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Job:運転士(電車)

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運転士(電車)

2003年原本
鉄道、地下鉄など電車、気動車の運転手です。
電車のばあいをとくに運転士といいます。
新幹線や登山鉄道という特別な電車の運転士もいます。
仕事は運転に属する内容以外に、エンジンやブレーキ点検など発車前の準備や引きつぎ、到着後の連絡、報告などもあります。
事故発生のばあいの対応もあります。
男の子どもが大人になったらなりたい仕事の人気ナンバーワンは電車の運転士です。
仕事は社会にとって不可欠なものです。
運転の様子は、運転時間、車両数や車両の調子、乗客数、気象などにより変わります。
停車は決められた時間、決められた位置ピタリと止まらなければなりませんが、難しく熟練を要します。
停車の場所は1m以内、時間は5秒が許容範囲です。
新幹線のばあい30秒の遅れでは始末書の提出を求められます。
雨や雪の降る日は水分で車が空転することもあります。
山間部では落葉で滑ることもあります。
線路を猫(ねこ)が横切り、雀(すずめ)がとび込んでくることもあります。
急ブレーキは乗客に危険ですので、突っ走り、動物を撥(は)ねることもあります。
しかし人間や車が踏切りにいたら急ブレーキをかけるしかありません。
きわめて危険な一瞬です。
地下鉄では走行中に風圧が感じられ、前方の電車が駅に停車中か、走行中かわかるほど風圧は変化します。
小型の路面電車で町中をうねるように走っていたり、トンネルの連続だったり、運転する地域や、運転する車両によっていろいろな変化があるのです。
楽しいことも少なくありません。
無事に運転できるということ自体が立派な仕事なのです。
事故発生のときは、被害を最小限にくいとめるため、乗客の救出や誘導が必要です。
人命にかかわり、本部の指示を何時間も一人でじっと待つことは最も苦しいときです。
鉄道、モノレールなどの操縦、業務の運転免許は動力者操縦者といいます。
その免許は電気車、新幹線電気車、内燃車、無軌道電車および蒸気機関車の5つに分かれます。
運転士は、JRでは運転手の募集により、民営鉄道では一括採用の駅務(えきむ)員からの登用試験です。
運転士になる前には駅務員や車掌を経験しますが、その内容は鉄道会社によって違います。
その業務と並行して、またはその業務を終えて、運転士になる講習や訓練を受け、資格が与えられます。
現在約3.5万人の電車運転士がいます。
勤務は不規則で、夜遅かったり、朝早かったりの当番が交代であります。寝不足と健康には特別に気をつける必要があります。
そのために労働条件をよくすることは、乗客の安全にとっても大事なことです。
また安全走行を図るための設備や点検を充実させるなどの取り組みも運転士の仕事の1つと考えられます。

〔参考〕(社)日本民営鉄道協会
〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-1
朝日東海ビル16F 
TEL03-5202-1401


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