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カテゴリ:周辺ニュース

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自立に向かう方向(映画「どうすればよかったか?」再考)
 
  
映画「どうすればよかったか?」の答えとして「親不孝のすすめ」という文を載せました(7月●日)。文中に述べたことでわかるように、私は実際に「親不孝をすすめ」た事例はありません。これでは無責任な感じがするので、実際はどうだったのかを書きましょう。
 
大筋で言えば“自立”への道です。親と別に住むという形をとった人が何人かおり(高校時代に全寮制高校に入るというのはその典型)、20代以上になっても、数人がそうしました。
 
そうはいってもこれはこれで難しいことです。日常生活(とくに食事)が乱れ、生活サイクルが定まらず、やがて自宅に舞い戻るという人もいました。けれどもその形で進んだ人もいます。
 
自宅から親を追い出してしまったタイプの人もいます。これは暴力・暴言的振る舞いがつきものでした。親は比較的近くにアパートなどを借りて住み、周囲から様子を見る、生活費を預金口座に振り込む…というものです。そのまま接触を途絶えてしまった人も知っています。この親を追い出すタイプは「親不孝のすすめ」の1つの形かもしれません。これは親側から相談のときに聞いたことで、私が推めたわけではありません。
 
子どもが大学進学すると共に親元を離れ、そのまま家族との接触を断った人もいます。親は心配して(仕送りを続けながら)ときどき子どもの住所を尋ね、様子をみようとするがいつも電気がついていない、という人もいました。
 
こうした親との断絶型の“自立”には別の形もあります。同じ家屋内でも行なわれました。夜、親が寝静まったころ風呂を使い、食事は部屋の前に置いておく、というものです。親と(特に父親とは)口をきかない形の人もいました。それも10年、20年の期間に及ぶことがあります。
 
修復が見られるのは親の老いを知ったときが多いです。しかし修復されないまま親が亡くなるというばあいもあります。
 
これらは、親子の断絶かそれに準じる形での“自立”の道をたどったケースです。ひきこもりにともなういろいろな行動として考えられてきたものです。
 
一般的に推める自立の道は、理解ある人または当事者同士での関わりをつくることです。それはいろんな形をした居場所ということになります。職業訓練的なプログラムを中心にするところ、生活できる力をつけようとする試み、それ以前に「人との接点をつくる、人に慣れるというあたりからスタートするところ、これらは今現在も全国各地で取り組まれているところです。全体をみると「人とのつながり」を重視していく居場所がふえてきたように思います。
 
ひきこもりの経験者がくればその人にこれらの場への参加をすすめます。親が相談にくれば——子どもが20歳台までのときは仕事に就くことを中心に希望しますが、結局はそれ以前の対人関係づくりにまで戻って始めることが中心になります。これらのそれぞれの局面で生まれることにどうするのかは、多くの参考例が出ています。親の会(家族会)で話されるのはこれです。当事者で話しになるのもこれです。
 
ひきこもりが家族関係の修復に向かうのがこれから見ることができます。多くの時間を要すものですが、これらの経験は家族(制度)がどうあるのかを示していると思います。
 
そうは言いつつも、親から多くの相談を受けてきて思うことは、これは容易なことではありません。わかっているけれどもできない——その前になかなかわからない人もいます。親同士でそのもどかしさを伝え合う方法が、いちばん伝わりやすく、どうすればいいのかがわかる気がします。
 
そして、それ以上に、ひきこもり経験者です。ともかく若い分、親よりもエネルギーがありますし、当事者が理解し、動けば、親の方が変わりやすいのです。
 
  
 
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2025年7月23日 (水) 10:24時点における版

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周辺ニュース

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全進研「夏のセミナー」へのお誘いです。
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク MLご参加の皆様
いつもお世話になっております。NW世話人の一人綿貫と申します。
中学校教員を退職後は、さまざまな理由から「ひきこもっていた若者」たちが相談に訪れる「サポステ(地域若者サポートステーション)」を窓口として集う居場所で10代〜40代の若者たちと関わっているところです。
正月明け、東京新聞に掲載された「スキマバイトの隙間」取材班の記者お二人に居場所で「隙間バイトの隙間から」というテーマでお話を伺いました。
その延長で、7月27日(日)開催の全国進路指導研究会「夏のセミナー」はこの「スキマバイト」を中心テーマに、若者の働き方・働かされ方について学び合う機会です。
子ども・若者の「貧困」問題と無縁ではありませんね。
詳細は、添付のチラシでご確認ください。
以下、私の本日FBに掲載した文章です。
7月17日 綿貫公平(全国進路指導研究会世話人、NPO文化学習協同ネットワーク理事兼(非)スタッフ)
本日午前、27日(日)全進研「夏のセミナー」に登壇される、大内裕和さん(武蔵大学教授)、中村真暁さん(東京新聞社会部記者)と、担当する世話人で事前打ち合わせ(@ZOOM)を行いました。
「学生のアルバイトが補助労働から、基幹労働に変化する中で。また奨学金制度の改悪(ローン、有利子化)された下で、若者が劣位の場所に置かれてきた。
貧困層の拡大と中間層の解体が、今日の排外主義を蔓延らせる背景になっているのではないか。」(大内さん)「見えてこなかった貧困が見えてきた。隙間バイトの従事する若者は、権利意識が希薄ゆえに、声を上げられない。
「働く」を切り売りして我慢する、問題が見過ごされ、声が上げにくくされている。」(中村さん)
直近の参議院選挙の課題が見え隠れする、否!政策そのものを問う打ち合わせでした。
この7月、旬報社から「非正規労働者の権利実現全国会議」編『それって大丈夫?スキマバイトQ&A』(旬報社)が出版されました。27日(日)セミナー会場にて販売いたします。
〔貧困ネット 2025年7月〕

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ページ名 [[]] 埼玉県さいたま市 ()
発達障害に関する講演会
日時:3月1日(土)14時30分〜
会場:武蔵浦和コミュニティセンター(武蔵浦和駅西口・サウスピア)
テーマ:発達障害に対する理解と支援
定員:190人(先着順)
申込み:2月7日(金)から、市ホームページへ。
問合せ:障害政策課
【電話】829・1306【FAX】829・1981
〔市報さいたま 2025年2月号〕

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