カテゴリ:周辺ニュース
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| + | (1)日本語は、母音と子音が基本的に1対1で絡み合わさっている。 | ||
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| + | ●●●には濁音のガ行(g+母音)、ザ行(z+母音)…、半濁音のパ行(p+母音)が加わる。『この組み合わせは、それ以外の組み合わせの言語と比べると、「脳の言語活動分野が均等分散される」と研究されます。音●分析では日本語は0.15秒で平均的で均一。 | ||
| + | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、アラビア語など合計30言語では0.08秒~0.25秒の範囲で分散し、バラつきが大きい』といいます。これは言語の脳の処理負担が少ないことに結びつくようです。 | ||
| + | (2)日本語は漢字、カタカナ、ひらがなの文字体系 | ||
| + | これは唯一の文字体系のようです。漢字は意味の核心を示し、カタカナは外来語や強調する言葉を示し、ひらがなは文法的要素を表●しています。漢字は表意文字(意味をもつ記号)でなり、3つの情報(絵であり、音であり、意味である)を含んでいます。 | ||
| + | ひらがなのうち助詞(は、が、を、に、と)と単語と単語の関係を表わし、文の方向性を示し、語順が違っても意味は変わらない役割を示している。 | ||
| + | 「私は学校がおもしろくなく、友達もおらず、先生は好きではないので、不登校を続けています」 | ||
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| + | これらは、言語の文字表現における情報の階層化を実現しており、視覚的な情報圧縮ができる。“文章の斜め読み”ができるのはこれによります。 | ||
| + | シュミットさんの分析では、日本語の特長として、主語の省略、敬語使用などが語られています。何らかの異論もあるのではないかと感じられるのですが、追加して紹介しておきます。 | ||
| + | 主語の省略は、その前提として、会話の相手の表情、声の調子、文脈の総合的な●理する傾向によるもので、その状態把握には右脳と左脳を同時に活用させているといいます。 | ||
| + | 敬語は、尊敬語、謙譲語、丁寧語があり、これは日本語が高度に対人関係を中心に発展させた体系と紹介しています。MITのある研究では、「日本語は情報理論的に最も効率的な●の1つ」といいます。単位時間当たり伝達できる情報量がきわめて高い理由とされています。 | ||
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2025年11月6日 (木) 13:10時点における版
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目次 |
周辺ニュース
ページ名 文京区地域教育支援担当 東京都文京区 ()
第6回家庭教育講座
▼発達障害の「いま」と「これから」日
日時:11月6日(木)午前10時~11時30分(15分前から受付)
会場:アカデミー文京
内容:発達障害を正しく理解し、発達障害と診断された子どもとの接し方を具体的な事例を基に考える
講師:柏木理江氏(東京都発達障害者支援センター相談支援員)
対象:年中児~中学生を子育て中の区内在住・在勤者
定員:50人(先着順)
申込:当日直接会場へ
※保育[対象…2歳以上、定員…10人(申込順)]希望者は、10月30日(木)までに電話又はFAXに「記入例」3〜5(3は子ども分も、5は子どものみ)を明記し、下記へ
※手話通訳希望者は、10月21日(火)までに電話又はFAXに「記入例」3〜5を明記し、下記へ
問合せ:教育総務課地域教育支援担当
【電話】03-5803-1302【FAX】03-5803-1366
〔区報ぶんきょう 2025年10月10日号〕
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日本語は脳を活性化し単位時間当たりの情報量が大きい
マルテン・シュミットというドイツの計算言語学者の日本語分析がYouTubeにあります。私はこの全体を正確に知るわけではありませんし、このYouTubeプログラムを全面信用しているわけでもありません。いくつかの論点に注目しましたので、その論旨を列挙してみます。 (1)日本語は、母音と子音が基本的に1対1で絡み合わさっている。 カ行(k+母音)、サ行(s+母音)…で「五十音」が成立。 ●●●には濁音のガ行(g+母音)、ザ行(z+母音)…、半濁音のパ行(p+母音)が加わる。『この組み合わせは、それ以外の組み合わせの言語と比べると、「脳の言語活動分野が均等分散される」と研究されます。音●分析では日本語は0.15秒で平均的で均一。 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、アラビア語など合計30言語では0.08秒~0.25秒の範囲で分散し、バラつきが大きい』といいます。これは言語の脳の処理負担が少ないことに結びつくようです。 (2)日本語は漢字、カタカナ、ひらがなの文字体系 これは唯一の文字体系のようです。漢字は意味の核心を示し、カタカナは外来語や強調する言葉を示し、ひらがなは文法的要素を表●しています。漢字は表意文字(意味をもつ記号)でなり、3つの情報(絵であり、音であり、意味である)を含んでいます。 ひらがなのうち助詞(は、が、を、に、と)と単語と単語の関係を表わし、文の方向性を示し、語順が違っても意味は変わらない役割を示している。 「私は学校がおもしろくなく、友達もおらず、先生は好きではないので、不登校を続けています」 「私が不登校を続けているのは、学校がおもしろくなく、友達もおらず、先生を好きではないからです」 「私は、不登校を続け、友達もおらず、先生は好きではなく、学校はおもしろい所ではありません」 これらは、言語の文字表現における情報の階層化を実現しており、視覚的な情報圧縮ができる。“文章の斜め読み”ができるのはこれによります。 シュミットさんの分析では、日本語の特長として、主語の省略、敬語使用などが語られています。何らかの異論もあるのではないかと感じられるのですが、追加して紹介しておきます。 主語の省略は、その前提として、会話の相手の表情、声の調子、文脈の総合的な●理する傾向によるもので、その状態把握には右脳と左脳を同時に活用させているといいます。 敬語は、尊敬語、謙譲語、丁寧語があり、これは日本語が高度に対人関係を中心に発展させた体系と紹介しています。MITのある研究では、「日本語は情報理論的に最も効率的な●の1つ」といいます。単位時間当たり伝達できる情報量がきわめて高い理由とされています。
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