コロムビア・ファッション・カレッジ
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少子化や繊維業低迷、日本人入学ゼロ<br> | 少子化や繊維業低迷、日本人入学ゼロ<br> | ||
− | + | 平成時代に外国人留学生が大幅に増え、姿を一変させた専門学校が岐阜県内にある。<br> | |
− | + | 岐阜市竜田町の服飾系学校の老舗コロムビア・ファッション・カレッジは、2学年で学生182人のうち日本人は3人。<br> | |
− | + | 本年度の入学生103人は全て留学生だ。<br> | |
− | + | 少子化や産業構造の変化などで学生の確保が困難になり、外国人の受け入れに活路を見いだした。<br> | |
− | + | だが卒業後に県内企業へ就職する留学生は少なく、スペシャリスト養成校として歴史を刻んできた運営側の苦渋もにじむ。<br> | |
− | + | 同校で今月開かれた入学式は、司会進行の「礼」に合わせて頭を下げる練習をしてから始まった。掲示された式次第には「がっこうちょうしきじ」「しゅくでんひろう」といった読み仮名が振られていた。<br> | |
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+ | 多くは県内外の日本語学校を卒業した20代前半の若者という。<br> | ||
+ | 国は2008年、グローバル戦略の一環で「留学生30万人計画」を掲げた。<br> | ||
+ | 文部科学省によると、1989(平成元)年には約3万1千人だったが、昨年、達成時期とした20年を待たずに30万人を突破。<br> | ||
+ | 日本学生支援機構によると、昨年5月時点の県内の留学生数は1937人で、2008年から約4割増えた。<br> | ||
+ | 同校は1943年創立で、地場産業の繊維業界に人材を送り込んできた。<br> | ||
+ | 90年には東京都の通信制高校と連携し、高卒資格が取れる高等課程を新設、不登校になった県内の中学生の受け皿にもなった。<br> | ||
+ | だが、繊維業の低迷とともに学生数が減少。2013年、高等課程を廃止した。当時の学生数は10人弱だった。<br> | ||
+ | 15年に留学生を受け入れ始めると、初年度から46人が集まり年々、国際色が濃くなった。<br> | ||
+ | 石井直子理事長(77)は「悩んだが、生き抜く方法を選んだ。アジアに日本の技術が届けば、学校を残す意義はある」と話す。<br> | ||
+ | ただ、留学生の狙いは卒業時に取得できる大学3年次の編入学資格。<br> | ||
+ | 服飾関係の企業に就職する留学生は少数で、飯沼隆司校長(74)は「基本は日本人学生を集めたい」と本音を漏らす。<br> | ||
+ | 日本語学校の要素を加えることで存続を図った学校もある。<br> | ||
+ | 1983年に情報ビジネス系の人材養成校として誕生した岐阜市吹上町のToBuCo専門学校は、日本人学生が減少したことから2009年に日本語学科を設け、留学生の募集を開始。<br> | ||
+ | 多治見文雄校長は「18歳人口が減る中、学生が名古屋へ流れてしまった」と振り返る。<br> | ||
+ | 3年ほどで日本人学生はいなくなった。<br> | ||
+ | 一方、介護福祉士などの養成校サンビレッジ国際医療福祉専門学校(揖斐郡池田町)は、学生数が定員の4分の1ほどだが、留学生の受け入れには慎重だ。<br> | ||
+ | 言葉の壁や現地での面接などさまざまな労力を懸念。同校職員は「本当にその仕事に就きたいという人に来てほしい」と話す。<br> | ||
〔2019年4/29(月) 岐阜新聞Web〕 <br> | 〔2019年4/29(月) 岐阜新聞Web〕 <br> | ||
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2019年5月10日 (金) 16:47時点における版
コロムビア・ファッション・カレッジ=周辺ニュース=
所在地 | 岐阜県岐阜市竜田町 |
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平成、激変の専門学校 岐阜市の服飾系学校、外国人留学生急増
少子化や繊維業低迷、日本人入学ゼロ
平成時代に外国人留学生が大幅に増え、姿を一変させた専門学校が岐阜県内にある。
岐阜市竜田町の服飾系学校の老舗コロムビア・ファッション・カレッジは、2学年で学生182人のうち日本人は3人。
本年度の入学生103人は全て留学生だ。
少子化や産業構造の変化などで学生の確保が困難になり、外国人の受け入れに活路を見いだした。
だが卒業後に県内企業へ就職する留学生は少なく、スペシャリスト養成校として歴史を刻んできた運営側の苦渋もにじむ。
同校で今月開かれた入学式は、司会進行の「礼」に合わせて頭を下げる練習をしてから始まった。掲示された式次第には「がっこうちょうしきじ」「しゅくでんひろう」といった読み仮名が振られていた。
今年は81人で最多のベトナムをはじめ、ミャンマーやパキスタンなどアジア7カ国から学生が集まった。
多くは県内外の日本語学校を卒業した20代前半の若者という。
国は2008年、グローバル戦略の一環で「留学生30万人計画」を掲げた。
文部科学省によると、1989(平成元)年には約3万1千人だったが、昨年、達成時期とした20年を待たずに30万人を突破。
日本学生支援機構によると、昨年5月時点の県内の留学生数は1937人で、2008年から約4割増えた。
同校は1943年創立で、地場産業の繊維業界に人材を送り込んできた。
90年には東京都の通信制高校と連携し、高卒資格が取れる高等課程を新設、不登校になった県内の中学生の受け皿にもなった。
だが、繊維業の低迷とともに学生数が減少。2013年、高等課程を廃止した。当時の学生数は10人弱だった。
15年に留学生を受け入れ始めると、初年度から46人が集まり年々、国際色が濃くなった。
石井直子理事長(77)は「悩んだが、生き抜く方法を選んだ。アジアに日本の技術が届けば、学校を残す意義はある」と話す。
ただ、留学生の狙いは卒業時に取得できる大学3年次の編入学資格。
服飾関係の企業に就職する留学生は少数で、飯沼隆司校長(74)は「基本は日本人学生を集めたい」と本音を漏らす。
日本語学校の要素を加えることで存続を図った学校もある。
1983年に情報ビジネス系の人材養成校として誕生した岐阜市吹上町のToBuCo専門学校は、日本人学生が減少したことから2009年に日本語学科を設け、留学生の募集を開始。
多治見文雄校長は「18歳人口が減る中、学生が名古屋へ流れてしまった」と振り返る。
3年ほどで日本人学生はいなくなった。
一方、介護福祉士などの養成校サンビレッジ国際医療福祉専門学校(揖斐郡池田町)は、学生数が定員の4分の1ほどだが、留学生の受け入れには慎重だ。
言葉の壁や現地での面接などさまざまな労力を懸念。同校職員は「本当にその仕事に就きたいという人に来てほしい」と話す。
〔2019年4/29(月) 岐阜新聞Web〕