ひきこもり国語辞典・辞書編あ行
◎『ひきこもり国語辞典』を出版することになりました。
編集の事情があり、当分このページは取り下げます。
あ行
あわれ (哀れ) ×(8・28のコラム) 日本人の精神文化を表すもので「おかし(をかし)」と対照的に使われるのがあわれです。あわれは悲しい・苦しい心情を表し、おかしは楽しい、愉快な心情を表します。ひきこもりの心情はこの対比のなかでは「あわれ」(哀れ)に属します。
◎いばしょのそつぎょう (居場所の卒業) ◇ いったん居場所から離れても戻る人、他の居場所を探す人、再ひきこもり状態になる人もいます。居場所の卒業は途中経過であり、社会に入る力、自分で生き続ける方法を身に着けることが目標になります。そのために卒業してもできる範囲で居場所につながるといいです。
いぬ (犬) 挿し絵(ペット)
周りの人の範囲だけれど、イヌを買ってもらう人はよくいるけど、ネコを買ってもらった人はいないですよ。ネコは拾ったり、もらってくるものですね。ネコは何匹も飼うけれど、イヌはなかなか二匹以上にはなりません。イヌとは仲良くなれますが、ネコは愛されるペットという関係しかありません。例外もあるとは思いますけどね。私のばあいはイヌのほうが好きです。
えきしゃ (易者) 4コマ 占いを習い、易者を仕事か副業にしたいと思います。どう思いますか(二十代初めの青年)。 ◇ 易者を仕事にするには賛同し難い面もあります。しかし、人とのコミュニケーションの方法になり、この点で反対しませんでした。タロット占いの資格をとる人もいます。カウンセリングの代わりに易者に相談を重ねる当事者もいます。できることをする意味で肯定できるからです。
えにっき (絵日記) ⇒コラム候補 〔註〕 ひきこもり生活を理解してもらいたい数人から日記を預かりました。公開するブログなどより内密のプライベートなことが書かれています。絵日記にしている人もいます。絵のほうがことばにできないものを表現できる場合もあります。「自分の分身・自分の一部」に感じるようで、いずれも預かってから数日で返すように求められました。日記を見せるのは理解された気持ちによるものです。
おやをころす (親を殺す) 親を殺す事件が起きたとき、ひきこもり界隈ではそこまで追い詰めた親が悪いという論調になることがあります。背景理由を考えるにしても、他人に危害を加え殺害した事実を見失ってはいけないでしょう。 ◇ 監修者は犯罪と自殺以外は許容します。何らかの理由により親を殺す事件と推測できますが、犯罪であることに違いはないです。
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