寺子屋方丈舎
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2017年1月28日 (土) 00:10時点における版
特定非営利活動法寺子屋方丈舎
活動内容による種類 | 若者の社会参加支援団体、通信制サポート校 |
---|---|
法人団体名 | 特定非営利活動法人寺子屋方丈舎 |
理事長 | 江川和弥 |
団体所在地 | 〒969- 0871 福島県会津若松市栄町 2- 14 レオクラブ ガーデンスクエア 5階 |
TEL | 0242- 93- 7950 |
FAX | 0242- 85- 6863 |
URL | |
Eメール | info@terakoyahoujyousha.com |
特色(方針・創立趣旨) | 若者の社会参画を支援します。 不登校や高校中退など若者の学びを一緒に考えます。若者自身が主体的に捉え、社会とのつながりの中で成長していくことが出来るよう個別性を尊重した支援を行います。 通信制サポート校を併設。 |
活動内容・活動日・活動形態 | 毎週火~土曜日10:30~18:00 (毎月第2土曜日は親の会) 不登校経験者のスタッフと共に若者の主体的な居場所づくり・就業体験・基礎学習支援・運動や音楽プログラム活動・進路支援事業を行っています。 |
利用料金 | 月会費30,000円 日利用3,000円 年会費3,000円 相談料2,000円(1時間) |
見学・受け入れ等 | 随時(要連絡) |
利用者の声 | 自分たちの考えることが尊重される やりたいことをやってみることで、いろいろ見つけられる |
特記事項 | 教科以外の学び、気づきを大切な学びであると教えています。 |
情報提供年月 | 2015年10月 |
周辺ニュース
ページ名寺子屋方丈舎、福島県会津若松市、パンくず(子ども食堂・フードバンク、不登校の周辺ニュース)
子どもたちが安心して過ごせる“居場所”を
NPO法人「寺子屋方丈舎」(会津教会が支援)
ボランティアの女性と一緒に親子丼づくりに挑戦する子どもたち。
「子ども食堂」では、調理器具を使って“自炊力”を身につけることも目的の一つだ
福島県会津若松市で、不登校児童・生徒への教育支援事業を行うNPO法人「寺子屋方丈舎」は一昨年9月から、地域の小中学生を対象に「子ども食堂」を開いている。
「子ども食堂」とは、貧困家庭や孤食の子どもに無償または安価な費用で食事を提供する民間の取り組み。
全国各地で市民有志や団体によって運営されている。
方丈舎では毎週火・水・金曜日の16時から19時(中学生は18時から20時)まで、生活協同組合の厨房(ちゅうぼう)やコミュニティーセンターの調理場を借りて同食堂を開設。
学生や市民ボランティアが子どもたちの宿題などを手伝った後、一緒に夕食作りに取りかかる。
主菜の献立は、子どもたちが話し合って決める。
学習支援と調理を組み合わせた活動を通して、子どもたちに安心して過ごせる“居場所”を提供するとともに、生活の改善や学びへの好奇心を身につけてもらうことが願いだ。
方丈舎の場合、運営資金は寄付や民間の助成で賄われ、野菜や米など食材の多くが地元の農家や企業、寺社から無償提供される。
参加者に費用はかからない。
寺子屋方丈舎の江川和弥理事長は、「親だけが子育てに携わればよいとする社会通念が、親を孤立させ追い詰めます。ひとり親世帯の増加や子どもの貧困率の上昇など子を取り巻く環境が厳しくなる中、地域で支え合いながら子どもを育んでいく体制づくりが望まれます。子ども食堂は、地域社会で子育てを支えるための基礎のような取り組み」と語り、地域の人々を巻き込んだ子育ての重要性を強調する。
現在、10代から70代まで35人がボランティアとして活動。
それぞれが都合のつく開催日に参加し、調理や宿題の手伝い、遊び相手をする。
市報を通じてこの取り組みを知り、昨年9月からボランティアとして参加する主婦の宮森由美子さん(61)は、「子どもたちとの触れ合いがやりがい。調理の合間に、食育の大切さも伝えたい」と話す。
開設当初から携わる会津大学3年の貝沼諭依(ゆい)さん(22)は、「地元とつながったボランティアがしたかった。子どもたちと友達になれて、僕自身が力をもらっています」と語る。
方丈舎では今後、この取り組みを県内各地に広げていくため、福島県社会福祉協議会と連携して「子ども食堂」開設講座を実施する予定だ。
江川理事長は、一年間の活動を振り返り、「子ども食堂で得た経験やノウハウを志のある方々に伝え、地元で生かして頂きたい。困難な状況にある子どもたちの心が少しでも楽になるよう、今後も力を尽くしたい」と意気込みを語った。
寺子屋方丈舎のウェブサイト
https://www.terakoyahoujyousha.com/
〔2017年1月19日 佼成新聞〕
(一歩)「子ども食堂」広がる居場所 会津若松のNPO、1カ所から3カ所に/福島県
家族と一緒に夕食をとれない小・中学生のための「子ども食堂」を運営している会津若松市のNPO法人・寺子屋方丈舎は10月末、会場を従来の1カ所から3カ所に広げた。
「子どもの貧困」が社会的な課題になる中、食事の提供は各地で行われているが、寺子屋方丈舎が重点を置くのは、子どもたちが安心して大人と触れ合える「居場所づくり」だ。
「一番小さな子の口の大きさに合わせて切ろうよ」。
リンゴを切っていた男の子に、会津大学短期大学部1年の渡部優徳さん(23)が声をかけた。
同市相生町で週1回行われる「子ども食堂」。
16日夕は11人の小・中学生が来ていた。午後4~5時の「学習の時間」の後が「お料理の時間」。
渡部さんらボランティアと一緒に料理をつくる。
慣れた手つきで包丁を扱う子もいれば、そうでない子も。
ご飯が炊けたにおいが広がる午後6時過ぎ、煮物とサラダの2品が出来上がった。
会津若松市でフリースクールを運営している寺子屋方丈舎が「子ども食堂」を始めたのは昨年9月。
理事長の江川和弥さん(52)は「塾や習い事に行く経済的な余裕のない子どもたちに居場所を提供し、夕食を1人で食べる『孤食』を防ぎたいと考えた」と話す。
市内で生活保護を受けている世帯の子どもは約130人、学用品代などの就学援助を受けている小・中学生は約1300人。
江川さんらは、生活保護受給世帯の子どもに学習支援を行ってきた市役所や、社会福祉協議会と話し合いながら準備を進めた。
インターネットを通じたクラウドファンディングで50人余りから約60万円が寄せられた。
食材は生協や企業から提供を受けた。
夕食時に子どもが1人になる家庭を主な対象に、参加者を募って活動を始めると、相生町の会場は定員の15人に。
「子どもたちが歩いて通える所に、このような場があることが大切」(江川さん)と、10月最終週から城西地区と門田地区でも週1回、同様の取り組みを始めた。
両地区の参加者は3人程度と、まだ少ないが、11日、城西地区の会場にボランティアとして来ていた小林純一さん(63)は
「子どもたちの笑顔が一番うれしい。私にとってもやりがいがある」と話していた。
寺子屋方丈舎は城西、門田地区での参加者を募集している。問い合わせは0242・93・7950まで(月~土曜)。
〔◆平成28(2016)年11月20日 朝日新聞 東京地方版朝刊〕