じたばあい、不登校情報センターの判断で、ホームページから削除等の対処をする場合があります。その際に支払いを受けた利用料等は返金できません」を出しています。

対等性を図る、特色や自主性を維持するにはこのあたりが関係します。

(3)基本的にはこのような一般広告業界における“業界ルール”を知りません。
メールをいただいたところはともかく、他から広告を集めようとすれば、広告代理店の協力を得なくてはなりません。
それによってこの広告ページは有力な収入源になると思います。

どのような産業分野がこの広告枠に関心を示すのかはわかりませんが、それが少しずつわかることは私たちのいる世界、業界がわかることです(以前にAmazonの広告を考えたとき、書籍以外に何を載せようかと考えたことがあります。それへの答えを探すものです)。

〔4〕パソコン教室と中学教育学習スペース

(1)パソコン教室の見直し

4月23日のブログの記事からの引用です。
〔パソコンを習っている人が約4名います。一人ひとり時間帯もすることも違います。
週1回のところ半分は休みになるので、不登校生のようでもあります。
引きこもりや不登校の経験者で人間関係をつくりづらい人にはこのペースは悪くはないと思います。
夕方受講のZさんが遅れてきました。
帰りに聞いたところ「疲れた」とのことです。
「きょうはよく眠れるかも」と言うと頷いた気がします〕。

パソコン教室の役割をこれまでとは違った発想で見直そうとするものです。
パソコンを習うのは生活リズムをつくるうえでも、したがってよく眠れるようにするうえでもいいかもしれません。
パソコン教室のテーマを、人の中にいる練習と生活リズムづくり、そしてパソコン技術の習得の3点に設定して改めて呼びかけてみようと思います。

(2)成人の中学教育学習スペース

Yさんが小学校の漢字学習帳を持参して自習をしています。
刺激されて自分で何かをしてみようと思う人もいます。
また「夜間中学校」ページへのアクセス件数はかなりのレベルになっています。
比較的遅く立ち上げたのですがベストテンに入りました。驚きです。

この状況を考えて、「成人の中学教育学習スペース」を考えるのですがどうでしょうか。
私は以前から小学校・中学校での不登校生の増大は義務教育レベルの空洞化を招くものと予測していました。
「私は中学校を卒業していないの?」を書いたのは2000年9月です。
おそらくそのような事態が進行しているのです。

中学校は卒業している、高校は卒業している。
けれども実質的な小学校・中学校レベルの学習ができないで密かに困り悩んでいる人が少なからずいます。
それへの対応です。
 

(3)人の基本的な取り組みになる

以上のようにこの2つの取り組みの性格を考えてみると、パソコン教室も中学教育学習スペースも人間としてきわめて基本的なところに関係するものになります。
そこから出発していける取り組みが必要になったし、周囲にそれが必要な人がいる、それを満たす条件ができつつあると思います。

〔5〕ウィキペディアを活用する取り組み

不登校情報センターが取り組む事業として関係支援団体に呼びかけ、ウェブサイト百科事典「ウィキペデイア」に、不登校、引きこもり関係の事項を記載する取り組みをします。
この事業を「特定非営利活動法人 不登校情報センター定款」第5条(2)「不登校、引きこもり等に対応支援するフリースクール・施設等の情報提供をする事業」の一つにします。
シンプルなフォーマット用紙を作成し支援団体への情報収集の機会に配布します。
これへの回答を第一の素材にし、ウィキペデイアに掲載できる文章を作成します。
これをウィキペデイアに掲載しますが、掲載の後はウィキペデイアの更新システムに委ねます。
この取り組み自体は収入源にはなりませんが、支援団体の情報収集と同時に行なうことで収益に結びつけます。
高校や大手の教育機関以外の支援団体は「ウィキペデイア」への掲載はほとんどありません。そこを補う役割をします。
     

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