愛荘町福祉課
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+ | 福祉から地域共生社会を広げよう! 誰も取り残されない。みんなが主役の社会へ。第2弾 <br> | ||
+ | 町ではみんなが支え・支えられる『地域共生社会』の実現に向け、行政・地域・団体などの取組を〝愛荘モデル〟として発信しています。<br> | ||
+ | 難しいことはありません。大切なことは楽しむことです。<br> | ||
+ | 今回は取組を通した皆さんの笑顔を集めてみました。<br> | ||
+ | ■とにかく楽しく!松尾寺南地区で高齢者の健康づくりが始まりました<br> | ||
+ | 国のスポーツ庁の先進事例にも選ばれた高齢者の「健康元気もりもり教室」も、今年度で6年目を迎え、町の名物事業となりました。<br> | ||
+ | また、地域包括支援センターの事業として、毎年2集落程度で悠々教室を開催し、認知症予防を中心に健康づくりに取り組んでいただいています。<br> | ||
+ | 昨年度、悠々教室を開催した松尾寺南地区に集落での自主的な取組について、お声かけをしたところ、このような感じで話が進みました。<br> | ||
+ | 参加者:毎週は難しいけれど、月2回くらいなら集まれるかも。やってみようか。<br> | ||
+ | 草の根ハウスを使うなら、区長さんに相談しよう!<br> | ||
+ | 区長さん:どうぞ、草の根ハウスを使ってください。みんなで何をしようかと話し合うことはいいことですね。<br> | ||
+ | 参加者:準備は誰か一人に任せるのではなく、みんなで準備しましょう。でも、自分たちだけで始められるかしら…。<br> | ||
+ | 福祉課:愛荘町が作成した『びんてまり体操』をしませんか?テレビとDVDデッキがあれば大丈夫です。<br> | ||
+ | 体操指導ができるスポーツリーダーの派遣もできますよ。<br> | ||
+ | 参加者:毎月第1・3金曜日の午前10時から11時半まで集まることになりました。仲間と楽しい時間を過ごしてまーす!<br> | ||
+ | ▽NOTICE<br> | ||
+ | 地域での取組に関心を持っていただくため、福祉課では、区長・総代会(4/17・18・19・20)、民生委員児童委員定例会(6/8)、教育民生常任委員会(6/13)で『地域共生社会』の実現に向けた、行政・自治会の取組について報告をしました。<br> | ||
+ | ■とにかく明るく!2025年国スポ・障スポアーチェリー大会が愛荘町で開催されます | ||
+ | 2025年(令和7年)に、愛荘町で第79回国民スポーツ大会(10月5日~7日)、第24回全国障害者スポーツ大会(10月26日)のアーチェリー競技が開催されるにあたり、あしょうさんをモチーフにした大会推進キャラクターが誕生しました。<br> | ||
+ | 空を飛び回る天使に扮したあしょうさんは、誰もが自由に大会に参画するイメージを明るく発信しています。<br> | ||
+ | ■とにかく丸ごと!『地域共生社会』をわかりやすく<br> | ||
+ | 晴れ渡る7月23日、改修工事が完了したラポール秦荘ふれあい広場で、リニューアルオープンイベントを開催しました。<br> | ||
+ | 新しくなった公園のコンセプトは、障がいの有無や性別、年齢などに関係なくすべての人が集えることです。<br> | ||
+ | ステージで障がいを持つ仲間の音楽グループ〝Dドラファミリー〟による楽器演奏が始まると、ドラえもんやディズニーメドレーに子どもたちも聞き入っていました。<br> | ||
+ | 障がいのある方の文化芸術の発表の場となりました。<br> | ||
+ | 他にも、つくし保育園児の太鼓披露や、ブースでは愛荘町福祉コミュニティ親の会による花ポットが配布され、「みんなの願いが生かされ、安心して暮らせる心豊かな街づくりの実現をめざして」の設立趣旨を丁寧に伝えておられました。<br> | ||
+ | 2025年に愛荘町で開催される国スポ・障スポの開催PRや町の特産品の生姜を使ったドリンク、ケーキの販売も大繁盛でした。<br> | ||
+ | 色々な方向から様々なあり方で、丸ごとつながる愛荘町独自の『地域共生社会』がわかりやすく発信できたイベントになりました。<br> | ||
+ | ▽NOTICE<br> | ||
+ | ステージ出演:Dドラファミリー、つくし保育園ひまわり組、けんこうプール教室生の皆さん<br> | ||
+ | ブース出展:愛荘町消防団、愛荘町社会福祉協議会、国スポ・障スポ開催準備室(生涯学習課)、愛荘町福祉コミュニティ親の会、Next Commons Lab愛荘(地域おこし協力隊)、株式会社linkworks(けんこうプール)<br> | ||
+ | 問合せ:福祉課(愛知川庁舎)<br> | ||
+ | 【電話】0749-42-7691<br> | ||
+ | 〔広報あいしょう 2023年10月号〕<br> | ||
'''福祉から地域共生社会を考えよう!'''<br> | '''福祉から地域共生社会を考えよう!'''<br> |
2024年1月24日 (水) 13:54時点における版
愛荘町福祉課
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒 滋賀県愛荘町 |
連絡先 | 福祉課(愛知川庁舎)【電話】0749-42-7691 |
周辺ニュース
ページ名 愛荘町福祉課 滋賀県愛荘町(地域共生社会・滋賀県)
福祉から地域共生社会を広げよう! 誰も取り残されない。みんなが主役の社会へ。第2弾
町ではみんなが支え・支えられる『地域共生社会』の実現に向け、行政・地域・団体などの取組を〝愛荘モデル〟として発信しています。
難しいことはありません。大切なことは楽しむことです。
今回は取組を通した皆さんの笑顔を集めてみました。
■とにかく楽しく!松尾寺南地区で高齢者の健康づくりが始まりました
国のスポーツ庁の先進事例にも選ばれた高齢者の「健康元気もりもり教室」も、今年度で6年目を迎え、町の名物事業となりました。
また、地域包括支援センターの事業として、毎年2集落程度で悠々教室を開催し、認知症予防を中心に健康づくりに取り組んでいただいています。
昨年度、悠々教室を開催した松尾寺南地区に集落での自主的な取組について、お声かけをしたところ、このような感じで話が進みました。
参加者:毎週は難しいけれど、月2回くらいなら集まれるかも。やってみようか。
草の根ハウスを使うなら、区長さんに相談しよう!
