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マナ助産院

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2019年1月9日 (水) 13:08時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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マナ助産院

所在地 兵庫県神戸市北区
TEL 078・742・3474
FAX

周辺ニュース

ページ名マナ助産院、、()
母親向け相談事業 3カ月 小さな命守る一歩に 妊娠、子育てに孤独の声 電話194件、来所18件 神戸・マナ助産院/兵庫
神戸市の「マナ助産院」が、思いがけない妊娠や出産に悩む母親向けの相談事業「小さないのちのドア」を9月に始めて3カ月が過ぎた。
電話は200件近くに上り、来所も18件。
院長は「開いて良かったと思うケースが多い」と振り返る。
助産師らが24時間態勢で、電話や無料通信アプリLINE(ライン)、電子メールでの相談に応じている。
助産院とは別に専用の玄関を設け、面談を希望する場合は人目を気にせず来所できる。
悩み相談のほか、親が育てられない場合は支援施設につなぐ。
永原郁子院長によると、開所した9月1日から11月末までにあった電話相談は194件、来所は18件。
県内からの電話が最も多く、関東地方からの相談も。
赤ちゃんを養子縁組団体に紹介したり、健診を受けていない妊婦を医療機関や行政の保健師につないだりしたケースは複数あった。
出産間近の妊婦など迅速な対応が必要な人もおり「産科の知識が不可欠と感じた」と永原院長。
地域で妊婦をサポートする保健師につなぐことで「本当に必要な人にケアが届くようになる」と強調する。
電話相談では「産みたいがパートナーに反対されている」と訴える女性や、産後うつの苦しみを吐露する人もいた。
夕方以降や深夜帯の相談が多く、24時間態勢の窓口が求められていることに気付かされたという。
孤独の中で悩む妊婦や、必死に子育てしている母親に触れ「まさに困っている人たちがドアを開けて来てくれている。開設して良かった」と永原院長。
「取り組みに関心を持ってもらい、社会で小さな命を守るムーブメントをつくっていきたい」と話した。
NPO法人「こうのとりのゆりかごin関西」がマナ助産院に「赤ちゃんポスト」を設置する方針だったが、資金面の課題が持ち上がって断念。
マナ助産院が独自に相談事業を進めている。
〔◆平成30(2018)年12月25日 毎日新聞 神戸版〕

周辺ニュース

ページ名マナ助産院、兵庫県神戸市、()
望まない妊娠 24時間対応 神戸の助産院、9月に開設 面談で支援機関つなぐ
関西での「赤ちゃんポスト」設置構想に関し、神戸市の「マナ助産院」は9日までに、親が育てられない赤ちゃんを面談の上で支援機関につなぐ施設を9月に開設すると明らかにした。
名称は「小さないのちのドア」で、思いがけない妊娠や出産に悩む母親に24時間態勢で対応する。
NPO法人「こうのとりのゆりかごin関西」(大阪府箕面市)が昨年2月、熊本市の慈恵病院に続いて2例目となる「赤ちゃんポスト」をマナ助産院に設置する方針を発表。
神戸市との協議で面談方式に切り替え、今年3月のスタートを目指して準備を進めていたが、資金面で課題が持ち上がり、NPO法人の計画は白紙に。
このため、マナ助産院が独自に開設することになった。
マナ助産院の施設では、助産師が24時間待機し、思いがけない妊娠や出産後の育児に不安を抱く母親と面談する。
助産院とは別に設けられた専用玄関から人目につかずに来所でき、匿名での相談も受け付ける。
妊娠中の場合、健康保険証や診察料がなくても、健康状態の確認や相談が可能。来院時のタクシー代も負担する。
出産後、自身で子どもを育てることが難しい場合は希望や状況を踏まえ、児童相談所や特別養子縁組のあっせん団体につなぐという。
マナ助産院はインターネットで資金調達するクラウドファンディングで、運営費用を今月29日まで募集している。
永原郁子院長は「傷ついた女性に直接言葉をかけ、温かく迎えたい。遺棄から子どもの命を救うセーフティーネットの一つになれば」と話している。
クラウドファンディングはマナ助産院のホームページから応募できる。(共同)
〔◆平成30(2018)年6月10日 京都新聞 朝刊本版(共同通信)〕

