大野慈童園
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2017年5月12日 (金) 16:32時点における版
所在地 | 岐阜県大野町 |
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ページ名大野慈童園、岐阜県大野町、(子ども食堂、児童養護施設のニュース)
子ども食堂や養護施設に一助 県内産の農産物、JAが無償提供 全県規模支援
県内のJAグループは、ひとり親や生活に困る家庭の子に低価格で食事を提供する県内の子ども食堂や、児童養護施設などに月に一度、農産物の無償提供を始める。
全国農業協同組合中央会によると、全県規模の支援は全国的にも聞いたことがなく、珍しいという。
JAの地域貢献事業で、多くの子どもに地元の農産物を食べてもらう狙い。
JA共済連岐阜によると、県内の七つの農協が管内の施設や団体に、旬の農畜産物や加工品を提供する。
児童養護施設への提供を先行して実施。
JAいび川(揖斐郡揖斐川町)は28日、大野慈童園(揖斐郡大野町)と樹心寮(同)の計約130人にイチゴやタマネギ、美濃いび茶ジェラートを提供する。
県によると、県内では10の児童養護施設に2~18歳の約500人が入所。
JAは5月末までに全ての施設に食材を届ける。
子ども食堂は昨年11月時点で17団体あり、JAは団体数を把握し、提供ルートを調整した上で夏以降に提供を始める。
大野慈童園の蒲孝晴園長は「ありがたい。子どもも喜び、施設運営も楽になる」と歓迎。
JA共済連岐阜の若園成明普及企画課長は「おいしい農産物を食べてもらい、地元にいい物があると知ってほしい」と話している。
〔◆平成29(2017)年4月27日 岐阜新聞 朝刊〕