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Job:機械技術者

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機械技術者

2003年原本
機械の企画・設計生産者、エンジニアです。
機械の生産の一般的な過程は、依頼主からの注文→基本企画→機械設計→生産設計→材料加工→組み立て→検査・修正→完成となります。
この過程のなかで基本企画から生産設計までを受けもつのを機械設計技術者、材料加工から完成までの工程の指揮者を機械生産技術者(IE)といいます。
しかし、企業の部門や個人によって、この区分けは違っており、区分けを越えた仕事をしている人もいます。
依頼主は主に事業者になります。
何を作る機械・装置なのか、大きさ、価格、完成時期などを打ち合わせて、仕事に入ります。
このとき依頼主の注文内容を仕様書の形にまとめることが多いようです。
この仕様書は依頼主と注文側の契約書と考えられます。
企画は設計技術者が中心になって、営業担当者や生産技術者、原価計算担当者などが加わって具体化していきます。
企画には、基本設計のほかに製作費見積書、製作スケジュールなども含まれます。
修理や仕事の効率を考えて、部品がその機械に使えるだけでなく、規格化してあるものを使ったり、新たに規格化してほかにも使えるように考慮しておきます。
基本設計では、機能性が第一ですが、デザイン面、色彩面も大きな要素です。
生産設計は、基本設計を製作工程に回すための設計製図や部品の製図をする仕事です。
機械製図だけを専門にする人もいて、機械製図技術者などの名称でよばれています。
機械・プラント製図の技能資格が設けられています。
依頼主側の従業員が機械を操作したり、点検するときの基準になる取扱説明書などを作成するのもこの工程です。
注文機械だけでなく市販用の機械も含めて取扱説明書を書く専門家もいて(⇒)テクニカルライターとよばれています。
IEは、機械設計図にもとづいて、機械の製作をする技術者です。
機械組立技術者や部品加工部門を指揮して、加工のしかたを決めたり、組み立ての監督、出来上がった機械の検査を行ないます。
そのほかにNC(数値制御)工作機の工程指定や工費見積書の作成、製造加工に関する改善や技術説明も行ないます。
機械技術者になるには工業高校、機械科系の大学で機械の構造や力学などを学び、メーカーに就業します。
職業訓練学校や専門学校の製図学科から入る人もいます。
メーカーにより製作機械の種類や分野に特色があり、社内の実務を重ねて技量を高めていきます。
技術がどんどん進んでおり、機械と電気の一体化、システム機械、コンピュータ付き機械(自動制御機)を企画・設計していく傾向がはっきりと出ています。
機械設計自体にもコンピュータが導入されてきています。
電気プラントのばあい電気設備(設計)技術者ともいわれます(⇒電気回路設計技術者)。
企業の状況によって、電気工学、コンピュータ技術、材料工学などの専門分野を深めていきます。
機械の生産現場の人の意見から学ぶことも多いようです。
〔参考〕日本機械工業協会
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8機械振興会館 
TEL03-3434-6571

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