区長さん:どうぞ、草の根ハウスを使ってください。みんなで何をしようかと話し合うことはいいことですね。
参加者:準備は誰か一人に任せるのではなく、みんなで準備しましょう。でも、自分たちだけで始められるかしら…。
福祉課:愛荘町が作成した『びんてまり体操』をしませんか?テレビとDVDデッキがあれば大丈夫です。
体操指導ができるスポーツリーダーの派遣もできますよ。
参加者:毎月第1・3金曜日の午前10時から11時半まで集まることになりました。仲間と楽しい時間を過ごしてまーす!
▽NOTICE
地域での取組に関心を持っていただくため、福祉課では、区長・総代会(4/17・18・19・20)、民生委員児童委員定例会(6/8)、教育民生常任委員会(6/13)で『地域共生社会』の実現に向けた、行政・自治会の取組について報告をしました。
■とにかく明るく!2025年国スポ・障スポアーチェリー大会が愛荘町で開催されます
2025年(令和7年)に、愛荘町で第79回国民スポーツ大会(10月5日~7日)、第24回全国障害者スポーツ大会(10月26日)のアーチェリー競技が開催されるにあたり、あしょうさんをモチーフにした大会推進キャラクターが誕生しました。
空を飛び回る天使に扮したあしょうさんは、誰もが自由に大会に参画するイメージを明るく発信しています。
■とにかく丸ごと!『地域共生社会』をわかりやすく
晴れ渡る7月23日、改修工事が完了したラポール秦荘ふれあい広場で、リニューアルオープンイベントを開催しました。
新しくなった公園のコンセプトは、障がいの有無や性別、年齢などに関係なくすべての人が集えることです。
ステージで障がいを持つ仲間の音楽グループ〝Dドラファミリー〟による楽器演奏が始まると、ドラえもんやディズニーメドレーに子どもたちも聞き入っていました。
障がいのある方の文化芸術の発表の場となりました。
他にも、つくし保育園児の太鼓披露や、ブースでは愛荘町福祉コミュニティ親の会による花ポットが配布され、「みんなの願いが生かされ、安心して暮らせる心豊かな街づくりの実現をめざして」の設立趣旨を丁寧に伝えておられました。
2025年に愛荘町で開催される国スポ・障スポの開催PRや町の特産品の生姜を使ったドリンク、ケーキの販売も大繁盛でした。
色々な方向から様々なあり方で、丸ごとつながる愛荘町独自の『地域共生社会』がわかりやすく発信できたイベントになりました。
▽NOTICE
ステージ出演:Dドラファミリー、つくし保育園ひまわり組、けんこうプール教室生の皆さん
ブース出展:愛荘町消防団、愛荘町社会福祉協議会、国スポ・障スポ開催準備室(生涯学習課)、愛荘町福祉コミュニティ親の会、Next Commons Lab愛荘(地域おこし協力隊)、株式会社linkworks(けんこうプール)
問合せ:福祉課(愛知川庁舎)
【電話】0749-42-7691
〔広報あいしょう 2023年10月号〕
福祉から地域共生社会を考えよう!
~誰も取り残されない。みんなが主役の社会へ。~
少子高齢化により支え手が減り、支援の必要な人が増えていく中で、引きこもりや8050問題、老老介護、ダブルケア、ヤングケアラーなど昔にはなかった問題が発生し、福祉的な支援体制の整備が地域(集落)の課題となっています。
町では、〝地域資源〟をどんどん巻き込んだ、みんなで支え・支えられる『地域共生社会』の実現に向け、福祉をまちづくりの視点で考えることで、地域(集落)の皆さんの自主的な取組を推進しています。
様々な取組が連携して、まるごとつながる循環型社会をつくり、〝いつまでも住み続けられるまち・住みたいと思うまち〟愛荘町を発信しましょう!
