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Job:洋服パタンナー

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洋服パタンナー

2003年原本
単にパタンナーとかパタンメーカーとよばれることが多い。
服飾デザイナーの描いたデザインをもとに、生産用の型紙を製作する仕事です。
デザイン画をいきなり紙に製図するのではなく、まず立体を作ってみます。
イメージをはっきりさせるのです。
人台に向かい布を当て、ピンを打っていく。
肩幅、パットの高さ、まるみ、ダーツを決めていく、ポケットなどもこのときつけられます。
こうして印をつけておいた布を人台からはずして、紙に製図していくのです。
じつはこの課程で元のデザイン画を修正したりすることもあります。
デザイナーの指定どおりのものができれば十分というわけではなくて、難しいデザインで製図に困るとか、布のむだが多くなるときは、修正していきます。
デザイナーの指示を越えて、デザイナーのイメージを実らせてはじめて一人前といわれるのはこのためです。
デザイナーと対等に話し合い、作る立場から提案していく能力を身につけているのがベテランパタンナーです。
有名なデザイナーになると、1人で数十人のパタンナーがつきます。
デザイナーのアシスタントにもなっているのです。
仕事は、型紙を製図したところで終わりではなくて、サンプル服を作って人台に着せたり、モデルとなる人に着せてみます。
それでさらに修正をしたり、サイズ別、号数別に変えていくこともあります。
このサイズの拡大・縮小を専門にする人をグレーダーといいます。
パタンナーは1つのパタンを生地やマーキングペーパーに正確に、布地や柄をうまく形入れしています。
こうしていくつかのマスターパタンを作成し、製作工程にひきつぐところまでが仕事です。
デザイナーの黒子役であり、デザイナーと縫製の橋渡し役です。
仕事は思いのほかハードであると考えておいたほうがいいでしょう。
最近はこのパタン製図にもコンピュータ導入が図られています。
しかし多品種少量生産型の洋服では、コンピュータの働きは“いまいち”のようです。
女性が圧倒的に多い仕事です。
主に衣服メーカーに就業しての仕事です。
家政学や衣服系学科の大学、短大、専門学校、高校で基礎を学び就職を考えることになります。
ファッションに興味が強く、自分のセンスを少しでも生かしてみたいと思う人の仕事です。
〔給〕は、就業先メーカーによっていくぶん差があります。
〔並〕から〔やや高〕程度です。

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