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Job:工業デザイナー

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工業デザイナー

2003年原本
商品(製品)、特に電気や機械類などメカニックなものの企画、設計をする人です。
一般に大量生産型あるいは機械的なものを対象とし、少量生産、手づくり生産的な工芸デザイナーと対比されます。
インダストリアルデザイナー、IDと略称します。
商品開発技術者の兼任を開発設計者いいます。
またメカニックでない大量生産型の商品のデザイナーは、プロダクトデザイナー(PD)といいます。
デザインの対象は、日用品から航空機のように特殊なものまで、非常に幅広く、文房具、台所用品、家庭電機製品、ゲーム機、カメラ、オーディオ、自動車・・・・・・など限りがありません。
たとえば車のばあいは車デザイナー、ハンドバッグなどの身の回りの小物はグッズデザイナー、文房具はキャラクターデザイナー、あるいはおもちゃデザイナーなど専門化しているものもあります。すべてIDです。
新製品と改造製品の違いはありますが、作業順序はほとんど同じです。
①販売や生産品に関る人とともに企画会議で製品を検討する。
②そこでの結論をもとにイメージスケッチや、それよりやや具体的で機能性や使いよさを組み入れたアイデアスケッチをつくる。
数枚から100枚以上に及ぶこともあります。
③このアイデアスケッチのなかから企画会議で選ばれた数枚分の完成予想図をつくります。
一般にはこの作業には製図技術者が加わり分担します。
②次は立体模型づくり(モデリング)になります。
ここでもモデラーが専門的に分担することがあります。
③モデリングをパスしたら製作原型(プロトタイプ)づくり、試作品です。
実際に使ってみて、修正を加えます。
⑥生産できるとなれば、商品の図面づくりに移ります。
これは日本工業規格JISにもとづく作図で、製図技術者に回します。
商品の機能性、利用価値を生かしながら、美しさをひき出し、どんなデザインが好まれているのかなどの流行の傾向を取り入れていくことになります。
デザインによって商品の売れ行きが決まるといっていいほどのものもあります。
その一方で、デザインのしかたによっては製造原価が高くつくとか、機能性がそこなわれるなどの問題が起こることもあります。
生産面で製造担当者、販売面で営業関係者と話し、一方では材料費の情報を入手し、仕事をすすめるそれぞれの段階で、修正・改善を重ねていきます。
チームワークの仕事をいえます。
デザインを左右するのは、性能、色、形、使いよさ、価格、原材料の有効利用などがポイントです。
技術と美術のまじり合う世界です。
IDは製造メーカーに所属、またはデザイン事務所を開いていたり、そこに所属する人もいます。生活関連製品を中心に女性がふえてきたこと、コンピュータ導入によるコンピュータグラフィックスが進んでいりことが新しい傾向です。(⇒CADオペレータ)。
工業高校、専門学校、大学のデザイン科で学び企業のデザイン部やデザイン事務所に入ります。
各種の周辺資格はありますが、創造力がそれ以上に重要であり、特に資格はいりません。

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