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Job:消防官

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消防官

〔2003年原本〕
火災の消火・防止および災害や救急事態に人命・財産を守る仕事をする消防署の職員、消防隊員です。
消防隊は消防車1台4~5人の小隊です。
消防車を運転する機関員と直接に消火にあたる 警防員 そして指揮官で編成されています。
消火現場では、機関員は放水操作などを行ない、警防員は、消火栓(せん)からのホースの展長、可搬はしご、破壊器具の搬送、
逃げ遅れた人の有無の確認などをして消火作業に入ります。
まさに1刻1秒を争う重大な仕事で、空気呼吸器を背負って煙の中に入り、救出作業をする危険な仕事もあります。
人命を助けることができるかどうかは、自らの命を危険にさらして使命を果たそうとする消防官の活動にかかっています。
消火など出勤から戻ったら、すぐに消火資器材を点検、補充、手入れをし、次の災害にただちに対処できる体制をつくっておきます。
また、地域の消防団などと協力して、住民の防災訓練や消火訓練もします。
消防官の仕事には、消火のほかに急病人やけが人の医療機関への搬送があります。
これは救急隊員のしごとで、応急手当の知識と技術が必要です。
救急隊員の仕事に、特別救急医療士(パラメディック)制度をとり入れ、救急医療行為ができるようになりました。
救急救命士 は、1991年に制定された国家資格です。
患者を救急車で搬送するとき、気道の確保や静脈路確保のための輸液などを行い、患者の救命に力を注ぎます。
さらに、建物や周囲の環境が危険な状態になっている人の救助活動を専門とするレスキュー隊員、燃えている建物内にいる人を助ける救助隊員、
河川などでおぼれた人を救助する フロッグマン などもいます。
災害予防としては、事務所や工場に立ち入り、危険物や火気使用機器を検査したり、広報や災害に対する啓蒙や教育をする仕事などもあります。
女性消防官は、主に防災面での教育や立入検査や行政指導、広報活動に従事しています。
山林火災などには、消防航空隊員がヘリコプターなどで出動し、消火や防災作業に当たります。
消防官は都道府県など自治体で採用します。
高校卒、大学卒などの採用枠や試験内容は、自治体ごとに違っています。
試験に合格し、採用されると、半年程度、消防学校に入り、基礎的な訓練を受け、そのあとで消防士となります。
消防士は10段階ある消防官の階級の第一歩になります。
消防士長、消防司令補、消防司令、消防司令長……となります。
一日24時間の交代制勤務になります。
危険な作業であり、被害に対しては各種の補償制度が設けられてきています。
しかし、第一線で危険に立ち向かう消防官の生の声を反映するには、制度面ではまだ十分とはいえないようです。
消防団員は、ほかに職業を持ちながら日常的に消防訓練をし、火災や災害発生時に臨時召集される非常勤の消防従事者です。

〔参考〕東京消防庁人事部採用係
〒100-8119 東京都千代田区大手町1-3-5
TEL03-3212-2111
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/

〔参考〕(財) 救急振興財団
http://www.fasd.or.jp/

(渋谷区)

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