各分野から『地域共生社会』の〝愛荘モデル〟ができつつあります。
今回は様々な〝地域資源〟の取組事例を紹介します。
■支え・支えられる関係の循環 地域共生社会
高齢者、子ども、障がい児・者、生活困窮者など
地域における人と資源の循環
地域資源(1)福祉課 and 社会福祉協議会
今年度から福祉課と社会福祉協議会がタッグを組み、高齢者の健康居場所づくり事業を展開しています。
平成29年から実施している健康体操を中心とした「健康元気もりもり教室」に、買い物などの外出支援や脳のトレーニング問題集などに取り組む「居場所事業」をプラスし、「あなたの1日プロデュース事業」として、多くの方に参加いただいています。
今後は、地域での自主的な取組へシフトチェンジしていきます。
また、「健康元気もりもり教室」がスポーツ庁(長官:室伏広治氏)の「スポーツによるまちづくり」の先進事例30自治体の1つに選ばれました。
評価されたのは、全国的にも少ない高齢者健康づくりの〝継続〟です。
詳しくは、右記のQRコードからスポーツ庁のホームページをご覧ください。
(トップページから「愛荘町」で検索)
地域資源(2)高齢者
「健康元気もりもり教室」の会場まで送迎が必要な方へ、シルバー人材センターのドライバーによる送迎サービスを行っています。
高齢者の就労支援と生きがいづくりの一役を担っています。
地域資源(3)民間(その1)
「あなたの1日プロデュース事業」では、滋賀県立大学や町健康推進員協議会とコラボして開発した「愛荘町健康レシピ」の献立を活用し、愛荘産の食材を使用した昼食の弁当を、町内事業所が提供しています。
1食500円のおいしい弁当で地産地消を学び、マイ箸を使うことで環境保全にも取り組んでいます。
[協力事業所香凛舎(愛知川)・中央旅行(市)・カレーダイニングAsian(安孫子)・くよもん農園(東円堂)・有限会社豆清(目加田)]
地域資源(4)民間(その2)
「居場所事業」では民間事業所(企業)の活力を生かし、民間の地域貢献を推進しています。
スマートフォン基礎講座や、歩行支援用具を使った外出による健康づくり講座など、様々な分野の参画を検討しています。
地域資源(5)集落(その1)
東円堂地区では、「一般社団法人ふれあいハウスとよくに」を立ち上げ、空き家を活用した居場所を今年4月に開設されました。
高齢者の健康体操や子ども食堂、防災キャンプなど様々なことに取り組んでおられます。
今後はキクラゲの栽培による農福連携も計画中です。
視察大歓迎ですので、ぜひお越しください。
地域資源(6)集落(その2)
目加田地区では、「ふれあい広場」を開設し、区民交流事業として、おしゃべり会、小学生ふれあい合宿、芋煮会、よもぎ餅つくりなどを実施し、生活支援事業として、買い物支援に取り組んでおられます。
事業を支えておられるのは、区三役、福祉推進委員、民生委員児童委員、支え活動支援グループ、各自主活動グループなど、有志の皆さんです。
地域資源(7)集落(その3)
市地区では、高齢者のふれあいサロンを開催されています。
マジシャンによる本格的なマジックショーやプロ顔負けのアマチュア落語など、楽しい企画を役員の皆さんで考えておられます。
高齢者のサロンについては、新型コロナウイルス感染予防に苦慮しながらも、多くの集落が取り組んでおられます。
地域資源(8)家族・福祉関係機関・行政
養護学校児童の保護者や先生、福祉サービス事業所などの有志の皆さんが集まり、「愛荘町障害児者親の会」を設立されました。
月1回のペースで勉強会を開き、福祉施設の視察や意見交換を行い、「愛荘町でともに暮らし、ともに学び、ともに働き、ともに活動することの実現」を目指し、地域性を活かした、これからの町の障がい福祉を考えておられます。
家族+福祉関係機関+行政の三位一体の取組で障がいのある方が安心して暮らせるまちづくりを進めていきましょう!
ことばの解説
地域共生社会:地域住民同士が世代や分野を超えてつながることで、住民一人ひとりの暮らしや生きがいを、地域とともにつくる社会のこと。
町では、第4期愛荘町地域福祉計画でその実現について提唱しています。
引きこもり:仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人と交流をほとんどせず、6ヶ月以上自宅にとどまり続けている状態のこと。
8050問題:「80」代の親が、長年引きこもる「50」代の子どもの生活を支えるという問題。
老老介護:高齢者が高齢者を介護している状態。高齢化が進む日本において、顕著となっている。
ダブルケア:子育てと親や親族の介護が同時期に発生する状態のこと。
ヤングケアラー:本来、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものこと。
農福連携:障がい者等が農業分野で活躍することで、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組。
ヘルスツーリズム:健康回復や維持・増進につながる観光。
問合せ:福祉課(愛知川庁舎)【電話】0749-42-7691
〔広報あいしょう 2022年10月号〕