望まぬ妊娠 24時間対応 神戸の助産院 相談窓口開設へ
思いがけない妊娠や出産に悩む女性を支援するため、神戸市北区のマナ助産院は9月にも、助産師が24時間態勢で母子の相談に乗る面談型窓口を開設する方向で準備を進めていることが10日、分かった。
開設するのは「小さないのちのドア」。
助産院に専用出入り口を設け、ドアホンを押すと助産師が迎える。
望まない妊娠をした女性や母子の健康状態を確認し、必要があれば病院へも同行。陣痛が始まった妊婦には対応しない。
子どもを育てられないと悩む母親は、児童相談所や特別養子縁組をあっせんする民間団体につなぐ。
同助産院によると、同様の窓口は全国でも例がないという。
永原郁子院長(60)は「予期せぬ妊娠や出産は誰にでも起こり得る。困ったときに駆け込んで相談できる場所が必要」と訴える。
母子の相談窓口を巡っては、NPO法人「こうのとりのゆりかごin関西」(大阪府箕面市)が昨年2月、親が育てられない新生児を匿名で預かる「赤ちゃんポスト」を同助産院に設置する計画を公表。
だが、医師の常駐が難しいため見送り、今年2月に電話相談を始めた。
「小さな-」は同助産院が独自に開設する。
同助産院は14日から、開設と運営の資金をインターネット上の「クラウドファンディング」で募る。
同助産院TEL078・742・3474(田中宏樹)
〔◆平成30(2018)年5月11日 神戸新聞 朝刊〕

赤ちゃんポスト 「命守れればとの思い」神戸の助産院「面談型」計画/京都
親が育てられない子供を匿名で受け入れる慈恵病院(熊本市)の「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の関西での設置を目指すNPO法人は4日、京都大医学部付属病院(京都市左京区)で講演会「名前のない母子をみつめて」を開いた。
面談型ゆりかごの設置を計画しているマナ助産院(神戸市)の永原郁子院長が「風当たりは強いが、一人でも命を守ることができれば良いと計画は進んでいる」と述べた。
永原院長は、医師の常駐が必要との神戸市の指導などから母親との接触を前提とした面談型ゆりかご設置を目指す経緯を説明。
「子供の出自を守る権利や実親の養育の可能性を広げるためにも、匿名で相談、支援できる場所を熊本以外に設置することは大きな意義がある」と語った。
慈恵病院の蓮田太二理事長や千葉経済大短期大学部の柏木恭典准教授(教育学)も登壇した。
ゆりかごは慈恵病院に2007年5月に設置され、今年3月までに計130人が預けられた。
蓮田理事長は「預ける人は罪の意識が強い。陣痛がきても『人に知られるくらいなら私は死ぬ』と話す女性もいる」と匿名の大切さを強調。
マナ助産院でのゆりかご設置については「ドイツでは保育施設に置かれている。どうして助産院に設置できないのか」と話した。
NPO法人の理事会・総会もあり、マナ助産院での面談型ゆりかごの設置や24時間態勢の電話相談の開設を目指すことが決まった。
〔◆平成29(2017)年6月5日 毎日新聞 京都版〕

赤ちゃんポスト:面談型に 神戸の助産院、スタッフ24時間常駐
親が育てられない子どもを匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」。
「マナ助産院」(神戸市北区、永原郁子院長)に国内2カ所目が設置される計画が明らかになってから、1カ月になる。
当初予定していた「ポスト型」は医師不在の問題で一旦先送りされることになり、代替策として24時間態勢でスタッフが対応する「面談型ゆりかご」の検討を始めた。
早ければ秋にもスタートさせる。
「ゆりかご」は、2007年に慈恵病院(熊本市)が日本で初めて設置した。病院の一角にある扉を開けて、ベッドに赤ちゃんを置く。
関西では医師らでつくる団体「こうのとりのゆりかご in 関西」(大阪府箕面市)が昨年9月、大阪、京都、兵庫各府県での設置を目指して発足。
今年2月9日の理事会で同助産院での設置を決めた。
しかし、医師がいない助産院での設置は預け入れられた子どもの診療などの面で医師法に抵触する恐れがあることが分かり、対応を検討していた。
永原院長によると、計画では慈恵病院のポスト型のような子どもだけを受け入れる設備は置かず、助産院のスタッフルームを相談者が24時間訪問できる個室に改装する。
専用の通り道も設ける。
新たに産婦人科医と顧問契約を結んで包括的な指示を仰ぐほか、必要な場合は医療機関に搬送する。
6月に開かれる団体の理事会で承認されれば、電話相談と合わせ9月の開始を目指す。
完全な匿名性は維持できないが、相談者の状態を把握できるため、「安易な預け入れ」への懸念は減るとみている。
また、同助産院の隣接地を購入し、行き場のない妊婦が出産まで生活ができる施設の建設も検討している。
永原院長は「今も相談に行こうと考えているお母さんがいるかもしれない。追い詰められている人たちを助けることを諦めるわけにはいかない」と話す。
神戸市は面談型について「24時間の相談業務に関しては構わない。
ただ、子どもが置いて行かれてしまう場合、児童相談所に連絡する態勢を取ってほしい」としている。
〔◆平成29(2017)年3月8日 毎日新聞 大阪朝刊〕 

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